習皇帝のアラブ取り込みの恐ろしさを下でとりあげましたが、アメリカも共和党が下院多数派になったことで対中国の対応も変わりそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。こうなると、本当に第三次世界大戦も有り得るかも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)12月10日(土曜日)弐 通巻第7547号
共和党が下院多数派となって対中国外交は大きく変わる
台湾へ120億ドルの武器支援、ほぼ固まる
上院民主党からひとり無所属へ意趣変えし、「50v49+1」という構成になった。民主党から飛び出したのはキィスタン・シネマ議員(アリゾナ州選出。女性)。
ほかにも上院民主党でふたり、討議決定のすべてに是々非々でのぞむ事実上の無所属議員がいる。
上院における法案可決は民主党が有利とは言え、民主党内にさらに造反が拡がれば、バイデン政権は政策立案に支障が出る。
連邦議会下院は共和党が辛勝し、下院議長になるマッカーシー議員は「中国特別委員会」の設置を決め、座長にギャラガー議員を指名した
他方、12月8日に「国防権限法」が下院で成立した。
350vs80という圧倒的多数が台湾防衛の基本方針に賛意をしめしたことになる。
今後五年間に120億ドルの台湾への武器供与がほぼ決まった。上院の可決をへてバイデン大統領が署名する。
このうち20億ドルは台湾への無償援助である。また別途に20億ドルのローン枠も認められる。
もうひとつ重要なポイントがある。
同法は台湾軍の「リムパック」軍事演習への参加を招請していることである。
一方ジョージアの上院は民主が勝ったようです。まともな選挙が行われたのでしょうか。
米ジョージア州上院選、民主が勝利https://t.co/nkVCptIpyK
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 7, 2022
米中間選挙で勝者が決定しなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が投開票され、民主党の現職が当選を確実にした。同州は伝統的に共和党の地盤とされるが、2020年大統領選でバイデン氏が僅差で勝利した。
その反対に、民主党上院から飛び出した人もいるようです。イーロン・マスクのお陰で、民主党の恐ろしさがアメリカ国民にも分かり出して来た所為かもしれません。
アメリカ国民は目覚めるのでしょうか。