団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★トランプ・金会談は決裂 トランプさん偉い

2019年03月01日 | 北朝鮮・チュチェ思想

  一時は、選挙の為に譲歩するのじゃないかと心配したトランプさんですが、やはり、並の大統領じゃなかったようです。
  見事に、金ちゃんの思惑を蹴散らしました。これで、反日売国左翼・在日マスメディアもショックでしょう。

  これで、トランプさんがChinaでも譲歩することは無いことも確実でしょう。やはり、トランプさんは本当のノーベル平和賞に相応しいようです。

  拉致問題もきちんと伝えてくれたようです。こうなると、金ちゃんも決断するしかないでしょう。さて、どうするのでしょう。最後まで突っ張ってトランプさんに潰されるのでしょうか。

  これは、習皇帝も同じでしょう。今頃は縮み上がっているのじゃないでしょうか。お隣の文ちゃんは今日のお祝いをどんな顔で迎えるのでしょう。
  ここはやはり国交断絶を宣言するしか生き残る道はないでしょう。そんな度胸あるかな。


  時事 ドットコムより    2019年02月28 日
  
  余 裕一転、不機嫌に去る=正恩氏、好印象吹き飛ぶ

 【ハノイ時事】トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が合意に達することができぬまま幕を下ろし た第2回米朝首脳 会談。正恩氏は会談2日目の28日午前、「私の直感では良い結果が出ると信じている」とトランプ氏に語り、余裕すらうかがわせ た。しかし、午後に会場のホテルを後にするときは一転、不機嫌そうな様子を隠さなかった。

 28日午後、会談が行われたホテルを出発し、走り去る専用車では、後部座席に座る正恩氏の「仏頂面」が確認さ れた。午前中、ト ランプ氏とホテルの中庭を散策しながら見せた柔和な表情とリラックスした雰囲気は消え、非核化やその見返りとなる制裁緩和をめぐ る双方の立場に依然大きな隔たりがあることを物語った格好だ。
 中国を経由して専用列車でベトナム入りした26日、正恩氏は対中国境に位置するドンダン駅前で、歓迎する地元 の人たちに専用車 から手を振る気配りを見せた。だが、事実上物別れに終わり会談会場を後にした際の表情は、ベトナムで高まった好印象を吹き飛ばし てしまった。

  こうなると、ベネズエラの崩壊問題やインド・パキスタン紛争と共に何が起きるやら分かりません。やはり今年は大変な事になりそうです。


★「うるさい。バカが」松井知事、ヤジに激高…

2019年03月01日 | 日本再生

  国会の反日売国左翼・在日野党のヤジの酷さに 呆れていますが、何故あんな恥ずかしいものを放置しておくのでしょう。
  あれを見た子共達がヤジは当然のものと思い込むのじゃないでしょうか。一番見本になるべき大人の代表があれでは日本 の教育が良くなる訳はないでしょう。

  ところが、これが地方議会で同じようです。大阪では野党の自民党のヤジに松井知事が激高したようです。
  思わず発したのが「うるさい。バカが」だそうです。直ぐに訂正したそうですが、訂正なんか必要無いでしょう。どうせ なら大阪でヤジを禁止するくらいの事をやって国会まで広めて貰いたいくらいです。

 

 

  青山さんも国会の野次に怒り心頭です。
  品位のある素晴らしい野次は歓迎ですが、そんな野次を飛ばす頭も無いのでしょう。

★★杉田水脈を脅迫した内科部長・岩崎鋼

2019年03月01日 | 共産党 赤旗

  科研費問題で杉田水脈さんを脅迫していた犯人は、東北の大病院の部長だったそうです。千葉麗子さんがツイートしています。
  殆ど報道されていないので全く知りませンでした。若者の仕業だろうと思っていたら良い歳をした地位もある男だとは驚きです。
  その正体も、ツイッターにアップされています。どうやら自分も毛県費を支給されているようです。
  そのバックも民医連という共産党系の組織のようです。つまりは、杉田さんに正体をバラされた恨みのようです。
  こんなことが公になると困る反日売国左翼・在日マスメディアが報道しない自由を行使したと言うことじゃ無いでしょうか。



  
   全日本民医連

  民医連のご紹介   2011年1月13日

 戦後、医療に恵まれない人々の要求にこたえようと、地域住民と医療従事者が手をたずさえ、民主的な医療機関が各地につくられま した。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は、これらの連合会として1953年に結成されました。
 以後、半世紀以上にわたって地域の人々にささえられ、身近な医療機関として活動しています。医療制度を改善する運動もすすめ、 「いのちは平等である」と の考えから、差額ベッド料はいただいていません。また、地域の要求から介護・福祉分野の活動も活発に行っています。
 現在、民医連に加盟する事業所は、全国の47都道府県に1700カ所を超え、約6万2千人の職員と、医療生活協同組合員や友の 会会員約318万人の方々 が、ともに保健・医療・福祉の総合的な活動、安心して住み続けられるまちづくり運動を進めています。


  やはり、科研費は奴等にとっては一番触れられたくない資金源だったようです。それだけに攻撃が激しいのでしょう。
  良い仕事をしている証拠でしょう。これからも反日売国左翼・在日共の正体を暴いてくれることを期待します。


★国会議員は殆どクズ

2019年03月01日 | 政治の崩壊

  下で、今回の一連の韓国問題で自民党に跋扈する特亜3国の下僕が炙りだ差あれていることを書きました。一体、どれ程の売国奴共がうようよしているのかとおもってたら、百田さんが【虎ノ門ニュース】で、ズバリクズ議員の数を指摘してくれました。

  自民党で8割、反日売国左翼・在日は10割。百田さんの好きな維新は5割だそうです。自民党に2割もまともな議員がいるかどうかは議論の分かれるところかも。

  反日売国左翼・在日野党は全員辞めて貰って、自民党もせめて5割までになれば、国会もまともな仕事ができるようになるでしょうか。流石に10割はないでしょう。


★流石杉田水脈さん小気味良い質問

2019年03月01日 | 日本再生

  反日売国左翼・在日野党の下らない質問には辟易させられますが、国家観と歴史観のしっかりした杉田水脈さんの質問は何時見ても小気味よく心が晴れます。

  これを恐れて反日売国左翼・在日共が揚げ足取りで散々叩きましたが、そんなやり方に耐え、無事に元気な質問の姿を見せてくれました。
  こういう議員が増えるように国民も目を覚ましてもらいたいものです。

  あんな反日売国左翼・在日野党の「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない議員」共の質問なんか見たくもない。

  国のために働いてくれる議員さんを増やしましょう。



  櫻井よしこさんも応援してくれています。

★自民党の正体が見えて来た

2019年03月01日 | 魂を悪魔に売った奴

  韓国の一連の日本に対する無茶苦茶な言動に対する遺憾砲しか発射しない相変わらず腰の引けた対応に国民の怒りは限界にまで来ているのじゃないでしょうか。

 そうした怒りには、2月23日、 第 896回の「★ 二階は、もう引退してほしい」でも取上げたように自民党の議員の中から本性を現す者が目立つようになったのもあるのじゃないでしょうか。

  その二階は、沖縄県民投票も弱腰のようです。と言うか、特亜3国の下僕じゃ強いことは言えないでしょう。 

  産経ニュースより     2019.2.26

  自 民・二階氏、沖縄県民投票「真摯に受け止め」
 
 自民党の二階俊博幹事長は26日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を問う県民投票 で「反 対」が多数となったことについて「真摯に受け止めなければならない」と述べた。

 二階氏は「今後も沖縄の基地負担軽減と振興策、世界でもっとも危険と思われる普天間飛行場の固定化の回避を両立しなが ら、国民 の生命と領土領空領海を守る体制の構築を図ることが重要だ」と強調。「沖縄県と県民の理解と協力を得られるよう、今後も党として 最善の努力を尽くしていく」と語った。

  評判の悪いのが、岩屋防衛省。この人は、何とかして韓国と仲良くしたいようです。もしかしたら親友と言われる孫から何か言われているのでしょうか。

  一時は安倍さんの後継者になれるかと評判の高かった河野外相も一連の韓国問題になってから腰が引けているように思えるのは私だけではないようです。

  今度も、未来志向なんて言い出したようです。

  産経ニュースより   2019.2.26

  河 野太郎外相「日韓、未来志向に」 文在寅大統領「親日清算」発言
 
 河野太郎外相は26日の記者会見で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本の朝鮮半島統治に抵抗して起きた「三・一独立 運動」100年記念日を前に「親日清算」を訴えたことについて「日韓関係を未来志向のものにしていきたい」と述べた。韓国内で反 日的な運動が盛り上がりかねないことに懸念を示した。

 河野氏は今月15日の康京和(カン・ギョンファ)外相との会談でも、三・一独立運動の記念日に韓国各地で開かれる関連イベント などで反日感情があおられかねないとして、康氏に危惧の念を示していた。
 

  こちらも、もしかしたら父親の弱味を突かれたのじゃないかと疑いたくなります。早く、初期の頃の勢いを取り戻さないと、完全に後継者レースから脱落でしょう。
  と言うか、後継者はいないのが定説になってきているようです。


★Chinaはサモアまで侵食

2019年03月01日 | 中国

  Chinaの一帯一路による侵食は南太平洋に及んでいると聞いて、何時もの宮崎さんが取材旅行に行かれましたが、今のところその報告記事は目にしていません。

  ところが、何と、産経が宮崎さんに先んじてサモアの記事を挙げてくれています。
  以前から時々東南アジア関係の記事があったりして、宮崎さんに触発されたのかなと思ってましたが、先行は始めてのような気がします。
  マスメディアがやっと宮崎さんに追いついてきたということでしょうか。と言っても産経だけのようです。
  
  産経ニュースより     2019.2.26

  【一筆多論】チャイナマンが仕掛けた罠 河崎真澄

 「あんたチャイニーズ? それともチャイナマンかな」。南太平洋の島国サモアの首都アピアを休暇で訪れ、街の市場で果 物の品定 めをしていたとき、恰幅(かっぷく)のいい地元の男性に声をかけられた。東洋の顔立ちからだろうが、聞き慣れぬ「チャイナマン」 という呼び方が気になった。

 日本人だと分かって男性は、「北京から来た男がチャイナマン。東南アジア華僑とか台湾人は昔からチャイニーズだ。チャ イナマン が増えて景気がいい」と説明してくれた。

 地元で「チャイナマン」をあえて区別するようになったのは、港湾や空港、太陽光パネル発電などのインフラ建設支援を、 中国政府 が急ピッチで展開し始めた数年前からだ。

 産業も乏しい人口20万人ほどの小さな島国。日米豪ニュージーランドなどから長年、経済支援を受けてきたが、サモアの 政府や住 民には、中国が救世主と映っているようだ。

 国内総生産(GDP)規模が約8億ドル(約880億円)のサモア。ここに中国は累計2億3千万ドル以上の資金を支援の 名目でつ ぎ込んだ。巨大経済圏構想の「一帯一路」に参加させ、北京に本部を置くアジアインフラ投資銀行(AIIB)の正式メンバーとして も迎え入れている。

 だが、周辺国からはサモアの動きに懸念が広がる。オーストラリアン紙(電子版)は、サモアが中国の支援で改修を検討し ているサ バイイ島のアサウ港について、中国による軍事基地化のリスクを指摘している。

 インド洋のスリランカでは港湾整備で中国の支援を受けた結果、返済不能に陥り、中国国有企業に99年間の港湾運営権を 差し出し た。「一帯一路」の甘い誘いが、重い負担となって跳ね返る「債務の罠(わな)」の典型例だ。サモアに近いトンガは、対中債務の “帳消し”を求めようと、各国に協力を呼びかけたことがある。

 ところがサモアばかりは、ツイラエパ首相が、「中国に債務の帳消しを求めるなど不誠実」と反発している。20年以上も 権力を 握っているツイラエパ氏。周辺国などから「親中派」と目されている。だが実のところ、サモアはすでにGDP比で20%に当たる1 億6千万ドルの対中債務を抱え、危険水域に近づいている。

 一方で米国もサモアには強い関心を示している。ペンス副大統領は昨年10月、対中政策に関する演説の中で、「インドか らサモア まで価値観を共有する国」と国名を挙げた。

 米国からみた対中防衛ラインとして、日本から台湾、フィリピンにつながる「第1列島線」や、日本からグアム、パ ラオに延 びる「第2列島線」が知られる。だが、太平洋における軍事プレゼンスを広げたい中国は「第2列島線」を超えてきた。

 外交筋は「ハワイからサモア、ニュージーランドへ『第3列島線』の構築を米国は意識し始めた。地政学上、サモア は鍵を握 る」と話す。

 サモアからプロペラ機で東にわずか30分の距離に、米軍基地もある米国領サモアの島が位置する。サモアの港湾が 中国の手 に落ちれば、ここが米中軍事対立の最前線になる。

 チャイナマンが仕掛けた「債務の罠」がサモアまで及んでいることを米国が警戒していることは間違いなく、日豪な ども手を こまぬいている場合ではない。ただ、おおらかな南国の住民たちはまだ、存在感を高めたチャイナマンの戦術には気づいていない ようだった。(論説委員)

  やはり、Chinaの進出は本当だったんですね。それにしても、限度というものを知らない国のようです。世界中に手を伸ばし、挙句の果てには資金不足で一斉に手を引くことになるのでしょう。
  トランプさんがその時期を早めてくれたということになりそうです。やはり、トランプさんは世界の救世主じゃないでしょうか。尤も、まだ成功していないので結果が出るまで待つ必要がありそうです。


★★乃木式義手でバイオリン演奏

2019年03月01日 | 誇れる日本

  ねずさんが、乃木さんが開発したという義手を、2018年04月02日、の「★ パラリンピックと日本 乃木式義手」で、取り上げ、そんな素晴らしい技術が現代に活かされているのだろうかとサーチしましたが、はっきりとそうだと言うものを見つけることが出来ませんでした。

  ところが、やはり、きちんと受け継げられていたようです。これも、ねずさんが紹介してくれています。
  何時ものようにリンク元で読んでください。最近はねずさんのフェイスブックをアップさせて貰っているので手抜きのような気もしますが、やはり良いものは紹介したいので取り上げます。


  それにしてもバイオリンが弾けるなんて、何とも素晴らしいですね。ご本人の努力も大変だったでしょうが、この義手が無ければ不可能だったってこともありそうです。

  乃木さんの凄さに感動します。


★海自観艦式、韓国を招待せず レーダー照射で溝

2019年03月01日 | 韓国

  レーダー照射問題以後の日本政府特に孫正義と親友と言う防衛相の軟弱な言動に批判が集中しているようです。
  そんな中、これは久し振りに評価できる話題じゃないでしょうか。海自が、観艦式に韓国を招待しないのだそうです。只し、Chinaは招待だそうです。何となく、中途半端な気もしますが。

   産経ニュースより    2019.2.25
  
  海 自観艦式、韓国を招待せず レーダー照射で溝
 
 防衛省が、今年10月に開く海上自衛隊の観艦式に、韓国海軍を招待していないことが分かった。韓国駆逐艦による海自P1哨 戒機への火器管制レーダー照射問題が、解決に向けて進展していないことへの措置だ。複数の政府関係者が24日、明らかにし た。

 観艦式は3年に1度のペースで開かれ、多数の海自艦艇や航空機が参加する。友好国の海軍艦艇も「祝賀航行部隊」として招待 する。

 防衛省はすでに米国やオーストラリア、インド、シンガポールなどに加え中国にも案内を出しているが、韓国の招待は見送って いる。前回の平成27年の観艦式には、米豪印仏のほか韓国海軍の駆逐艦「デ・ジョヨン」も参加していた。

 防衛省幹部は「韓国がレーダー照射問題で前向きな対応をとれば招待することは可能だが、今の状況が続くようでは難しい」と 語る。

 昨年12月に韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射問題が発生して以降、日韓防衛当局間の関係は冷え込んでいる。日本は韓国に 再発防止を求めているが、韓国側は事実を認めず、逆に海自哨戒機の通常の活動を「低空威嚇飛行」と非難。「再び繰り返す場 合、韓国の対応行動規則にのっとって強力に対応する」などと表明している。

 防衛省はこうした韓国の不誠実な対応を受け、今年4月に計画していた海自護衛艦「いずも」の釜山入港を見送った。

 自民党国防族は「観艦式は首相も出席する海自の一大イベントだ。レーダー照射問題を棚上げにして韓国海軍を呼べば、日本が 許したとの誤ったメッセージを送ってしまう。韓国が事実を認め、謝罪しない限り招待はあり得ない」と語る。

  それにしても、何故一気に国交断絶まで行けないのでしょうか。韓国もこちらからの宣言をまっているのかも知れませんが、日本にとっては絶対にやらなければならないことなので、どんな反対があろうとやるべきです。

  有史以来、日本が韓国と関わって良かったことは一度も無かったことを考えれば他に選択肢はないでしょう。いたずらに決断を伸ばしても結局は日本が被害を受けることは間違いないのですから。

  後世の人達の為にも、今こそ決断すべき。


★ベネズエラを見限る中国人、8万の華僑が国外へ脱出

2019年03月01日 | 中国

  ベネズエラの情勢がおかしくなって来たので、27日 、第904回の「★米朝会議より、ヴェネズエラ情勢が緊迫度を増した」を急遽アップしました。

  こちらは、同じ宮崎さんが書いてくれたベネズエラ問題ですが、日にちが前後しています。
  とは言え、こちらも興味深いので取り上げさせて貰います。と言うか、こちらは書き溜めとして取り置いていたものです。
  今頃は、大変なことになっている可能性もありそうです。既に、国境でアメリカが搬入しようとした食料を止めようと軍隊が発砲して犠牲者もでているようです。

  ということで、少し前の記事ですが、Chineseが脱出しているそうです。どうやら資源に恵まれ過ぎるのも余り良いことにはならないようです。
  日本は、もしかしたら資源が無く、自然災害という精神を鍛えるには最高の環境なのかもしれません。何が幸いするか分からないものです。 

    宮崎正弘の国 際ニュー ス  平成31年(2019年)2月24日(日曜日) 通巻第6001号    

 ベネ ズエラを見限る中国人、8万の華僑が国外へ脱出
  日本政府、野党指導者のグアイド「大統領」を承認。渡航中止勧告

 カラスではない。
 ゴミ箱を漁って食糧を捜しているのはベネズエラ市民だ。食糧をめぐって殺人事件も、いまでは日常茶飯。スーバーの陳列 棚から商品が消え、クスリは払底し、紙おむつが一パック=80ドル。放火、略奪、治安悪化、無法地帯を化して、およそ 350万人がブラジル、コロンビアなどへ脱出した。

 華僑ははやくからベネズエラに溶け込み、とくに小売り部門、流通、そして金融にも進出していた。最盛期には40万人の 中国人がベネズエラに移住していた。なにしろ中国の対ベネズエラ投資は200億ドル、融資額は500億ドル、原油価格暴 落によって、利子の支払いさえ滞り、マドゥロ大統領が北京を訪問して追加救援融資を要請したが、中国は首を縦に振らず 「中国はあらゆる協力は惜しまない」とリップサービルでおしまいにした。

 中国人のうち、8万人がすでに中国へ帰国した。かれらは新移民だから、見切りをつけるのは早い。多くが広東省の開平周 辺の出身者と言われる。このあたりは苦力(ク-リー)の輸出地でもある。

 この国の正式名称は「ベネズエラ・ボルバル共和国」、国民はスペインを筆頭に欧州からの移民、その彼らと現地人との混 血。ポルトガルとドイツ系も目立つ。ゆえに言語はスペイン語、宗教も99%がカソリックの信者である。一人当たりの GDPは6600ドルと報告されているが、フェイクに近い数字だろう。なにしろ輸出の96%が石油、最大の輸入先は中国 だ。

 2017年以来、各地で暴動が凶暴化しており、治安回復のため出動する軍隊はデモ隊を暴徒と規定してガス弾、催涙弾の 水平撃ち、巻き込まれた市民の死傷者が多い。

 そのうえベネズエラ政府は国境を封鎖し、米国の救援物資配送の妨害を始めた。七つある国境のうち、三つを封鎖したが、残 りは開門している(といっても山岳地帯なので、エクソダスルートには入らない)。グアイド「大統領は」はコロンビアとの 国境に出向き、米国からの支援物資を通すよう、警備の軍隊に呼びかけた。

 日量337万バーレルを誇った原油生産は、現在150万バーレルに落ち込んだ。しかも原油代金は半減から三分の一、こ うなるとハイパーインフレはとまらず、通貨は1000分の一にデノミをおこなっても実勢レートはもっと下落しており、事 実上のドル本位制である。

 欧米はニコラス・マドゥロ政権の退場を求め、「臨時大統領」を宣言したファン・グアイド国会議長を承認した。ラテンア メリカの殆どの国がやはりマドゥロ大統領の退陣を求めた。

 ▼カラカスの中国大使館、連日深夜の会議続行中

 首都カラカスに各国の大使館がある。中国大使館は欧米、中南米諸国のマドゥロ政権への見限りを目撃し、国際外交での四 面楚歌を怖れ始めた。つまり中国もマドゥロを見限り、グアイド大統領を承認するか、どうか、連日、北京と協議するために 深夜の会議が、緊張した環境のなかで続けられているのである。

 日本政府は、2019年2月19日に、グアイド大統領を承認した。ここまで状況が激変すると、マドゥロ政権を承認して いるのはロシアと中国ほかになる。
ましてやベネズエラ軍の八割がマドゥロ退場を希望していると分析するメディアもある。日本外務省は2017年の暴動発生 以後、ベネズエラの渡航中止を勧告している。

 ベネズエラ経済の陥落は第一に原油価格の暴落だが、第二は対外債務の肥大化であり、第三に福祉政策、とくに教育費、医 療費のバラマキが赤字を巨大化させてしまった。
 教育費、医療費を無料として、庶民の票を獲得した。そのうえウゴ・チャバス前大統領は喧しく反米演説を繰り返し、「毛 沢東を偉大な指導者、わたしはマオイストである」などと言って、一時期はチャバス政権の人気を高めたが、実態は中国の融 資に経済を大きく依存させてしまったことである。

  中国はベネズエラに原油鉱区を確保し、それとの交換で投資したほか、融資を敢行し、いまや最大の債権国となった。不良債 権化するおそれのある金額は450億ドル、まるで対パキスタン並みである。

 ベネズエラ情勢の緊迫化のため、ジョン・ボルトン大統領補佐官は予定されていた米韓協議を土壇場で延期し、「ベネズエ ラ情勢を見守るためワシントンに留まる」とした。ただしハノイの米朝首脳会談には陪席するとした。

  ベネズエラがどんなに恵まれていたかを宮崎さんが読者の声に取り上げてくれています。何と、ベネズエラで大学教授をされていたという方の投稿です。

  宮崎正弘の国 際ニュー ス  平成31年(2019年)2月25日(月曜日) 通巻第6002号 

  (読 者の声2)私は1984年から13年間、ヴェネズエラの大学で教鞭を執っていました。
 当時のヴェネズエラの大学の教授の給料は世界で1,2の高さで、日本の大学教授、アメリカの教授の、実感として数倍以 上貰っていました。日本に一時帰国したとき、日本の物価が総て安く、驚異的に感じました。

 トリニダードから来ていた私の女中は、休みにマイアミに旅行に行き、女中の給料で、アメリカの物価が安く、爆買いをして いました。アメリカ人に、ヴェネズエラ人ではなく「2つおくれ(Da me dos)」と呼ばれたりしていました。
私の学生のお金持ちのお父さんはマイアミで週末に買い物をしてきて、「何を買ったの?」と尋ねると、アメリカの「ショッ ピングセンターを一つ買った。」と言っていました。

 私も、フロリダに、ヨットの係留出来る桟橋付きの別荘を持っていました。チャベスなどの出てくるずっと前に日本に帰国し ました。チャベス大統領は、国名まで変えました。それまでは正式名はヴェネズエラ共和国ですが、そこに、建国の父であ る、「シモン・ボリバール」の名を入れ、国名を「ヴェネズエラ・ボリバル共和国」にしました。

 シモンという名には、ヴェネズエラ人が好きなようです。私の大学はヴェネズエラの国立大学でエリート育成のために新しく 出来た大学で、創立25周年で私は5人目の名誉教授・名誉博士になりました。日本の大学と違い、定年で辞めた教授はただ の退官教授で名誉教授にはなれません。私の前は、イスラエルのノーベル平和賞を貰ったシモン・ペレス。その前は作詩家の シモン・ディアスでした。「シモンの付いていない名誉教授はめずらしい~」と言われました。
 資源のある国の宿命は、「国民が怠け者、投資家はイージーマネーに走る投資しかしない投資家」になって、国内に産業は 育たないと言うことだと思います。 (K.I生)

 (宮崎正弘のコメント)シモンは、日本では仏教系の語感がありますね。友人に「之聞」がいます。英語圏はサイモンと発音 するようです。「祭文」と聞こえ、こうなると神道ですか。余計なことを書きましたが、御高文、むかしのヴェネズエラ事情 がよく分かりました。有り難う御座います。

  ベネズエラがそれ程に裕福だったとは全く知りませんでした。資源のある国は産業が育たないというのは考えさせられますね。
  中東もなまじ石油が出るばっかりに何時までも紛争が収まらないのでしょうか。というより、それを利用する西欧諸国が悪いのでしょうね。そこに入り込むChinaとなると、やはり、世界は腹黒いということでしょうか。

  これで、沖縄や北海道に補助金を注ぎ込む政府の逃げの対応こそが金に群がる人達を育てて、混乱に陥らせているのじゃないかと思い浮かびました。
  青山さんのメタンハイドレートもそんな日本人を産まないように利口に利用して欲しいものです。
  やはり、日本人は苦労して自分を育てる方が良いのじゃないでしょうか。かと言って、資源も欲しい。

何とも、複雑です!