花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

「草枕」の金峰山へ  (熊本市)

2009-09-28 | 紀行
 平成21年9月28日(月)

 熊本市の西方に位置する金峰山は夏目漱石ゆかりの山でもあります。標高は665米で手頃な高さからか多くの人に親しまれています。以前紹介した峠の茶屋の食堂へ立ち寄り、ダゴ汁定食が出来上がるまでの時間に、店内から通じる細い道を上り、復元された「峠の茶屋」を見学に行きました。漱石関連の数々図の品が展示されています。





 更に上にいくと本物の「峠の茶屋」のあった場所に古井戸が残っています。

 

 食後、車で金峰山頂上駐車場へ向かいます。駐車場で降りると鳥の鳴き声がいっぱい聞こえてきます。森林の鳥は声はすれども姿は見えずで苦手です。鳥の写真撮影が目的ではないので長いレンズの持ち合わせもありません。コサメビタキだけやっと捉えることが出来ました。



 桧の木立を抜けテレビ塔を目指します。



 ここには市内5局のテレビ局などのアンテナが立っています。



 展望台からは漱石が「森の都」と名付けた熊本市が一望できます。はるか向こうにかすむのは阿蘇の外輪山です。阿蘇は「二百十日」の舞台になったところでもあります。



 西には有明海が見下ろせます。雲仙普賢岳や天草の島々も遠望出来ます。



 展望台の手摺りには恋人達が付けたと思われる鍵がびっしり並んでいました。心がこの金属でつなぎ止められるのでしょうか。愛の成就を祈るばかりです。

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「渓趣の里」の田楽  (熊本県阿蘇市)

2009-09-25 | 紀行
 平成21年9月25日(金)

 知り合いのブログ友だちがあの人もこの方も阿蘇路をアップしておられたのに触発されて、バスに乗り遅れまいとカメラ仲間Kiさんと出かけました。菊池渓谷経由でしばらく走ったところに、ちょっと鄙びた田楽の店らしき一軒家を見つけました。広い駐車場には軽トラ1台です。多分お店の人のでしょう。通り過ぎてから幟が立っていたのに気づきまた引き返しました。



 閑散としています。案の定、客は誰もいませんでした。



 引き戸をまたいだ入口には荷車が置いてありました。



 壁などにも昔の生活の道具が展示されています。「写真は?」と聞いたらおかみさんが「どうぞ、どうぞ」と笑顔で答えてくれました。



 「そうだ、田楽を食べに来たのだ」と現実に戻り炭火の前に座りました。



 ダゴ汁とごはん、漬物。他に小鉢もありました。



 阿蘇の上空には白い雲がたなびいていました。



【お礼:シティモールでの写真展にはブログで知ったと言う方々を含めて大勢の方にご観覧いただきありがとうございました。次回は11月29日、荒尾文化センターで「環境フェスタ」の一環として開催の予定です。】
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月下美人咲く  Tさんの忘れ形見

2009-09-22 | 花・植物・果実
 平成21年9月22日(火)

 先日亡くなった正楽寺建設委員会顧問のTさんから以前貰っていた月下美人はなかなか花を付けませでした。諦めかけていたら危篤状態の時に偶然蕾を付けているのを発見しました。
 ご本人は家族の願いも届かず帰らぬ人となってしまいましたが、この20日に待望の花を咲かせてくれました。

 昼過ぎの蕾です。



 以下、時間の順序でアップします。







 暖色系の光を当ててみました。



 

 しぼんでしまわないうちに水に浮かべました。



 Tさんには写真を仏壇に供えたいと思っています。
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雨不足の秋の菜園

2009-09-19 | 菜園
 平成21年9月19日(土)

 先日約一月ぶりに2時間ばかりの雨が降りました。乾ききった菜園が少しばかり湿りました。「畑を鋤いて」との経営者からの頼みで労務者のどんこは二つ返事で応じました。植えていない場所が多い菜園ですが、草が伸びないためには必須の作業です。ご覧の作物を植えています。



 鋤き終わりました。



 サツマイモも雨不足にあえいでいます。



 落花生も枯れかかっている箇所があります。



 大豆は連日の水遣りで少しは元気になりました。水道代の分を取り戻せるでしょうか(笑)。



 その他の作物や果樹類です。



 熊本は雨不足が深刻です。
【お知らせ】荒尾シティーモール二階・ベスト電器前のフロアーで「荒尾海岸の鳥たち」をテーマにパネル8枚・32点の写真展を実施しています。期間は20日~23日までの4日間で、時間は10時~18時です。シティーモールからの要請に応えての開催です。野鳥の会の安尾さんに全て世話していただきました。お近くの方、お暇な折にでもどうぞご観覧ください。
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野道・海道・電車道をゆけば

2009-09-16 | 郷土 荒尾
 平成21年9月16日(水)

 今年は台風も来ず、今のところ稲は順調のようです





 左のこんもりした杜には初詣に行く四宮神社があります。右手の杜は「城」という地区。昔の出城があったと言われています。



 左の建物は「ドリームの湯」。天然かけ流しが自慢です。車で5分のところにあります。とんがり屋根はどんこの行きつけの歯科医院です。雨が少なくサトイモの葉にも枯れが見えます。



 海下(かいげ)橋の上から北を臨みます。県立の荒尾高校は市民病院の右手(東)にあります。



 海下橋です。以前は石橋でした。川幅も狭く5メートルくらいだった気がします。今は数倍の幅になっています。



 当市特産の梨が道路沿いにあちこち店開きする季節になりました。10月にはジャンボ梨の「新高」(にいたか)が出回ります。



 海辺では先日の一斉清掃で積まれたゴミの山を日の出前に燃やしていました。



 陸に上げられた海苔船もまた10月には海に戻ります。



 JR鹿児島本線。熊本方面からの上り電車のライトがかすかに見えます。どれをとっても田舎の匂いが漂ってくる風景です。

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シロチドリ回想(一)・・・荒尾海岸(熊本県)

2009-09-13 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年9月13日(日)

 暇々に過去撮りだめした野鳥を種類別に整理、保存する作業に取り組んでいます。作業半ばですが時々荒尾海岸の鳥たちを紹介していきます。先日のアオサギに次いでシロチドリ編です。シリーズでアップしていきます。

 岩の上のシロチドリ(全長17,5㎝)、雌です。【H17(2005)・8・15】



 群れで休んでいます。【H17(2005)・10・16】



 キョウジョシギ(全長22㎝)と大きさを比べてみてください。【H18(2006)・8・28】



 可愛いのでファンが多い鳥です。外孫のチョロ・ツー(小5)も大好きです。渡り鳥なのですが中には留鳥として荒尾海岸で越冬しているものもいます。【H19(2007)・1・12】



 飛んでいる真夏のシロチドリです。【H19(2007)・8・1】



 正面から見るとこんな顔です。これは雄のようです。【H19(2007)・9・22】



 荒尾海岸で付けられた標識(フラッグ)です。見つけた人は日時場所等を報告するようになっています。【H19(2007)・10・12】



 【H19(2007)・10・31】



 人も鳥もツーショットには心が和みます【H19(2007)・9・4】



 束の間の休息。こうして休みます【H19(2007)・10・31】

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いなかの秋空   (熊本県南関町・和水町点描)

2009-09-10 | 紀行
 平成21年9月10日(木)

 熊本は雨が降らず、真夏の暑さが続いています。「暑かぁ 暑かぁ」と嘆いてばかりいてもしょうがないので、ぶらりドライブしてきました。
 南関町はわが市(まち)の東隣です。そのまた東に和水(なごみ)町があります。



 私の市(まち)の空もきれいですが、東の町々の空はもっときれいな感じです。



 懐かしいサトウキビが穂を出していました。いなかの空には風があり、そして歌があります。



 あなたもどこかで眺めたことがありますよね。



 昔は馬車が通っていたかも・・・。



 訳あって「七郎神」と言う子宝に恵まれるという小さな神社にお詣りをしてきました。いつもはせせらぎの音が聞こえる小川の水が乏しくなっていました。枠内の噴水はその名も「随喜の泉」と名付けられています。前回行ったときの記事です。



 熊本はこの1週間も、マーク続きの予報です。

 

【お断り:かねて親交のあった向かいのT氏が亡くなられました。正楽寺の代表総代の一人であり建設顧問でもありました。チョロ・ツーが「タコおっちゃん」と慕っていたタコ捕り名人でもありました。田圃の見回りの帰り、自宅近くの路上で転倒、自力で起きあがり帰った後容態が悪化、危篤状態が続いていました。脳内出血していたものです。享年90歳でした。生涯現役にふさわしい最期でした。心から冥福を祈ります。合掌。空の色は哀しみの色でもあります。
 コメント欄は閉じさせていただきます。また皆さんへのコメント投稿もご遠慮させていただくことをご容赦くださいませ。】
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ブログ4周年  最初はアオサギでスタートしました

2009-09-06 | 鳥・昆虫・生き物
 平成21年9月6日(日)

 この9月の2日でブログ4周年を迎えました。早いものです。最初アップした写真はアオサギでした。そこで撮りだめした中から再掲もあるかもしれませんがアオサギの姿をピックアップしてみました。

 2003年(平成15年)5月・近くの浦川周辺ではアオサギを良く見かけます。



 同じ年の6月・お隣の玉名市・横島干拓です。



 同年6月、浦川沿い、大声で鳴いていました。



 同年、10月。遠くの山の端は雲仙普賢岳です。これも浦川のほとりでの撮影です。



 天草の大道港のそばの松林。セピア色で仕上げました。同じ年の11月に行ってきました。



 翌2006年(平成18年)の1月、近くの神社のそばです。ここには巣作りをしています。 



 同年8月、上天草市の柳港です。沈思黙考の姿をモノクロ調にしました。



 2007年(平成19年)6月、田植えの済んだ浦川沿いの田圃、繁殖期に入ったアオサギです。



 さて最後は昨日(9月5日)の有明の月です。朝の散歩中に撮りました。
 これからもマイペースで更新していきたいと思っています。
 皆様、どうぞこれからもお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

 

【お断り】過去の記事のコメントを一部不注意で削除したりしています。申し訳ございません。
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建具、電灯取付 畳敷込  正楽寺改築への道(十六)【熊本県荒尾市】

2009-09-04 | 正楽寺関係
 平成21年9月4日(金) 

 盆過ぎの8月19日、建具の取り付け工事の様子です。

 

 本堂、門徒会館を含めると膨大な数です。



 下陣(げじん)から向拝(こうはい)を見たところです。



 正面・向拝です。



 正面には観音開きの唐戸(からと)が取り付けられます。素材は堅牢なタモ材。野球のバットの素材としてもお馴染みです。



 防水、防腐、紫外線カットの無色の塗装が施されます。



 いよいよ畳の敷込みです。







 照明器具も取り付けられました。



 残暑は厳しく、8月、熊本はほとんど雨が降りませんでした。9月、社内自主検査、施主の検査が行われます。内陣(仏間等)工事は一定期間をおいてから始まる予定です。



【お断り】正楽寺建設委員会顧問のT氏が不慮の事故のため危篤状態なのでコメント欄は閉じさせていただきました。
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天草慕情  (熊本県・宇城市、天草市)

2009-09-01 | 紀行
 平成21年9月1日(火)

 夏休み最後の日曜日、野球も休みだったチョロ・ツーと熊本県南部の三角半島(みすみ)経由で天草へ日帰りで行ってきました。今度世界遺産の暫定リストにわが荒尾市の万田坑と共に暫定リストに掲載された三角西港を対岸から眺めました。



 この近くの瀬戸には吊鐘をかぶせたような中神島があります。狭い瀬戸で釣舟がいっぱい出ていました。



 ここから南へ車で1時間ばかり走り、大道港から貸切船で天草市の横浦島へ向かいました。写真はモノクロ仕上げです。



 与一ケ浦港と言う小さな港へ着きました。



 島には大漁と舟の安全を祈る恵比寿像が鎮座しています。



 チョロ・ツーと波戸で遊んでいたら、仕掛けカゴを上げにきた漁船を見かけました。



 一つのカゴに4,5匹の魚が入っていました。



 雨になりそうだったので滞在1時間そこそこで島にサヨナラをしました。



 9月になりました。いつものポストカードです。

コメント (22)
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