明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

予定  


当初、寒山拾得のバリエーションだけでは今一つだとは思っていたが、寒山拾得が難航している間に、随分手を広げてしまった。一休宗純は、竹竿に骸骨、骸骨を枕の酔卧図の2種、臨済義玄はほぼ完成。作り初めの頃、すみの方にそっと展示を、と考えていたが、事情が判ってくるにつれ、これは失礼しました、喝!が私に返って来ないよう、ピッタリの古い厨子まで入手したので展示もしたい。布袋尊撮影用に後ろを作っていないが、後ろを作って展示した方が良いとの意見も。『虎渓三笑図』は登場人物3人も作った、となると2人登場の「慧可断臂図』も、三笑図に劣らず面白いモチーフである。達磨大師の首があるのだから、正面向きの達磨大師を考えないでもなかったが、特別なアイデアがある訳でもないので止めておく。あとは寒山拾得、虎と豊干の『四睡図』。ここまでを目標にする。 三本脚のガマガエル如きに時間を費やしてしまったが、スケジュールを考えると、蝦蟇仙人、琴高仙人、鉄拐仙人は後回しにして様子を見たい。琴高仙人に使う鯉は冬が旬というから、その点からも考えどころである。まったく、スケジュールを立てる、というのは私には厄介である。そんな私が開くのも嫌な書物といえば、なんといってもJRの時刻表である。



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