明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


俳優の峰岸徹さんが亡くなった。階下のプロデューサーYさんと、K本にみえたのは昨年の5月であった。トライアスロンをやっているとかで、その時はまったく病気など感じさせない、元気な様子であった。私は丁度、フンドシ姿の三島を作っていたときであり、映画で観たフンドシ姿といえば、刺青の入った『サード』の峰岸徹だったので、帰りがけにちょっとサードの事を話したが、なにもそんな昔の作品の話をすることもなかったかと、後で思ったが、Yさんによると、好きな作品なので喜んでいたと聞いた。Yさんが見舞いにいったおり、落語好きで、高座にもあがった峰岸さんに、K本で撮影し、Yさんに手伝ってもらった中央公論アダージョの志ん生特集を持っていったら、「なんだ、あの店に志ん生来てたのか」といったと聞いたのは、つい最近のことであった。合掌。
レスリングの女子世界選手権。55キロ級で吉田沙保里が6連覇。五輪2連覇を含めると、8大会連続の世界一となった。力道山の頃から格闘技を観ているが、日本人で、あれほど圧倒的に強い選手は記憶にない。他には“角聖”双葉山あたりを持ってくるしかないが、双葉にしても、69で連勝記録が止まったあとは連敗している。

01/07~06/10の雑記
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