団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ロンドン

2008年05月14日 | エネルギー 環境

  第3059回で市街地への車の乗り入れ制限などで低炭素社会に取り組んでいるロンドンを取り上げ侮りがたしと書きましたが、妙な動きが起きているようです。

  11日、読売新聞より

  ロンドン「渋滞税」曲がり角

  ロンドン市がドライバーから徴収する「渋滞税」が転換期に差し掛かっている。5月1日の市長選で推進派の前市長リビングストン氏が落選し、渋滞税の運営手法に懐疑的なジョンソン氏が当選したため制度は大幅に見直される見通しだ。…中略

 市交通局は「一日7万台の流入を防ぎ、中心部の通行車両は21%減った。CO2の排出量も16%減少した」と効果をアピールした。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの都市計画専門家フィリップ・ロード氏も「都心部への車の流入が減り、バス利用への切り替えが進むなど渋滞緩和に大きな効果があった。ニューヨークなど世界の多くの都市で検討が行われている」と評価する。…以下略

  ロンドン市民も大したこと無いですね。折角こんな良いシステムを導入して世界の都市の模範となったのに目先の利益に目がくらんで新しい市長を選んだと言うことでしょうか。
  ロンドンで成功すれば、世界の大都市は恥ずかしくて見習わなくてはならないムードになり急速に普及していくことになるかもしれないと期待していたのですが、こんなことで交代して欲しくないですね。
  東京なんか特に見習って欲しいと思っていたのですが。こうなると石原知事に世界に先駆けて取り入れてもらいたいものです。オリンピックの誘致なんかよりこちらの方が余程名前を後世に残せるのじゃないでしょうか。銀行への追加資金の投入で味噌を付けてしまった石原知事、是非こちらで名誉挽回しませんか。

良いと思いますがね!