第3134回でシャープの太陽光発電ロードマップ、2010年(平成22年) 23円/KWhを不可能と言いましたが、できると言う説がありました。
私としては、早いに越したことはないので本当に可能であれば大歓迎です。
Tech-On!より
太陽電池の従来からの課題であるコストの問題も,近い将来解決する可能性があります。太陽電池には「累積生産量が2倍になれば,発電コストが8割になる」という過去30年近く続いている経験則があります。2006年当時の太陽電池の世界の累計生産量が約5.7GW,発電コストが約46円/kWh(太陽光発電協会調べ)という実績と,現在の太陽電池の増産の勢いを考慮してこの経験則に当てはめれば,2011年には発電コストが現在の家庭向け電気代の水準に並ぶ計算です。これはNEDOの「2030 年に向けた太陽光発電ロードマップ(PV 2030)」で,2010年度に太陽電池の発電コスト目標を23円/kWhとしていることにほぼ一致します。
上述のように,電力会社の電気代は今後上がりこそすれ,下がる可能性は低いでしょう。このため,行政組織が太陽光発電による電力を高値で買い取る「Feed-in Tariffs」制度を導入せずとも,あと数年で太陽光発電事業が自律的に動きだす可能性があるわけです。…以下略
こんな楽観的な説は珍しいですね。確かにコストがここまで下がればフィードインタリフを導入しなくても爆発的な需要は起きるでしょうが、それまでに太陽光発電業界が持ては良いのですが。そんなに可能性があるのならそれまでのつなぎとしてフィードインタリフを導入して貰いたいものです。
それにしてもこうした楽観論はなんとなく嬉しくなります。是非、本当になって欲しいものです。
期待しましょう!