花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

今年もお世話になりました。

2016-12-31 | 日常
 平成28年12月31日(土)

 この1年を振り返るといろいろ多難なことが多かったような気がします。世界情勢などはさておいて、身近なことでは4月の熊本大地震、熊本の象徴だった熊本城が大きく損傷するなど大変でした。家屋、架橋など全壊半壊などの被害は甚大、今なお復旧のめどが立っていない状況です。
 それでも広範囲からの援助により熊本は復興への歩みを踏み出しています。暮れには隣町で鳥インフルエンザが発生、ダブルパンチの様相ですが、来る年は少しでも平穏に過ごせるようになりたいものです。
 大晦日は正楽寺に除夜の鐘を搗きにいき、そのまま本堂で「新年会(しんねんえ)」に臨みます。(と言う予定でしたが、風邪をひいてダウンしています。インフルエンザではないようです。どうやら寝正月になってしましそうです。

 この1年、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。(コメント欄は閉じています。)

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冬休みの「長洲ふるさと塾」で鳥の勉強・・・

2016-12-28 | 鳥・昆虫・生き物
 平成28年12月28日(水)

この冬休みも「長洲ふるさと塾」の野鳥の勉強に野鳥の会のKさんと行ってきました。熱心な長洲町教育委員会からの要請です。今回は26日(月)と27日(火)の2日間、別々の場所でした。私たちが関係するのは野鳥の勉強です。



 長洲港に近い「磯の館」です。私は「荒尾・長洲周辺の鳥60」の説明。何を食べているかを中心にパワーポイントを使って説明しました。



 Kさんは野鳥の会のベテランです。長洲町のどこに、どんな鳥がいるかをやさしく説明されました。



 早速近くの港の堤防で観察します。あいにく昨日までいたクロツラヘラサギがいません。



 種類もわずかでした。荒尾干潟へ行くのを変更して町内の大堤池に向かうことにしました。



 池の上の道路から観察です。



 クロツラヘラサギやヘラサギがたくさんいました。一昨年頃から海岸から数キロも離れたこの内陸部の池で観察出来る絶滅危惧種です。



 ほとんど木の上で休んでいます。



 右手前のは顔が黒くありません。シロツラヘラサギとは言わず、ヘラサギと言います。



 ヘラサギが1羽だけエサを獲っていました。



 マガモです。子どもたちは慣れない双眼鏡で熱心に観察してくれました。



 藪のハゼの紅葉がまだ残っていました。



 2日目は別会場。この日は大堤池のクロツラヘラサギたちは一番奥の方に休んでいて、双眼鏡でも無理な距離でした。同じ町内の「一先宮」という神社一帯で山野の鳥を観察。メジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ、エナガ、コゲラ、ハシボソガラス、アトリなどが見られました。近くの民家のニワトリのコケコッコーという声に大喜びでした。前日とうって変わって寒かったです。



 電線のアトリです。いつもながら隣町の意欲的な企画に感心して帰りました。 

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庭のシロハラ、ヒヨドリ、メジロそしてスズメ

2016-12-25 | 鳥・昆虫・生き物
 平成28年12月25日(日)

 昨夜はクリスマスイブ、皆さんはどう楽しまれましたか。わが家の庭に冬見られる鳥をいくつか紹介しますね。先ずシロハラ(白腹)、特に西日本では多いとされています。



 ツゲ(柘植)の実をついばんでいるようでした。文字通り腹が白いです。腹黒い一部のお偉いさんの品種とは大いに違いますネ。



 ヒヨドリ(鵯)のシルエット。皇帝ダリアの枝にとまっています。



 雑食性で葉っぱなども食べます。



 桜の木のメジロ(目白)。



 寒さで丸く膨れています。



 目の周りが白いところからの命名です。ちなみに眼のふちが黒いメグロ(目黒)は主に小笠原諸島に生息していますよ。



 テレビアンテナのスズメ(雀)。



 最近は生息環境の変化で数が少なくなっているのが心配です。



 日本人にとって一番身近な鳥ですよね。



 桜の葉が少しだけ残って、紅葉しています。



 上空には白い月が浮かんでいました。

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花の見納め・・・

2016-12-22 | 花・植物・果実
 平成28年12月22日(木)

 九州・熊本も寒くなってきました。わが家の庭の花たちにも冬の訪れが迫っています。11月から12月にかけての花たちの素顔です。花言葉を添えてお届けします。花言葉は主なものを二つ選びました。ガーベラ【神秘。光に満ちた。】



 コエビソウ(ベロペロネ)。【思いがけない出遭い。友情】 



 ダリア。【華麗。移り気】



 ボサギク。菊全般の花言葉です。【高貴。清浄】





小菊ですが品種名は分かりません。



 同じく紫色の小菊です。



 皇帝ダリア。【乙女の真心。乙女の純潔】



 八つ手の花。【分別。健康】 



 肥後ツバキ。【理想の恋。女性らしさ】



 ニホンズイセン。12月16日の撮影です。【自惚れ。自己愛】 



 花ではありませんがドウダンツツジの紅葉です。ちなみにドウダンツツジの花言葉は【上品。節制】



 雨上がりのドウダンツツジの葉です。

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柳川紀行・・・福岡県柳川市

2016-12-19 | 紀行
 平成28年12月19日(月)

12月の半ばに入ろうという頃、また柳川を訪れました。



 やはりどんこ舟は乗っても、見ても面白いです。橋げたにぶつからないように寝ころびます。



 この船頭さんは竿で橋の上に飛び移り、また船に戻って大喝采でした。お年寄りの船頭さんはお客さん同様に伏せて通過します。



 「御花」の庭の紅葉です。





 町中からちょっと中に入るとレトロな風景に出合えます。私はこういう風景に心が惹かれます。



 「御花」の庭園の花などをスナップしてみました。



 御花亭の前の船着き場です。大相撲九州場所も終わり琴奨菊の幟も下ろされていました。

 

 すぐそばのかんぽの宿からのんびりしている漕ぎ行くどんこ舟を眺めました。



 歌を唄いながら櫓をこぐ船頭さんもいます。



 ツアーのお客さんのようです。



 初冬の川面にかすかに揺れる影もまた風情があります。



 まだ気にへばりついている櫨(はぜ)の葉です。



 ミニせいろ定食を食べました、とても小さなウナギのせいろ蒸しでしたが遅れて食卓に来たので、写すのを忘れてしまいました。

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冬の荒尾海岸&渡り鳥

2016-12-16 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成28年12月16日(金)

 12月初旬の暖かい午後、雲仙普賢岳が薄い雲の上に浮かんでいました。たまにこうした光景が見られます。



 こちらは雲仙普賢岳の北側にある多良岳です。



 潮は引きかかっていました。



 福岡県との県境にある四山(よつやま)、頂上付近に白い灯台が見えます。グ~ンと手前には防波堤が新たに高く積み上げられました。旧競馬場の厩舎などもまだ残っています。



 長崎空港から関西方面へ向かう旅客機の飛行機雲です。



 ダイゼン(大膳)の群れがいました。







 ダイゼンの好物はゴカイ類。甲殻類や昆虫類も食べます。 



 <波の青、空の青にも染まずに>飛んでいます。





 また砂浜で羽を休めます。このダイゼンたちもここ荒尾干潟で冬を越すようです。



 砂浜で放置されている釣り針を見つけました。エサが付いていれば鳥たちにとっては大変なことになります。釣り人のマナーが問われます。

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正楽寺御正忌報恩講・・・門徒会館落成法要・仏教壮年会二十周年記念式典

2016-12-13 | 正楽寺関係
 平成28年12月13日(火)

 本年度の御正忌報恩講は12月3、4日、門徒会館落成法要と仏教壮年会(一味会)結成二十周年を兼ねての法要になりました。新装なった門徒会館の様子です。



 初日は120名ほどの参詣者でした。





 法話は当・正楽寺の住職さんの兄さんである佐賀・浄徳寺の千々岩峰仙師です。





 法話の後、中学生になった峰仙師の長男・慈音君(右)と次男・大智君(左)による津軽三味線の演奏がありました。



 <兄弟>・あどはたり・津軽じょんがら節(組曲)・<次男>津軽じょんがら節・<兄>南中ソーラン節・<兄弟>・酔弦を披露。アンコールに応えて・あいや節を演奏。皆さん、大喝采でした。【準備が出来たらこの演奏の模様を後刻You Tubeで紹介する予定です。】


 広い大広間でお参りの方々は婦人部が前日から用意してくれたお斎をいただきます。



 今回のお弁当です。紅白饅頭もお祝いとして添えられました。



 当・正楽寺のお子さんも小学6年生と2年生です。



 夜は仏教壮年会(一味会)の忘年会が市内の森の中のキッチン「のどか」でありました。翌日落語を演ずる三遊亭好吉さんも駆けつけてくれました。ここでも千々岩兄弟が津軽三味線を演奏してくれました。



 仏教壮年会二十周年に際し、多年にわたる活動を祝し本山から感謝状が贈呈されました。代読は正楽寺・寺島直仁住職です。



 お待ちかねの落語は三遊亭好楽師匠の弟子、三遊亭好吉さんです。あの熊本地震で被災にあった益城町の出身、熊本一番の進学校・熊本高校から神戸大学を卒業した変わり種!?です。会場の笑いを誘いました。



 門徒一同、いい笑い納めが出来ました。

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鹿央町のイチョウと日輪寺・・・山鹿市探訪

2016-12-10 | 紀行
 平成28年12月10日(土)

 山鹿市鹿央町の康平寺のイチョウを見にいきましたが、今年は既に散っていたので引き返し生涯学習センターへ行ってみました。ここの前庭です。



 ここはまだ散っていませんでした。



 まだ黄葉していないのもあります。



 大空にすくすくと伸びています。





 落葉も絵になる黄葉です。



 ここから国道3号線に出て、車で20数分ほどの距離にある日輪寺へ向かいました。楼門は古びて威厳があります。表参道から撮りました。



 こちらは内側からの画像です。



 ここには石橋・湯町橋(文化11年⦅1814⦆)架橋,菊池川の支流吉田川(湯町川)にあったが,河川改修のため解体(1983年)され,1985年に現在地に移築。<日本石橋を守る会>)があります。



 モミジの葉っぱが光っていました。



 ちょっとくすんだ紅葉でした。



 赤穂十七義士の遺髪塔が建てられています。





 芭蕉の句碑には「己が火を木々に蛍や花の宿」の句が刻まれています。調べたら元禄3年、芭蕉47歳の句で近江の石山で詠んだ句とされています。

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荒尾干潟周辺の鳥たち

2016-12-07 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成28年12月7日(水)

主に冬に見られる鳥たちの紹介です。今回は漢字の表記と食べるものを添えました。海の上を飛ぶアオサギ(青鷺)です。:魚類、カニやエビなど。



 ダイサギ(大鷺)。:魚類、カエルなど。



 猛禽類のミサゴ(鶚)。英語名はオスプレイ。:魚類。



 オオバン(大鷭):水草の芽や根、葉、種子、昆虫類。



 セグロカモメ(背黒鴎)。:雑食性、他の鳥の卵、ヒナなど。







 ユリカモメ(百合鴎)。:小魚、ゴカイなど。水産加工廃棄物、昆虫など。





 カワウ(河鵜)。:魚類。



 上がマガモ(真鴨)。:落穂、青草、イネ科の種子など。下がカルガモ(軽鴨)。:落穂、青草、根、種子など。



 イソシギ(磯鷸)。:水生昆虫ヤソノ幼虫、貝類、魚類、ユスリカ、ハエなど。



 ダイゼン(大膳)。:ゴカイ類ガ大好物。他に甲殻類、昆虫類など。





 クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)。:魚類、カニやシャコなど。



シロチドリ(白千鳥)。:ゴカイ類、甲殻類、貝類などノ幼生など。【食べるものについては叶内拓哉著「日本の鳥300」を参照しました。】



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鹿児島 乗富海岸自然ふれあい館 視察研修

2016-12-04 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年12月4日(日)

 荒尾干潟保全利活用協議会・作業部会のメンバー16名で先進地視察研修に出かけました。霧島錦江湾国立公園内にある標記の施設です。愛称は「なぎさミュージアム」。松林に囲まれた瀟洒な建物です。



 浸水を考慮した高床式になっています。



 NPO法人くすの木自然館が環境省から運営を委嘱されています。あらかじめ提出しておいた質問事項に代表から懇切丁寧が回答をいただきました。



 施設内の掲示等は大いに参考になりました。









 外に出ると南に桜島が見えます。きょうは噴煙は見えませんでした。



 松林の中の小径、砂の仕切りには松ぼっくりが置いてあります。小学生の女児が置いてくれたことに始まる「松ぼっくりロード」は今や名所!になっているそうです。



 この日も幼児が置いてくれていました。



 代表の説明に聞き入る一行です。



 記念撮影。



 昼食はずうっと北へ戻り、宮崎・えびの高原足湯の駅レストランで鴨鍋定食をいただきました。もう午後2時半になっていました。



 昼食後、「えびのエコミュージアムセンター」を見学しました。霧島山の自然や文化について紹介するビジターセンターです。





 韓国岳が正面に見えています。研修の成果を荒尾干潟近くに建設予定のビジターセンターに役立てたいと覚悟を新たにした視察研修でした。

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晩秋の荒尾海岸の夕焼け空

2016-12-01 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成28年12月1日(木)

 また夕焼け空に惹かれて海岸へ出ていきました。もう陽が沈んでしまった時刻でした。



 飛行機雲が黒ずんでいます。



 真っ赤に染まっていた雲にも夕闇が迫ってきました。



 海苔船が浮かんでいます。



 雲仙普賢岳の上に雲が覆っています。 



 静かな夕暮れ時。



 5分もしないうちにこうなりました。



 上空の月。子どもの頃は月はいつもひとりぽっちだと思っていました。



 沖合の船舶にも灯がともっています。



 多比良港辺りにも人家の灯でしょうか、かすかに見えます。



 荒尾港はもうすっかり夜の帳(とばり)に包まれています。



 島原の町の灯りはあすへの希望のような気がいつもします。



 早いもので12月になりました。皆さま、師走を穏やかに過ごしましょう。

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