明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日から喉が痛い。最近、風邪というと、喉から始まるのがパターンである。ヨーカドー木場店で風邪薬と喉飴を買い、ついでに『二十世紀少年』を観ることにした。主人公達は、私より2歳ほど若い設定のようである。なかなか面白いのだが、早々にいやな予感がする。3部作だというのは聞いていたので、中途半端なところで終るんじゃないかと。案の定、消化不良である。TVの連続ドラマじゃないのだから、1部だけでも満足できるような作りにすべきであろう。こんなところで終るのを知っていたら観なかった。ビデオになった暁に、3部作を一挙に観るのが一番良いだろう。その昔、武道館で観たT・REXを久しぶりに大音量で聞きたくなる。 そうこうして、みるみる声が出なくなってきた。子供の頃は、こんな時、自分の声を録音して喜んだものだが、日本のロックやソウルシンガーは、無理して喉を潰すという話を聞いたことがある。私も荒川の土手にでも行って、などと、考えなくもない。魅惑のハスキーボイスを手に入れ、晩年をその声で生きるというのも、満更悪くないのではないか。しかし、面白いことを言わない笑福亭になるのが関の山であろう。せいぜい喉飴を舐めることにした。

01/07~06/10の雑記
HOME

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )