団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

石井信平さん

2009年09月10日 | 日本再生

  第3606回で亡くなられた事を取り上げさせてもらった石井信平さんのブログ(奥様が続けられているようです)に1998年に発表されたものがアップされていました。この部屋を始めた1999年より前ですから10年以上経っているのですが、この中で書かれている日本の問題は今の日本そのままです。  

  石井信平の 『オラが春』より

  本当の愛国心は国を選ぶところから始まる

  ・・・略

  この国を旅して、同行の者がカメラをタクシーに忘れたら、キチンとホテルに届けられた。東京では、外人の友人2人が、たてつづけにバイクを盗まれた。金融破綻を持ち出すまでもなく、日本、なんだかおかしいぞ。いっそ、早くこいこい、ニッポン破産!自主廃業、倒産、夜逃げ、なんでもいいが、いっぺん日本を解散してはどうか?

  今、あまりにも一部の人間が、あまりにも貴重な国民の、自然、資産、文化、そして国の名誉さえも独占して、これを汚し、傷付け、ムダにしていないか?この、どうしようもない不平等を変えるのは、革命か?選挙か? どっちでもなさそうだ。だから、解散!そして改めて日本を「選び直そう」ではないか。呂比須ワグナーのように。

W杯も終わり、つかのまの愛国心は霧散した。目の前に広がっているのは、崩壊の一途を辿るわが国の惨状。ならばいっそのこと、"日本解散"というのはどうだ。そして改めて、自分が属する国を選び直したい。愛国心が生まれるのはまさに、その時だ!

  「この、どうしようもない不平等を還るのは、革命か?選挙か?どっちでもなさそうだ。」はこの間の衆議院選挙そのものですね。
  10年も前の言葉がこれほど現代の日本のどうしようもない現実を見事に表現していることに驚かずにはいられません。こんな問題意識を持った政治家が一人でもいるのでしょうか。
  やはりもったいない人は早く亡くなられるのでしょうか。もっと痛烈な言葉を沢山見たかった。

日本解散か!