第1387回で路面電車の軌道を芝生にと書きましたが、サイト巡回の途中、思わぬところに芝生軌道の綺麗な画像がありました。
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こういうのはヨーロッパにどうしても負けてしまいますが、日本でも頑張っているところがあるようです。
・・・略
余録:
鹿児島市電がわが国としては長距離軌道敷の緑化ができた背景には、鹿児島特産のシラスブロックが使えたことも要因ではないかと思えます。ご存じ鹿児島県では厄介視されているのが火山灰のシラスです。聞くところに依ると地元石材業ストーンワークス社と県の共同開発にて、セメントはコンクリート製品の1/3程度で済ませ、材料の大部分を天然のシラスを使用したところ非常に強度が強く保水力も適正であると解った。このブロックを軌道敷底面に敷き上部に芝生を植えて、美観と軌道敷の低温化を着想実行したのが、鹿児島市建設局公園緑化課だった由。結果はアスファルト舗装時は46~47°が芝生化後は30~33°まで下がったそうです。・・・以下略
やはり、綺麗ですね。しかし、このメインテナンスには相当経費が掛かるでしょうね。是非十分な予算を取ってここでも新しい雇用を生み出して欲しいものです。やりっぱなしで、後の面倒は見ないなんてことでは綺麗なものは維持できません。こういうところにも余裕が欲しいところです。小沢さんなど政治家さんの懐や官僚の天下り先などでの無駄遣いを無くして、こうしたところにつぎ込みたいものです。と心配していたら面白いものが作られていました。
いずれにしても保守管理に十分な費用をかけて欲しいものです。
かなわぬ夢でしょうか!