蝦蟇仙人は相方の鉄拐仙人が鉄の杖をもっていたり口から分身を吐いたりするので、ちょっと地味かな?と、と言っても巨大な白い三本足の蝦蟇蛙を肩に乗せてはいるけれど。数珠を首にかけ。手には桃の実。色味が丁度良い。どうせカエル顔なら。と目玉もカエル調にしてみた。 臨済義玄は。陰影なしで撮ってみたが、喝!の迫力が出ない。夜一灯で撮ることにした。 なんでも鑑定団を観ていたら、白隠の書画が出ていた。絵が全く違う。それは良いとして、絵としては苦手というか嫌いだが。臨済宗中興の祖として紹介されていた。まあ偉い禅僧な訳だが、夕飯を食べたら私が撮影しようとしているのは中興の祖どころか開祖である。白隠和尚は気にするな、と言っている。作りたければ気にするタマじゃなかろう?そういう時は申し訳なさそうな顔をするのだ、と言ったであろう母親も今は老人ホームだ。と白隠は私をそそのかすのである。