花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

横島干拓探鳥  タゲリ、ツグミ、ハクセキレイ

2010-12-26 | 横島干拓の鳥たち
 平成22年12月26日(日)

 先月の半ば、カメラ友だちとマナヅルの来訪を聞いて出かけました。車で南へ30分の距離です。お目当てのマナヅルは広い干拓をぐるぐる回りましたが発見できませんでした。いろいろな鳥を見かけましたが、まずタゲリ(田鳧)を紹介します。



 飛ぶ姿です。子猫のような鳴き声を発します。



 全長は31.5㎝。横島在住のMさんの話ではここで繁殖しているとのことです。 



 エサはミミズや昆虫類。



 この冠羽が大きな特色です。



 次はツグミです。



 最後は海岸堤防の上にいたハクセキレイ。スマートな鳥です。近くのスーパーの駐車場などでも散見されます。



 そのハクセキレイを狙う野良猫。堤防付近にはいつも10匹くらいの野良猫がいますがいずれも食べ物に不自由していないのか丸々太っています。



 先日(12/23)どんこ菜園に行ったら近くの人が「どんこさんの菜園にマナヅル2羽ナベヅルが1羽時々来ていますよ」と教えてくれました。もうびっくりです。出会えるか、楽しみです。でも出水のツルたちの鳥インフルエンザ発生の報には胸が痛みます。

【私の鳥の師匠・安尾さんは心臓の大手術が成功し、快方に向かわれています。いろいろ励ましをいただきありがとうございました。】
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横島干拓のタゲリ

2010-02-21 | 横島干拓の鳥たち
 平成22年2月21日(日)

 横島干拓にはマナヅルの他にも様々な鳥が観察されます。今回はタゲリを紹介します。漢字では「田鳧」と表記します。田んぼにいるケリで、冬鳥として渡来してきます。全長は29.5センチもあります。



 このように田んぼを好みます。後頭部の長い冠羽に特色があります。



 スマートな肢体です。



 後ろ姿。





 つぶらな瞳。



 結構イケメンです。



 羽もきれいです。



 飛ぶ姿は大きく感じます。向こうには明治時代築造の潮受堤防の一部が見えます。

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横島干拓マナヅル続報  (熊本県玉名市)

2010-02-09 | 横島干拓の鳥たち
 平成22年2月9日(火)

 1月最後の土曜日、朝から安尾さんとツルを見に出かけました。前日にもカメラ仲間と出かけたばかりですが、地元でツルの観察を続けておられる県事務所勤務のMさんと落ち合うことになっています。
 移動するマナヅルです。



 こうして餌のある場所へ舞い降ります。14羽の群れを一堂に収めることが出来ました。



 少しアップしてみました。



 こちらは別の群れです。遠く防波堤が見えます。



 親子3羽の連れです。右端が子どもです。



 別の4羽の連れ。右の黒いツルがナベヅルで、他の3羽がいつも守っているのだとMさんが教えてくれました。



 餌をとるマナヅルたちです。



 これは前日のデジスコ画像2枚です。





 農作業のトラックが来たので飛び立ちました。「逃げないのもいる!安尾さんが驚いていました。



【安尾さんからの最新情報】
ツルの北帰行が始まりました。
7日、朝38羽いたのが、4羽飛んだ(現地で見送った)
8日、朝34羽いたのが、昼前に21羽飛んだ。荒尾の上空で鉤になって飛ぶツルを安尾の妻が確認。
9日、朝マナヅル12羽、ナベヅル1羽が残っている。(原文のまま)

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マナヅルが30羽!  熊本県玉名市・横島干拓

2010-01-18 | 横島干拓の鳥たち
 平成22年1月18日(月)

 鳥の師匠・安尾さんとお隣の玉名市の西方に広がる横島干拓へツルを見に出かけました。積雪のあった1月13日です。今シーズンはいつになくマナヅルの飛来数が多いのです。
 既に来ていた地元紙のカメラマンYさんが「今日は来ていないようですなぁ」と言っている矢先、熊本市方面から飛んでくるマナヅルの一群が目に入りました。「来たっ!」私が指さすとYさんも「おぅ、おぅ!」と素早くカメラを構えました。
 残念ながら先頭のツルの頭部は切れてしまいました。



 ツルの飛ぶ姿はいつ見てもきれいです。 



 1群は全部で11羽でした。



 着地したらすぐエサあさりです。



 横島干拓は壮大な雪景色でした。



 ツルたちはそれぞれの群れであちこちに移動して行動します。9時過ぎから14時くらいまで広い干拓を安尾さんの運転でゆっくり廻りながら探鳥を続けました。Yさんとは携帯で情報を交換しながらの別行動です。プロカメラマンらしくYさんは「ツルの吐く息の白さを撮りたい」と言っていました。果たして撮れたのでしょうか。



 右端はマナヅルの幼鳥です。



 南国熊本とは思えない光景です。



 舞い降りる姿です。



 安尾さんのカウントはマナヅル30羽、ナベヅル1羽でした。ねぐらは30キロばかり南の熊本港付近だということです。



 安尾さんに頂いた「くまもとのツル」の小冊子です。全32頁。2004年以降の熊本のツル飛来の詳細な記録とツル保護に関する国会の議事録などが収録されています。表紙には以前撮影したどんこの写真を使ってもらえました。

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横島干拓(熊本県玉名市)のアオサギ

2009-07-13 | 横島干拓の鳥たち
 平成21年7月13日(月)

 横島干拓までは家から南へ車で30分かかります。冬にはマナヅル、ナベヅルなども渡来してくることがある、鳥見のスポットです。今回はアオサギの婚姻色を求めて行ってきました。交尾期には淡黄色のクチバシが赤くなります。クリークはエサを狙いやすい場所なのでアオサギを見つけやすいです。



 目は鋭く、日本のサギの中では最も大きな鳥(全長93㎝)です。はっきり婚姻色が見て取れます。



 水上のアオサギ。一幅の絵のようです。冠羽がくっきり見えます。



 大きいので飛ぶ姿をツルと見間違えそうです。



 ツルの舞に似ています。



 この子はまだ成鳥ではないようで、色も濃い青ではなく、やや淡く、冠羽もない若鳥の特徴を示しています。



 アオサギは「留鳥または漂鳥として全国に生息し、増加傾向にある」(叶内拓哉)と言われています。
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横島干拓のミサゴ・タゲリ 新春探鳥(二)

2009-01-17 | 横島干拓の鳥たち
 平成21年1月17日(土)

 冬休み終わり方のチョロ・ツーとの探鳥記の続きです。電柱に留まっているのはミサゴです。ワシタカ科の鳥で全長が雌では64センチにもなります。



 このように魚を獲る名人(名鳥)です。





 タゲリはチョロ・ツーが見つけてくれました。刈田で戯れていました。



 全長31.5センチ。後頭部の長い冠羽をチョロ・ツーは「かっこいいね、じいちゃん」と喜んでいました。





 ちょっと遠くにアオサギがいました。
 「哲学者のよだね」「テツガクシャってなあに?」「良く考える人だよ。ア○ウさんと反対の人かな」「そっか」
 こんな他愛ない会話をしながら車をゆっくり走らせます。



 その他ハクセキレイ、ジョウビタキ、コクマルガラス、カワラヒワ、ユリカモメ、ヒバリ、ツグミ、モズ、コサギ、ニュウナイスズメなど多くの鳥たちに出会った半日でした。
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横島干拓のマナヅルたち  新春探鳥(一)

2009-01-09 | 横島干拓の鳥たち
 平成21年1月9日(金)

 冬休みの終わり、野球練習のないチョロ・ツー(小4・外孫)とお隣の町にある横島干拓へ探鳥に行ってきました。広大な干拓地です。鳥を探すのは、なれないとなかなかむずかしいのですが、2時間ばかりうろうろしていたら、畑から飛び立ったマナヅルたちを見つけました。



 「ツルだぁ!」
 生まれて初めて野生のツルを見たチョロ・ツーは大声で叫びました。



 写真を撮っていた時は7羽くらいかと思っていたら9羽もいました。



 途中で向きを変え、南の熊本市の方角へ飛んでいってしまいました。毎年ここの横島干拓へは少数ながらマナヅル、ナベヅルがやってきます。出水へは行かずに途中下車(!)しているようです。



 栴檀の木にムクドリが来ていました。



 川で泳いでいたのはオオバンでしょうか。



 海上すれすれを飛ぶのはマガモかも?カモ類の名前は自信がありません。コンビニのお握りを買いにいき、5,6時間孫との充実した時を過ごすことが出来ました。次回はミサゴ、タゲリなどをアップします。

 
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熊本のツル

2007-01-23 | 横島干拓の鳥たち
 平成19年1月23日(火)

 ツルの渡来地として鹿児島の出水地方は全国的に有名で、観光ツアーまで組み込まれています。
 私は熊本県の北部に住んでいます。車で南へ30分の玉名市の横島干拓には毎年マナヅルやナベヅルがやってきていると言う情報を聞きながらまだ一度も見たことはありませんでした。
 機会があって先日、野鳥の会のYさんに案内してもらい、いろいろな野鳥を観察していたら、偶然目の前にマナヅルが4羽とナベヅル1羽がいました。



 アップの画像です。



 ツルは用心深い鳥です。ちょっとした気配で動きが見られます。



 飛んでいる姿はきれいです。北側の畑へ移動していきました。




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安尾さんの「横島干拓」

2006-01-13 | 横島干拓の鳥たち
 平成18年1月13日(金)

 きのうの朝、いつもの通り近くの海岸(蔵満海岸)へ足を運んでいたら、顔見知りの日本野鳥の会の安尾さんに会いました。ニコンの双眼鏡を首から提げ、探鳥の様子でした。話を伺うと、ご結婚前の紀宮様が勤めていらっしゃった「山科鳥類研究所」からこの蔵満(くらみつ)海岸に調査に見えるので、その下調べをしているとのことでした。
 
 あいにく、この朝はほとんど鳥の姿は見えませんでした。北に2,3キロの市屋(いちや)海岸にもいなかったそうです。「山科鳥類研究所」から見えた時に、いつもの通りたくさんの鳥がいればいいのにと思ったことでした。

 私の近くの蔵満海岸は知る人ぞ知る野鳥の集まる有数の名所なのです。常に全国のベストテン内に入っています。ところが、意外にも地元の人はそのことを知りません。
 近くに住んでいる市長自身も知らなかったそうですから、他は推して知るべしでしょう。市長は看板でも立てようかと、安尾さんに話されたそうですが、今度私も会ったら、もっとスケールの大きい案内板を設置して欲しいと進言したいと思います。

 安尾さんは、野鳥の集まる環境を地道な努力をされながら守り、育てておられます。安尾さん達が編集された「横島干拓」を頂きました。横島干拓は自分の所から16キロばかり南の野鳥の名所です。去年はマナヅルが37羽来ていたそうですが、今年は6羽いたのが現在は2羽に減っているそうです。



 わずか16ページの小冊子ですが、中身はもう胸がワクワクする内容が凝縮されています。



 山科鳥類研究所の調査は、ロケット網で野鳥を捕獲し、全部に標識を付けてからまた放鳥するものです。その折は、私も片隅から眺めてみたいと思っています。今から楽しみにしています。


 
 
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