下でウィグルジェノサイドの主犯は習皇帝であるとリークがあったことを取り上げましたが、チベットやウィグルで弾圧がどんどん酷くなっているようです。
チベットでは公務員の寺院への立ち入り禁止、ウィグルは他省への強制移住が本格化しているのだそうです。
宮崎さんが報告してくれています。北京五輪を控えた今、まだこんなことをやっているとは完全に世界を舐めています。
ここまで、喧嘩を売られても世界は五輪のボイコットも出来ないのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)12月1日(水曜日)
通巻第7142号
中国共産党、チベット自治区で公務員の寺院立ち入りを禁止
ウイグル自治区では、ウイグル人の他省への強制移住が本格化
新彊ウイグル自治区に無数にある「職業訓練所」という看板。高い塀で囲まれ、まるで刑務所。内実はウイグル人の強制収容所 であり、思想改造、洗脳教育と拷問。世界から「ジェノサイド」と非難を浴びても蛙の面になんとか。
イスラムを信奉するウイグルの魂の叫びは、世界の心ある人々に届いた。米国に次いで欧州の多くの国々が中国をジェノサイド 国家と決めつけた。日本は与党内で非難決議寸前までいったが、某派が妨害して未だに成立していない。
中国共産党は新彊ウイグル自治区から、ウイグル人を他省へ移させるという民族隔離政策を本格化させた。(ザ・タイムズ・オ ブ・インディア、11月28日)。
チベットでも弾圧が継続されており、アムド地区では政府職員がチベット寺院への立ち入りを禁止された。職員といっても多く は共産党員であり、チベット寺院へ祈祷に出かけることは可能だったらしい。
共産党はこれら政府職員に対して、宗教活動に関与したり、寺院に立ち寄った職員をレイオフすると通達した。
やはり、北京五輪はボイコットして代替地で開催すべきでしょう。札幌が手を挙げるべきです。
とは言え、政治的ボイコットなんて誤魔化しさえ出来ない日本政府にそんな度胸は無いでしょうね。
やはり、自民党は最悪の総理を選んだようです。