明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨年地元の『タウン誌深川』に隔月で一年間休業中の居酒屋について書かせていただいた。『常連席にて日が暮れる』は、週の半分だけ再開するという朗報を締めくくりとした最終回を店に届けた翌日、常連に向け不可解な張り紙が貼られ、一年間、再開までは、とつなぎ止めていたつもりだった我々は以来、私も含め一度も顔を出していない。私など30年顔を見続けた旧?女将さんの顔が見られないのが実に寂しい。 一方常連席を暖め続けた我々は行き場を失い、落ち武者の如く散り散りと。たまに顔を合わせては落ち武者とはかくの如し、とブツブツいい合っている。休業中は店の人に一見の客とこんな客以外は断って欲しい、とセーフリストを作らされて、そんなことは我々客でなく店側がやって下さい、と思いながら他の客を断っていたが、それを知らない客からすると、我々はすっかり悪者になっているに違いない。まあ、今となってはどうでもいいことである。 ところで『タウン誌深川』だが、1号空けて新連載をやらせていただくことになった。『明日できること今日はせず』。タイトルを考えるのが面倒でつい。第一回は『受け継がれぬ教訓』。当ブログに毛が生えた、いや生えていないかもしれないが、編集者がいるので、誤字脱字がないことだけは保証させていただく。明日25日より配布となる。書店での購入他、協賛店での入手も可能である。
HP

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