花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

雨期の横島干拓

2012-06-30 | 風景

 平成24年6月30日(土)

 いつもは鳥見に行く横島干拓へぶらりとでかけました。まだ田植えしていない水田に山影が映っていました。手前が天水町で山並みは三ノ岳や二ノ岳など。ビニールハウスの右手切れ目の上が金峰山です。「草枕」に出てく峠の茶屋があります。

 収穫期を迎えているたばこ畑が広がっています。

 「家畜改良センター熊本牧場」が遠くに見えます。向こうの山は荒尾市と玉名市にまたがる小岱山です。

 東側。田圃には冬場、マナヅルたちがやってきます。手前の木立にはミサゴ、ハヤブサなどの猛禽類が憩う場所でもあります。

 堤防の西南は有明海。雲仙普賢岳が間近です。

 横島町の東北には石塘橋があり、きれいに整備されています。難工事のため人柱となった人の慰霊碑が建っていました。すぐそばに加藤清正を祀ったこぢんまりとした加藤神社があります。きれいに改修されていました。改修工事代表世話人として知人(故人)の名前が記念碑に刻まれていました。そうっと合掌してきました。 

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シロチドリの雛(回想)  荒尾海岸 

2012-06-27 | 荒尾海岸の渡り鳥

 平成24年6月27日(水)

 このところシロチドリの抱卵や雛を撮らなくなりました。見かけることが少なくなったセイもありますが、4,5年前にじっくり観察できたことで、この撮影から 卒業しようと思ったからです。今回は4年前の回想画像をお届けします。

孵って3に目の雛です。父親が見守っています。

 母親に甘えている雛です。

 3羽孵ったのですが1羽はそばにいません。

 左が父親。子育てはしっかり協力してやっています。

 時としてすぐそばを散歩の人が通り過ぎます。

 孵って7日目の雛。かなり羽も生えそろっています。

 動きもシャープになりました。

 自分でエサも取れるようになりました。

 母鳥は天敵のカラスなどが近寄るのを警戒しながら子育てをしています。

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梅雨時の庭の花

2012-06-24 | 花・植物・果実

 平成24年6月24日(日)

 早く咲いた玄関前の紫陽花は枯れてしまわないうちに刈り取りました。

 遅咲きの方は今からが盛りとなります。

 テッポウユリ。

 こちらはユリの一種、確かオリエンタルハイブリッドという品種のようです。

 シャスターデージー。花言葉・万事忍耐。

 キキョウ。漢字表記も「桔梗」といい感じ。別名はオカトトキ(岡止々岐)。

 名知らぬ花。

 ストケシア。別名は瑠璃菊。「連想・清楚」の花言葉には夢があります。

 ダリアも毎年咲いてくれます。

 最期はノウゼンカズラ。

 

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54年8ヶ月6日5時間32分20秒3  玉名高校大先輩  金栗四三を偲ぶ

2012-06-21 | ひと いのち

 平成24年6月21日(木)

 今年はオリンピックの年。100年前、ストックホルムで開かれたオリンピックに日本は初参加をしました。玉名高校の大先輩・金栗四三さんはマラソンに出場しましたが途中棄権、これが大会本部には伝わらずに行方不明扱いになっていました。「1967年(昭和42年)3月、スウェーデンのオリンピック委員会から、ストックホルムオリンピック開催55周年を記念する式典に招待され(中略)金栗を記念式典でゴールさせることにしたのである。この時、『日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します』とアナウンスされた。54年8か月6日5時間32分20秒3という記録はオリンピック史上最も遅いマラソン記録であり、今後もこの記録が破られる事は無いだろうと言われている。」【ウィキペディア】
 6月18日付朝日新聞・「天声人語」でも紹介されています。
 
 金栗四三さんの母校・玉名高校はどんこの母校でもあります。同じく【ウィキペディア】には「金栗はゴール後のスピーチで『長い道のりでした。この間に孫が5人できました』とコメントした。」とあります。なお「天声人語」には孫の数10人とあります。身内の方に確認したところ10人が正しいとのことでした。



 この前庭に金栗四三さんの銅像があります。在校中にこの大先輩のお話を聞いたことがあります。



 玉名郡和水町の実家のそばにお墓があります。直筆の「体力 気力 努力」の文字が墓石に刻まれています。



 数年前ご実家を訪ねたことがあります。



 玉名高校は体育祭の応援団、人文字が度々テレビでも全国放送され有名です。孫娘も通っていました。今度の6月30日にもTBS系「ぶっちぎりTV」で続編が放映される予定です。(体育祭の写真は孫娘の在校中のものです。)



 金栗四三さんの後輩たちは大先輩を誇りとして頑張っていました。(写真は一部再掲しています。) 





【お断り・間違って27日アップ予定の「シロチドリの雛」を一時公開してしまいました。このところパソコン不調によるトラブルです。コメントいただいた方には後日アップ時に返事を差し上げます。ご迷惑をおかけしました。

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小鹿田焼(おんたやき)の里   大分県日田市

2012-06-18 | 紀行
 平成24年6月18日(月)

 焼き物は好きです。知る人ぞ知る「小鹿田焼」の里を訪ねました。 伝統技法を長子のみに伝える「長子相続」(一子相伝)ことが無形文化財の指定される要因になったそうです。



 ひっそりと言う表現が似合う山里に数軒の窯元が伝統工芸を守り続けています。



 登り窯は窯元専用のもありますが、共同でも使用されているのもあると聞いています。



 唐臼を搗く檜の竿。この先端に杵が付けられ陶土を砕く仕組みです。陶土が干してありました。



 自然の流れを利用して土を砕く唐臼の音があちこちから響いてくるのも風情があります。



 ある窯元の塀には小鹿田焼の陶器が埋め込まれていました。



 何となくのどかな風景です。



 山菜そばで昼食をとりました。



 焼き物の里にはゆったりとした風景のとはうらはらに必死で生きている人々の息づかいが感じられました。



【お陰様で2005年(平成17年)9月に開設した本ブログへのトータル閲覧数(PV)が6月17日現在で100万を突破しました(1,003,545)。なおトータル訪問者数(IP)は283,753です。】
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浦川田園に集うサギたち

2012-06-15 | 鳥・昆虫・生き物
 平成24年6月15日(金)

 浦川沿いの田んぼの田植えももう終盤です。



 見渡すといつもながら平和な田園風景が広がっています。遠くの雲仙普賢岳には雲がかかっています。



 アマサギ(全長50,5㎝)はサギ類の中では小さい方です。





 こちらはダイサギ(全長90㎝)。正面から撮るのは久しぶりです。



 小魚をゲットしました。目の縁がブルーになっているのは婚姻色のようです。



 アオサギ(全長93㎝)はこの仲間では最も大きな鳥です。冠羽が見られます。



 グァーッと言う叫び声を発しながら飛んでいきます。このほかコサギ、チュウサギ見られました。



 思案橋。近くに小学校があります。この頃の小学生はここで立ち止まり、「学校へ行こうかな、どうしようかな」と迷う姿は全くありません。集団登校でさっさと歩いて通り過ぎます。橋の上で立ち止まっているのはどんこくらいのものです。

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安尾さん 環境省局長賞 野生生物保護功労者として

2012-06-12 | 荒尾海岸の渡り鳥

 平成24年6月12日(火)

 このブログでも度々登場してくる安尾(征三郎)さんがこのほど野生生物保護に関し、特に顕著な功績があったことが認められ、環境省自然環境局長賞が贈られました。本来は第66回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」(新潟市で開催)で贈られるはずでしたが、長旅は健康に自信がないと言うことで欠席。後日荒尾市長室で星野九州地方環境事務所長から伝達されました。写真中央・安尾さん。左が星野所長、右・前畑市長。(この写真は西日本新聞社の提供です。)



 副賞です。レリーフは白鳥でしょうか。



 自宅の安尾さん。(どんこ撮影)



 安尾さんの経歴です。私がごちゃごちゃ書くよりより一目瞭然です。(拡大してご覧下さい。)



 新聞、テレビでも連日報道され大きな反響がありました。安尾さんは一躍“時の人”になりました。



 安尾さんの尽力でラムサール条約も7月には登録されることになっています。私事ですが、ルーマニアで開かれる条約の会議の資料にどんこの野鳥や干潟の写真を掲載したいとの打診があり、快く承諾いたしました。また市当局からはシロチドリの写真を名刺や市のパンフなどに使いたいとの申し出があり、これもどうぞと返答しました。



 安尾さんが長年調査・研究され、まとめられた資料の一部です。まだまだ山ほどあります。いずれも日常のこつこつとした実績によるもので頭が下がります。



先日(10日)の探鳥会終了後、鳥仲間で祝賀の食事会が開かれ、大勢のみなさんの祝福を受けられました。仲間の皆さんの好意と素晴らしい花束に大感激したと安尾さんが言っておられました。写真は鳥仲間が撮影されたものをお借りしました。私は別の会議のために出席できず申し訳ない思いです。

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♪雨は降る降る 人馬は濡れる・・・久しぶりの田原坂

2012-06-09 | 紀行
 平成24年6月9日(土)

 西南の役で有名な田原坂は現在の熊本市北部にあります。雨でしっとりとした楠の葉が青々としていました。


 
 ♪右手に血刀 左手に手綱 馬上ゆたかな美少年・・・です。



 田原坂崇烈碑です。



 時代的な表現が歴史を感じます。



 公園内には多くの文学碑がありますが説明の立て看がありません。売店に聞いたら「そぎゃんとば作るような町じゃありまっせん」(そんな「資料」をつくるような町ではありません。)と自虐的な返事が返ってきました。資料館に聞いても作っていないとのことでした。水原秋桜子の句碑もあるというのに、お粗末です。政令都市になった熊本市の名が泣きますよ。



 こちらは「田原坂パノラマガーデン」の説明板の一部です。



 西南の役戦没者慰霊之碑。官軍6,923名、薩軍7,186名、殉難者29名の霊の安らかなることを願って建立されたと記してあります。





 結構見学者もありました。

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紫陽花の季節

2012-06-06 | 花・植物・果実
 平成24年6月6日(水)

 紫陽花は⑤カ所ほどに散在しています。まず入り口付近。



 塀の暗がりをバックに・・・。



 玄関付近。一番早く花を開きます。





 しゃがんで青空を入れてみました。



 こちらは座敷前。 



 ガクアジサイもひそかに咲いています。



 南の枇杷の木陰に咲いています。



 赤色が多いです。



 入口付近のもうひとかたまりはまだ蕾の状態で、アップが出来ません。
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懐かしいYS-11  佐賀空港にて

2012-06-03 | 紀行
 平成24年6月3日(日)

 佐賀空港公園にあのYS-11が展示されていると聞いて出かけました。ありました、ありました。その昔、友人たちとの旅行で鹿児島空港から奄美大島まで乗った飛行機です。搭乗して随分時間が経って、島影が見えました。「ワァ~、奄美大島だ!」と叫んだら、スチュワーデスが「いえ、まだ桜島です」と言ったので、一同はしゅんとなった記憶があります。それほど悠長に飛ぶ飛行機でした。

 説明板です。



 国産初の航空機でした。



 正面からもなかなかのイケメンです。



 幼児がママと来ていました。



 バックシャンでもあります。



 佐賀空港の位置図です。



 広い敷地だけに余計閑散としていました。



 一機の姿も見えません。



 でも駐車場はなぜか満車です。駐車料金が無料で、利用客は比較的長期の駐車をしているからでしょうか。発着便がANAの4便だけ。空港ロビーや売店もがらんとしていて、物寂しい雰囲気が漂っていました。



 空港周辺の小麦畑。豊かな佐賀平野が広がっていました。



 もう6月になりました。

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