慧可、達磨太子はすでに撮っていたがちょっと色を塗り替えたので、臨済義玄ととも撮り直すことにした。本日はワクチン4回目。5時15分というから、暑さも多少マシになっているかもしれない。中国の、ある僧が注文して描せた、まなじりを決した喝!の表情の原画があるはずだが、どうしても見つからない。臨済宗の宗祖臨済義玄の肖像が無さすぎて腑に落ちない。インスタにしても臨済義玄は百件未満である。中国の検索エンジンでも曽我蛇足二代の作品が出て来る始末である。まして立体となるとへんな石像しかない。確かに先達の肖像画を残す、という禅宗でも臨済宗の習慣が生まれたのはずっと後世ではあるのだが。 接種会場は歩いて15分ぐらいか。腰も痛いし早めに出るか、と思ったのが4時半。しかし次に気付いたのは5時15分であった。間に合わなかった。 修行中山を降りないと決めていたのに友人を送って行ったら話に夢中になり気がついたら土俵を割っていることに気付いて笑う3人の男達『虎渓三笑図』の教訓役に立たず。 始業のチャイムが鳴っているのに図書室から出てこないので出禁になった小学生時代、耳が遠いのではないか、という担任の忠告で耳鼻科に行かさられ、母と手をつないで買い物の道中、小さな声で私の名を呼び、よく試していた。本を読むか、何か作らなければ、こんなことは起きないのだが。起きているのに必要なめざまし時計。