何時もの宮崎さんが、面白い記事を取り上げてくれています。あの金正男暗殺に中国が裏切られたと考えているのだそうです。
ネットなどでは中国の仕業という説も飛びかっているようですが、果たして真相はどうなんでしょう。と言うか、結局明らかになることは無いのでしょうね。
宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより 平成29年(2017)2月18日(土曜日) 通算第5191号
宮崎正弘の国際ニュース・早読み <「裏切られた」という意識が急激に中国人に拡がっている
「日本は数百年の敵、中国は千年の敵」が朝鮮民族の怨念
「裏切られた」という意識が急激に中国人に拡がっている
ここまで我慢したのに、われわれの忍耐の限度を超えた。ついに北朝鮮に裏切られたのか、というのが中国に拡がる意識であるとワシントンポストが分析している(2017年2月18日)。
金正男を永年に亘って政治的に保護してきた中国は、金正男がマカオを離れて、ちょっと外国へ出た隙に暗殺されたということに衝撃を受けている。
公的機関は一切のコメントを避けている。
暗殺はミサイルテストの翌日であり、まったく中国が予期せぬタイミングでなされ、しかも金正恩の命令であったことがばれない工夫を凝らしていた。
「もし金正恩の指令であったことが証明されれば、中国は国連の北朝鮮非難決議に加わるだろう」というコメントに留めているが、中国の静かな怒りは納まっていない。
「金正恩態勢は残忍このうえなく、しかも移り気で予測不能、何をしでかすか判らない」。ということは「暗殺をあれこれ討議するのではなく、われわれがなすことは核戦争に備えることである」
と政府筋の高官がワシントンポストの記者に語ったそうな。
つまり「日本は数百年の敵、中国は千年の敵」というのが朝鮮民族のDNAに深く宿る怨念であり、北京にとっては、「裏切られた」という歴史意識が急激に中国人に拡がっている。
中朝が戦って潰しあってくれれば願ったり叶ったりですね。北が北京へミサイルを打てば面白くなりそうです。この潰し合いこそ最高の結末じゃないでしょうか。西側の工作で、勃発させる方法は無いのでしょうか。
と、夢のようなことを考えていても仕方ないですね。それにしても、これだけ何が起こるか分からない状態で、未だに、独立も考えずに平和ボケを謳歌している日本は大丈夫でしょうか。
大丈夫の訳ないですね!