第3343回で取り上げた持ち帰り容器の「DOGGY BAG(ドギーバッグ)」が少しずつ広がって行く気配があるようです。定着すれば面白いのですが。
日刊工業新聞より
「あるシンポジウムで途上国の食料不足問題が話題になった。それなのに懇談会では参加者が用意された食事を平気で食べ残していった」。電力変換用装置などの樹脂部品を手がける久保田製作所(前橋市、027・265・0819)の久保田保久社長は、そんな実態に憤り、食べ残しの持ち帰り用の容器を開発した。
抗菌作用を持つ銀イオンを配合したシリコン製トレーと、折り畳み式のプラスチック製の容器が特徴。雑貨店などの店頭販売や、冠婚葬祭の会場で参加者に配るといった形での普及を想定している。事業化に先立ち、販売を担当する子会社のおふくわけ本舗(前橋市)を設立した。資本金は250万円。
商品は小型タイプの「マイドギー=写真」(1000円)と、はしなども付属する本格タイプの「おふくわけ」(1500円)を用意した。9月中に発売予定で、来春までに計1万個の販売を目指す。(前橋)
コンビ二の弁当のように賞味期限を過ぎれば捨てるのを見込んだ商売が当たり前になったり、もったいないの精神を忘れて余り物を平気で捨てているくせに食料自給率が先進国の中で最低だったりする。やはりこの国はどこかで間違っているとしか言いようがなさそうです。
そしてそんな国を作ってしまったと言っても過言ではなさそうな政治は2大政党がどちらも国の未来を託す気にもなれない体たらく。
この先良くなりそうな気配も感じられないと言えば言い過ぎになるでしょうか。しかしながらどんなに希望の持てそうも無くても何とか生き残らねばなりません。そのためには自給自足をしてでも生きていくくらいの覚悟も必要なのじゃないでしょうか。それにはまず粗食に慣れる必要がありそうです。つまりは捨てるなんて事はもっての他です。
ということで、まずは持ち帰りを当たり前のことにすることもそうした用意の一つとも言えるのじゃないでしょうか。
チョッと強引でしたか!