団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

理想の家

2008年05月23日 | 日記・その他

  第3164回で書いた理想の家でもう一つ心配なのが飲料水です。災害などいざと言う時の為に井戸水や雨水などを飲めるようにできる装置があれば良いのですが。手頃(安い)なものが欲しいと思っていたら、21日の読売新聞香川版に興味深い記事がありました。

 地下水短時間で浄化 産業技術研 共同開発 発がん性物質除去

 独立行政法人・産業技術総合研究所・四国センター(高松市)は災害時、地下水を飲料用として利用するため、含有する発がん性物質の硝酸イオンを短時間で除去する浄水装置を、香川大などと共同開発した。1台で60人が1日に必要な180リットルを1時間程度で浄化可能といい、1年以内の商品化を目指す。

 硝酸イオンは全国の井戸水に約7%の割合で含まれているといい、香川大のほか、合成繊維などを製造する帝人エンジニアリング(大阪市)など6機関と協力し、2年前から研究を進めてきた。

 密度の高い繊維を使ったフィルターに、専用の吸着粒子を繊維間のわずかな空間に浮かべることで、浄化時間を大幅に短縮。小石やにおいなどを取り除くフィルターと合わせても、高さ約60センチ、幅、奥行きとも約50センチ、重さ約20キロと小型化を実現した。

 地下水をくみ上げるポンプは手動式で、持ち運びも可能。同センターは数万円での販売を目指しており、「阪神大震災では飲料水の確保が課題だった。南海地震に備え、多くの家庭に普及させたい」としている。  

 これは良さそうですね。これなら飲料だけでなくちょっと勿体無いですが風呂にも使えそうです。一つ欲しいですね。値段と発売時期が問題ですが、出来るだけ早く、そして勿論出来るだけ安く発売されることを期待したいです。

 尤も、我が家の場合は打ち抜き井戸を掘ることが先決ですが。それにしても、災害に備えるのも先立つものがないとどうにもなりませんね。今更ながら、負け組みの悲哀を感じます。

何とかしたいものです!