団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

食育

2009年09月27日 | 文科省・教育改正

  第815話でゴルフの練習場の違いや第948話でシャーロックホームズのモデルとなった医師の話など日本と海外の教育に対する考えの違いに彼我の差を実感させられ日本の教育の薄っぺらさにがっかりしたものです。
  そんな差をまたしても感じさせられる話題がありました。

  日経Ecolomyより

 小学校に三ツ星シェフがやってくる・環境と味覚を守るフランスの知恵(09/09/24)

 ・・・略

  そもそもは、「食育」は料理評論家のジャン・ルイ・プチルノー氏と砂糖業者団体が始めた1日限りの「味覚の日」という企画がきっかけで始まりました。それが、10年以上経った今では、毎年、各地方の学校に有名シェフや食に携わる職人が数多く訪れ、子供達に味覚のレッスンを施す活動へと発展しています。

 なんと三ツ星レストランのシェフが、学校に来るのです!

 90年当初は個人と1つの団体だけで始まった、このたった1日のイベントは2年後には「味覚週間」に発展、1200人のシェフ達がフランス全土で3万人の小学生に対し、味覚のレッスンを施しました。・・・中略

  このような徹底した本物志向の食育は、他の国では類を見ないでしょう。国の文化と威信をかけた、大きなエネルギーが動いている様が良く伝わりますね。

 文化は、つまり豊かさの象徴です。それは金銭だけでは測りきれない豊かさなのです。・・・中略

  「環境問題を考えたとき、世界を変えていくには、子供達とそして、母親の役割が大きいと思います。母親というのは人生を守る人だと考えています。父親はそれを助ける人で、実際生活を作るのは母親です」。

  本物を子供の時に経験することの大事さを実感させられます。普通の農家の子供として育った私も残念ながら本物に接して育った内には入りません。それだけに、芸術や音楽、スポーツなどの本物の見分け方も見分ける能力もとうとう持たずに来てしまいました。
  それでも、日教組が進める戦後の自虐史観に沿った教育には香川県が染まってなかったので助かったと感謝しています。この男も女も全く平等など極端な教育が本物を経験させる教育と違って子供たちをどんどん悪くさせることを考えるとそんな政権を選んだ日本人の考えの無さに愕然とさせられます。
  今からでも遅くないはずです。子供たちには本物を経験させ豊かな人生を歩ませる教育を期待したいものです。そうした教育にはたっぷりの予算も必要でしょう。

本物の教育を!