第3628回でパリに続いてロンドンがレンタル自転車システムを導入したことをとりあげました。日本でも東京や大阪の一部で採用されているようで、どんどん広まって欲しいものだと書きましたが、今度は京都がやってくれるそうです。ただし電動自転車のようです。
JTB西日本(大阪市)と京都府は、京都市内の観光地巡りに電動アシスト自転車=写真=を貸し出す「旅チャリ」事業を12日に始める。新たな旅行需要を掘り起こすとともに、失業中の20~60歳代の男女9人を受付係などに採用することで府の雇用対策にも生かす狙いだ。
市内のホテルなど4か所に貸出場所を設け、当面は計40台の自転車を1日1500~2000円で貸し出す。運営はJTBに委託するが、2011年度までは人件費など必要な費用の全額を府が負担する。
自転車による観光は、環境に優しいうえ、外国人観光客に人気があるという。(2009年9月11日読売新聞)
電動となるとコストも高くなるしメインテナンスや管理も大変になりそうな気がしますが、利用する方は体力的に助かりそうです。
それにしてもとうとう京都が始めたことには意義がありそうです。何といっても京都議定書の大本なのですから世界に向けて胸をはれるように本格的なものに発展させて貰いたいものです。電動でない方も是非導入して貰いたいものです。もし京都に再び訪れるチャンスがあれば是非利用したいものです。とは言いながら、道路事情が心配です。
こうなってくると、いよいよ自転車道の整備を急いで欲しいものです。高速道路の無料より自転車道の整備の方がどれだけ有意義か考えれば分かりそうなものです。
きちんとした道路を新しく作るのは何かと難しいところがありそうなので、とりあえず全国の車道を一車線すべて自転車道にするのはどうでしょう。これなら取り敢えずは車線を引くだけでも可能です。
コストは余りかからないし、利用も直ぐにできると言うものです。こんな良い事は無いと思うのですがどうでしょう。
国を売るより自転車道を作りましょう。
そう思いませんか鳩山さん!