明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



数日振りに昼食を食べにT屋に向かうと、K本の常連で70過ぎの、元気なSさん。今年はこの辺にハゼがいないそうだが、釣るときは誘ってくれるようにいう。Sさんがやるのは、ウチのマンションの脇を流れている川なのだが。これから帰ってカアちゃんと昼飯だけど、といいながら一緒にT屋へ行きビール。久しぶりに人と会話らしい会話。秋刀魚定食を食べ、御茶ノ水へ材料を買いに行く。この辺りは楽器屋、レコード/CD屋だらけである。つい入ってしまう。日本の作家など作るようになってから、制作中にジャズ、ブルース、ロックなど聴かなくなっていたが、ギター2本を入手したおかげで、気分が復帰している。ロックは、ポリスのデビューアルバムを最後に急激に興味を失った。ブルースを基調としたロックが衰退していったのは、あの頃からだろう。ロックは、黒人のブルースを聴いて育たないと駄目だと思っていたが、随分前から、黒人自体が、大学入って初めてブルース聴いたなどという時代になってしまった。デュアン・オールマン、アール・フッカー、エルモア・ジェイムス、吾妻光良とスゥインギン・バッパーズを買う。吾妻さんが私の個展に、ジャズ喫茶に配ったDMをみて来てくれたのは2回目の個展だった。メンバーと人形の大きさで賭けていたのを覚えている。ということは私が25で吾妻さんが26の時であろう。 数年前に熱帯魚飼育を再開し、自転車も3台になり、エレキギターである。人生第二周期に入り、また黒人を作り始めたりして。いや楽器作るのが面倒くさい。バッパーズの『齢には勝てないぜ』を繰り返し聴く。

01/07~06/10の雑記
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