花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

片口鉢と台付き角皿 どんこの陶芸作品(二)

2007-07-31 | 文化、文学、芸術
 平成19年7月31日(日)

 隔週毎の上級陶芸教室に通っています。前回に続き3回目・片口鉢と4回目・台付き角皿の作品を紹介します。

 片口鉢です。口径は14センチ、高さが8センチです。



 用途は自由です。汁物にもいいし、ちょっとした果物入れにも使えます。



 台付き角皿は魚の煮付け用に適しているかも知れません。刺身もいいでしょう。
 21センチ×16センチ、高さが3.5センチです。



 「融通無碍」(ゆうずうむげ)とは私の好きな言葉で「何物にもとらわれないで伸び伸びとすること」の意です。竹べらで彫って、象眼にしましたが字が小さく、迫力に欠けています。前準備が必要でした。



 次回は「ダルマ急須」「香炉」を紹介出来ると思います。
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五稜郭を最後に  北の国紀行(十四・最終編)

2007-07-29 | 北海道旅行
 平成19年7月29日(日)

 長い間ご覧いただきました北の国紀行も最終編を迎えました。わずか5日間の旅を14回にわたって厚かましくもアップしました。5日間でおよそ1,420キロを走破したした。鹿児島から横浜までの距離を移動したことになります。強行軍がお分かりでしょう。
 飽きずにご覧いただき誠にありがとうございました。

 五稜郭タワーから眺めました。90㍍の展望2階からは五稜郭公園の全景が見えます。



 こちらは夜景で有名な函館山方面です。もうすぐ向こうは青森の下北半島です。



 1階には土方歳蔵の銅像があります。



 タワーを降りて辺りを歩いてみました。枠内はタワーです。



 公園内売店の人形に見送られて五稜郭を後にしました。



 旅行中の最後の食事場所である「海峡」に立ち寄りました。



 ご覧のような料理でした。イカ刺しは新鮮。碗はちりめんじゃこ飯です。



 函館空港から羽田空港で乗り替えます。一行の背中にはやや疲れが見えましたが至って元気です。



 またいつか再会出来ればいいですね。そんな話を交わしたことでした。
 風光はもとより美味しい食事、いろいろな人との出逢いが楽しめ、ちょっと体調に不安がありましたが、いろいろな方に元気を戴き、旅行後はすっかり元気が戻りました。また次の旅を考えています。
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函館朝市・元町散歩  北の国紀行(十三)

2007-07-27 | 北海道旅行
 平成19年7月27日(金)

 北海道旅行も最終日です。青森がすぐそこに見える湯の川温泉・しおさい亭が最後の宿でした。朝食は盛りだくさんのバイキングでしたが私はお粥と味噌汁で軽く済ませました。防波堤に砕ける波の音が良く聞こえる渚が近くにありました。



 函館朝市へ向かう途中、大森浜の啄木小公園に啄木の歌碑が見えました。「忘れがたき人人」所収の短歌です。「浜薔薇」は「はまなす」と読みます。

   潮かをる北の浜辺の砂山の
   かの浜薔薇よ
   今年も咲けるや

 一家離散した啄木が妹光子と共に海を渡りやってきて、“流離の悲愁が強く漂っている”歌とされています。セピア色で仕上げました。



 函館朝市は活気がありました。タラバカニなどを買い求めました。



 元町散策です。9年前は馬車もあり、乗って回りましたが今はもうなくなっていました。



 どっしりと見応えのある旧函館区公会堂です。明治43年(1910年)の建造。左右対称のコロニアルスタイルで有名です。国の重要文化財に指定されています



 写真歴史館はいかにも明治の名残を留める建造物です。北海道指定有形文化財です。1909(明治42)年建造の2階建木造洋風建築で、1階は観光案内所になっています。「日本最古の銀板写真」など貴重な写真資料などが展示されています。



 カトリック元町教会。度重なる火災に遭い現在の建物は、大正13年(1924)再建されたものです。



 両脇の歴史的な建造部とを眺めながら歩く道です。



 ここは北島三郎の出身高校だそうです。♪はるばる来たぜ サブちゃん



 長く続いた北の国紀行も次回はいよいよ最終編です。
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梅雨が明けた

2007-07-25 | 天文・気象・気候
 平成19年7月25日(水)

 7月23日午前に九州北部もやっと梅雨明けが宣言されました。海岸へ出てみると雲仙普賢岳には雲海が見られました。沖合の箱のような船は熊本県の長州港と対岸の長崎県多比良港を結ぶフェリーです。



 わが家の庭の上空にも白い真夏の白雲が見られます。



 鉢物のハイビスカスも真夏の到来を告げています。



 カミさんが育てた菜園のキンウリです。冷やして昼下がりに食べるとああ、夏だなと言う感じがします。



 去年から花を付けてくれるパイナップルリリーです。



 奈良から届いた極細の「三輪素麺」は冷やして食べれば最高です。



 庭先に落ちていた柿の葉っぱは、早や初秋の彩りです。



 真夏の到来、蝉しぐれに混じって子どもたちの歓声も聞こえています。
【お断り】当初、パイナップルツリーとしていましたが「パイナップルリリー」の間違いでした。お詫びして訂正します。


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ニセコ、大沼公園、函館夜景  北の国紀行(十二)

2007-07-23 | 北海道旅行
 平成19年7月23日(月)

 もう学校は夏休みに入りましたが梅雨明け宣言はまだです。でも朝から真夏の太陽がギラギラ輝いています。
【今日の午前、九州北部、四国地方が梅雨明けしたと見られると発表がありました】
 
 私の北海道旅行記はまだまだ続いています。小樽を後にニセコへ向かいます。ニセコビュープラザで小休止しました。羊蹄山が真向かいに見えます。9年前は真狩村の細川たかしの歌碑のある場所から同じ山を見上げていました。



 大沼公園が近づきました。車窓から眺めた大沼公園です。



 正面の橋は西大島橋です。尖った山が駒ヶ岳です。



 太鼓橋のような感じです。手前後ろ姿の婦人が一緒だった80代と70代の姉妹です。元気で明るい姉妹でした。



 きれいな湖面を遊覧船も走ります。



 公園で見た花々です。



 大沼公園で忘れてはいけないのはこのだんごです。安くて美味しいだんごは一度食べたら病みつきになります。餡と醤油にものを買いました。これで315円。1個はガイドさんにあげました。「当日中にお召上り下さい」と言う注意書きがあしてあります。



 お目当ての函館山の夜景です。混雑して記念写真撮影などの時間を含めてわずか30分間しか滞在できません。三脚なしで撮影で、あまりうまく撮れませんでした。



 4日目の最後です。今夜の宿は湯の川温泉、しおさい亭です。次回からは5日目の紀行になります。
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有明海岸の残骸  集中豪雨・台風4号の爪痕

2007-07-21 | 荒尾海岸
 平成19年7月21日(土)時々

 熊本県中部の集中豪雨や台風4号がもたらした漂着物が私が住んでいる近くの海岸まで押し寄せていました。杉の大木もすっかり皮が剥ぎ取られています。



 ここにも別の大木が転がっていました。電柱よりも長いものでした。



 白い砂浜は無惨です。渡り鳥の集散地として有名な海岸ですが、やっと20羽ほどのメダイチドリ、オオメダイチドリを見かけただけでした。



 昨年もこの漂着物除去には大がかりな作業が行われました。



 護岸工事も急ピッチで進行中でした。



 小さな「一部港」と言う名の漁港には漁船が停泊しています。カメが数匹泳いでいました。はめ込みがそれです。



 一部港から眺めたJR鹿児島本線・無人の南荒尾駅です。
 海水浴場が開設されていた頃は客の積み残しも出ていました。賑わっていた昔日の面影はありません。下りの熊本方面行きの2両編成の電車が入ってきました。



 もうススキの穂が出ていました。海辺はもう初秋の装いです。


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小樽  北の国紀行(十一)

2007-07-19 | 北海道旅行
 平成19年7月19日(木)

 札幌を8時に発ちました。途中、にしん御殿と言われる家が岬に見えました。(写真が青みがかっているのはバスのガラス窓の着色のせいです)



 小樽に着き、早速散策開始です。小樽メルヘン交差点です。左の大きな建物は小樽オルゴール堂です。



 お菓子で有名なルタオ本店です。オタルを逆さに読ませる粋な店で、ロイヤルモンターニュと言うチョコレートを味見させるお姉ちゃんに誘われ入り、ちょっと一服しました。紅茶を煎れた人の名前もカードに記されています。



 店を出ようとしたら、展望台から是非小樽を眺めてくださいと親切に言われて上りました。素晴らしい景観でした。小樽港方面です。



 いい天気で、小樽運河に映る赤煉瓦の建物が揺らいで見えるのも爽やかでした。向こうに見えるのが中央橋です。その先には竜宮橋が架かっています。



 中央橋の方から眺める反対の方向が記念写真などをするスポットの浅草橋です。



 私の好きな「小樽の人よ」の歌碑がありました。メロディーも流れます。



 昼食は「おれの小樽」でラーメン、ちらし寿司。量が多くて食べきれませんでした。


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美瑛・新栄の丘・富良野  北の国紀行(十)

2007-07-17 | 北海道旅行
 平成19年7月17日(火)
  
 6月18日の記事、北海道旅行3日目の記事です。

 旭山動物園を後にして美瑛・新栄の丘へ向かいました。快晴、空気も爽やかです。車窓からは相変わらず広大な北海道の風景が見えます。左手に大雪山の連峰が見えます。



 セブンスターの木やケンとメリーの木のある美瑛は残念ながら通過して寄りません。ブログ友green-teaさんのアップでいつも憧れている場所でしたが残念!車窓からのチラリ観光です。



 新栄の丘で下車観光です。



 若いカップルはこの古いトラクターに乗って記念撮影をしていました。



 周囲360度のパノラマは壮観でした。東側は大雪山連峰と南側十勝方面を望みます。





 遅い昼食は上富良野(フラノーブル マツオ)でジンギスカン鍋でした。タレ漬けのマトンでしたが半分は残しました。



 ファーム富田に着きました。



 色とりどりの花が見られます。









 ちゃんと休憩してアイスクリームをゆっくり食べる休憩所もありました。



【地震お見舞い】台風が過ぎた途端、新潟県中越沖地震の惨事の報にただただ胸を痛めています。余震も続いているようです。心からお見舞い申し上げます。
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季節の使者  戴き物

2007-07-15 | 生活、食べ物
 平成19年7月15日(日)

 台風4号の影響はほとんどなく、事なきを得ました。いろいろ心配していただき心からお礼を申し上げます。
 皆様方の所はいかがでしょうか。お見舞い申し上げます。

 連れ合いが行きつけの美容室のご主人手作りのトマトをいただきました。趣味の園芸の域を超えておられる方です。



 黒スイカは西隣のKさんの作です。北海道当麻町の黒スイカに負けない出来です。ミニスイカもいただきました。



 柳川の叔母に貰った「島原手延べそうめん」です。



 阿蘇地方で青年教師をしているDさんから届きました。



 以下、贈り主は省かせていただきます。私の好きな焼酎です。



 アサヒスーパードライ、好きなビールです。



 EBISU。恵比寿にはたまに出かけます。



 おおみやの曹操・長州小陸のおばあちゃん(父方)から届きました。郷里は静岡です。本場のうなぎはさすがです。



 アップに間に合いませんでしたが他にも季節の品をいただきました。




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旭山動物園(Ⅱ)  北の国紀行(九)

2007-07-13 | 北海道旅行
 平成19年7月13日(金)

 一般に人は生涯で3回動物園に足を運ぶそうです。1回目は自分の子ども時代。2回目は親になって子どもを連れていく時。3回目は孫と一緒に。。。
 皆さんは何回行かれましたか。私は特別動物園マニアではありませんが20回は行っています。
 
 エゾヒグマです。「現在、生息域の縮小と環境の悪化、過剰な捕殺が衰退をまねき、将来は決して明るいものではありません。エゾヒグマの存続のためには、人間側の意識の変革が必要であり、被害発生を未然に防ぐ保護管理策と生息域の保全を実施する必要があります。」と旭山動物園HPで訴えられています。
 ちなみに雌の名前は「とんこ」だそうです。
 


 その白いヒゲにちなんで「黄門ザル」と呼ばれているブラッザグェノンです。なかなか美しい色彩のサルで、心なしか威厳があります。動きも活発でぴょんぴょん木々の枝を渡っていました。
 


 しま模様が美しいアムールトラです。この模様も自分の身を守る保護色なのです。現在野生では約400頭程しかいないそうですが、保護活動が進みにつれ、回復傾向にありそうで喜ばしいことです。
 


 ネズミの仲間のカピバラです。「草原の支配者」という意味だそうです。とてもそんな風貌をしていません。穏やかで心が癒される顔をしています。どこかの国の政治家たちにも一人くらいこういう顔が欲しいですね。昔はいました。「あ~」とか「う~」とか感動詞を良く使う宰相が。。。
 



 ワオキツネザル。体温調節機能が十分に発達していない原始的なサルだそうです。「1日のはじまりは、座ったまま両腕を広げ、朝日をたっぷり浴び体温を上げてから行動する習性があるとのことです
 


 親のライオンは昼寝中で、起きているのはこの子ばかりでした。百獣の王と言われるライオンですが、意外と寿命は短くわずか15年です。



 アカゲラ:北海道と本州に分布しています。



 ガラス戸越しに写したタンチョウです。日本産の鳥の中では最大級を誇ります。



 白フクロウ北極圏で最大の猛禽類で、他のフクロウとは異なり、日中に狩りをするそうです。白色なのも外敵から身を守る保護色です。



 駆け足でしたが、この他にもたくさんの動物たちに会うことが出来ました。
 ただ有名になった動物園行ってきたという思いの外に、今日の繁栄を築き上げた関係者の努力に敬意を抱いて後にしました。

 もし、次回行く機会があれば孫たちとせめて半日かけて、じっくり動物たちと会話するようなな気持で回りたいと思います。
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旭山動物園 Ⅰ  北の国紀行(八)

2007-07-11 | 北海道旅行
 平成19年7月11日(水)

 6月18日(月)・3日目の記録です。
 朝、一時ぱらつきましたが動物園に着いた頃はすっかり回復していました。東西両門がありますが団体客は東正門から入ります。「行動展示」のアイデアで日本一の人気に急上昇した話題の動物園です。ブログ友のorangutansmomoさんのお勧めスポットでもあります。



 「フラッシュを使わない」「エサをやらない」などの注意を受け、限られた見学時間(ちょっと延びて2時間)をどう有効に使おうか、などと考える暇もなく行き当たりばったりに回りました。ガイドブックは持ってきましたが、見る余裕などさらさらありません。

 まず迎えてくれたのは「総合さる舎」のお猿さんです。



 お目当ての「おらんうーたん館」に行きました。ジャックがいましたが、気乗りしないのか、薄目を開けて人間たちを眺めているばかり。空中散歩は「今日はだめみたい」と係のおばさんが気の毒がっていました。たった2時間の見学時間内で見られるなんて甘い、甘いと言い聞かせて後にしました。屋内施設があることは後で知って歯ぎしりしました。



 チンパンジーの森です。チンパンジーとそれを眺める人間も同時に見物できます(笑)。



 ホッキョククマです。見物出来る透明カプセルは行列が出来ていて諦めました。「あざらし館」の円柱水槽(マリンウェイ)を上下するアザラシもだいぶ粘って待っていましたが、見ることが出来ませんでした。



 人気の「ぺんぎん館」前は平日だというのに長い行列です。



 こんな感じで人が通ります。別の角度のペンギンをはめ込んでいます。



 クジャクが歓迎してくれるように何回も羽を広げてくれました。ああ、時間がない、挨拶もそこそこに次へ急ぎます。もぐもぐタイム(食事時間)に出あえると、もっと動物たちの生態が見られるのですが、わずか2時間にでは無理々々。



 旭山動物園のパンフレットを紹介します。表・裏の順です。




 次回も続編をお届けします。
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温根湯温泉から層雲峡へ  北の国紀行(七)

2007-07-09 | 北海道旅行
 平成19年7月9日(月)

 3日目の朝、ホテル前の小高い山に何やら花が見えました。閉鎖されたスキー場跡に植えられたレンゲツツジでした。歩いていきましたが、近くへ行く道が見つかりませんでした。



 シバザクラもまだ咲いていました。紫色の花の名は分かりません。



 朝食はバイキングでした。



 豆畑です。この蔓を這わせる竹は手作業で実に要領よく立てられていました。



 北海道では良く見られる路肩標識です。積雪を除去する雪掻きの車に路肩の位置を知らせる標識で、夏場の夜間にも蓄えられた電気で点滅し、路肩を示す機種もあります。TAKEさんのブログで初めて知り、実物を確認できて嬉しかったです。
 冬場の凍った路面を滑らないようにさせる砂袋を入れる箱です。美観を重視する観光地らしい配慮です。



 大雪湖でしょうか。



 「流星の滝」は約90mの落差を激しく流れ落ち、「銀河の滝」は120mの落差を水が白糸のように穏やかに落ちる様子から、「男滝」・「女滝」とも呼ばれているそうです。





 次回はやっと旭山動物園に着きます。

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網走から温根湯温泉まで  北の国紀行(六)

2007-07-07 | 北海道旅行
 平成19年7月7日(土)

 北の旅はなかなか先へ進みません。やっと2日目の終わりまでこぎつけました。
ヒグマの出現で遊歩道の散策が出来なかったので、オシンコシンの滝を下車観光することになりました。斜里町の国道334号線沿いにあります。滝が途中で二つに分かれて流れ落ちるため「双美の滝」と称されています。豪快です。



 網走の町へ走ります。古い人間なのでついつい高倉健の「網走番外地」を連想してしまいます。右手にその網走刑務所の赤煉瓦の塀が見えました。明治以来使われてきた古い獄舎は天都山の麓に移築され、「博物館網走監獄」となっているそうです。紐解けば、ここにも悲惨な囚人たちの哀話が込められていますが、ここで述べるスペースはありません。



 オホーツク海を広々望める網走の海岸で小休止しました。焼肉会をしているグループがありました。



 砂浜を四輪バイクで疾走している若者がいました。スローシャッターで写しました。



 浜辺のタンポポたちです。紫色の花はハマゴウでしょうか、良く分かりません。



 今夜は夜間観光はなくゆっくりくつろげます。「温根湯ホテル 四季平安の館」
(北見市)の夕食です。詳しいメニューはもう覚えていません(笑)。



 アスパラは別料金で食事場所で注文することが出来ました。茹でたものと天ぷら(各500円)を頼みました。



 次回は3日目の旅程に入ります。層雲峡までの旅日記を掲載予定です。

 水害のお見舞い、ありがとうございます。熊本県地方は県南部を中心に大雨による災害に見舞われています。私も心を痛めています。幸い、私どもの所は大きな河川や崖などもなく、現在の所雨量は多くなってきましたが事なきを得ております。よそ事ながらご安心くださいませ。
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ギャラリー・どんこ  油絵5点

2007-07-05 | 文化、文学、芸術
 平成19年7月5日(木)

 「廃屋」 
 これは山鹿灯籠でお馴染みの山鹿市郊外の、とある廃屋倉庫です。今は取り払われてありません。描いている時、操作を誤った老人のテーラーの下敷きになり、かなりのケガを負いました。幸い、押し倒された下が里芋畑で柔らかかったために死ななくて済みました。老人が5千円握りしめて、これで勘弁してくださいと震えながら言うので「心配しなくていいですよ」と救急車も断りました。
 近くの若奥さんが親切に応急手当をしてくれました。帰って病院にかかったら5千円の何倍もの治療費を要しました。若奥さん宅には後日、傷が癒えてからお礼に伺いました。老人からは1円もいただいていません。イーゼル(画架もパレットもめちゃめちゃに壊れましたが、奇跡的にこの絵は残りました。



 「阿蘇根子岳」
 阿蘇の山では比較的険しい山です。登山家が好む山でもあります。学生時代も良く登りました。
 ひとりで登って下山の途中雨に遭い、濡れ鼠になって温泉宿に転がり込んだら、自殺未遂者と間違われ、階段下の狭い部屋に通されました。食事を持ってきた仲居さんと話しているうちに、この宿が小学生の修学旅行で泊まったことが分かり、途中で2階の眺めのいい部屋に通されました。初めからはっきり言えば良かったのに、泥だらけのみすぼらしい格好が誤解を生んだのでしょう。
 この絵を見るとあの温泉宿の風呂の温かかったことをいつも思い出します。



 「天草の段々畑」
 以前は熊本の天草の島々は天に届くような高さまで、段々畑が耕されていました。狭い耕地を耕し、小麦やサツマイモを植えていましたが、過疎になり耕す人もいなくなり、今は草木が生い茂っています。



 「阿蘇外輪秋景」
 阿蘇には今も気が向くと出かけています。秋の夕陽に照らされる外輪は好きな原景色の一つです。穫り入れが済んだ田んぼを見つめているとそのままこの景色の中に埋没してしまいたいような郷愁を感じます。



 「阿蘇暮色」
 これは最後の勤務職場に退職記念に贈った絵です。ブログ友の^-^ayuraさんが以前アップされたものをお借りしました。私の手元には写真は残していませんでした。たまたまこの職場をボランティアで訪問されて写してくださっていました。



 私の小学4,5,6年のKN先生はスポーツマンで絵の先生でもありました。先生からは絵心を教わった気がします。
 先生は具象絵画の示現会会員です。以前、脳梗塞を患われ右手足が麻痺されましたが、リハビリの甲斐があって傘寿を迎えた現在でも左手で絵筆を握っておられ、絵画教室で後進の指導に当たっておられます。
 私は小学生以後は直接接先生からは教わってはいませんが、時々見せにいき、指導を仰ぐこともあります。人生の恩師と言えます。

 この頃はもう絵筆をとることはほとんどありません。スケッチ程度です。


 


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知床旅情  北の国紀行(五)

2007-07-03 | 北海道旅行
 平成19年7月3日(火)

 知床五湖探勝歩道をからの眺望を楽しみにしていたら、ヒグマが3箇所に出て、閉鎖中でした。がっかりです。
 中国から来たという青年が「昨日は霧で摩周湖は見えない、今日は遊歩道へ入れない、何とかならない?」と係員に詰め寄っていましたが「ダメです、そんなことことをしたらクビになります」とあしらわれていました。親子熊もいたそうです。



 仕方なく木製の橋を歩いて展望所から眺めることにしました。熊笹がいっぱい茂っています。



 熊に襲われないようにちゃんと電流を流した防護の電線が張られています。緑の葉っぱはミズバショウです。もう花の時期が終わっていました。



 二湖でしょうか、少し湖面を覗かせています。枠内はこの界隈の白樺の幹で鳴いていた蝉です。地元のらしき人に聞いたら「エゾハルセミだ」と教えてくれました。



 東の方角には雪の残る連峰が続いていました。



 バスは右手にオホーツク海を見ながら進みます。町の鳥がオジロワシの斜里町、オオハクチョウの小清水町を通ります。今の時期、オオハクチョウは残念ながら見られません。
 長い長い北海道らしい1本道です。斜里町-小清水町の間だったのでしょうか。場所は定かではありません。ガイドさんの案内で慌てて車中から撮りました。北海道ならではの広大な景色で車内も興奮気味でした。



 旅行記はまだ2日目の午後です。


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