第3394回などで何度か日本の人口減少を取り上げてきましたが、3月24日の読売新聞に面白い記事がありました。
女性 初の減少 昨年10月 総務省推計人口
総務省が23日に発表した2008年10月1日現在の推計人口によると、日本人の総人口(日本人と外国人の合計)は1億2769万2000人で前年比7万9000人の減となり、3年ぶりに減少に転じた。このうち、女性は6544万1000人で前年比2万人減となり、比較可能な統計が残っている1950年以来、初めて減少した。
男子の人口は6225万1000人で前年比5万9000人減だった。
出生者数と死亡者数の差である「自然増減」は、出生者が死亡者を3万4000人下回り、2年連続減。入国者と出国者の差である「社会増減」も、日本人の出国超過が11万人と前年(7万5000人)より増えたため、3年ぶりの減少となった。
年少人口(0~14歳)は1717万6000人で過去最低。老年人口(65歳以上)は2821万6000人で過去最高となった。生産年齢人口(15~64歳)は8230万人だった。
面白いものですね、人口減といってもこれまでは女性の人口は減ってなかったと言うことのようです。人口減と言われれば、単純に両方とも減っていると思っていましたが、そんな単純なものではないのですね。
これはやはり、平均年齢でも男性を圧倒している戦後日本女性の強さの現れでしょうか。兎に角、女性の元気さに比べて男性の元気の無さが目立つと思うのは私だけではないでしょう。体育館で運動をしている人達も圧倒的に女性が多いようです。
それが良いのか悪いのか、私にはよく分かりませんが、男性の元気の無いのはやはり寂しいですね。
これぞ現実ですか!