取材旅行中の宮崎さんが面白い情報をアップしてくれています。何と、China企業が世界時価総額ランキング10傑から姿を消したそうです。
習皇帝の打つ手が見事に功を奏しているようです。いよいよ習皇帝によるChinaの幕引きも見えてきたようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)12月21日(火曜日) 通巻第7163号
アリババもテンセントも落馬
世界時価総額ランキング10傑から中国企業は姿を消した
中国の絶頂は終わった。
時価総額で世界十傑に入っていたペトロチャイナ、アリババ、テンセントなどが姿を消して、アジアで残っているのは鼻息荒い TSMCのみとなった。
アリババ、テンセントは往時の半値、上場予定だったアント、滴滴、ハイセンスなどは米国市場からも追い出された。
不動産バブルの崩壊で、世界の投資家が中国経済へ冷たい視線を投げかけたこと、中国共産党の資本主義市場をまったく理解し ていない政策発動に、いまごろ目ざめたわけだが、回復は望めそうにもなく、チャイナマネーの絶頂期はとうに終わっていたこと が遅行数字で表れることとなった。(以下続報)
何と、利下げも産経がやっと取り上げたようです。
中国が1年8カ月ぶり利下げ 経済減速、米欧と正反対の動き https://t.co/EQmL0HkJS6
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 20, 2021
中国経済は減速傾向で、中小企業の資金繰りが苦しくなっていることから追加金融緩和に踏み切った。
それにしても、習皇帝の打つ手がこれ程までに効いて来るとは笑えますね。それとも、何か奥の手でもあるのでしょうか。
どう見ても、そうは思えませんが、それでも世界の金の亡者達の動きが心配です。