殆ど良いところが無く、もし優勝できなければ戦犯とまで言われそうだったWBCのイチロー選手がこれ以上ないという最高の場面延長10回表2アウト1.3塁の場面で登場。そこで一塁ランナーが盗塁して2,3塁となり敬遠かなと思ったら何と勝負に来ました。やはりこの大会でのイチロー選手の調子を見て勝負に来たのかもしれません。ここで凡退すれば完全に戦犯扱い、打てば英雄という本当に天国か地獄かと言う場面です。さすがのイチロー選手もこれは最悪の場合も覚悟しないといけないかなと半ば腹をくくって見つめました。もし、ここで打てなかったらもしかしたら彼の選手生命にもかかわってくるかもしれないと心配もしました。
しかし、そんな杞憂も全て吹き飛ばしてとうとうやってくれました。2点タイムリー。鳥肌がたって涙が出そうになりました。こういうのを英雄の星の下に生まれたと言うのでしょうね。本当にたいしたものです。恐れ入りました。
これで今年の200本安打も間違い無さそうな気がします。なにわともあれこれで今年のシーズンは安心して見ることができると言うものです。
ほっとしました!