日本全国を網羅する新幹線網や、もう一本貨物 新幹 線網をやるべきと、この部屋でも何度も書いてきた私ですが、リニアがそれ程必要とは思わないので、殆ど興味なくて、ここでも 取り上げることはなかったと思います。
しかし、安倍さんがとうとう大阪までの延伸を打ち出したのは、景気浮揚の面からは効果があるのじゃないかと歓迎はし たい ですね。
とは言いながら、やはり、新幹線網の方が先じゃないかとの思いはあります。どちらが、本当に必要なのでしょうか。そ れと も、両方ともと言う手もあるかな。これなら、やっても良いかも。
ブルームバーグより 2016年6月2日
安 倍首相、大阪までリニア延伸を財政面で支援表明-開業前倒しも
安倍晋三首相は1日の記者会見で、超電導リニア中央新幹線の名古屋から大阪間への延伸計画について財政面で支援する考 えを 表明した。現在はJR東海が自己資金で進める計画では、東京-大阪間が2045年に全線開業の予定。今後、政府の支援策に JR東海が合意すれば、開業時期が前倒しとなる可能性がある。
安倍首相は会見で「新たな低利貸付制度によって21世紀型のインフラを整備する」とした上で、「リニア中央新幹線の 計画 前倒し、整備新幹線の建設加速によって全国を一つの経済圏に統合する地方創生回廊をできるだけ早く作り上げる」と語った。
JR東海のリニア計画では、27年に東京(品川)-名古屋間の路線を開業、大阪までの延伸区間は45年に完成する。 既に 東京-名古屋間では14年10月に国の認可を得て、建設工事が始まっている。同区間の286キロを40分で結ぶ。総工事費は 東京-名古屋間で約5兆5000億円。東京-大阪までの全線では約9兆円を見込む。JR東海は東京-名古屋間の開業後、 財務 力や経済力を回復させるため、大阪までの延伸工事の着工まで約8年間の猶予期間を置く計画となっている。
発表を受けてJR東海の柘植康英社長は1日、「安倍総理より、中央新幹線名古屋-大阪間の早期開業を支援するとのご 発言 があり、大変ありがたい」との声明文を発表。さらに「支援の内容はこれからだが、当社としては健全経営と安定配当を堅持しつ つ、名古屋開業後、速やかに名古屋-大阪間の工事に着手できるよう、全力で取り組みたい」とした。
同社の広報担当者、太田琴美氏は、財政投融資の活用が検討されているとの報道について「社長は先月の会見で、政府の 金融 支援を受ける前提として、経営と投資の自主性が担保される必要性に言及している。また、民間会社として受け入れ可能な案の提 示があれば、大変ありがたく一生懸命取り組みたいとの発言もあった」と述べた。
NHKは2日朝のニュースで、政府は低金利で資金を供給する財政投融資を活用して最大で3兆円程度、JR東海に融資 する 方向で検討していることが分かったと報じている。
どうせやるなら、直ぐに掛かって、一日も早く東京大阪開通を目指すべきじゃないでしょうか。名古屋までなんて、どう 考え ても中途半端です。
しかし、その前に、やはり全国を周遊できる新幹線網が欲しいですね。それに、貨物新幹線網ができれば日本の流通は環 境の 面からも最強になるでしょう。
そんな日は来るでしょうか!
又、嫌な記事がありました。2013年12月 26日 (木)、第 5212回の「は だしのゲン閲覧中止」などで取り上げてきたあの売国漫画が中国語で出版されるそうです。
作者が亡くなったので、もう騒がれることもないのかなとお持っていたのですが、甘かったようです。
オバマさんの広島訪問の時に、変な記事があって、こんなことまでやっていたんだと、気にはなっていたのですが、こんな ことが起 きるとは思ってもいませんでした。
毎日新聞が嬉々として書いているように思うのは私だけでしょうか。
毎日新聞より 2016年5月26日
「ゲ ン」から米大統領へ…生前の手紙発見
被爆者の声を聞いて
実体験に基づき原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」の作者、故中沢啓治さん(2012年に73歳で死去)が、オ バマ米大 統領に宛てて09年に書いた手紙が見つかった。核なき世界を訴えた演説への感銘をつづり、広島と長崎を訪ねて被爆者の声を聞くよ う求めている。手紙は当時大統領に届かなかったとみられるが、中沢さんの妻ミサヨさん(73)は「夫が『見つけてほし い』と訴え たのかもしれない」と話し、大統領の広島訪問実現を喜んでいる。【石川裕士】
出版の記事です。台湾で日本人もからんでいるのも気になります。
毎日新聞より 2016年6月4日 (土)
は だしのゲン:中国語版が台湾で発売 24言語目
故中沢啓治氏の妻ミサヨさん「夫も喜んでいるはず」
【台北・鈴木玲子】原爆と戦争の悲惨さを描いた故中沢啓治氏の漫画「はだしのゲン」の中国語版が3日、台湾で発売され た。翻訳 語版は24言語目。台北市で出版発表会に出席した中沢氏の妻ミサヨさん(73)は「夫は生前、中国語版を出したいと話していたの で、とてもうれしい。夫も喜んでいるはず」と笑みを浮かべた。
中国では外国漫画の出版には当局の許可が必要な上、日本の戦争被害を取り上げたこの作品の翻訳に名乗りを上げる出版社 はなかっ たという。一方、中国在住歴のある翻訳者の坂東弘美さんと中国人6人が9年前からチームを組んで、自主的に中国語の翻訳を進め、 出版先を探していた。
昨夏に台湾の出版社「遠足文化」からの出版話が持ち上がり、坂東さんらは、中国大陸で使う漢字・簡体字から、台湾など で使う繁 体字への変換作業を進めた。作品全10巻のうち今回の出版は前半5巻で、残る5巻は7月に刊行する予定。発表会であいさつしたミ サヨさんは「台湾の皆さんにも(作品を通して)戦争のおろかさ、生きることの大切さ、平和の尊さを感じてほしい」と話し た。
せめて5巻までなら許せるのですが、共産党の思惑で出版されたと言う後半の5巻までとなると許せ無いですね。全く、 困ったも のです。自分達が何をやっているのか分かってないのでしょうか。それとも、やはり、あちらの工作でもあるのでしょうか。
こんなもの出版したら、又、中国に武器を与えるようなものです。民度の高い台湾では売れないでしょうが、それでも、 万が一と いうこともありそうで、嫌な感じです。
どこまで日本を貶めたら気が済むのでしょうか。
今日も外務省関連の話題です。次官に決まっ た、初の私 大卒杉山さんに対する妬みでしょうか、とんでもない話が飛び出しているようです。ネットでは、一部で噂も出ていましたが、ここま で大きく報道されると、一騒動ありそうですね。
それにしても、下劣な話です。それにしても、20年も隠してきたとなると、これはやはり、外務省ではこんなことは当 たり前な んでしょう。
この噂で、その腐りきった体質を暴き、解体まで持ち込めたら最高ですが、果たしてどうなるでしょう。
安倍さんも知っていたのでしょうね。又、アホな旧民主党が、これ幸いと騒ぎ出すのでしょうか。どうせなら、外務省と 一緒に滅 んでくれれば、日本にとっては最善の解決となりそうです。
日刊ゲンダイより 2016年6月4日(土)
蒸 し返される20年前の“醜聞” 外務省新次官の消したい過去
外務省のトップ人事が波紋を広げている。斎木昭隆事務次官(63=76年入省)の後釜とされる杉山晋輔審議官 (63=77年入 省)のことだ。
早大法学部中退で、初の私大出身者。伊勢志摩サミットやG7外相会合の政治・外交分野の事務責任者を務め、ケリー米国 務長官の 原爆慰霊碑献花を演出し、オバマ米大統領の広島訪問につなげたという。“高い交渉能力”を評価されたというのだが、実は醜聞まみ れの人物でもある。
元レバノン大使の天木直人氏がこう言う。
「舛添都知事が公金流用疑惑でこれだけ叩かれている中、杉山氏に次官を任せるなんて、安倍官邸は大した度胸だと思います よ。杉山 氏は93年から当時の斎藤邦彦次官の秘書官を2年ほど務めたのですが、その間に外務省の報償費(機密費)を私物化していたのは、 外務省幹部経験者であればみな知っています。公然の秘密だった。次官が犯罪行為を黙認していたのですから、組織をあげた 不祥事で すよ。その証拠に、外務省は報道のもみ消しに動いています」
■「省内で知らない人はいない」
コトは20年前にさかのぼる。週刊ポストが〈外務省高官の「2億円」着服事件〉という見出しで、この機密費流用を報じ た。総合 外交政務局の「S課長」が次官付きの秘書官時代に外務機密費を2億円流用し、在外公館やマスコミ関係者からツケ回された飲食代を 処理。料亭で裸になり、肛門にろうそくを立てて火をつけて座敷中を這い回る〈ろうそく遊び〉に興じていたという。イニ シャル報道 だったためウヤムヤになったが、新党大地の鈴木宗男代表が著書「闇権力の執行人」(06年発行)でこの記事を取り上げ、「S課 長」は杉山氏だと断定している。
杉山氏は民主党政権時代にはアジア大洋州局長を務め、拉致被害者をめぐる日朝協議や尖閣諸島問題などを担当。自民党が 政権に返 り咲くと、外務審議官に昇格し、政党間をうまく渡り歩いた。
「杉山審議官の〈ろうそく遊び〉は昇進のたびに蒸し返されている。省内で知らない人はいないんじゃないでしょうか」(霞 が関関係 者)
外務省は01年に発覚した「松尾事件」で崩壊寸前まで追い込まれた。要人外国訪問支援室長だったノンキャリアの松尾克 俊氏が内 閣官房機密費を5億円以上も横領し、競走馬や愛人につぎ込んでいたのだ。懲戒免職になった松尾氏は、詐欺罪で懲役7年6月の実刑 判決を食らった。
「横領時の次官3人に、当時の次官と官房長が更迭される異例の事態になった。“杉山事件”に火が付けば、外務省は今度こ そ持たな いでしょう」(前出の天木直人氏)
外務省に杉山氏の一連の疑惑をただしたところ、「ご指摘のような事実があったとは承知していません」(報道課)との回 答だった が、タダでは済みそうにない。
これで、小和田もあぶり出してもらいたいものですね。そうなると、皇室の改革もということになり、トリプル効果で す。火消に 必死になるんでしょうね。