花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

続・春の鳥アルバム

2015-06-29 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成27年6月29日(月)

 春の鳥たちの続報です。シギチドリ類の群舞です。時には空が暗くなる時もあります。



 休息する時にはこのように1列に並ぶ風景が良く見られます。



 ちょっと大きくしました。メダイチドリ、ハマシギたちが休んでいます。



 大きいのはカルガモ。寝ているのはハマシギたちです。



 白いダイサギ(全長90㎝)、くちばしが上に反っているオオソリハシシギ(全長41㎝)、顔の一部が黒いダイゼン(全長29.5㎝)
その前にいる小さなハマシギ(全長21㎝)。それぞれの大きさが比較できます。



 くちばしが下に曲がっているチュウシャクシギ(全長42㎝)。結構大きな鳥です。



 オオソリハシシギ。群れで行動する鳥です。



 メダイチドリ。(全長19.5㎝)。夏羽です。



 ヒドリガモ。



 ムツゴロウ。この時期は恋の季節のようで、雄が盛んに雌にアピールしていました。



 タコを獲っている人たちなのでしょうか。



 先日講話をしに行った小学校からお礼の感想文集が届きました。海辺の子どもたちの素直な感受性に感動しています。また野鳥写真展のアンケートも7ページにわたり、安尾さんがまとめてくれまた。年々関心の深まりが伺えるアンケートでした。

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海のダイサギ

2015-06-26 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成27年6月26日(金)

 5月中旬の海岸です。潮が引き始めた頃、ダイサギがえさを求めてやってきていました。漢字表記は「大鷺」。全長90cm。河川、水田、河口、干潟などの湿地に群れで行動します。繁殖も集団で行うとされています。



 夏になるとくちばしが黒くなり、目先も青さが濃くなってきます。アイシャドウのようです。



 胸と背には蓑状の飾り羽が見られます。盛んにえさをあさっています。







 波よけの波止でちょうっと休息。



 5月の荒尾海岸の一コマでした。


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5月上京時の思い出

2015-06-23 | 上京編
 平成27年6月23日(火)

 5月10日の日本鳥類保護連盟会長賞をいただいた際、すぐには帰らず2日ほど延泊しました。宿舎のそばの新橋駅です。



 銀座へも徒歩で行ける距離です。



 都内に住む姪夫婦が是非案内したいというので甘えました。「たまには、はとバスに乗りましょうよ」との誘いでした。そう言えば姪の結婚式の折にもはとバスで都内巡りをしました。今回は「新コース優雅なランチと下町の台所でショッピング付き!! 帝国ホテルと東京スカイツリー」のコースでした。
 スカイツリーに向かうバスの中から撮りました。浅草の有名な古い時計店です。



 これも車中から。アサヒビールのオブジェが名物です。スカイツリーが見えてきました。



 スカイツリーは2回訪れていますが、いずれも天気が悪かったりして上るのは今回が初めてでした。修学旅行生を初め大勢のお客さんで混雑していました。



 眼下に見えるのは東京ドーム。姪一家は東京ドーム近くに住んでいます。 



 良く分かりませんが背景は赤城山でしょうか・・・。



 白鬚橋が見えます。はるかにさいたま新都心がかすんでいます。ずうっと向うには浅間山や武甲山があるはずです。



 築地市場は3月末に行ったばかりなので、さあっと歩き、近くの築地本願寺にお参りしてきました。楽しみの帝国ホテルのフランス料理のランチを楽しみました。



 夜も姪夫婦が受賞祝いをしてくれることになりました。銀座の「神谷」でコース料理をご馳走になりました。たまに行くならこんな店、っていう感じの老舗でした。9月には姪夫婦の長女の結婚式があるので、また上京する予定です。



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トリプル祝宴・・・父の日 誕生日 日本鳥類保護連盟会長賞

2015-06-20 | 生活、食べ物
 平成27年6月20日(土)

 6月の父の日とどんこの誕生日、それに先日思いがけなくいただいた日本鳥類保護連盟会長賞受賞を祝ってのトリプル祝宴を家族が開いてくれました。料理は仕出しが中心ですが、マジャク(アナジャコ)は近所からいただきました。今は収穫が少なく、高価になっています。アジの酢漬けは手作りです。鯛の活き作りは撮影前にもうちゃっかり食べ始めていました。



 ちょうど横浜にいる末娘が長期休暇を貰って帰省したので、近くに住むチョロ2一家(5人)も駆けつけてくれました。首都圏在住の長女一家が揃えば言うことなしですが、この時期、そう無理は言えません。



 まあ、幸い健康にも恵まれて人並みに暮らしていけるのも家族はもちろん周りの皆さんのお陰だと深く感謝しています。またブローガーの皆様には日頃からお付き合いいただき、温かいお言葉や激励を賜っていることに改めて感謝を申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 今年の残りの大きな仕事は10月18日(日)、荒尾総合文化センターでの創作ステージ公演です。正式の名前は「創作ステージ・ふるさと詩集(うたあつめ)Vol 7 世界が二つ あらお~万田坑と荒尾干潟~ Vタイトル ~ファンタジー仲良したちの夢の国~」です。市内の小学生対多数に協力してもらうステージです。文化センターの強力スタッフに支えられ、創作ステージ実行委員長として頑張っています。このステージの歌「荒尾梨讃歌」を作詞しました。どんな曲が付けられるか楽しみです。
 もうひとつ、関係している「荒尾のまち案内人育成」の事業も実働の年度に入りますので見届けたいと思っているところです。

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助丸菖蒲園

2015-06-17 | 花・植物・果実
 平成27年6月17日(水)

 市内の助丸(すけまる)区の花菖蒲愛好会が管理運営している菖蒲園に行ってきました。民間のしかも高齢者の方々が携わっています。



 「休耕田を活用することで、眠っていた地域資源の有効活用に繋がると同時に、地域の元気な高齢者が外出の機会が少なくなった高齢者を誘い、花の手入れや草取り等の作業を一緒に行うことで、お互いの親睦にも繋がっている」そうです。 



 広さは、点在する5箇所の合計3,500平方メートルとそう広くはないですが、皆さんの力の結晶で約3千株の花菖蒲が花を付けています。



 ちょうど満開の花を見ることが出来ました。



 さほど品種は多くありませんが、いかにも手作りでぬくもりが感じられました。



 すぐ近くに祠があり、信心厚い地区の方がきれいな生花を供え、きれいな服まで着せてありました。駐車スペースも、道も狭いのですが、心は広く、ゆったりとした時間が流れていました。「やまおやじ」と言う炭焼きダイニングの看板が立っていました。上の道へ少し歩いて行きましたが、もっと遠いのか見当たりませんでした。

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荒尾干潟紙上写真展(三・終章) 水辺の鳥たちは何を食べているか?&講話

2015-06-14 | 野鳥写真展
 平成27年6月14日(日

 ユリカモメ(百合鴎)・体長40㎝:【撮影日:2009.1.6。撮影場所:荒尾市一部港】。古今和歌集で在原業平が“名にしおはばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと”と詠んだ「都鳥」とはこのユリカモメのことと言われる。ユリカモメは東京都の鳥に指定されている。ところがミヤコドリという鳥は別にいて、九州では和白干潟や北九州の曽根干潟で毎年少数が越冬するくらいである。【解説は安尾さん。一部どんこが付記しています。】



 ミユビシギ(三趾鷸)・体長195㎝:【撮影日:2012.1.26。撮影場所:荒尾市牛水】。雌雄同色。太く短いくちばし、黒い短めの脚で、ずんぐりした体型。夏羽は頭、胸、体上面が赤褐色。冬羽は東部から体上面が灰褐色。シギ・チドリ類の群れの中でも、その白さが目立ち、識別出来る。足指は3本で後趾はない。春秋の渡りの時期と冬期に越冬で渡ってくる。食性は主に干潟の小動物、ゴカイ、カニなどである。写真ではカキ(牡蠣)を食べているようだ。



 カンムリカイツブリ(冠鳰)・体長56㎝:【撮影日:2014.12.12。撮影場所:荒尾市荒尾港】。雌雄同色。カイツブリ類の仲間でも最も大きい。頸が長く、ひょろっとしていて遠く離れていても識別出来る。冬羽は白っぽいが、夏羽は頭頂が黒く、冠羽がある。3月から4月頃には夏羽に変わる個体を見ることが出来る。荒尾の海では荒尾港より北側の海で2羽から3羽が観察される。食性は主に魚、カエル、水生昆虫など。水辺の小動物や水草も食べる。写真はシラエビのようだ。



 アオサギ(蒼鷺)・体長93㎝:【撮影日:2013.1.24。撮影場所:荒尾市大島川】。サギの仲間では最も大きい。池や川海の水辺で餌の魚を待ち伏せて、鋭いくちばしで突き刺したり、くわえて捕らえる。繁殖期にはくちばしが鮮やかなオレンジ色になり、他のサギ類とコロニーを作り繁殖する。サギ類の繁殖コロニーは数百羽が集まり、騒々しい。魚やヒナの死体、糞などの臭いで周辺住民から嫌われて、繁殖場所の樹木が切り払われたりする。魚、エビ、ザリガニ、カエル、昆虫、ヘビ、ネズミなどを食べる。色はグレイ(灰色)。「グレイなのにアオサギと言うのはなぜか?」「はい、サギ(詐欺)だからです。ハハハ・・・。」



 イソヒヨドリ(磯鵯)・体長23㎝:【撮影日:2009.9.27。撮影場所:荒尾市一部港】。雄の頭から胸、背にかけてのブルーは深い海の色を思わせる。腹の赤茶色とのコントラストは磯に良くマッチしている。雌は地味な褐色で鱗状斑がある。荒尾市では一部港や大島川の堤防で良く観察される。また、市街地のビル、木造2階建ての軒下でも繁殖期は声量のあるきれいな声でさえずる。主に昆虫、カニ、ヨコエビなど磯の小動物を中心に食べる。



 ツグミ(鶫)・体長24㎝:【撮影日:2012.2.16。撮影場所:荒尾市蔵満】。雌雄同色。全身茶色っぽく地味である。良く、胸腹部の黒色斑点と白色の眉斑が特徴。芝生や草むらで胸を張り、すくっと立った姿勢で辺りを警戒している姿が見られる。移動する時は両脚を揃えてピョンピョンと跳ねる。代表的な冬鳥で数十羽から数百羽の群れで、モチノキなどの赤い実を食べにくる。食性は冬の木の実、ミミズ、昆虫、クモなど動植物を混食する。荒尾干潟で食べているこの写真はどうやらマジャク(アナジャコ)のようだ。



 コウノトリ(鸛)・体長112㎝:【撮影日:2014.6.11。撮影場所:荒尾市牛水】。荒尾市内の浦川沿いの田んぼに舞い降りたコウノトリ「J0481」は豊岡市のコウノトリの郷を2013.7.25に飛び立った雄1歳だった。コウノトリの郷公園では「コウノトリが悠々と大空を舞う日、それは人と自然が共に生きる豊かな地域社会が実現する日でもあります。」と述べている。一時期でも荒尾市にコウノトリが舞い降りてきたというのは『自然豊かな荒尾を』とのメッセージではなかろうか。 



 コウノトリ(鸛)・体長112㎝):【撮影日:2014.6.11。撮影場所:荒尾市牛水】。雌雄同色。くちばしが大きくて長い大型の水辺の鳥。翼を広げると2メートルにもなる。声を出さず、くちばしをカタカタと鳴らす。(クラッタリング)。兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園で繁殖飼育し、2007年から放鳥してきた。2013年9月現在、76羽が野外で生息し、2014年には熊本県玉名市横島町、玉名郡長洲町にも長期間滞在した。食性はドジョウ、フナ、カエル、バッタ、ミミズなど。



 アマサギ(亜麻鷺)・体長50.5㎝:【撮影日:2010.4.30。撮影場所:荒尾市川登】。雌雄同色。コサギより少し小さく、くちばしも少し短い。夏羽は頭部と頸、背が橙黄色(亜麻色)になり、名前の由来になっている。冬羽は全身白となる。テレビや雑誌で見かける水牛や象の背中に止まっている白いサギが本種である。日本でも田起こしでトラクターの周りに集まり、飛び出すカエルやバッタを捕らえている。主に昆虫、クモ、ミミズ、カエル、ヘビなど陸上の小動物を食べる。



 カワセミ(翡翠)・体長17㎝:【撮影日:2008.3.1。撮影場所:荒尾市旧競馬場】。背のコバルトブルーと腹部のオレンジ色が鮮やか。雌雄はくちばしの色で区別でき、雄は黒色、雌は下くちばしの基部が赤い。清流を代表する野鳥と言われていたが、荒尾市内の川、池、湖沼、大島川や荒尾港など汽水域でも見られるようになった。主に魚、水生昆虫、カエル、エビ、カニなど水辺の小動物を食べている。



 さる8日、母校の小学4年生に同じテーマで講話をした時のスナップです。安尾さんも駆けつけてくれました。校長先生はじめ先生方も熱心。子どもたちは熱心に聞いて酌ました。近いうちに子どもたちの感想集も届く予定です。【写真提供:・有明小学校浦部校長先生・有明小学校】。

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どんこ菜園近況・・・4月から現在まで

2015-06-11 | 菜園
 平成27年6月11日(木)

 「どんこ菜園」と書きましたが、実権は連れ合いにあり、私は使用人です。耕耘機での耕し、草刈り、写真写ししか受け持っていません。このキャベツは4月8日の撮影です。



 タマネギも同じ日に写しました。全国的に玉太りがしていないと言われていますが例外ではありません。



 5月27日に収穫。平年よりも小粒でした。 



 ジャガイモは5月28日に収穫。タマネギ同様小粒が多かったです。



 カボチャ。(撮影:5月20日)。



 ナス:5月22日撮影。



 トマト:6月4日撮影。もう食べています。



 落花生:6月4日撮影。花が咲いていました。



 その他の野菜類。スイカはハウスの背丈が低く、失敗のようです。



 家の敷地内のミョウガ。葉っぱの背丈が50センチに伸びています。 



 これも敷地内の三太郎(かな):6月4日撮影。



 全部でこれだけ・・・。



 果実酒にしました。きれいな黄金色に仕上がるはずです。ちなみに小梅は3キロしかありませんでした。連れ合いが知らぬ間にちぎり、知らぬ間に漬けていたので写真はありません。



 ピーマンです。6月10日撮影。



 ゴボウ、ニンジンはきんぴらにする用意をしています。残りは味噌漬けにする予定です。焦げ茶色のものは自家製奈良漬けです。

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梅雨の晴れ間・・・テッポウユリとアジサイと

2015-06-08 | 花・植物・果実
 平成27年6月8日(月)

 梅雨に入り、一日中降ったかと思うと翌日はからりと晴れる日もあります。その梅雨の晴れ間にテッポウユリと今が盛りのアジサイを撮ってみました。図鑑では「新テッポウユリ」と出ていました。



 黄色、ピンクなど交配によっていろいろな品種が出回っていますが私の家にはこの1種しかありません。



 また増やそうという気もありません。



 花言葉「純潔・威厳・無垢」。どれもいいですねぇ・・・。



 梅雨とは思えない青空が広がっていました。



 アジサイが濃艶になってきました。「紫陽花」と言う漢字名も好きです。



 別名:「ハイドランジア・シチヘンゲ(七変化)」。



 花言葉はなぜか気になることばかり。「移り気・冷淡・冷酷・無情・高慢」。まあまあいいのが「辛抱強さ。」



 花言葉が気になる人には差し上げられませんね。でも、青空に映えています!



 これ、冷酷に見えますか? 



 あしたも晴れるでしょうか?。きょう8日(月)には母校の小学校4年生に「水辺の鳥たちはなにを食べているか?」と題して講話をしにいきます。

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荒尾干潟紙上写真展(二) 水辺の鳥たちは何を食べているか?

2015-06-05 | 野鳥写真展
 平成27年6月5日(金)

 お陰様で今回も大勢の方々にご覧いただき、無事写真展を終えることが出来ました。会場においでいただけなかった方、再度ゆっくり見直したいと方のために、安尾さんの説明を添えて紙上写真展(二)をお届けします。
 キアシシギ(黄足鷸)・体長17.5㎝:【撮影日:2010.8.12。撮影場所:荒尾市蔵満】。全身ねずみ色で際立った模様がなく地味な色彩の鳥。夏羽では胸には波状の細かくきれいな模様がある。くちばしは黒く脚の黄色などが重要な識別のポイント。食性は主に小動物、水棲昆虫、ゴカイ、カニ、ヨコエビ、小魚。春期は5月中頃、周期は8月、荒尾海岸に立ち寄る。ピュイ、ピュイッと聞こえる声が特徴。



 クロツラヘラサギ(黒面篦鷸)・体長73㎝ :【撮影日:2012.12.23。撮影場所:荒尾市大島川】。環境省レッドリストでは「絶滅危惧種ⅠB類」に分類され、極めて絶滅の頻度が高い種。2014年1月の世界一斉調査では2,726羽が確認。台湾1,624、中国本土339、日本350、香港252。同年冬期、荒尾海岸では17羽が確認。近年、繁殖地は徐々に南下している。ASIAN BIRD(アジアの鳥)と言われている。この写真は孫のチョロ2が中学2年の時(現・高2)撮影したもの。



ダイゼン(大膳)・体長29.5㎝ :【撮影日:2010.8.12。撮影場所:荒尾市蔵満】。干潟でピューウイと高い声で鳴き合い、ゆっくり歩きながらゴカイを砂の中から引っ張り出して食べる。アオサの下の餌を探していたが、そのうちアオサをむしゃむしゃ食べ始めたのにびっくりしたことがある。ダイゼンにはアオサもご馳走なのだ。この個体は冬羽だが夏羽は顔から腹が黒く、眉から脇腹が白い。



ミサゴ(鶚)・♀体長64㎝:【撮影日:2009.1.11。撮影場所:荒尾市市屋】。海岸部やダム湖の近くで繁殖。荒尾海岸でも冬期には海苔竹の先に16羽を観察(2009年)。食性として魚を食べるため、水面上を飛び回り魚を見つけると低空直下して脚から飛び込んで魚を捕らえる。英語名ではOsprey。米軍が沖縄や佐賀空港に配備計画しているオスプレイはこの鳥の名前からきたもので、鳥が迷惑がっているかも・・・。(※どんこ注。これは安尾さんと立ち話をしていて、上空に羽音を聞いて、即座にカメラを向けて3,4枚撮った中1枚。)



ハマシギ(浜鷸)・体長21㎝:【撮影日:2010.4.4。撮影場所:荒尾市牛水】。荒尾干潟に最も多くやってくる渡り鳥である。ゴカイ、アサリなどの貝類、カニなどの甲殻類を食べる。鳴き声はプリッ、ピィリ。夏羽は腹部に黒い斑が出てくる。群れを好む。(この稿・どんこ)



シロチドリ(白千鳥)・体長17.5㎝ :【撮影日:2009.11.3。撮影場所:荒尾市蔵満】

 このシロチドリは何をしているのか?足指にアサリ貝がぶら下がっている。干潟で餌探し中に砂の中で口を開けていたアサリに指先を挟まれたものと思われる。鳥にとっても貝にとっても思いがけない大事件となった。水から引き上げられた貝が先に死ぬか、鳥の指先が腐れて、切れ落ちるか?皆さんはどちらに分があると思いますか?



シロチドリ
:【撮影日:2012.1.26。撮影場所:荒尾市牛水】。繁殖期は3月~7月。一夫一婦で繁殖、子育てをする。非繁殖期は比較的大きな群れになることもある。産座に小石そっくりの卵を3個産む。孵化したヒナはすぐ歩き、自分で水棲昆虫などの幼虫を捕って食べる。カニ類やゴカイ類などを食べている。親鳥は外敵から身を隠すことなどを教える。主に干潟で餌を捕り、満潮時には集団で休息する。



シロチドリ(白千鳥)・体長17.5㎝ :【撮影日:2010.8.12。撮影場所:荒尾市蔵満】



シロチドリ(白千鳥)・体長17.5㎝ :【撮影日:2010.8.12。撮影場所:荒尾市蔵満】※どんこ注・くわえているのはフナムシ。



オオソリハシシギ(大反嘴鷸)・体長41㎝ :【撮影日:2015.5.10。撮影場所:荒尾市牛水】。これはまた大きな貝と格闘しているものだ!シギが貝を食べようとしてくちばしを挟まれたものか。シギが「今日も明日もこのまま雨が降らないとお前は死んでしまうぞ」と言い、貝が「今日も明日もこのままくちばしが挟まれたままならお前は飢えて死んでしまうぞ」と言う。鳥が飛べないほど大きな貝でない限り、一般的には先に貝が弱ってシギが解放されるのではないか。



 家族連れが多かった土日でした。



 
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財団法人日本鳥類保護連盟会長賞をいただきました

2015-06-02 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成27年6月2日(火)

 第69回愛鳥週間全国野鳥保護のつどいにおいて、表記の賞をいただきました。大した業績も上げていないのにお恥ずかしい限りです。記念式典には常陸宮殿下、同妃殿下のご臨席の下、野生生物保護功労者表彰式があり、各種表彰のうち私は他の2名の方と共に会長より直接賞状を授与されました。大変名誉なことだと感激いたしました。
 また愛鳥パーティーでは短い時間ながら両殿下との歓談が個別に設けられました。私は「渡り鳥には国境はございません。またこの子たちを国際親善大使だと思っております。多くの渡り鳥たちがやってくるラムサール湿地条約の荒尾干潟を、次世代に受け継ぐようにこれからも微力を尽くして参ります。」と申し上げました。殿下が「荒尾干潟には渡り鳥がいっぱい来ますか?」とお尋ねになったので「はい、多い年には4千羽を超えます。」とお答えしました。殿下は「ほう~、そうですか。」と目を細めていらっしゃいました。
 パーティーの後、受賞者、同伴者の一行は浜離宮での野鳥観察に赴き、そこで両殿下をお見送りした後、ガイドさんの案内でゆっくり浜離宮を散策いたしました。
 こういう機会を与えていただいた関係者の皆様に改めてお礼を申し上げます。
 なお、荒尾からは一昨年、鳥の大先輩・安尾征三郎さんが環境省自然環境局長賞を受賞されており、2人目です。先日二人で山下荒尾市長に受賞報告にまいり、激励を受けたところです。



 浜離宮です。



 三百年の松。



 これは赤松。



 汐入りの池。



 ガイドさんの説明に聞き入る一行。



 東京駅で解散後ひとり、界隈を散策しました。赤煉瓦は東京駅。



 新橋駅からほど近いホテルに泊まりました。新橋駅。





 知人たちが銀座の「なまはげ」という店でプチ同窓会を開いてくれ、急遽祝賀会になりました。“なまはげ”からも祝杯を受けるサプライズがありました。ありがたいことです。



 6月になりました。そろそろ梅雨入りも迫っています。

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