花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

冬のシロチドリ  荒尾海岸

2012-02-28 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成24年2月28日(火)

 荒尾海岸に留まっているシロチドリ(○印)が干潟でエサをとっていました。



 貝を食べているシロチドリです。左側のはハマシギです。



 貝を食べているミユビシギをちょっと欲しそうに眺めているシロチドリには荒尾海岸のフラッグ(オレンジとブルー)が付いています。



 エサにありつきました。



 岩には青海苔が付いています。



 右脚下にはリングが付いていますが標識は小さくて読めません。



 越冬組はシロチドリの他にハマシギ、ミユビシギ、ダイゼンなどが観察出来ます。



 ちょっと早いですが3月のポストカードです。

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ハシビロガモの採餌行動  三段池

2012-02-25 | 鳥・昆虫・生き物
 平成24年2月25日(土)

オシドリを見にいきましたが1羽もいませんでした。ハシビロガモがバタバタと羽繕いをしている光景が続いていました。



 手前の雄は逆立ちして水にもぐっています。エサ取りの行動だと言われています。



 羽繕いの音に合わせるかのように雄と雌が集まってきます。



 クチバシは絶えず水の中に入れています。



 暗緑色の頭が雄です。



 輪を作り、時計回りにクチバシを水面に入れたままぐるぐる回り始めています。



 遠くにいたものも次々に輪の中に入っていきます。



 密着して勢いよく回り続けて出来る渦に集まったプランクトンなどを食べるのだそうです。通りがかりの人が「求愛行動かな?」と言っていましたがそうではないようです。。



 3,40分ばかりこのようなエサ取りの行動をした後、何事もなかったように一列になって元に戻っていきました。オシドリのように雄が雌に乗る求愛行動は全く観察出来ませんでした。



お礼】シティーモールでの「干潟に翼を休める渡り鳥たち」写真展は昨日24日で終わりました。1,000人を超える来場者があり盛会でした。会場を2階に移して展示する予定でしたが都合によりひとまず終了することになりました。
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山田屋のさげもん  柳川市三橋町

2012-02-22 | 文化、文学、芸術
 平成24年2月22日(水)

 ふと立ち寄った日本料理・うなぎの山田屋です。



 きょうから飾り付けを始めたばかりという入口には立派な雛壇が目を奪います。



 柳川名物の「さげもん」を従業員の方が念入りに飾り付けています。



 客は通路で眺め、部屋からも堪能出来ます。



 全て手作りで、やはり上手下手はあると言われましたが、出来の違いは素人には分かりません。



 伝統美を感じさせる手まりの美しさには目を見張ります。



 可愛い飾り雛です。



 いつまで飾っておられるのか聞きそびれました。



【お知らせ】荒尾干潟野鳥写真展「干潟で翼を休める渡り鳥たち」~未来につなごう豊かな荒尾干潟~が、24日まで、あらおシティーモール「であいの広場」において開催中です。25日以降は2階の会場に移動、展示の予定です。



荒尾市出身のシンガソングライターの関島秀樹さんはどんこの高校後輩ですが多忙な中、駆けつけてくれました。ありがたいことです。

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二月の夕日  荒尾海岸

2012-02-19 | 荒尾海岸
 平成24年2月19日(日)

 このところ晴れた日の夕日は格別きれいです。この日も海岸には5,6人の人が夕日を眺めに来ていました。すっかり干潟になっている時の夕日はまた味わい深いものがあります。



 上空に飛行機雲が白い線を引いています。



 海苔畑にはもう人影も見えません。



 ぐっと引きつけて写して見ました。



 薄い雲は赤く染まり夕日を引き立てます。



 下の雲で太陽が珍しい形になりました。



 夕日向かってシャッターを切る人たちと短い言葉を交わして別れてきました。



【コメント欄はお休みです。】
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荒尾二造の歴史をさぐる

2012-02-16 | 郷土 荒尾
 平成24年2月16日(木)

 「荒尾二造市民の会」設立の記事は先に紹介しました。「荒尾二造」(東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所)は1939(昭和14年)に旧荒尾町、有明村、八幡村の100万坪の敷地に建設されました。石炭から抽出される石炭酸を原料として黄色火薬を生産する陸軍直営の火薬製造工場でした会の設立の趣旨は失われゆくこうした施設の保存と活用を市民レベルで行動し、“平和の砦”として語り継ぐことにあります。
 去る12日、快晴の日曜日、多数の参加者があり『荒尾二造の歴史をさぐる』-荒尾二造フィールドショップの集い-がありました。
 
 最初に向かったのは「廃水処理場」(縦50m、横40m、深さ2.8m)です。造兵廠から流す廃水を2本の水路を通し、ここに貯めて生石灰で中和し、有明海に流していました。ガイドは副会長の高谷さんです。【この稿の記述に当たっては、いただいたパンフ、「設立趣意書」等を参照させていただきました。】



 現JRの線路下をくぐって来ている貯めマスです。ここから「廃水処理場」へと流れていきます。日本の廃水路のことを私たちは子どもの頃「悪水川」と呼んでいました。黄色くて臭い流れでした。



 次に向かったのは技術将校官舎跡です。初代所長のS大佐の息子さんはどんこの中学校の2級先輩でした。 
 簡易裁判所に駐車させてもらいましたが、ここは将校の集会所だったそうです。官舎は既に一般に払い下げられましたが、まだ当時の面影を残している擁壁や門もあります。



 裁判所の西側、市屋のお宮参道沿いには「陸軍用地」という標識の石の杭が数本残っています。分かりやすいように事前に取った拓本で字が鮮明に分かります。



 県立荒尾高校の敷地には木造2階建ての本部棟がありました。現存しているこの建物は検査掛棟(通称“分析室”)で、現在は部室・トレーニングルームとして利用されています。内部は頑丈な造りになっています。



 このブログでも度々紹介している変電所跡です。競売を留保してもらっている施設です。荒尾市が買い取って保存してくれればと会のみんなは願ってはいますが・・・。今回は普段は立ち入れない上部の雑木林の上にある5基の排気塔を見ることが出来ました。その大きさ、丈夫さにみなさん、感嘆の声を上げていました。



 最後に回ったのは火薬庫跡です。競売されて個人の所有になっているものもあります。火薬作りには旧制中学、高女の生徒たちが勤労奉仕として泊まり込みで働かされ、この会の矢野会長さんも「良く殴られ、蹴られたりしていい思い出は一つも残っていない」と述懐されていました。



 個人の所有物ですが好意で見学出来ました。表面は塗装されかつての面影は残っていません。この内部です。火薬庫にふさわしい堅牢な造りになっています。



 昼食後中央公民館で学習会(ワークショップ)があり、4班に分かれ、①本日の見学ですごいと思ったこと。②今後の課題。③万田坑との見学ルート等の設定について、グループ討議をして代表が発表、事務局でまとめがありました。貴重な“近代遺産”が沢山残っている現実をどう市民に周知啓発していくか、“平和の砦”としての活動の視点を大事にしながら、地道な歩みを活動を推進していきたいとの思いが共有されたような半日でした。



【お知らせ】荒尾干潟写真展“干潟に翼を休める渡り鳥たち”の開催について荒尾市のホームページに紹介されています。
ここ
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横島干拓の探鳥記 ハイタカ・タゲリ・ハクセキレイ編    

2012-02-13 | 横島干拓の鳥たち
 平成24年2月13日(月)

 マナヅル編は先にお届けしましたが、今回は猛禽類のハイタカなどを紹介します。横島町在住のMさんが案内してくれたスポットにハイタカが留まっていました。お気に入りの栴檀の木です。



 ♂の成鳥だと言うことです。ちなみに全長は♂31.5㎝、♀39㎝です。



 「本州以北の山地の林で繁殖し、冬は全国的に見られる。」(フィールドガイド日本の野鳥)とあります。





 タゲリも横島干拓で良く見られる鳥です。海の渡り鳥と違って、色彩が鮮やかです。







 エサを食べているハクセキレイです。ピントがボケました。
 


 スーパーの駐車場などでも見られる身近な鳥です。



 県庁で行った写真展が荒尾シティーモールでも開催されることになりました。新作も追加しました。お近くの方はどうぞご観覧くださいますようご案内いたします。

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熊本の「桜馬場 城彩苑」に立ち寄りました。

2012-02-10 | 紀行
 平成24年2月10日(金)

 熊本城の西側に「桜の馬場 城彩苑」が出来ました。熊本城築城400年を記念して昨年の4月にオープンしたものです。HPに『「多くの方が熊本城をはじめとした歴史文化の魅力に触れ、城下にまで足を延ばし賑わいが溢れることを願って「桜の馬場 城彩苑」が誕生しました。
』と紹介されています。
 正面玄関です。



 この界隈は桜の小道でお食事・土産物処となっています。









 この日は平日でまだ時間が早く人出はは多くありませんでした。



 桜の小道の他に「湧々座」、「観光総合案内所」が併設されています。

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春を告げる菜の花畑

2012-02-07 | 花・植物・果実
 平成24年2月7日(火)

 今年もまた上天草市の菜の花畑に行きました。「百万本の菜の花」と標榜するだけのことはあります。



 まだまだ気温は低いというのに辺りにはもう春の気配が充満しています。





 風に揺れています。



 一瞬風が止まりました。



 この日は月曜日。向こうの松島総合運動公園は月曜日で門が閉ざされ、駐車場どころか野外トイレまで施錠されていました。「路上駐車禁止」の立て札がありましたが、菜の花見物の車はやむを得ず何台も駐車していました。遠来の客には余りにも無粋な対応です。月曜日には見に来ないでと言うことでしょうか。「拝啓、上天草市長様、この事態をいかがお考えでしょうか。車は禁止の路上に駐め、菜の花畑にでも立ち小便をせよと仰せでしょうか?天草観光の看板が泣きますよ。菜の花の開花期間中くらい、駐車場、トイレくらいは開放されたらいかがでしょうか。





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久しぶりの積雪

2012-02-04 | 天文・気象・気候
 平成24年2月4日(土)

 去年は元日に積雪を見ましたが、今年は節分を前にした2日、朝からあっという間に積もってしまいました。南国熊本ですが昨日3日の最低気温は-6.7℃でした。



 松の盆栽もご覧の通りです。 



 初めは風が強く、とても積もりはしないだろうと思っていましたが、見事に白い花を咲かせたようになりました。



 かじかみながらの撮影です。



 玄関松もご覧の通り。なおも降りしきっていました。



 傘を差して外に出ました。



 お隣さんのサザンカです。



 有明公園もすっぽり雪化粧をしていました。



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横島干拓のマナヅル探鳥記(二)  どんこ撮影編  

2012-02-01 | 横島干拓の鳥たち
 平成24年2月1日(水)

 遅くなりましたが横島干拓のマナヅル続編をお届けします。チョロ2の探鳥記に続き、1月26日、どんこ単独での鳥見の記事をお届けします。
 この日も快晴でした。唐人川の東の田んぼに4羽の家族がいました。距離は百米程度でしょうか。車の中から撮りつづけていると、農作業の車が近づいてきました。この姿勢は飛び立つ寸前のポーズです。



 このように飛び立ちます。





 飛んでいった方向を探していると、地元でマナヅルたちの保護観察に尽力されているMさんと車ですれ違い、いろいろと情報を教えてもらいました。現在、横島干拓には25羽が訪れているとのこと。Mさんは鳥見のマナーのパンフレットを作り、主に初心者の方々に協力を呼びかけています。テレビや新聞などで報道されるとどっと人が押し寄せ、立入禁止の農道には入り込んだり、ずかずかツルたちに近づいたりするからです。
 


 この集団には3家族がいます。



 ここから見る雲仙普賢岳はまたちょっと様子が違います。右側の建物は家畜改良センター熊本牧場です。
 Mさんには猛禽類のハイタカがいる場所も案内してもらいました。後日機会があればアップします。



 Mさんと別れてからタゲリのいる場所を探しましたが、この日は近くでは観察出来ませんでした。帰り道、ふと見上げると4羽の家族が南の方へ飛んでいっていました。ねぐらの熊本港沖合の州に向かっているのかも知れません。



 2月のポストカード。上天草市の百万本の菜の花畑です。

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