明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



蒙古兵に喉元に剣を向けられる無学祖元。すでに真正面を向いた作品を作ったので、手前で横を向かせた。2人の顔を入れるとなると、構図は大体決まってくる。前作で龍を身体にまとわせたので、ごく普通に当たり前に、を心掛ける。 陰影のない世界だと、空気感などとは無縁の真空状態のような世界だった。2人がいくら近寄っていようと、影はもとより反射による影響も受けず。まさに切り貼り。だからからこそ、背景に、人物の考えている内容を反映させたり、日本人がかつて普通に行っていたことが出来た。今回は途中で方向転換したので、2種類作ることになってしまったが、今後はパラレルワールドを行き来するが如く使い分けたい。



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