団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

電気二重層キャパシター

2008年02月13日 | エネルギー 環境

  第3017回第3036回等で取り上げてきた電気二重層キャパシターも動きが出てきたようです。これはもしかしたら実用化が近くなっているのかも。

  日刊工業新聞より

  三菱電、1秒で充放電できる電力貯蔵キャパシター開発

 三菱電機は7日、太陽光発電や大型モーター向けに、蓄電容量を従来比20%高めた電力貯蔵用のキャパシターを開発したと発表した。塗布型で製造した安価な電極を使い、耐電圧を2・7ボルトから3・0ボルトに向上。充放電にかかる時間は1秒と従来の10分の1になり、モーターが減速時に発生する電力を無駄なく回収して再利用できる。出力数十キロワットのモーターに向く大型キャパシターとして、電車用などに2010年の実用化を目指す。試作した並列積層型キャパシターの価格が1500円程度になるようにコストダウンに取り組む。

 開発したのは活性炭を正負極に使った電気二重層キャパシター。電極の作製法は圧延から量産に適した塗布型に変更、厚さは30マイクロ―460マイクロメートルと柔軟に変えられる。電気を出し入れするときのキャパシター内部の抵抗を小さくして充放電時間を短縮した。(掲載日 20080208日)

  昨日も取り上げた欠陥隠しで元気のなかった三菱自動車の電気自動車といい、いよいよ天下の三菱さんが動き出したようです。太陽光発電に電気自動車そして今回の電気二重層キャパシターと何だか私が期待しているものの勢ぞろいのようです。後は、路面電車と自転車で完璧です。

  何となく、トヨタの好調の影に隠れて元気の無いように思えた三菱グループがその本領を発揮する時が来るのでしょうか。このあたりが成功すると三菱グループが昔の栄光を取り戻すことになるかもしれません。

  いずれにしても、どこでも良いですからこの上記の5つのコストダウンに成功してくれれば地球の未来は明るくなりそうです。そして、それが日本のメーカーであればやはりうれしいですね。

何とか物にして欲しいものです!


電気自動車

2008年02月12日 | エネルギー 環境

  

太陽光発電での貧困な政治に嫌気のさす日々ですが、もう一つの電気自動車も政治に足を引っ張られるなんてことにならなければ良いのですが。

 太陽光発電には熱の入らない電力会社も電気自動車に関しては積極的なようです。それにしても、分かりやすい体質ですね。

  日刊工業新聞より

  東電、三菱自の車両使用しEVの評価試験

 東京電力は6日、三菱自動車の電気自動車(EV)で実用性評価試験を始めると発表した。同社ではこれまでも三菱自が開発中のEV「iMiEV」1台を使用して技術開発本部で走行試験などを行ってきたが、新たに改良型試験車を10台導入し、支社などでの実業務による試験を09年3月末まで実施する。

 iMiEVの改良型では、モーターの軽量化や小型化、航続距離の拡大などを図った。これらを実際の業務用車両としながら実用性評価試験を行う。同試験では、80キロメートル以上の航続距離や充電性能、実際の走行距離当たりの消費電力などを確認するのが狙い。

 東電では富士重工業が開発中のEVも導入するなど、現在263台のEVを保有。将来は都心部に配備している軽自動車の約3000台をEVに置き換えたい考え。(掲載日 20080207日)

  電力会社も、この件に関しては政治にも働きかけるのでしょうね。この際、電力会社の思惑は別にして、兎に角一日も早く電気自動車の普及を進めるためにはこうした動きは歓迎すべきでしょう。

 日本のメーカー得意の軽自動車の技術を最大限生かしてできるだけ早く完成させて欲しいものです。願わくば、もう少し小さくて軽い方が良いですが、まずは普及させることが大事でしょう。

楽しみです!


太陽電池用ガラス

2008年02月11日 | 太陽光発電

  太陽電池の重要な部品にガラスがあります。今は厚さ3ミリの強化ガラスでセルを守っているのですが、その重さが太陽電池の全体の重さの大半を占めています。その重さが屋根に対する負担になっているのは間違いないところです。かといって、ガラスでなければ太陽光を取り入れることが出来ないのですからこれを省くことは難しいのでしょうね。

 そういえば、フレキシブルな太陽電池なんかはどういう処理をしているのでしょうか。もしかしたら衝撃に弱いのか、それともその柔軟さで衝撃を吸収するのでしょうか。

 いずれにしても、まだガラスが主流であることは変わらないようです。そのガラスに関する記事が珍しくああリました。

  EDリサーチ社 より 200826

  旭硝子、中国と愛知で太陽電池用ガラスの製造設備を増強

 旭硝子は0825日、中国と日本で太陽電池用ガラスの製造設備を増強することを決定した、と発表した。子会社の旭硝子特種玻璃(蘇州)有限公司(中国江蘇省蘇州市)において、太陽電池用カバー・ガラスの製造窯(生産能力:240トン/日。700m2/)およびARコーティング・ラインを新設するとともに、愛知工場(愛知県知多郡武豊町)において、TCOコーティング・ライン(生産能力:600m2/)を増設する。今回の総投資額は約130億円で、カバー・ガラス製造設備は09年第2四半期、TCOコーティング・ラインは08年第4四半期にそれぞれ量産開始の予定。

 同社では太陽電池用カバー・ガラスについて、すでに米国、ベルギー、フィリピンの各生産拠点で製造しているが、特に市場の急拡大が見込まれる中国において、製造窯および太陽光の反射を低く抑えるためのARコーティング・ラインを新設する。加えてサービス向上のため、ベルギーにおいて加工設備(面取り・強化)を増強中であり、これらの施策により、グローバルなネットワークの確立、高付加価値化による差別化を図る。またTCOガラスについてはすでに米国、タイでガラス基板を製造し、米国、愛知工場でコーティングしているが、愛知工場でコーティング・ラインを増設し、生産能カを大幅に増加させるとともに、ベルギーにおいてもコーティング・ラインを稼働させる。

  参照:旭硝子ニュースリリース

 ガラスも増産ですが、やはり、国内より海外での強化がメインのように思えるのは私のひがみでしょうか。この調子では中国に抜かれるのも時間の問題かもしれませんね。

 25円国会も相変わらず訳の分からない動きをやっていますが、あの25円を増額してでも太陽光発電に回すなんて発想は無いのでしょうか。

 毒入り食糧も、太陽電池も中国にやられてしまうのはやはり政治の貧困さ故と言えば言い過ぎでしょうか。

情けない話です!


2度漬け

2008年02月09日 | 日本再生

  

大阪の通天閣の下のくしカツは「ソースの2度漬け」厳禁で有名です。私自身は近くの日本橋界隈をパソコンの部品を求めてさ迷い歩きましたが、残念ながら酒を飲まないのでそうしたお店に寄ることもありませんでした。

 そんな私でも知っている「2度漬け」について深く考えたことはありませんでしたが、「ソースを沢山使われるの嫌なのかそれとも一度口を付けたものを又ソースに付けるのは余り衛生的ではないからだろか」なんてぼんやりと思っていました。

  そんな漬けについての研究をした人達がいるそうです。それもアメリカで。

  CNN.co.jpより

 食材の「2度漬け」でソース内の細菌数が激増 米研究サウスカロライナ州コロンビア(AP)

  ソースやサルサの器に、一度口をつけたクラッカーなどを「2度漬け」することで、ソース内の細菌数が急増するとの研究結果を、米大学の学生が発表した。まるで「口」そのものをソースにつけている様なものだと、気をつけるよう呼び掛けている。

 クレムソン大学で微生物学を学ぶ学部生が昨年、実験した。ボランティアを募って、小麦クラッカーを使い、複数の「ディップ」を用意。「2度漬け」を3─6回やったディップ内では、細菌数が1万まで増えていた。クラッカーをかじった人の口から、ディップ内へ移った細菌数だという。

 学生を指導したポール・L・ドーソン教授は、「結果に驚いた」と話している。「細菌の移動は、もっと少ないと考えていたのだが。2度漬けで細菌が移るのは、防ぎようがないようだ」と述べている。

ドーソン教授は、「ソースやディップへの2度漬けは、パーティで出会う人出会う人みんなとキスするようなもの。2度漬けすることで、自分の口の細菌を、ソースに移していることになる」としている。

学生の研究成果は、今後半年以内に、植物安全関連の学会誌に発表される予定。

  これで、大阪のくしカツ2度漬け禁止は正解だったことが立証されたというものです。先見の明があったということでしょうか。それとも単に沢山使われることを嫌ったのでしょうか。いずれにしても、大義名分が立って、これからはより一層「2度漬け禁止」が浸透することでしょう。

それにしても、暇そうな研究ですね!


捕鯨反対を操る者

2008年02月08日 | クジラ

  拉致問題を筆頭に今度の中国の毒入りギョウザに対する対応など日本の外交のまずさに腹立たしさを覚えるばかりです。

 代表的なものに捕鯨問題もあります。兎に角、戦後の日本は外国に何か言われると謝るばかりの対応を繰り返してきたことにより日本は強く言えば必ず譲歩するとなめられてしまっているのじゃないでしょうか。

  その中では、捕鯨問題は健闘しているものの一つのようですが、何分、相手が理論じゃなく感情で来るので手の打ちようが無く苦戦しているようです。

  その捕鯨問題の発端について何時もの頂門の一針の渡部亮次朗さんが書いていました。

 平成20(2008)年2月3日(日) 捕鯨反対を操る者 渡部亮次郎

その頃(1977-81)、外相秘書官としてワシントンDCをしばしば訪れていたが、米政府高官が解説する捕鯨反対運動への資金提供者はGM以外の何者でもなかった。

GMは消費者の反対運動の勢いを他に向けたい。顧問弁護士らが頭をひねった末、捕鯨反対運動と思い定めたGMは他のメーカーとかたって莫大な資金を消費者団体に渡しながら捕鯨反対運動推進をそそのかした。消費者団体の主なメンバーはまっしぐらに捕鯨反対運動に走った、と言うものだった。

捕鯨反対派の中には、クジラの巨大な脳容積や、音波によって同族間の緊密なコミュニケーションをとっているらしいこと、ヒトと同起源の哺乳類である事を挙げて、「知能が高い動物を食べるのは残酷である」と食のタブー的主張する者もいて運動を盛り上げた。

昔は鯨油のために鯨を追って日本近海まで航海し、挙句の果てに鯨漁基地確保のために日本に開国を迫ったアメリカなのに、言うなればアメリカのお陰で日本は食文化の一端を失おうとまでしている。私はもはや捕鯨は諦めざるを得ないと思っている。

捕鯨推進派は、芸をするブタなどを例に挙げ、「ブタも高度な知能を持っているが、なぜ食べることが許されるのか。クジラが駄目でブタが良いというのは、単なる文化的差異に過ぎない」と反論している。

しかし、ここまで来ると宗教・政治の問題になるので、国際捕鯨委員会(IWC)等公式の場で捕鯨反対運動が否定される事態はまず期待できない。

いずれにしろ風桶屋論で言って、捕鯨反対論を世界的にしたのは米自動車メーカーGMだとすれば、GMはラルフ・ネーダーさえ居なければ運動は起こす必要が無かった、と逃げるだろう。

それより前に運動にカネは出してなかった、と開き直るのが先だろう。しかし人間、刷り込みを消すにもカネと時間がかかるものだ。20080201

  まさか捕鯨問題の裏にGMがいたとは想像もしませんでした。しかし、これが本当ならやはり日本の外交は根本から考え直さないといけないのじゃないでしょうか。

  南京問題や慰安婦問題も最初はバカなことと無視している間に相手の世界中に広める戦略によりさも本当のようになってしまいそれを覆すには膨大な努力が必要になってしまった事実があります。

 結局こんなことが通るのは日本人独特の阿吽の呼吸を信じて敢えて反論せずに置いたことが取り返しの付かないことになってしまっていると言うことでしょう。それは、その日本人の性格が分からない外国人にとっては、強く言えばなんでも謝る単なるバカとしか捕らえられていないと言うことなのかもしれません。

 このことを持っても、悪意を持って日本を貶めようとする敵がいることは確かなようです。残念ながら性善説は世界では通用しないようです。

やはり、外交の失敗でしょう!


無電化村

2008年02月07日 | 太陽光発電

  

我が家の太陽光発電も今年の一月の天候には能力の発揮どころが無かったようです。開設依頼1月としては最低の発電量でした。やはり冬には弱いですね。何となく温暖化を期待したりして、矛盾を感じます。
しかし、世界には太陽光に恵まれながら無電化のところが多いようです。そんなところこそ太陽光発電が力を発揮するのでしょうが、そのコストがそれを許しません。

 しかし、無駄ばかりやっているように思える日本の円借款が少しは役に立つ時が来たようです。

  EDリサーチ社より

  200821

  京セラが円借款でチュニジアに太陽光発電システムを納入設置

 京セラは08131日、伊藤忠商事が受注した日本政府の円借款供与のプロジェクトで、チュニジア共和国へ太陽光発電システムを納入設置することになった、と発表した。太陽光発電システムの納入設置に円借款が適用されるのは、今回が初めてとしている。本邦技術活用条件の適用により日本の太陽光発電技術が途上国の経済発展に寄与するだけでなく環境配慮型の技術支援にもつながるものと期待している。

 チュニジアに納入設置する太陽光発電システムは084月以降、同国のケフ、シリアナ、ベジャのそれぞれ3県にある無電化村500世帯を対象に順次設置していく。日中に発電した電気が蓄電池に充電され、夜間にその電力を各住居の照明などに使用できるようにする。これにより夜間の勉学や内職などが可能となり、生活の向上が図られ、村の成長発展にも寄与できるとしている。

  参照: 京セラニュースリリース

  太陽光発電はこうした独立システムに向いているのかもしれませんね。これなら世界中の無電化地区を簡単に電化できるのですから。問題はコストとバッテリーでしょう。コストはいずれ解決されそうに思いますが、この人類のエネルギー問題を解決してくれる画期的なバッテリーは本当に難しそうですね。

 今のバッテリーでは耐用年数も短いしメインテナンスもこまめにしてやらないと駄目でしょうし、多くのプロジェクトと同じように何年かしたら稼動していないなんてことになりそうな気がします。

 低価格でメインテナンスフリーなんて都合の良いバッテリーは果たして、本当に開発される時は来るのでしょうか。

是非、実際に見てみたい!


自給

2008年02月06日 | 日本再生

  

中国の毒入りギョウザ問題が起こって分かったことは、如何に日本の企業が危機感がないかということでしょう。

  ネットの世界では食品だけでなく中国の製品を輸入することを禁止することは当然のこととして話されているので食品メーカーはそれなりに注意を払っているかと淡い期待を持っていたのですが、見事に裏切られました。

  それにしても、ここまでいい加減だとは驚きました。危なさを知らないわけは無いでしょうから知っていて敢えて危険より利益を選んだのじゃないでしょうか。

  これは、去年日本中を騒がせた赤福や白い恋人より余程悪質と言えるのじゃないでしょうか。この日本のメーカーがマスコミに叩かれたのは丁度アメリカなどで中国製品が問題になった頃でしたから、中国の問題から目をそらさせるために何らかの力が働いたのかもしれません。

 中国からの製品が問題になると大打撃を受ける企業や政治家の影が見えるようです。

 それにしても、日本より中国の方が大事な人たちが日本の中枢を占めているのがこれでよく分かるのじゃないでしょうか。ここは日本国民が立ち上がる時じゃないでしょうか。

 沢山の企業が中国に進出して日本人の職を奪って、その挙句に毒まで入れられたのじゃ日本人はバカとしか言い様がありません。

 もういい加減に立ち上がりませんか。不買運動やオリンピックのボイコットなど国民が動けば流石の彼らも手の打ちようがないでしょう。そして、これを機会に国内に企業を帰らせ、日本人の職を確保するのです。農産物矢食品も輸入をやめて地場の物を買いましょう。そうなれば、職があるのですから価格は少々高くなっても充分購入できるはずです。

もうだまされるのはやめましょう!


モデル都市

2008年02月05日 | 太陽光発電

  第3054回で路面電車の導入を打ち出した高松市に悔しい思いをしましたが、同じ四国の県庁所在地である松山市も動き出しているようです。

  松山太陽光発電の街に

  2016年度までに 市、パネル倍増

  松山総合公園の丘陵に並ぶ太陽光発電のパネル。市はパネルの倍増を計画している

 松山を太陽光発電パネルの街に――。松山市は来年度、瀬戸内特有の温暖な気候を活用したこんな計画をスタートさせる。名付けて「松山サンシャインプロジェクト」。地球温暖化につながる二酸化炭素排出量の削減と経済活性化が狙いで松山総合公園や市立小中学校など市の施設19か所と、住宅やオフィス約2300か所にある発電パネルを2016年度までに倍増させる。中村時広市長は「街の特徴をフルに生かしたい」と力を込めている。

  同市は温暖化対策で、現在の1年間の二酸化炭素排出量の18%に当たる67万トンを来年度から5年かけて削減する計画を立てている。全国平均より年間で200時間も日照時間が長く、1世帯当たりの太陽光発電の普及率も全国の中核市では3位の1・03%と高水準にある地域特性を、二酸化炭素削減に結びつけようと同プロジェクトが立案された。

  太陽光発電の導入実績は昨年度末現在、市施設19か所で計325キロ・ワット。住宅やオフィス約2300か所で計約8000キロ・ワット。プロジェクトでは、市施設で16年度までに650キロ・ワット、住宅やオフィスで12年度までに1万5100キロ・ワットとし、発電量を倍増させる。

  目標を達成すれば、年間計6600トンの二酸化炭素削減が可能。市は2000年度から太陽光発電システムの設置に補助金を交付しているが、目標達成に向け、10キロ・ワット以上の発電システムを設置した個人や法人に1件当たり100万円を補助するなど、助成制度の拡充を進める。

  また、太陽電池を応用した新製品の製造などには、500万円を限度に経費の半額以内を補助。姉妹都市のフライブルク市(ドイツ)が太陽光発電の研究先進地のため、同市への人材派遣などの交流を進める。

  中村時広市長は「晴天が多いことは渇水の心配を抱える反面で、大きく生かせる特徴でもある。可能性を秘めた分野なので力を入れていきたい」と話している。(2008130読売新聞)

  参照:松山市の太陽光発電マップについて

  又しても先を越されてしまいました。松山市は既に路面電車も走っているし高松よりはモデル都市としては有利かもしれません。それに何といっても第2226回などで何度も取り上げてきた私の大好きなフライブルク市と姉妹都市というのが良いじゃないですか。

  確かに、私が太陽光発電の営業をしているときに香川では冷え込んでいた市場も松山ではまだ動きがあるとの噂を聞いていました。やはり、トップの考えが反映されていたのでしょうか。

  松山と言えば私も学生時代にお城の場内コートで軟式テニスの合宿の思い出もあり個人的には好きな街ですので頑張ってもらいましょう。
  とは言いながらもやはり高松市に頑張って貰いたいし、究極はわが坂出市が後れを取るのが悔しいですね。
  まぁ、それでもこうした話題が増えてくることは良いことなので素直に喜びましょう。

ちょっと、複雑!


電気自動車用充電設備

2008年02月04日 | エネルギー 環境

  

昨日は、ロンドンの電気自動車が意外と進んでいるのに驚きましたが、日本も少しずつは動いているようです。

  FujiSankei Business i.より 2008/1/29  

  時間貸駐車場「タイムズ」に電気自動車の充電設備を設置

  東電とパーク24、普及へインフラ整備

 東京電力は28日、国内最大の駐車場管理業者であるパーク24が運営する時間貸駐車場「タイムズ」に電気自動車用充電設備を共同で設置したと発表した。東京都と神奈川県のタイムズ8カ所に100ボルトと200ボルトの電源コンセントをそれぞれ配置。東電が業務用に運用している電気自動車41台の充電用に実験的に活用する。

 東電とパーク24では、電気自動車の本格的な普及をにらみ設備を増強する方針で電気自動車の充電インフラ整備を加速させる。

 東電は現在、富士重工業、三菱自動車と共同で電気自動車の共同開発を進めている。すでに東電の業務用車両として、富士重の軽自動車タイプの電気自動車を40台、三菱自の車両を1台導入しており、2013年には国内支社に3000台を配置する計画。

 一方、パーク24も1998年から電気自動車用充電器をタイムズに設置する取り組みを開始。電気自動車の普及を狙う東電との考えが一致し、共同で“電気ステーション”の設置に乗り出すことにした。

 東電が富士重と共同開発した電気自動車は、ベース車両に富士重の軽乗用車「R1」を採用。通常1回8時間の充電で80キロメートルの走行が可能なほか、走行中に電池が切れた場合、据置型充電器により連続走行ができる。一方、東電が三菱自と共同研究を進める軽自動車「i(アイ)」をベースとした電気自動車は1回のフル充電で100キロの走行が可能という。

 東電では、同社の業務車両3000台をガソリン車から電気自動車に切り替えた場合、一般家庭500世帯分に相当する年2817トンの二酸化炭素(CO2)の排出削減が可能と試算しており、電気自動車の普及とインフラの整備に取り組む。

  ロンドンのように充電スタンドを充実させれば電気自動車も案外普及は早いのかもしれません。そういう意味では、この取り組みも面白いかもしれません。

  あらゆるところに充電スタンドができれば走行距離の短い欠点のある電気自

動車も少し不便さを辛抱すれば乗ってみようという人も増えるかもしれません。

  その為には、ロンドンのような優遇税制による後押しも必要になるでしょう本当に国がやる気になれば、意外と普及は早いかもしれません。

期待したいですね!


低炭素社会

2008年02月03日 | エネルギー 環境

  

環境問題といえばドイツを思い浮かべる私ですが、イギリスも案外頑張っているようです。というよりロンドンの取り組みに驚いてしまいました。

 29日、NHKテレビ「クローズアップ現代」より

ヨーロッパからの“新しい風”【2】“低炭素都市”への挑戦

CO2の排出を抑えながら発展する"低炭素社会"の実現に向け、世界に先駆けて動き出したEU。EU最大の都市ロンドンは去年、2025年までにCO2の排出を1990年比で60%削減するという厳しい目標を発表し、行政の強いイニシアチブでCO2削減を進めている。市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」を導入、家屋の改築に補助金を出す制度も作った。経済界に対しては、規制の一方で優遇策を示して協力関係を築き、さらに独自のエネルギー政策も進めようとしている。「産業革命」の発祥地ロンドンで始まった「環境革命」。"低炭素都市"への挑戦を、キーパーソンへのインタビューとルポで追う。(NO.2528

 やはりヨーロッパは大人ですね。ロンドンがまさかここまでやっているとは思いませんでした。ロンドンの市長がロンドンに東京やニューヨークが後に続いてくれれば良いのですがと言っていましたが、石原知事はこの番組を見たでしょうか。

 ああ言われたら受けないと男が廃りますよ。オリンピック誘致なんかにうつつをぬかしているよりロンドンに対抗して低炭素社会に挑戦した方が余程後世に名前を残すことができるし、未来の人類のためにも役に立ちそうです。オリンピックにつぎ込む無駄金を是非こちらに回して下さい。

  それにしても、ロンドンで電気自動車が意外と普及しているのには驚きました。電気自動車には渋滞税がかからないと言うことで車両価格はまだまだ高いですが採算にも合うということで広まっているようです。充電スタンドも設置しているようですし実用に耐えれるところまで来ているようでした。軽自動車よりかなり小ぶりで2人乗りでしょうか。日本も軽自動車も良いですが、ああいう小さいのを開発してもらいたいですね。あれなら、走行距離も案外伸びるかもしれません。

ちょっと調べてみました。どうもこの車のようです。

ロンドンに、電気自動車の充電スタンド登場

…略

  いまのところレバ・エレクトリック・カー・カンパニー(Reva Electric Car Companyの電気自動車G-Wizなどで利用可能。G-Wizの本体価格は、6000-7000ポンド(138万-161万円)で、ロンドンだけで、これまでに750台が販売されている。…以下略

  小さくて良いですね。値段はもっと下がるでしょう。

  ドイツほどではないにしても太陽光発電にも結構力を入れているようです。

ロンドン侮りがたし!


町議の心意気

2008年02月02日 | 日本再生

  

矢祭町という名を始めて聞いたのは住民基本台帳の時でした。中々面白い町長さんがいるところだなと思いましたが、それが良いのか悪いのかは判断が付きませんでした。

 その次は、市町村合併の時でした。我坂出市も市長の考えで合併しませんでした。近隣の町は丸亀市や高松市と合併して坂出市は取り残されたような趣ですが、これも良かったのか悪かったのは私には分かりません。

 そして、今回三度目に目にした話題は驚きました。

  桜井よしこブログより

「 町議の合意で議員報酬を日当制に真の自治確立を目指す矢祭町の心意気 」 20080119

  『週刊ダイヤモンド』   2008119日号 

  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 723

 「これが矢祭町の議員の心意気です。この自治の精神が他の自治体を刺激し、広がっていってほしいものです」

福島県最南端に位置する人口7,000人弱の矢祭町が、昨年1228日、議員報酬を現行の月額制から日当制に変更すると決定したことを、前町長の根本良一氏はこう語った。

「月額208,000円の報酬から、議会への出席や成人式、消防団の出初め式など町の公式行事への出席のたびに日当三万円を払うことにしました。これはすべて町議の皆さんが自ら提案し、実現したものです」

現町長の古張允氏も、こう述べて町議の心意気を評価した。

3万円の根拠は、仕事量が最も多い課長職の平均日給44,772円の七割である。役場職員はフルタイムだが議員は半日で仕事が終わることもあるため、課長職の七割とした。

町議の年間出勤日は定例、臨時議会など、最大で30日以内だ。日当制導入で10人の町議の報酬は、種々合わせて年間3,400万円から900万円に減る。古張町長は、しかし、日当制は財政が理由ではないと強調した。

「財政は着実に改善しています。財政調整金(貯金)は2001年度の約6億円から07年度は12億円に倍増、起債も繰り上げ返済しています」

日当制にした理由は、町議は生活のためではなく、町民と町のために働く奉仕の精神にたっているからだという。

矢祭町は011031日、全国で初めて「合併しない宣言」をした。翌年七月にはこれまた全国に先駆けて「住民基本台帳ネットワーク参加見合わせ」を発表した。ことごとく国の方針に逆らったが、その心は逆らうことにあるのではなく、真の自治の確立にある。彼らは志を実行すべく町ぐるみで取り組んだ。根本前町長は「隗より始めよ」で、まず町長の交際費を廃した。助役も議長もこれに倣った。定員18名だった議会を044月から10名に削り、政務調査費も費用弁償と呼ばれる交通費も廃した。・・・中略

 政治は生業ではない、故郷を自らの手で守り、運営するための奉仕が政治なのだと語っている矢祭町の実践が、他力本願の多くの自治体に教えることは多い。政府も矢祭町をいじめるのでなく、彼らから学んでほしい。

  参照:矢祭町

  これは凄いですね。「町議は生活のためではなく、町民と町のために働く奉仕の精神にたっているからだ」、この言葉を日本の政治にたずさわる議員さん達に聞かせたいですね。特に、国会議員には爪の垢をせんじて飲んでもらわなくてはいけません。

  この心意気の何分の一かでも持って日本の国をどうにかしようと言う気があったら今の25円国会なんて恥ずかしくてできないでしょうね。

  やはり政治家は私腹を肥やすことが目的の人たちには任せたくありません。皆が皆奉仕活動というわけにも行かないでしょうが、せめて参議院だけでも昔貴族議院のように名誉職的なものにしても良いのじゃないでしょうか。

  それにしても、こんな町議さん達が出てきたら、全国の議員さん達は恥ずかしくて困るでしょうね。何人かは見習う人が出てきたりして。と言うのは冗談で、そんな人が議員になってるはずがないですね。

残念です!


一番「真っ黒」

2008年02月01日 | 日記・その他

  第3024回などで何度か取り上げた集光型太陽光発電に希望を持たせるような開発が進んでいるそうです。

  Yahoo!ニュースより

  一番「真っ黒」な物質=米チーム開発、ギネスに申請 12890分配信時事通信

 人工で最も黒い物質を開発したと、米レンセラー工科大とライス大の研究チームが、28日までに米科学誌ナノ・レターズに発表した。筒状炭素分子、カーボンナノチューブ(CNT)を特殊な方法で配列させた薄膜で、光の全反射率はわずか0045%。ギネスワールドレコーズ(旧ギネスブック)にも申請した。光をより吸収するため、太陽発電の効率向上などに応用できるという。

 通常の黒い塗料の光の全反射率は510%で、これまで最も黒い物質とされたニッケル・リン合金膜は、016018%。研究チームは、CNTをブラシ状に垂直に配列し、その際、密度を低くしたほか、表面がある程度乱れるよう工夫して、光の反射を極めて低く抑えた。

  黒い塗料より黒いんですね。光を吸収して反射しないものが黒く見えるとは聞いていましたが、塗料も全部は吸収してなかったんですね。相変わらず知らないことが多いです。
 それにしても、これを太陽電池の表面に貼り付けると光を有効に使えるとは思ってもいなかった方法です。
  どのくらいの効率アップになるんでしょうか。いずれにしても楽しみです。しかし、技術と言うものは想像もしない進歩をするものですね。この分で行けば、案外人類の未来は明るいのかも。

たまには楽観したいですね!