花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

水仙と姫ツバキ

2006-01-31 | 花・植物・果実
 平成18年1月31日(火)

 朝まで小雨が降っていましたがもうやんでいます。インフルエンザにかかっていましたが、やっと平熱に戻り、今朝から起きあがり、まともな生活に戻ることが出来ました。ご心配をおかけしましたCF(コメントフレンド)の皆さん、本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。病院に早くかかったのも幸いしたようです。

 カミさんがビーチバレーに行っている間、こっそりカメラを持って近所を散策しました。もう、ニホンスイセンが開花している庭があり、写させてもらいました。(帰宅したら汗びっしょりかいて、下着を取り替える始末でしたから、まだ本調子ではないかも?)



 水仙は気高さといい香りで親しまれています。ギリシア神話に、水面に映る自分の姿にうっとりと恋をした美少年ナリキッソスの化身だと書かれています。ナルシズムの語源にもなっています。そういう先入観で見つめると、何だか分かるような気がするので不思議な気分です。



 近所の、今は廃屋になっている医院の庭に八重咲き水仙が咲いていました。主が居なくても花は年々歳々咲き続けるのですね。かかりつけの医院でした。感慨無量です。



 姫ツバキはまだ蕾ばかりでしたが、幹の根元に一輪だけ花を咲かせていました。






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インフルエンザでダウンしています

2006-01-30 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月30日(月)

 おととい、川縁を歩いていたらもう、1月だと言うのにもうヒバリのさえずりが聞こえて、我が耳を疑ったほどです。春は間近だというのにインフルエンザにかかってしまい、がっくりです。
 ありがたいことに、見舞いと激励のコメントをたくさん頂きました。何より、嬉しいことです。感謝しています。
 この日は牛水海岸にいっぱい鳥が群れていました。セグロカモメとハマシギやトウネン、シロチドリなどが仲良くエサをあさっていました。
 今日は体調もまだ良くないので、その時の写真のみ紹介します。










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カササギを間近に見ると

2006-01-29 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月29日(日)

 私の住んでいる所ではカササギはどちらかというと、野菜類を食い散らしたり、生ゴミをあさったりして嫌われている部類の鳥です。その鳴き声もカシャカシャと聞こえ、うるさく感じる人も多いようです。
 しかし、良く見ると、なかなか可愛い部分もあります。肩羽、腹、初列風切は白く、羽の先端は黒色をしています。遠くから見ると黒い部分は同じ黒一色に見えますが、紺色の光沢があったり、尻尾は緑と青の艶々した色なのです。
 私はこの鳥を嫌いではありません。





 翼を広げると別の鳥のようです。



 せいぜい電線くらいの高さを飛び、長い距離は飛び続けることは苦手の鳥です。



昨日から悪寒、鼻水の症状が出て、微熱がありました。朝になっても症状が好転しないので、日曜診療の病院へ診察に行って、検査してもらったら何とインフルエンザでした。。朝夕1錠ずつ特効薬のタミフルカプセル75を服用することになりました。今日は静養します。





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デコポン・ニシカン・熟し柿

2006-01-28 | 花・植物・果実
 平成18年1月28日(土)

 デコポンは熊本など暖かい地方で栽培されている変わった形の柑橘です。名前の由来はその形から取ったものでしょう。上質のものは値段も高く、しょっちゅう買っては食べられませんが、5個で600円と言う手頃なものを買ってきました。



 剥きやすく、香りも良くて、蜜柑類特有の甘みと酸っぱい味が程よく調和した美味しい蜜柑です。

 これは私の家で採れた蜜柑です。デコポンとほぼ同じ大きさです。図鑑で調べましたが名前が分かりません。仕方なく、自分の姓の一部を取って「ニシカン」と便宜上呼んでいます。
 見かけは良くありませんし、皮は手では剥きにくいのですが、果実は早生蜜柑のような色をして、ジューシー。甘味はデコポンより優っています。相次ぐ台風の来襲で、木が傷み、例年の五分の一も採れませんでした。
 人に上げると、こんな蜜柑、食べたことはない!と絶賛されます。



 熟し柿です。秋に収穫した渋柿を、段ボールに籾殻に入れて保存しておくと、おいしい熟し柿が出来ます。冬、コタツに入って、完熟してとろとろに溶けそうな、ひんやりした果実をすすって食べます。一度食べたら病みつきなります。






 

 
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魚を運ぶミサゴ

2006-01-27 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月27日(金)

 晴れて、乾燥した天気が続いています。こういう天気の時は突然我が家の上空をミサゴが飛んでいくことがあります。あまり寒くない日は、庭の椅子に腰掛け、上空を見上げています。多い時には3度も飛んでいきました。しかし、いつ飛んでくるか分からない鳥を待って上空を見上げていると、首が痛くなります。
 この日は、隣のKさんと立ち話をしていました。珍しくメジロの鳴き声を聞いたので、カメラを持っていました。
 突然南東の方角から割と低くミサゴが飛んできました。思わず数枚バチバチと撮ってみました。



 うまく撮れたようだと家のパソコンで映像を見たら、腹の部分に赤い色が見られました。あれっ?ミサゴの腹は赤かったかな、と思い、ピントが少しましな次の写真を見て、驚きました。フナかコイか判別できませんが、ミサゴの足指は魚をしっかり捉まえているではありませんか。



 アップしてみると血のしたたる魚ががっちりと捉まえられています。飛んできた方角から察すると、浦川で捕獲したのに間違いないでしょう。



 安全な場所で食べるのでしょう。ミサゴは北の方へ向かって消えていきました。





 

 
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七城温泉ドームへ行ってきました

2006-01-26 | 生活、食べ物
 平成18年1月26日(木)

 七城温泉ドームは熊本県菊池市にあります。大人料金が300円と言う低料金の上に、1日ゆったりと無料休憩所の大広間にくつろいで、何回も入浴出来るのが特色です。私の住んでいる所から東へ約40キロ、車で1時間の距離です。
 菊池川のほとり、リバーサイトパークと併設している人気のスポットです。



 アルカリ性単純弱放射線温泉と言うことですが、正直言って他の温泉との格段の違いは分かりません。マイナスイオンバイタル浴、気泡湯など12の風呂が味わえと言うのがキャッチフレーズです。
 温泉の次に楽しみなのが食事です。「郷土料理から居酒屋メニューまで」と言う通り、好きなメニューが選べる値段も手頃な小鉢コーナーが特色です。



 これが私の選んだメニューです。サンマの塩焼き、アジの刺身、ハエの甘露煮、大根の酢の物、サラダ巻きなど全部で1,250円でした。(生ビールは普段は500円ですが、この日は水曜の生ビールの日で、350円でした。)
でも、サンマは塩がきつかったなあ。
スイカ(150円)、メロン(200円)など新鮮な果物もあります。



 大広間ではカラオケ自慢の人たちが次々にリクエストして、舞台に上がり自慢の喉を披露していました。売店では銘柄の「七城米」も販売されています。



 人が働いている時ににつかったり、を飲んだりするのは、正直気が引けますが、反面痛快でもあります(本音)。
 
 




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急に飛び立つアオサギ

2006-01-25 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成18年1月25日(火)

 市屋海岸に野鳥が来ていないかユリカモメを見にいきました。満潮だというのにほとんど見当たりません。車を止めた辺りに2羽のハクセキレイがせわしそうに動き回っているだけです。

 やや遠くの波打ち際に10数羽のユリカモメが動き回っていました。砂浜に降りていくのを止めて、小さな河口付近の防波堤から眺めておこうかな、と移動し始めたときです。ガオーッと言う叫び声を上げてアオサギが飛び立ちました。



 アオサギが足元から飛び立つ場面には度々遭遇します。しかし、ここでアオサギとは“想定外”でした。サギ類の中では最も大きな鳥だけに近くで見ると、その姿といい、鳴き声といい迫力があります。



 頭上で羽ばたかれると、風が伝わってくるような感じです。



 向こうは私の接近で驚いたのでしょうが、こっちは突然のアオサギの飛び立ちと叫声に驚かされました。
 去っていくアオサギの飛形は相変わらず優雅です。



ホリエモンに捧げる句

   ホリエモン昨日の友は今日の敵
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我が家のおでん&ホリエモン騒動

2006-01-24 | 生活、食べ物
 平成18年1月24日(火)

 寒い時はおでんが一番です。我が家は普段はカミさんとの二人暮らしですが、おでんを2人分作っても美味しくないので、作る時にはまとめて一杯作ります。



 一鍋では足りず、二鍋を豪快に作ります。14,5人分はあるでしょう。



 昨夜の具は里芋、桜島大根、コンニャク、タマゴ、ちくわ、角天、丸天、ゴボウ天、牛すじ、鶏肉(博多の鶏)、串さし、厚揚げ、スルメなどです。
 この皿は私が食べた分です。



 スルメは天草産のミズイカです。桜島大根はカミさんのビーチバレー友だちのNさんから戴きました。元中学校長のご主人が野菜作りの名人だそうです。甘みのある美味しい大根でした。



 勿論、二人では食べきれませんので、ご近所のお年寄りの家庭に持っていってあげたり、近くに住む次女一家に分けてあげたりました。

ライブドアの堀江社長の逮捕後の一連の騒動については、私の思いは複雑だ。逮捕直前から逮捕後に至る世の中の急変ぶりには唖然とするばかりだ。

  ヒーローともてはやしたのはどこの誰?

 テレビを初めマスコミは豹変し、まるで正義の味方月光仮面と言わんばかりに暴き立てている。ついこの間まで、何かにつけてへつらって、これでもか、これでもかと出演させたり紙面に登場させていたくせに・・・。世の中の識者というご仁達までが、まことしやかにけなす。我々国民も皆同じ穴の狢だ。

 小泉首相や自民党も同類だ。先の衆院選挙では幹部こぞって支援したくせに、あれとこれとは別問題と涼しい顔だ。「少し危ういけれど、彼の国民的人気のキャラクタに賭けていただけに残念!。支援は私の不明だった」と小泉首相が言うのならまだ正直で救いようがある。何が「別問題」だ。
 ホリエモンよ。最後まで闘え!今になって正義ズラして君を批判するのはたやすいこと。そんな者は当てにせず、堂々と偽善者どもと向き合え。それがホリエモンらしい美学だ。私は九州男児として、君を応援する。「不正と認識してやってました」などと懺悔したら、わしゃ、知らん!!

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雨の中のコサギ

2006-01-23 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月23日(月)

 冬場、サギ類は水量の少なくなった川岸でエサを求めて寄ってきます。嘴が1年中黒くて、足指が黄色く一見して判別できます。背に飾り羽があり、ご覧のような特色があります。夏羽には2本の長い冠羽が出て、ちょっと粋な姿になります。
 先日の雨の午後のコサギです。



 エサを穫る時には、足を水中で動かし、出てきた小魚や蛙などを食べます。この日はもう、食が足りていたのか、雨の中、小1時間もほとんど動かずじっとしていました。
 下の3枚は千ミリの望遠レンズで撮りました。メーカー品ではないのですが、まあまあの写りです。





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ミサゴがカイツブリを捕らえた!

2006-01-22 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月22日(日)

 昨日の午後、いつもの散歩ルートの浦川縁の上空にミサゴがゆっくりと旋回していました。400㍉レンズで覗いても、小さくしか写らない距離でした。近くの川面ではコサギが1羽、アオアシシギが1羽しか見当たりません。300メートルほどの上流には5,6羽のカイツブリがゆったりと泳いでいました。
 ミサゴはカイツブリのいる上空に旋回しながらさしかかっていました。



 あっという間に急降下して、水面に突入しました。もの凄いスピードでした。距離が離れていて、初めは何が起こったのか定かではありませんでした。



 夢中でシャッターを切り続けました。家に帰って、パソコンで映像を確認して初めて、ミサゴがカイツブリを捕らえたと言うことが分かり、興奮しました。



 可哀想にカイツブリはミサゴのエサになってその一生を終えることになってしまいます。自然の掟の一端を垣間見たような気がしました。



 仲間の不幸を知ってか知らずてか他のカイツブリがそのまま水面に浮かんでいる様が不思議でした。一喜一憂もしてもおられないのでしょうか。それが自然界かも知れないと思ったことでした。





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冬の花、春の蕾

2006-01-21 | 花・植物・果実
 平成18年1月21日(土)

 とりわけ寒さの厳しい今年の冬は、庭のあちこちを見回しても、彩りが少ないようです。
 それでも、冬に咲く花や春を待つ蕾はひっそりと息づいています。
 ツバキの蕾です。樹の高さはほんの60センチほどしかありませんが、しっかりと明日を夢見て蕾を膨らませています。



 馬酔木(あしび)です。阿蘇の山中からツゲと一緒に農家の方から分けてもらったものです。毎年、小さな花をこの茶色の枝に一杯咲かせます。



 山茶花は冬に似合います。この寒さの中、しっかりと存在を主張しています。



 葉ボタンも南天も同じです。寒さの中、生き生きとしています。

 

 水仙の蕾はまだ固いようですが、それでも春が間近だという予兆が感じられます。

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「的ばかい」写真集

2006-01-20 | お祭り
 平成18年1月20日(金)時々

 15日付の「的ばかい」は私の地味なブログには珍しくアクセスが多かったので、外部から公募で祭に参加された熱心な方々を初め、祭ファンの方々へ見ていただくため、数多く撮った写真の中から12葉を選び、特集することにしました。
(集結)                                
 
(的を催促し開扉をせよと叫ぶ)


「的ばかい」(的の奪い合い)六場面
 
 
 


 


 (闘い済んで・・・)
   

 最後に平成13年(2001)、頼まれて撮った季刊「行政相談」の表紙写真です。英語指導助手(AET)の外国人の姿も写っています。





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ヒヨドリがやってきた

2006-01-19 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月19日(木)

 朝、枕元に聞こえてくる鳥では、カササギのガガッガガッと言う鳴き声が一番早いようです。天気のいい日はスズメの声がチュンチュンチュンチュンと騒がしいほどですが、ゴミ出しの日にはカラスも良く鳴きます。
 ピーッ・キーッと言うヒヨドリの鳴き声は冷たい空気を裂くように、遠くからでも良く響きます。
 柿の木の1個だけ残っていた実がもう半分も残っていないところにやってきていました。



 ヒヨドリは雌雄が同じ色をしています。全長は28センチ。写真はやや逆光で色がはっきり出ていませんが、頭から上は灰褐色です。目の後に茶色く、腹の部分はやや白っぽい色をしています。
 実を必死に食べようとして細い枝にしがみついています。



 やっとありつきました。でも、もうこの柿の実も最後です。私の地方ではヒヨドリのことをその鳴き声の特色から「ヒヨ」と呼んでいます。

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洋食の店 橋本

2006-01-18 | 生活、食べ物
 平成18年1月18日(水)

 近くのJR駅から35分で熊本市へ着きます。昨日の熊本は良く晴れ、気温も17度くらいに上昇し、ちょっと厚着してきたのを後悔するほどの陽気でした。

 たまに繁華街に出る楽しみは手頃な値段のランチをすることです。心の置けない知己の勧めで、一緒に「洋食の店 橋本」へ行きました。
 差し出されたメニューの素朴な絵に驚きました。子どもが描いた絵のようでしたが、メニューに印刷してあるのは珍しいし、尋ねたところ、お客さんの子どもさんが描いたものだと言うことです。



 お馴染みの客の子どもさんのお絵かきを、大事なメニューのカットに使うお店の、ほっと心和むセンスに嬉しくなりました。「実はお店の全体の流れを描いたものを飾っているのですよ。目に留めてくださってありがとうございます」と見せていただいたのが、次の写真です。
 小学校入学前の女の子だったそうです。きっと、親御さんに連れられて良くこの店に通っていたのでしょう。東京へ引っ越して行かれたそうですが、今頃どうしているのかなあ、とついつい思いを馳せるような絵でした。
 入口からすぐカウンター席になっていて、厨房は客と対面式なって、オーナーシェフ(と見受けました)が、女性客とにこにこ顔で話をされていました。幼女の絵をわざわざ見せてくださったのは多分オーナーシェフの奥さんでしょう。スタッフの面々も良く教育が行き届き、とても感じが良く、お世辞抜きにまた行きたくなる店です。



 ああ、肝心の料理です。「テリヤキランチ」(1,800円)をいただきました。メインの牛フィレ肉のてりやきです。添えられた赤ピーマンの味は格別でした。ソースも程よくなじみ、肉を引き立てています。女性客が多い所以でしょう。



 ニンジンやタマネギなどの野菜のスープ(左上)、パン(右上)、もやしのサラダ(右下)です。左下の写真はコーヒー用ミルクと砂糖入れです。何気ないお洒落を感じました。


 
 【お断り】料理の名前中「野菜スープ」「もやしのサラダ」はお店ではそういう呼び方ではないかも知れません。

「洋食の店 橋本」熊本市上通り1-24 ビアーレビル2F
  電話 096-324-1528


 
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「グチさんの鳥見行」

2006-01-17 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年1月17日(火)

 「グチさんの鳥見行」とは橋口範安さんの自費出版の本です。2003(平成15)年に出版されました。グチさんとは小学時代に同級生が付けたニックネームで、今も続いているのだそうです。鳥見歴二十年を超える大ベテランです。2年ほど前、近くの蔵満海岸で鳥を眺めていた時、橋口さんとばったり会って、この本を戴きました。



 鳥見行の行動範囲の広さ、鳥への愛着、愛用のニコンと800ミリの望遠レンズを通した画像の迫力はさすがです。あくまでアナログのフィルム写真にこだわるのも橋口さんらしいし、169ページに及ぶ内容の深さ、豊かさに圧倒されました。モノクロながら、いやモノクロだからこそ、このページのサシバ(写真左)やチュウヒのショットは見事です。



 私の38年ばかりの勤務の最後の年でした。2階の執務室の窓際の大きなモチノキにシロハラが実を食べに来ていたのを見かけました。珍しく雪の降る朝でした。シロハラは無心に赤い実を啄んでは、時折ひょいと小首をかしげながらこちらを向き、またエサに向かっていました。
 私はその時、ああ、こんな光景の美しさにも気づかずに、今まで、脇目もふらず、何をあくせく働いてきたのだろうと言う強い衝撃を覚えました。
 私の鳥見への出発点でした。橋口さんについては以前から少しは知ってはいましたが、鳥を通して以前よりは知り合いになれて、色々教わることの多い日々です。手紙の度毎に、自らが撮影した色々な鳥の写真を送ってもらっています。ありがたいことです。
 その橋口さんから戴いたこのサバタヒタキの写真は額に入れて大切に飾っています。


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