花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

三段池のオシドリ  (熊本県荒尾市)

2009-11-29 | 鳥・昆虫・生き物
 平成21年11月29日(日)

 安尾さんから「三段池にオシドリが20羽ほど来ています」との情報を聞いて一緒に出かけました。三つ池が続いているのでそう呼ばれています。一番東の池が飛来してくる場所です。オシドリはやや臆病なので普段は木陰でじっとしています。



 1羽が大声で鳴いて合図をすると一斉に泳ぎ出します。



 羽ばたきをすると一層美しく見えます。エサはカシ、ナラなどドングリ類の植物質です。



 「オシドリ夫婦」などと仲の良い夫婦の喩えに使われますが、実際はオシドリの雄は繁殖行動を広範囲にすると言われています。これも種の保存のためでしょうか。



 色鮮やかなのが雄で雌は右端にいます。



 車の中から撮影を続けていると、警戒心を解いて泳ぎますが、こちら側へは絶対近づかず、北から南へ、南から北へだけの往復をします。距離は7,80米くらいでしょうか。



 この美しさには毎度のことながら感動します。



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Kさん夫妻との親睦旅行アルバム

2009-11-26 | 紀行
 平成21年11月26日(金)

 今回の旅行のスナップをまとめてみました。「九年庵」のすぐ隣にある比山神社境内です。ここも紅葉がきれいでした。



 吉野ヶ里歴史公園では「よみがえる邪馬台国 吉野ヶ里と倭人伝の世界」の特別展があっていて、普段は見られない展示物がたくさんありました。これは「首のない人骨」です。



 機織実演です。人形かと思ったら生き身の娘さんでした。



 蟹御殿を発った翌朝立ち寄った竹崎城址です。復元されています。



 賛否両論で今もくすぶる諫早干拓潮受堤防です。



 潮受堤防道路(雲仙多良シーライン)。



 どこかのJA関係者の研修で関係者が干拓締切の意義を一生懸命説明していました。調整池の広さに驚きます。目の前に広がる調整池は別名「いさはや新池」と言うのだそうです。



 「諫早ゆうゆうランド・干拓の里」。入場料300円。いつ来ても閑散としています。



 諫早名物の「焼きカキ」。腹一杯食べて4人で2千円。他に車エビ4尾、お握り、男どもは500ミリリットルのアサヒスーパードライも飲んで1人当たり千円ですみました。以前は焼きカキを食べさせるカキ小屋が林立していましたが、少なくなっています。これも堤防締切の影響でしょうか。

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宿泊は多良嶽温泉ホテル蟹御殿  (佐賀県太良町)

2009-11-24 | 紀行
 平成21年11月24日(火)

 お隣のKさん夫妻との親睦旅行の宿泊先は蟹御殿です。有明海名産の竹崎カニ(ワタリカニ)を食べるのがねらいです。



 露天風呂付きのお部屋を2部屋予約しました。私どもの部屋の露天風呂です。



 ひと風呂浴びて待望の夕食です。今夜のお品書です。



 

 メインは茹でカニ。



 仲居さんが食べやすいようにハサミを入れてくれます。



 これは厨房からのサービスの茹でカキです。



 焼きカニは香ばしくて一段と濃厚な味でした。



 朝はまた別の貸切の露天風呂が無料で提供されました。朝食も豪華でした。



 宿から眺める有明の海です。今年はどんこの当番でしたがお隣さん夫妻にも満足していただき、ホッとしました。

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「九年庵」に行ってきました  (佐賀県神埼市)

2009-11-21 | 紀行
 平成21年11月21日(土)

 国の名勝として知られる「九年庵」は“佐賀の大実業家・伊丹弥太郎が明治25年に造った別荘と明治33年から9年の歳月をかけて築いた6,800㎡の庭園”(パンフより)です。毎年紅葉の時期に9日間一般公開され、今年は今月の15日からでした。
 隣のKさん夫妻との恒例の年末1泊旅行を兼ねて行ってまいりました。人気のスポットだけにさすがにごった返しています。



 ゆっくりと庭園をみながら進みます。



 紅葉を見ながら邸宅に近づきます。



 「次の間」と「客室」です。



 ここから眺める庭園の素晴らしさ。



 客室を眺める観光客です。中庭も広々しています。



 庭園の苔にも年輪を感じます。



 東門です。通りの紅葉も陽に映えていました。念願の九年庵を見学出来、われわれ一行は感激して、九年庵を後にしました。

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正楽寺改築への道(十七) 内陣工事 【熊本県荒尾市】

2009-11-18 | 正楽寺関係
 平成21年11月18日(水)

 正楽寺の木工工事が終わり、去る10月26日本堂において建設委員立ち会いの下で引渡式が行われました。「関係書類と鍵」(写真枠内)を宮工務店社長から委員会を代表して私が受け取りました。



 これより2日前から内陣の左右の余間(よま)、「中尊の間」の金紙貼りが行われました。



 11月に入って金紙への描画が始まりました。全て手作業なので根気の要る仕事です。



 10日に完成しました。右余間です。



 「中尊の間」(阿弥陀様の間)もご覧のようになりました。仏具は元からあったものを修理したり磨いたりしてもらったものが大半です。



 「六鳥前卓」(りくちょうぜんじゃく)と呼ばれる卓です。中央に六羽の鳥があしらわれています。



 左余間の「御代前」(おだいぜん)の間には蓮如様、右余間の「祖師前」(そしぜん)の間には親鸞様がおわします。それぞれの前の卓は「三鳥上卓」(さんちょううえじゃく)と言います。

  

 全面の浮き彫りの欄間は全て新調です。
 今回はここまでにします。まだ前からあった浮き彫りの欄間は修復中です。来年早々にも内陣の脇に設置される予定です。【仏具等の名称については工事担当の「あいぞの仏具店」さんに随分教わりました。ありがとうございました。】

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ヒマワリとコスモス  (熊本県菊池市七城町)

2009-11-15 | 花・植物・果実
 平成21年11月15日(日)

 どんこの住まいより東に車で1時間の所にある七城町です。とある畑で季節外れのヒマワリの花がコスモスと同居しているのを見つけました。



 妙に調和しているのが不思議な感じです。



 しっかりした大輪のヒマワリでした。



 まだ蕾もあるのでこれからの晩秋に花を開くのでしょう。



 つられてか、コスモスも大輪の花を咲かせています。





 見はるかすかなたには、うっすらと雲海が見えていました。



 近くには旧家があり、白壁の蔵が建っていました。熊本もやっと気温が下がり晩秋らしさになってきました。皆様、風邪などひかれませんように・・・。

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庭の小菊ほか  11月のどんこ草庵

2009-11-12 | 花・植物・果実
 平成21年11月12日(木)

 雨のお陰で庭の小菊の花々が生気を取り戻しています。









 ダリアも咲いています。



 この季節に必ず見られるガーベラです。



 木陰にひっそり咲く花。



 ずっと以前、阿蘇から貰ってきました。名前は分かりません。



 これはアメジストセージ。【ブログ友「かなた」さんに教えてもらいました】



 鉢物三種です。四季咲きのミニバラです。



 季節外れに花を開いたシャクナゲです。名前はモーニングマジック。



 ひと夏越したシクラメンは元気です。来月はもうクリスマスですね。

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三池炭鉱の近代化遺産巡り(一)  熊本県荒尾市・福岡県大牟田市

2009-11-09 | 万田坑関係
 平成21年11月9日(月)

 「万田坑おもしろ講座」の7回目に半日かけて「三池炭鉱の近代化遺産」見学会が実施されました。見学会の視点は
1 江戸時代(藩営)から明治時代(官営)の三池炭鉱を偲ぶ
2 三井鉱山移管した後、坑口を結ぶ三池鉄道を骨格としてできた大牟田・荒尾の都市形成の痕跡を訪ねる
 というものでした。案内役は講座の世話役である万田坑ファン倶楽部の藤木さんです。
 今回は研修会場の万田炭鉱館を8:30出発、①荒尾二造変電所跡-②三池鉄道玉名線宮内駅跡-③三池港閘門(こうもん)-④旧長崎税関三池港税関支署-⑤旧三井港倶楽部見学までをレポートします。

 荒尾市内にある「荒尾二造変電所跡」です。「荒尾二造」とは「東京陸軍第二兵廠荒尾製造所」のことで戦時中広大な敷地で火薬を製造していた軍需工場です。旧制中学、旧制高女等の生徒達が動員されていました。各工場施設へ電気を送るための変電所でした。崖をくり抜いて建造されています。



 英数字は連合軍が押収した時の施設名・整理番号です。



 「玉名線宮内駅跡」。荒尾市にある大型テーマパーク・グリーンランドの西1キロ米にあります。炭坑従事者の通勤用や石炭運搬等に活躍しました。プラットホームがまだ残っています。この電車には一般の人も乗降することが出来ました。北側には炭住の宮内社宅がありました。



 荒尾市を離れて大牟田市西端の三池港に向かいます。三池港(1908~)は石炭積み出しのために建設されました。わが国唯一の閘門(こうもん)を持つ港です。干満の差が5.5米ある有明海で干潮時でも大型船が出入りが出来るような役目をしています。





 明治38年(1905)から百年以上経ってもまだ現役で活躍中の浮きクレーン・金剛丸です。動力は何と石炭なのです。



 三池港は開港場に指定され、通関の手続きのために税関が設置されていました。「旧長崎税関三池支署」(1988-1965)です。かなり傷んでいます。



 あの大惨事を起こした三川坑は完全に封鎖されていて見学の対象外です。「三井港倶楽部」へ着きました。詳しい歴史等についてはリンク先をご参照ください。



 玄関脇には三井鉱山育ての親・團琢磨の銅像が建立されています。



 正面玄関から入ります。



 豪華な応接間等です。私事ですがチョロ・ツーの親はここで結婚式を挙げました。





 この庭は一見の価値があります。



 次回は「藤本伝吾の墓と顕彰碑」「龍湖瀬戸坑跡」「大浦坑跡」「大牟田石炭産業科学館」等を紹介する予定です。
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シロチドリ御難

2009-11-06 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年11月6日(金)

 いつもの海岸です。シロチドリが変な飛び方をしていると思ったら何と足を貝に咥えられているではありませんか。





 潮は満ちているので干潮時に災難に遭ったのでしょう。そうすればかなりの時間が経過しているはずです。どうして外せるのか心配です。



 この日は波打ち際には飛沫が上がっていました。ハマシギたちです。手前に座っているのがシロチドリです。



 ハマシギはシギ科、全長21センチ。ムクドリより一回り小さい鳥です。



 座っている3羽のシロチドリ中にあのシロチドリがいるかどうかは確認できませんでした。立っている手前の鳥はミユビシギです。クリッツ、キュッと鳴きます。



 沖合には貨物船が停泊していました。山脈は多良岳です。種付けの終わった養殖海苔の支柱が見えます。シロチドリが貝から早く解き放たれることを願いつつ・・・。

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万田坑彩々(いろいろ)・ふるさと詩集  【熊本県荒尾市】

2009-11-03 | 万田坑関係
 平成21年11月3日(火)

 このほど世界遺産応援stage・ふるさと詩集Vol.1として、荒尾総合文化センターで公演された創作ステージ「万田坑彩々」を紹介します。特別の許可を得て撮影したものです。主催は荒尾総合文化センター、文化庁、熊本県、熊本県地域文化芸術振興プラン実行委員会。共催は荒尾文化協会です。万田坑についてはこのサイトをご参照ください。
 26ページにわたる豪華な豪華なプログラムの表表紙と内部の一部です。


 
 開演前に行列が出来ていました。



 ロビーには絵画コーナーの他に写真や炭坑で使われた道具等の展示もありました。



 「万田坑イメージⅠ」ゲストのALEXに続きⅡは混声合唱団ARAOのふるさと合唱。地元出身のバリトン歌手・郷田明倫も賛助出演しました。



「万田坑イメージⅢ」『炭鉱レクイエム』・J,Nダンスクラシックです。炭坑社宅から去っていく少女の姿が叙情的に表現されていました。





 「万田坑イメージⅣ」・元炭坑マンの話は時間不足の感がしました。もっともっと炭坑の暮らしを聞きたかった!立ってるお二人は進行役です。



 地元に伝わる「長洲の嫁入り唄」や各種の炭坑節踊りで盛り上がりました。



 最後は炭坑節の総踊り、地元豊渕会社中が盛り立て役です。



 フィナーレ。ALEXのメンバー、郷田明倫さん、写真には写っていませんが荒尾出身シンガソングライター・関島秀樹さんも駆けつけてくれました。お偉いさん方の挨拶など一切ないスマートなステージでした。
 世界遺産本登録に向けて市民の熱も上がっています。
 最後は11月のポストカードです。



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