団塊の世代のつぶやき

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毛細血管

2009年03月10日 | 日記・その他

  体育館での落葉との戦いの相手の大将は何と言っても欅です。その落葉の量は半端じゃありません。一冬は戦いに明け暮れています。

 その欅についての面白い記事がありました。

   NIKKEI NETより

  春秋(3/1)

  ・・・略

 春が来るまでにちゃんと見ておきたい木がもう一つ。欅(けやき)だ。作家の大岡昇平は「冬、すっかり葉を落としてからも、こまかい枝が網のように空に交錯するのをいつまで眺めても飽きない」と書いた。三抱え、四抱えという巨木の武骨な幹と毛細血管のような梢(こずえ)との対照は、やがて若葉が覆い隠すことになるだろう。・・・以下略

 成るほど毛細血管のような梢ですか。あまり対象物を真剣に観察したことがないのでそんなことに気が付きませんでした。

 で早速体育館でその枝ぶり観察してみると、まさに「毛細血管」です。作家の観察眼はすごいものです。以前、本田宗一郎さんが絵を描くことでいかに対象を観察していなかったが良く分かったとかかれていましたが、作家が描写するのにも同じことが言えるのでしょうね。

 と言う事で凡人は動画を撮って確認してみました。

毛細血管が分かるでしょうか!