習皇帝の民間企業潰し政策にやられたアリババのジャック・マーが日本に来て密かに動いていたようです。何を狙っているのでしょうか。
宮崎さんが取り上げてくれています。何と、近代の養殖マグロを狙っているようです。
やはり、金持ちは次は食料問題だと考えているようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)12月9日(金曜日)
通巻第7545号
アリババ創業者ジャック・マー(馬雲)は日本で三ヶ月、何をしていた?
近畿大学水産学部の「マグロ養殖場」を見学した狙いは何か?
習近平に睨まれたすえ、金融子会社アントの上場を妨害され、アリババの創業者だったジャック・マー(馬雲)は『雲隠れ』した。記者団から「中国のシステ ムはどうなっているか」と尋ねられたときに「中国にはシステマチック・リスクというより、システムそのものがない」と本当のことを言ったら、習近平が怒り 心頭になったそうな。
姿を消した後、最初に所在が確認されたのはスペインのリゾート地である。つぎに目撃されたのはオランドの農業技術開発研究所だった。それからプッツンとなって、先月からメディアを賑わせたのは、日本に三ヶ月以上の長期滞在説だった。
2022年12月8日付け「サウスチャイナ・モーニングポスト」によれば、馬雲は近畿大学水産学部が実験を続ける和歌山県沖の『マグロ養殖場』を丹念に見学した。
他方、アリババの会長職を辞していた馬は『浙江省起業家総会』の会長も辞任し、後任にCHINT集団(正泰集団)の会長を兼ねる南存輝と交代していた。
CHINT集団は低圧、変電器、計測器、太陽光パネル、空調などの大手企業。世界130ケ国で事業を展開し、従業員3万、売り上げ1・6兆円。南存輝個人の資産は20億ドルと言われる。日本にも支社がある。
それはさておき、馬雲の次の狙いはないか。
すでにビルゲーツは全米最大の農地保有者としてしられ、彼が狙うのはバイオ、次世代農業である。馬雲がスペインとオランダで視察したのは農業技術、バイオ開発施設であり、日本では水産方面にも関心を拡げたというわけだ。
世界で何かが胎動している。
こういう金の亡者達に日本の将来を明るくしてくれる米に目を付けられる前に日本で実用化して欲しいものです。
やはり、政府がこの米の素晴らしさに気が付いて早急に手を打って欲しいものです。
とは言え、政府・自民党にそんな気概は無いのでしょう。