花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

荒尾干潟写真展 「水辺の鳥たちはなにを食べているか?」開幕

2015-05-30 | 野鳥写真展
 平成27年5月30日(土)

 前々から予告していた表記の写真展の準備を関係者がシティモール8時に集まり、準備をしました。パネル板なども離れた中央公民館から運搬してきたものです。「であいの広場」の時計もまだ8時20分を指しています。シティモールの開店は10時でまだ周囲は閑散としていました。



 ほぼ準備も整いました。市環境保全課の若いSさん、Nさんも運搬等で汗を流してくれました。



 準備が整ったところでリーダーの安尾さんもほっと一息ついています。



 昨年度末に市内外、各方面からの参加の「荒尾干潟ワークショップ」で集大成された荒尾干潟関係のパネルも11枚展示されています。これを一覧すると荒尾干潟についておおむね理解が出来るほどの出来です。エサを採る鳥たちの写真提供は垂水さん5点、豊島さん4点、私が30点、それにオーストラリアのアラン・スティアートさんが1点と私の孫のチョロ2が中学生(現・高校2年)の時に撮った写真も1点特別参加です。



 10時開店と同時に買い物のお客さん方が来て、展示会場で足を止めてくれるようになりました。新聞社の取材も2社ありました。





 平日なので児童生徒たちの姿はさすがにありません。土、日を期待しています。 



 「こんなものを食べとるとたいなぁ~」とびっくりされる声が多かったです。



 「これは?」「はいフナムシです。」



 荒尾干潟パネルは関与されたTさんが親切に解説していました。



 初日、滑り出しは上々。延べ1200名ほどのお客さんに観ていただきました。・アンケートにも快く応じてもらっています。初日は午後5時で引き上げましたが、さすがにぐったりです。

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アジサイ咲き始める

2015-05-27 | 花・植物・果実
 平成27年5月27日(水)

 もうアジサイの色がほんのりと出てきました。梅雨が早いとの予報でしたが連日、晴天続きです。昨日(26日)は30度を超える真夏日でした。



 前庭の一角を菜園にしたので、六箇所あったアジサイの半分を根こそぎ伐採して、残るは三箇所です。


 


 ゆあみして来てあじさゐの前を過ぐ  誓子



 こちらは座敷前のもの。雨期には盛りのアジサイをまたお届けするつもりです。



 テッポウユリも間もなくでしょうね。 



 皇帝ダリアはぼつぼつ育っています。今年は7.8本見られることでしょう。 



 ツツジの一種、ヨドガワです。花期が終わり、来年に備えて丸坊主に剪定しました。



 これはバーベナでしょうか。



 ひっそりと咲く鉢植えのミニバラです。

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荒尾干潟紙上写真展(一) 水辺の鳥たちは何を食べているか?

2015-05-24 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成27年5月24日(日)

 先にお知らせしましたが今月29日(金)から「あらおシティモール」1階中央「であいのひろば」で表記の写真展があります。皆さんには一足先に初めの部分をお届けします。



 カイツブリ(鳰)【留鳥】。体長:26㎝。撮影日:2006.1.28。撮影場所:浦川。「ため池や川で見られ、カモによく間違えられる小型の水鳥。餌の魚を採るとき、人が近づいたときなど水に潜る。繁殖期に『ケレレレ・・・』とけたたましく鳴き合うため、遠くからでも生息が確認できる。繁殖には水草などを集めて浮き巣を作る。5月~6月頃、親の背に縞模様のあるヒナを乗せている微笑ましい光景が見られる。」(展示用説明パネル・安尾さん作成、以下同じ)。



 ズグロカモメ(頭黒鴎)。【冬鳥】。体長:26㎝。撮影日:2006.2.10。撮影場所:荒尾港。「ズグロカモメは世界的に絶滅が危惧されている種で、環境省のレッドリストでは『絶滅危惧Ⅱ類』にリスとされた希少種である。現在世界で7,000羽と言われている。中国東北部から朝鮮半島に至る黄海沿岸のごく狭い地域で繁殖し、日本、韓国、中国東部、ベトナム、台湾などの内湾などの内海や河口部の干潟で越冬する。極東沿岸のみに生息する。」



 撮影日:。2006.2.10。撮影場所:荒尾港。「雌雄同色。ズグロカモメはユリカモメに似ているが、やや小さい。くちばしは太くて短い。脚は暗赤色。ユリカモメと一緒の場合は群れの周辺にいるので探しやすい。昼間は干潟でカニやゴカイを捕り、夜は海上で眠る。食性はカニ、小魚、カエル、貝などである。」



 撮影日:2010.1.15。撮影場所:市屋海岸。「(前略)。国際的に地域性が強い。有明海では佐賀県鹿島干潟、東与賀の干潟、荒尾干潟、八代海の不知火干潟、周防灘の曽根干潟で日本に渡来する個体数の90%が越冬している。2012年冬期には荒尾干潟に528羽が渡来した。」


 
 撮影日:2013.1.20。撮影場所:荒尾港。「環境省の委託事業で山科鳥類研究所が1990年代に周防灘の曽根干潟において日中合同で越冬中のズグロカモメの調査を行っていた。中国の沿岸部で生まれたヒナに標識を付け、どこで越冬するか、また日本の干潟で成長を捕獲し標識を付け、中国の繁殖地に戻るか、更に2008年から荒尾海岸で成鳥に標識を付け、GPSを装着し衛星追跡調査等も行った。」



 撮影日:2013.11.28。撮影場所:荒尾港。「(前略)。日本には約2,000羽が越冬で渡ってくる。荒尾干潟には2007年:192羽。2008年:138羽、2009年:87羽、2010年:142羽、2011年:183羽、2012年:528羽、2013年:210羽が渡ってきた。ズグロカモメの観察期間は11月中旬~3月までである。」



 撮影日:2014.12.12。撮影場所:大島川。「ズグロカモメは1990年代は2,000~3,000羽であった。(日本におけるズグロカモメの生息状況<STRIX VOL14・武下雅文>。東アジアでの繁殖、生息調査と合わせて生息数が増えてきたが、近年越冬地や繁殖地で干拓や埋め立て等による塩性湿地や干潟の環境破壊によって生息面積が減少し、絶滅の危機に瀕している。)」



 撮影日:2015.1.22。撮影場所:蔵満海岸。「ズグロカモメは海岸の塩性湿地で繁殖するが、中国東北部かた朝鮮半島に至る黄海沿岸は開発や海洋汚染によって環境が悪化している。水鳥がたくさん渡ってくるということは荒尾干潟に餌が豊富ということである。この底生生物が豊富ということは干潟の浄化能力があり、魚介類が育つことに繋がる。干潟の環境をいつまでも大事に守っていくことが大事である。」



 コサギ(小鷺)。【留鳥】。体長:61㎝。撮影日:2006.5.8。撮影場所:蔵満海岸。「コサギというのは小型のサギと言うこと。ごく普通に見られるシラサギ類の仲間。黄色い足指、黒いくちばしに注目。夏羽では後頭から2本の長い冠羽が出、背に先がカールした飾り羽が出る。浅い水中で片足を前に震わし獲物を追いだして獲る習性がある。主に小魚、昆虫、カエル、エビ、カニ、ミミズなど水辺の小動物など広範囲に食べる。」



 ダイサギ(大鷺)。【留鳥】。体長:90㎝。撮影日:2007.3.4。撮影場所:大島川。「シラサギ類の中では最も大きくて、くちばし、くび、足共に長い。全身が白色。夏羽ではくちばしが黒く、目先は緑青色。冬はくちばしは黄色となる。水の中をゆっくり歩いて餌を探す。また浅瀬に佇んで待ち伏せ、魚が近づくと縮めていた首を伸ばして獲物を捕らえる。魚、ミミズ、エビ、カニ昆虫、カエル、ヘビ、ネズミなどの小動物を食べる。」

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春の鳥アルバム

2015-05-21 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成27年5月21日(木)

 このところ荒尾干潟の鳥たちにご無沙汰でした。鳥たちに叱られそうなので3,4月に撮りだめしていた中からピックアップしてみます。波打ち際には大型のオオソリハシシギ、チュウシャクシギたちがいます。手前にはハマシギやメダイチドリたちの小型がいます。いざ逃げる時にどうしても大型の方が逃げ遅れるからでしょうね。



 オオソリハシシギも今はもう大半がシベリア方面の繁殖地へと旅立っています。



 首や胸の茶褐色はメダイチドリ。くちばしの長いのがハマシギです。荒尾干潟に最も多く飛来する渡り鳥です。



 大きいのがダイゼン(大膳)。その手前がミユビシギ(三指鴫)。右の赤い足はキョウジョシギ(京女鴫)。



 くちばしが下に曲がっているチュウシャクシギ(中杓鴫)。



 キョウジョシギ。京の女の着る派手な着物からの連想で付けられた名前のようです。



 ミユビシギ。後ろ指がなく3本しか指がありません。色白のかわいい鳥です。



 メダイチドリ(目大千鳥)。



 これはオバシギ(姥鴫)。鳥には気の毒な命名です。



 アオサギ。陸でも海でも見られます。



 時にはこういう風景も見られます。



 来る5月29日(金)~6月2日(火)の期間、荒尾干潟写真展「水辺の鳥は何を食べているか?」の写真展があります。お近くの方はどうぞおいでください。お待ちしております。このブログでも順次このシリーズを紹介していきたいと思っています。

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新緑の柳川

2015-05-18 | 紀行
 平成27年5月18日(月)

 今年になって1月、2月に次いで3度目の柳川訪問です。今回はいつもと違った場所から撮りました。坂本町にある日吉神社のすぐ南側にどんこ船の船着き場があります。



 新緑がまぶしい季節。遠来のお客さんを乗せてゆっくり船は流れていきます。



 次の客を待つどんこ船。



 こちらは上(かみ)の方からのどんこ船です。



 すぐそばの柳城児童公園も閑静な所です。豆腐が好きだった長谷健の文学碑は豆腐の形を模したものです。



 木村緑平の句碑も建っています。「雀生まれゐる花の下をはく」の自由律句が刻まれています。



 これは公園の駐車場にマイクロバスで乗り付け、どんこ船を楽しむ東京からのツアー客です。



 川べりにはこんなお茶屋さんもあります。



 ここにある劉寒吉のうなぎ供養碑はいかにも柳川らしい雰囲気です。



 柳川に来て、ウナギ以外のものもたまにはいいかと食べた「カステリーノ」のランチです。安くて美味しかった!



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銀座・築地散策・・・

2015-05-15 | 上京編
 平成27年5月15日(金)

 3月末の旅日記の続きです。首都圏に住む大学2年の孫(かつての愛称はチョロ1)と二人で銀座・築地へ出かけました。彼がが小学生の時、一緒に来て以来久しぶりです。



 銀座点描・・・。



 銀座のシンボル、和光本館の時計塔です。



 新装なった歌舞伎座を見るのは初めてです。





 間もなく築地。正午近くです。とっくにセリは終わっています。



 しかし、築地の場外市場は押すな押すなの盛況です。お昼の食事時間、何を食べようかな? 



 メニューもどっさり。



 間もなく築地の場内市場は豊洲へ移動することになっています。しかし、場外市場は新装されてこの地に残ることが決まっています。雑然とした中に活気がある今の雰囲気を楽しめるのも今のうちかもしれません。



 波除神社にもお参りをしてきました。。



 食材の供養も築地ならではですよね。



 獅子殿にはお歯黒獅子が祀ってあります。



 「今夜は兄ちゃんの大学卒業祝いは寿司がメインだから、築地に行っても寿司は食べてこないで。」と母親から言われていましたが、大学2年のチョロ1は「築地に来て魚を食べないなんて・・・」とちゃっかり海鮮丼を食べていました。

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荒尾干潟 干満の差

2015-05-12 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成27年5月12日(火)

 ラムサール湿地条約に登録されている荒尾干潟は有明海の中央部東側にあります。岸から沖まで最大幅3.2km、長さ9.1kmあります。単一の干潟としては国内有数の規模であることは広く知られています。干満差は6mもあります。2月のある日、潮の満ち干きを時間を追って写してみました。
 午前9時22分頃です。背景は雲仙普賢岳。



 雲仙普賢岳の頂上には残雪が見られます。



 11時ちょうどの頃です。潮が満ちてきています。 





 13時40分頃。船が浮き始めました。



 1分後です。



 15時15分。波が岸に着きました。



 5分後、短さが増してきています。



 別のコンデジで撮ったものです。9時09分。背景は雲仙普賢岳と多良岳の裾野です。



 15時07分。背景は多良岳。

 
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わがまち(荒尾)の四つ角(六・最終章)・・・桜山・水島・蔵満編

2015-05-09 | 郷土 荒尾
 平成27年5月9日(土)

 四つ角シリーズがやっと最終章になりました。荒尾市菰屋(こもや)の信号。白い軽自動車の進行方向は玉名・熊本方面。国道208号線です。



 左のトラックの進行方向は市の中心街。シティモールやグリーンランドがあります。



 反対側は長洲方面。雲仙普賢岳がかすかに見えています。長州港から島原・長崎方面へ通じる有明フェリーが運航されています。



 この208号の坂は通称「へえふり坂」と呼ばれています。私はてっきり「屁をふる(ひる)坂」と思っていましたが、「いや、兵が振り返る坂が縮まったものだ。」と聞かされました。西南の役に駆り出された兵士たちがこの坂を上る時に、あまりのきつさに思わず振り返ってみたという言い伝えがあるのだそうです。真偽のほどは分かりません。
 近くにはちゃんぽんが美味しい「樋口軒」があります。若い2代目のご主人が奥さんと二人で頑張っています。



 荒尾市水島。国道208号線。荒尾警察署前です。向こう側が北。大牟田市へ通じます。



 工事中でしたが今は終わっています。信号を突き抜けると荒尾干潟へ行けます。



 近くには「荒尾温泉 ドリームの湯」があります。



 最後は荒尾干潟近くの四つ角。信号には「荒尾干潟入口」と表示してほしいのですが、何もありません。行政は腰が重いようです。



 トラックは国道389号線を南から北へと進行しています。 



 JR鹿児島本線。南荒尾駅を発車して玉名ー熊本を通る八代行きです。



 満潮の有明海。潮が引くと干潟が広がります。【コメント欄はお休みです。】

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上小路(かみしょうじ)の子ども神楽・・・上荒尾熊野座神社奉納神楽

2015-05-06 | 荒尾海岸
 平成27年5月6日(水)

 上小路(かみしょうじ)とは当市にある地名です。この地の上荒尾熊野座神社では毎年4月15~16日に「ごんげん(権現)さん」という名で親しまれている祭礼が行われます。この祭りで奉納される子ども神楽を地元上小路の小中学生たちが舞います。今年は小学1年から中学3年まで10名が日頃の練習の成果を発揮してくれました。 



 由来については掲示板をご覧ください。



 神楽は肥後神楽の伝統を受けついで、十曲十二座で構成、神宣(前)歌と地固めには歌が入ります。昔は若者が真剣を手に舞っていましたが、今は「上小路子ども神楽」として親しまれています。(パンフレットを要約して紹介。)中学生3年生がが1人で後は小学生9人。少子化が心配です。









 笛を吹く女性は知り合いのMさんでした。市長もお見えになっていました。



 女の子は小学1年生と2年生です。





 まだ2番目の「二弊」の舞です。10番目の「三座」までまだまだ延々と演じられます。もっと大勢の人に見てもらいたい伝統神楽でした。



【「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録を勧告】との4日の報道に「万田坑」を有する我が荒尾市も喜んでいます。8月の正式決定がが待ち遠しいです。
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柴又旅情(二)・・・昭和は遠くなりにけり

2015-05-03 | 上京編
 平成27年5月3日(日)

 寅さん記念館、山田ミュージアムへと向かいます。



 寅さん記念館に着きました。赤丸のライトは寅さんの顔を模しています。



10年前、チョロ2と来ました。この寅さん人形は見あたりませんでした。



 リニューアルしてから初めて来ました。



 寅さんの足跡が紙芝居風の絵で見られます。



 懐かしい映画看板。



 記念撮影する人もいました。



 いろいろな掲示が楽しめます。



 下町のミニチュアセットも心が和みます。



 向の山田ミュージアムとの観覧券はセットで500円です。



 現物の映写機も展示されています。



 江戸川の土手。良く寅さんと源さんが寝ころんでいました。タンポポの花が咲いていました。



 矢切の渡し。対岸の松戸からこちらへ向かう船に客が乗っていました。



 参道の店でたべた季節限定の桜定食。



 遅くなりました。5月のポストカードです。

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