団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

貸し電動自転車

2009年09月15日 | 自転車・公共交通

  第3628回でパリに続いてロンドンがレンタル自転車システムを導入したことをとりあげました。日本でも東京や大阪の一部で採用されているようで、どんどん広まって欲しいものだと書きましたが、今度は京都がやってくれるそうです。ただし電動自転車のようです。

  古都の旅アシスト…貸し電動自転車あすから

  JTB西日本(大阪市)と京都府は、京都市内の観光地巡りに電動アシスト自転車=写真=を貸し出す「旅チャリ」事業を12日に始める。新たな旅行需要を掘り起こすとともに、失業中の20~60歳代の男女9人を受付係などに採用することで府の雇用対策にも生かす狙いだ。

 市内のホテルなど4か所に貸出場所を設け、当面は計40台の自転車を1日1500~2000円で貸し出す。運営はJTBに委託するが、2011年度までは人件費など必要な費用の全額を府が負担する。

 自転車による観光は、環境に優しいうえ、外国人観光客に人気があるという。(2009911読売新聞)

  電動となるとコストも高くなるしメインテナンスや管理も大変になりそうな気がしますが、利用する方は体力的に助かりそうです。
  それにしてもとうとう京都が始めたことには意義がありそうです。何といっても京都議定書の大本なのですから世界に向けて胸をはれるように本格的なものに発展させて貰いたいものです。電動でない方も是非導入して貰いたいものです。もし京都に再び訪れるチャンスがあれば是非利用したいものです。とは言いながら、道路事情が心配です。
  こうなってくると、いよいよ自転車道の整備を急いで欲しいものです。高速道路の無料より自転車道の整備の方がどれだけ有意義か考えれば分かりそうなものです。
  きちんとした道路を新しく作るのは何かと難しいところがありそうなので、とりあえず全国の車道を一車線すべて自転車道にするのはどうでしょう。これなら取り敢えずは車線を引くだけでも可能です。
  コストは余りかからないし、利用も直ぐにできると言うものです。こんな良い事は無いと思うのですがどうでしょう。
  国を売るより自転車道を作りましょう。

そう思いませんか鳩山さん!


★クマゼミ

2009年09月14日 | 日記・その他

  第1769回第2198回第3246回第3599回などで何時の間にかミンミンゼミと入れ替わったクマゼミについて書きましたが、どうやら東北の方まで進出しているようです。

  時事ドットコムより

  クマゼミ、福島市で生息情報=昨年より北上、温暖化原因?-民間調査

 民間気象情報会社のウェザーニューズは9日、クマゼミの生態に関する全国調査の結果をまとめた。クマゼミは西日本を中心に関東南部までが生息範囲とされていたが、今年は東北地方の福島市でも目撃情報があり、昨年の調査と比べ生息地点が北上した。同社は「地球温暖化や(都市部の気温が郊外より高い)ヒートアイランド現象が原因の一つと考えられる」と推測している。

 調査は2008年に続いて2回目で、会員からクマゼミに関心を持つ情報が寄せられたことをきっかけに始めた。今年は、同社の携帯電話向けサイトの会員から寄せられた1423件の報告などを基に、生息域などを分析した。昨年は福島県郡山市が生息情報の北限だった。また、昨年同様、今年も北陸地方の石川県で生息情報があった。(2009/09/09-19:10

  気が付いたら何時の間にかミンミンゼミがクマゼミに変わってしまっているので何があったのだろうかと不思議に思ったものですが、その流れは関東を越して東北のほうまで広がっているとは驚かされます。何年掛かったかは良く分かりませんがそれでも100年じゃなく10年単位の速さはあるような気がします。考えようによってはあっという間のスピードと言えるのじゃないでしょうか。
  それが果たして温暖化によるものかどうかは何とも言えないですが、不気味であることは確かでしょう。
  東北の人達もあのクマゼミのシャーンシャーンという暑苦しい鳴き声に悩まされると思えば同情します。それでも、午前中で泣き止むことを知っていれば意外と耐えることができます。
  それでも、芭蕉の聞いたセミの声からするときっと情緒は無いと思います。今芭蕉が生きていればあんな俳句は読めなかったかも。

本当にうるさいですよ!


インターネット

2009年09月12日 | PC

  小学校の時に始めてテレビが我が家に来て私の人生は変わったような気がします。もしテレビが無ければ軟弱な私ももっと勉強してそれなりの知性を身につけていたのじゃないかと思います。
  今の子供たちはその上にゲームがあるのですから私たちの世代以上に勉強するのは難しそうです。

  こうした文明の発達がなければ世の中はどうなっていたのか興味があります。
  とは言いながらも、その恩恵にどっぷりとつかって人生を楽しませてもらったのですから余り批判はできません。
  そうした恩恵の一つで私の人生の後半を劇的に変えてしまったものにインターネットがあります。何といっても、パソコンにのめり込み、
HPを開設して10年など生活の大半をインターネットのサイト巡回になってしまっているのですから。
  そのインターネットが生まれて40年になるのだそうです。

 

  CNET Japanより

 

  インターネット誕生から40--歴史の光と影

 

  ・・・略

 

  40年前の92日、インターネットが誕生した。

 

 実際には、196992日に行われたこのデータ送信によって、インターネットの重要な種がいくつか芽を出したと言った方が正確だろう。インターネットが実際にいつ誕生したかについてはたくさんの議論があるが、1つ確かなことがある。それは、インターネットの研究は常に進んでいるということだ。

 

 インターネットは、米国防省が資金を提供したARPANETプロジェクトとして始まり、さまざまな場所で数多くの研究を促してきた。手紙を電子的に送るための便利なメカニズムとなり、WWWという仮想的な不動産となり、商取引のバックボーンとなり、今では地球的規模の社会活動の中核部分となった。そしてインターネットは、世界中の人々がコンピュータを使う方法の基盤となるまであと少しのところまで来ている。

 

 ウッドストックフェスティバルは新しい世代の力の高まりを具現化した。ストーンウォールの反乱は、倫理観を根本から作り変える道を開いた。月面を歩いた宇宙飛行士らは、地球がどれほど小さいかをわれわれに示してくれた。しかし、インターネットはすべてを変える。そして人類の未来という新たなステージで役に立つだろう。

 

  1969年と言えば、私が大学4年の年です。そんなに早く誕生していたのですね。それから26年1995年にWin95が発売され50歳前にとりこになってしまったと言うことです。
  まさか自分がインターネット三昧の人生を送ることになっているとは想像もしませんでしたが、これも人生でしょう。
  それにしても、団塊の世代は歴史上一番文明の恩恵にあずかり、又、翻弄された世代と言っても過言ではないような気がします。

 

良かったのか悪かったのか!

 


シェア争い

2009年09月11日 | 太陽光発電

  どこが生き延びるのか熾烈なシェア争いの続く太陽電池の業界は早くも大きな変動が起きているようです。
 
第3520回でも取り上げた、去年急成長をしてQセルズについで2位に躍進していたファーストソーラーが早くもトップに躍り出たのだそうです。

  半導体業界・FPD業界の出版社  200997

  09年太陽電池セル市場、First Solarがトップに

 米調査会社iSuppli社は200994日、2009年の太陽電池セル生産量とセルメーカのランキング予想を発表した。2009年の世界太陽電池セル生産量は前年比27%増8570MWと予想している。トップ企業は米FirstSolar社。生産量は1100MWで、前年実績(503MW)から倍増した。2位の中国Suntech Power社比でも2倍となる見通しで、シェアは12.8%と唯一二桁シェアが予想されている。同社は薄膜太陽電池セルを提供しており、2009年第2四半期には、ワット当たり89セントという低コストを達成した。さらに欧州での販売網整備と米国の太陽光発電プロジェクトへの納入実績により、売上を大きく伸ばすことに成功した。

 2位から4位には結晶セルを中心とするSuntech Power、シャープ、Q-cells(子会社含む)が生産量500MW台、シェアにして6%台と、僅差で並んでいる。

  参照:ファーストソーラー、first solar 世界第二位の規模53MWの太陽光発電所をドイツで完成

サンテック・パワー Qセルズ抜き、太陽電池世界シェア1位へ

  Qセルズの20091-6月期決算は減収減益、リストラ計画も発表

 目まぐるしく入れ替わる順位争いが行われていますね。それにしても薄膜太陽電池が早くもトップを取るとは驚きです。こうなると画期的な技術が開発されるとアッという間にシェアが変わっているなんて事が頻繁に起きるのかもしれません。
  それにしても、これからどれだけ伸びるか分からないこの太陽電池の世界で生き残り世界一になるのはどこなんでしょう。その頃には企業としても世界一になっているかもしれません。その位の可能性は十分にあるような気がします。
  その中で、日本の企業がどこまで競争力をつけているのかも興味深深です。シャープ当たりが世界一のエネルギー会社になっているなんてこともあるかもしれません。

目が離せませんね!


石井信平さん

2009年09月10日 | 日本再生

  第3606回で亡くなられた事を取り上げさせてもらった石井信平さんのブログ(奥様が続けられているようです)に1998年に発表されたものがアップされていました。この部屋を始めた1999年より前ですから10年以上経っているのですが、この中で書かれている日本の問題は今の日本そのままです。  

  石井信平の 『オラが春』より

  本当の愛国心は国を選ぶところから始まる

  ・・・略

  この国を旅して、同行の者がカメラをタクシーに忘れたら、キチンとホテルに届けられた。東京では、外人の友人2人が、たてつづけにバイクを盗まれた。金融破綻を持ち出すまでもなく、日本、なんだかおかしいぞ。いっそ、早くこいこい、ニッポン破産!自主廃業、倒産、夜逃げ、なんでもいいが、いっぺん日本を解散してはどうか?

  今、あまりにも一部の人間が、あまりにも貴重な国民の、自然、資産、文化、そして国の名誉さえも独占して、これを汚し、傷付け、ムダにしていないか?この、どうしようもない不平等を変えるのは、革命か?選挙か? どっちでもなさそうだ。だから、解散!そして改めて日本を「選び直そう」ではないか。呂比須ワグナーのように。

W杯も終わり、つかのまの愛国心は霧散した。目の前に広がっているのは、崩壊の一途を辿るわが国の惨状。ならばいっそのこと、"日本解散"というのはどうだ。そして改めて、自分が属する国を選び直したい。愛国心が生まれるのはまさに、その時だ!

  「この、どうしようもない不平等を還るのは、革命か?選挙か?どっちでもなさそうだ。」はこの間の衆議院選挙そのものですね。
  10年も前の言葉がこれほど現代の日本のどうしようもない現実を見事に表現していることに驚かずにはいられません。こんな問題意識を持った政治家が一人でもいるのでしょうか。
  やはりもったいない人は早く亡くなられるのでしょうか。もっと痛烈な言葉を沢山見たかった。

日本解散か!


折りたたみ自転車

2009年09月09日 | 自転車・公共交通

  6日(第3640回)にソーラー道路を見つけたばかりの革新的発明と製品情報にまたしても私が長年期待していた発明品が紹介されていました。
  
第2536回第2819回で取り上げた折りたたみ自転車(折りたたみ自転車に乗ろう)の画期的と言えるものです。

  全体の解体が可能な自転車

  普通の自転車の大きさだが、各部位が全て解体できることがその特徴。ホイールでも折り重なることができる。解体した後に、らくらくボックスに入れる。持ち運びや収納に便利。

  これは驚きました。折りたたみ自転車の弱点と考えていたホイールまで畳めるのです。タイヤの材質は何なんでしょうか。乗り心地はどうなんでしょうか。耐久性も気になります。
  そして折り折りたたんだ寸法や値段も載っていないので詳細は謎ですが、車輪を折りたたむというところに取り組んだその心意気を評価したいものです。
  いずれ何処かで情報が出てくるでしょうが注意して見つけたいものです。何と言っても、これなら持ち運びもラクそうですし、電車にも気を使わずに載れそうです。公共交通とこの自転車があれば殆どの場所に移動が可能なのじゃないでしょうか。これぞ環境にやさしい究極の新しい交通体系というものでしょう。

  同じ日にポータブル電動自転車も紹介されていて、これも面白いのですが、私としては動力のいらない環境にやさしい自転車に軍配を上げます。それに乗りこなしも不安ですし、値段も4860ドルですから手も届きそうもありません。
  それにしても、新しい発想と言うものはいくらでもあるものですね。人間の能力には限界はないようです。

少しは見習わないと!


持ち帰り容器

2009年09月08日 | エネルギー 環境

  第3343回で取り上げた持ち帰り容器の「DOGGY BAG(ドギーバッグ)」が少しずつ広がって行く気配があるようです。定着すれば面白いのですが。

 日刊工業新聞より

  折り畳み式プラスチック製の食べ物、持ち帰り用容器

 「あるシンポジウムで途上国の食料不足問題が話題になった。それなのに懇談会では参加者が用意された食事を平気で食べ残していった」。電力変換用装置などの樹脂部品を手がける久保田製作所(前橋市、027・265・0819)の久保田保久社長は、そんな実態に憤り、食べ残しの持ち帰り用の容器を開発した。

 抗菌作用を持つ銀イオンを配合したシリコン製トレーと、折り畳み式のプラスチック製の容器が特徴。雑貨店などの店頭販売や、冠婚葬祭の会場で参加者に配るといった形での普及を想定している。事業化に先立ち、販売を担当する子会社のおふくわけ本舗(前橋市)を設立した。資本金は250万円。

 商品は小型タイプの「マイドギー=写真」(1000円)と、はしなども付属する本格タイプの「おふくわけ」(1500円)を用意した。9月中に発売予定で、来春までに計1万個の販売を目指す。(前橋)

  コンビ二の弁当のように賞味期限を過ぎれば捨てるのを見込んだ商売が当たり前になったり、もったいないの精神を忘れて余り物を平気で捨てているくせに食料自給率が先進国の中で最低だったりする。やはりこの国はどこかで間違っているとしか言いようがなさそうです。
  そしてそんな国を作ってしまったと言っても過言ではなさそうな政治は2大政党がどちらも国の未来を託す気にもなれない体たらく。
  この先良くなりそうな気配も感じられないと言えば言い過ぎになるでしょうか。しかしながらどんなに希望の持てそうも無くても何とか生き残らねばなりません。そのためには自給自足をしてでも生きていくくらいの覚悟も必要なのじゃないでしょうか。それにはまず粗食に慣れる必要がありそうです。つまりは捨てるなんて事はもっての他です。
  ということで、まずは持ち帰りを当たり前のことにすることもそうした用意の一つとも言えるのじゃないでしょうか。

チョッと強引でしたか!


太陽光大型船

2009年09月07日 | 太陽光発電

  第3272回第3385回で取り上げた太陽光発電搭載の自動車運搬船のその後の記事がありました。海の上は条件が悪いと心配されていましたが意外な成績のようです。

  Business Media より

  発電量は陸上の1.4倍――日本郵船と新日石の太陽光エネルギー

 日本郵船と新日本石油は92日、太陽光発電システムを搭載した自動車専用運搬船「アウリガ・リーダー」による実証実験の中間報告を発表した。同報告によると、20081219日の竣工から7カ月間の総発電量は32300キロワット時で、発電量は陸上(東京)で発電した場合に比べて1.4倍程度増加したという。

 アウリガ・リーダーは日本郵船と新日本石油が共同開発した自動車専用運搬船。全長199.99メートル、全幅32.26メートル、総トン数6213トンで、最大6200台の自動車を積載できる。太陽電池パネルはデッキ上に328枚設置されており、太陽光エネルギーで発電した電力を動力源の一部として利用している。

 同船による実証実験は、航海中の過酷な環境下でも船舶推進動力へ安定した太陽光発電の電力供給を実現することを目的に実施されているもので、竣工から約2年間、塩害や風圧、振動下での耐久性と、太陽光発電と船舶電力系統との連系を検証する。

 このほど発表された実証実験の中間報告は、竣工から2009713日までの4航海(全207日間)の結果をまとめたもの。それによると、太陽光発電システムの運転時間は2600時間で、総発電量は一般家庭17軒分の消費電力に相当する32300キロワット時を記録した。また、発電量は陸上(東京)で発電した場合に比べて1.4倍程度増加した。これは、航海域での太陽高度が東京よりも高く日差しが強かったことや、平均日照時間が長かったこと、船が受ける風によって太陽電池モジュールが冷却され、変換効率が上がったことなどが要因として考えられるとしている。

 なお、太陽光発電がアウリガ・リーダーの全動力に占める割合は0.05%、ポンプや照明など電力に占める割合も約1%と予測どおりの結果が出ており、これにより年間約14キロリットル(13トン)の燃料節減と約40トンのCO2排出量削減が見込めるとしている。

  太陽高度が高いとか日照時間が長いで発電量を稼げるのにはびっくりしましたが、それ以上に風による冷却効果にも驚きです。何でもやってみないとわからないものですね。
  こうなると私の生来の考え方「やってから悩む」も案外良い所がありそうです。きちんと考えてやるのも良いですが、やる前に悩んで踏み出さないのよりは良いのじゃないでしょうか。兎に角始めてみて、悪いところがあれば改良していけば物事は前に進みます。
  私が太陽光発電の未来がはっきりしないのに勧めるのはこの考えが根底にあります。兎に角一日も早く始めてどんどん広げていけばきっと良い解決方法も生まれてくるでしょう。しかし、踏み出さなければ何年経っても太陽光発電は広まらずに終わってしまうなんて事になりそうな気がします。

まず踏み出しましょう!


ソーラー道路

2009年09月06日 | 太陽光発電

  何時も何か面白い発想の発明品はないかとのぞいている革新的発明と製品情報ですが、このところわたしの琴線に触れるものがありませんでした。その発明の意義も分からないものも見られ、腹の立つことが多くて余裕が泣くなり私の感度が鈍ったのかと思っていました。
  しかし、久し振りに面白いものがありました。

  ソーラー道路

  3層構造のソーラー道路。上層は内部を保護すると同時に、太陽光をよく通す半透明な保護層。中間層は電力を生む太陽電池。下層は土壌からの湿気を防ぐ。

貯蓄した電力を照明に用いる以外に、加熱の役にも立ち、路面の結氷を防止する。デザイナーの話では、アメリカの高速道路がすべてこのような路面を採用すれば、たとえ太陽電池の効率が10%だけあっても、全米の電力に提供可能という。

現在、その道路の研究がすでにできた。但し、一日発電量7.6kwh30cmの路面がコスト6900ドルなんて、結構高価になる。米国エネルギー省は、コストを削減して早めに市場に投入できるように、ソーラー道路の開発会社(Solar Roadways)に資金を調達したそう。

 これは盲点でした。道路や線路の則面やフェンス、屋根などに太陽電池というのは誰もが直ぐに思いつくでしょう。しかし道路の表面にという発想は私にはありませんでした。
  強度の問題もあるでしょうし、その上を走る車の下は当然影になります。コストの問題も当然あるでしょう。という直ぐに思いつく弱点がこの発想に至らなかったのかもしれません。
  しかし、これらの弱点を克服できれば、是ほど条件の良い設置場所は無いかもしれません。世界中に張り巡らされた道路の表面が全部太陽電池なんて何とも素晴らしい光景じゃないですか。強度とコストの問題が解決できれば新しい高速道路の建設とそれ程コストは変わらないなんてことになるかもしれません。
  もう一つ考えられるのはその道路からの電気を誘導電流で電気自動車に使うなんてこともできるかもしれません。そうなるとバッテリーの問題も解決です。こんな電気自動車なら大歓迎です。

面白くなりそう!


レンタル自転車システム

2009年09月05日 | 自転車・公共交通

  第3628回でパリに続いてロンドンにもレンタル自転車システムが導入されることを取り上げましたが、東京でも規模はとんでもなく小さいですが実験運用が始まるのだそうです。

  Business Media より

  丸の内の風景が一変!? 10月から“公共自転車”が実験運用開始

10月から東京・丸の内のオフィス街で、いつでも誰でも利用できる公共自転車の実験運用が始まる。温室効果ガス削減に向けた取り組みの一貫で、すでに欧州各地では普及しつつあるこのシステムを日本でも普及させていく試みだ。・・・中略

  環境省は都心の自転車利用率を高めるため、今年1012月、東京・丸の内のビジネス街で、いつでも誰もが利用できる公共自転車システムを開始する。駐輪ポートを300メートルごとに5カ所設置し、計50台を配備。乗り捨てOKで、地下鉄の23駅なら気軽に“チョイ乗り”できる。また、一般の自転車のための駐輪ラックも設置する。

 利用には初回登録料1000円が必要だが、30分以内の利用は無料。以降、10分ごとに100円、3時間を超えると5分ごとに100円が課金され、丸1日間利用可能。1日を超えると、自転車価格相当額が事前に登録したクレジットカードから引き落とされることになる。温室効果ガス削減に向けた取り組みの一貫で、すでに欧州各地では普及しつつあるこのシステムを日本でも普及させていくという。・・・中略

 20077月に大規模な自転車レンタルシステム『ヴェリブ』を開始したパリ市は現在、約1500ステーションに2万台を配備。217000人が月間約10万回利用し、市内の自動車交通量が約6%減少したという。・・・中略

 ただし、良いことずくめというわけではない。ヴェリブは補償金を預ければ何時間利用しても無料だが、運用開始以降、8000台以上が紛失。120台以上が戻らず、破壊された車両は1万台にも達するという。運用会社は「このままでは破綻する」(地元紙)と嘆いている。前出の横島氏も「利用者の“質”が大きく問われるシステムであり、自転車が安全快適に走行できる環境整備も重要。日本はこの環境整備が特に遅れています。車から自転車、自転車から歩行者を守ることが大前提です」と警告する。

 今回の試験運用は現代の日本人の公徳心を試す機会ともなりそうだ。運用開始に先立ち、「低炭素社会の実現に向けた環境まちづくりの取り組み」と題したセミナーも9425日の2回、東京・大手町のTKP大手町カンファレンスセンターで開催される(要予約)。

  やらないよりは良いですが、それにしても余りにも規模が小さいですね。実験だから仕方ないのでしょうが、早くパリ並みに大規模に拡大して欲しいものです。
  というより、東京都もオリンピックなんかに力を入れるよりそれだけの予算を自転車道の整備に使って東京都をレンタル自転車システムの世界一の都市にした方が余程有意義なお金の使い方と言えるのじゃないでしょうか。
  短期間のお祭り騒ぎのオリンピックはまだやったことのないリオデジャネイロ(ブラジル)あたりに譲った方が喜ばれるし、東京都の未来にとってもずっと有意義でしょう。

そう思いませんか石原知事!


有料サイト

2009年09月04日 | PC

  この部屋を立ち上げる時に費用をかけないという生来のケチ精神で未だにワードを使って更新しています。それだけにネットにはプロバイダーとNTTの光の接続費以上をかけないというのが自分なりの決め事です。
  ですから、どんなに気に入った
HPでも途中で有料になろうものなら残念ですが2度と訪問することはありません。

  ネットの良さは無料にこそありとの勝手な考えでこれからも続けていくつもりです。そんな偏っているような私の考えですが、案外賛同者は多いようです。

 Business Media より

 「ニュースサイトが有料化したら読みたくない」人は96 

  ・・・略

  「Webニュースサイトを読むときの利用料は、有料・無料どちらを選びますか?」という問いに対し、「無料だけ選ぶ」と答えた人は97.9%。「有料だけ選ぶ」は0.2%、「有料・無料どちらも気にせず選ぶ」は1.9%しかいなかった。

 また「無料のニュースサイトがもし有料になった場合、利用料を払ってニュース購読を続けたいと思うか」という問いに、「続けたくないと思う」と回答した人は69.7%。「どちらかというと続けたくないと思う」をあわせると96.0%が「続けたくない」とした。「続けたくない」と答えた人は男性よりも女性が多く、また世代が若くなるにつれて増えている。・・・以下略

  「タダ」ほど高いものは無いとも言われますが、入る物が無い身としてはやはり少しでも支出を抑えて自己防御をする必要があります。安易に有料に飛びついているとどんどん支出が増えていくことになります。それでなくても取られるものばかりの世の中できる限り支出を抑えて行かないと誰も助けてくれません。
  無理に有料サイトに行かなくてもこのネットの世界は無料の有用なサイトが沢山あります。企業などにとっては痛し痒しの面もあるでしょうが、ここは是非辛抱して無料サイトの継続をお願いしたいものです。

ネットまで取り上げないで!


勝手なファン

2009年09月03日 | イチロー選手

  国民は民主党を選びましたが、必ずしも全面的に信頼していると言うわけではないようです。つまりは余りにも自民党が酷くて、どうしても変えたかったと言うことのようです。それは満足できる選択肢がないままに仕方なく選ぶしかなかったのでしょう。
  それだけに選ばれた民主党にも期待できるものは少なそうですが、せめてこの国を売ることだけはやめて欲しいものです。もう見守るしかないのですから腹をくくるしかなさそうです。

  腹をくくるといえば、偉大なる記録達成を前に故障で休まざるを得なくなったイチロー選手です。早く良くなってゲームに出てくれるまで腹をくくって待つしかありません。
  私のたった一つの楽しみであるイチロー選手がこうなってしまった8月の下旬は選挙と供に本当にがっかりしました。でも待つしかないのです。

  胃潰瘍で開幕から8試合を休んだだけに今年は危ないかもしれないと心配したイチロー選手でしたが見事にその不安を晴らして一時は最多安打をも塗り替えそうな勢いで一気に元気付けてくれました。その上、首位打者まで期待できそうだったのですからこんな楽しい毎日はありませんでした。
  あの故障までは8月中には9年連続の200本安打も達成しそうでした。しかし、チョッと調子を落として打率も余りにも出来すぎの相手に抜かれて一時は2分くらいの差をつけられたと思ったらこの故障です。不幸中の幸いで1月を残して復帰できるようなのでホッとしました。
  それにしても、こうなるとこの連続200安打がどれ程大変なものかが骨身にしみます。8年間故障も無く活躍しなければ続かないのですから如何にイチロー選手が偉大であるかが良く分かります。
  勝手な願いですが、何とか200安打を達成して貰いたいものです。一時は一安打では物足りなく3安打4安打でやっと喜び、首位打者まで望んでいましたがもうそんなことは言いません。
  と言いながらも、200安打だけはお願いしたいのですからやっぱり勝手なものですね。
  しかしながら、この先どうなるか分からない日本の将来のことを考えると気が滅入るだけにせめて9年連続200安打を達成して日本中を元気にして貰いたいものです。

お願いします!


ノンアルコールビール

2009年09月02日 | 日記・その他

  瀬戸大橋の真中与島で自動販売機で飲料水を販売している時、連休やお盆など暑い時の繁忙期にお客さんからビールはありませんかとの要望が多かった。しかし、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアではアルコールの販売は禁止されていますと断っていました。
  それでもあまりに要望が多いので、今は既に発売中止になっている
宝酒造株式会社のノンアルコールビールの自販機を置いて見ました。しかし、思ったほどには売れなかったことを覚えています。
  余り酒を飲まない私とってもノンアルコールビールはやはり本物とは何処か違っていてそれ程美味しいとは思えませんでした。アルコールがあるかないかだけで味が違うものかどうか良く分かりませんが、飲む人にとってはアルコールが入っていないこと自体が許せないのかもしれません。残念ながらアイデア倒れとなった苦い思い出があります。
  そんなノンアルコールビールが今や脚光を浴びているそうです。

  MSN産経ニュースより

  「アルコールゼロ」ビール風味飲料が出そろう 競争激化へ

  サッポロビールは27日、ビール風味飲料「スーパークリア」を刷新し、アルコール度数を0・0%として9月30日に売り出すと発表した。「アルコールゼロ」のビール風味飲料をめぐっては、キリンビールが今年4月に発売した「フリー」が大ヒットしたのを受け、アサヒビールとサントリーが追随することを決めていた。今回、サッポロの参入によってビール大手4社の商品が出そろい、激しい販売競争が繰り広げられそうだ。

 サッポロが発売する「スーパークリア」は、従来品が0・5%のアルコール分を含んでいたのに対し、アルコール度数を0・0%に抑えた。麦芽エキスに炭酸を加えてビール風味の飲料に仕上げたほか、健康志向の高まりに配慮し、糖質も100ミリリットル当たり6キロカロリーと従来に比べて約4割減らした。実勢価格は350ミリリットル缶で140円前後。年内に5万ケース(1ケース=大瓶20本換算)の販売を目指す。

 「アルコールゼロ」のビール風味飲料の先駆けとなったキリンの「フリー」は、酵母を使わずに麦芽やホップの配合比率や香料を工夫してビール風味を実現した。飲みたくても飲めない運転手や病気の人などの支持を獲得し、8月には年間販売目標を250万ケースに上方修正した。スーパーだけでなく、高速道路のサービスエリアやゴルフ場でも売れているという。

  キリンがフリーで「アルコールゼロ」のビール風味市場を開拓したことで、アサヒが9月1日に「ポイントゼロ」、サントリーも9月29日に「ファインゼロ」の投入を決めた。年内の販売目標はアサヒが40万ケース、サントリーが30万ケースで、サッポロを含めた3社が先行するキリンを追撃する。

 アルコール度数が1%未満のビール風味飲料は平成14年の改正道路交通法の施行で、飲酒運転の罰則が強化されたのを契機に各社が相次ぎ対応商品を売り出した。しかし、各社ともアルコール分を0・1~0・5%含んでいたため、ドライバーらの警戒心はぬぐえず、最近は市場が縮小傾向にあったという。

 「アルコールゼロ」のビール風味飲料は清涼飲料との位置づけで、ビール類の出荷数量には計上されないが、若者のビール離れなどでビール類市場が縮小する中で各社とも力を入れており、顧客争奪戦が激しくなりそうだ。

  今度のはビールメーカーが作っているだけにアルコールが無くても美味しいのでしょうか。飲まない私としてはそれほどまでにして飲まなくても良さそうなものだと思えますが、お酒の席でウーロン茶で誤魔化すよりは良いかも知れませんね。
  果たして今度は定着するのでしょうか。

一度試してみるか!


コンパクトシティ

2009年09月01日 | エネルギー 環境

  第2057回で取り上げたコンパクトなまちづくりに国がいよいよ動き出すようです。

  時事ドットコムより

  地方の中心市街地を再生=「暮らし機能」の集約支援へ-来年度に新制度創設・国交省 8252

 国土交通省は24日、空洞化が進む地方都市の中心市街地再生を目的とした新たなまちづくり制度を2010年度に創設する方針を固めた。分散した医療・福祉施設など暮らしをサポートする機能を市町村が中心部に集約させた場合、財政、税制面で支援する。同省は、こうした生活サービスの集積拠点を「コンパクトシティー」と名付け、普及を図る。

 新制度の事業主体は市町村で、コンパクトシティーの対象区域を指定し再生計画を策定する。国は、市町村または民間事業者が同区域内に病院、高齢者ケア施設、子育て施設などの公益施設を建設した費用の一部を補助。空きビルを活用した事業は改修費が補助対象になる。

 税制面では、郊外にある施設を同区域内に移転させる際、不動産を売却した譲渡益への課税を減免する優遇措置を講じる。

 併せて、交通拠点の利便性を高めるため、使い勝手が補助金より優れている交付金を創設。同区域の核となる鉄道駅、バスターミナル周辺に駐車場、駐輪場、広場、歩道橋などを整備する市町村に財政援助する。 

  何でもお国に決めてもらうのも「何だかなぁ」と言うところもありますが、こうしたことは個人の力で動くものでもなし、やはり大きな力で動かすことも必要なのかもしれません。
  昨日のコンビ二の24時間営業もそうですが儲け主義に任せて進んできた世界も使い放題のエネルギーの枯渇なども考えて、もう一度、野放図に発展に任せるやり方を考え直す時が来ているのかもしれません。
  マネーゲームに任せて一部の人だけが恩恵を蒙るおかしな世界になったように、なんでも放ったらかしにすることで行き過ぎたことによる弊害があらゆるところで起っていると考えれば、本当に必要なのはどのあたりかを見極めることもこれからは必要になってくるのかもしれません。
 それをお国に頼りすぎるとこれも官僚や政治家の暴走に繋がりそうで怖いものがありますが、どこかできちんとしたものを見つけたいものです。

相当難しそう!