花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

夕焼け雲

2005-09-30 | 荒尾海岸
 平成17年9月30日(金)

 9月もとうとう終わりになりました。昨夜は阪神タイガースの2年ぶりの優勝に沸きました。熊本にも阪神デパートがあり、優勝セールに客が殺到しているとの報道があっていました。優勝する時って全てがうまく回転するものだと痛感しました。岡田監督、良くやりましたね。

 反面、成績不振の責任を取って辞めていく監督もいます。まあ、これが浮世のならいというものでしょうが・・・。

 有明海の夕焼け雲です。雲の名称は良く分かりませんが、これ、絹雲(巻雲)と言うのでしょうか。たまには小高い丘からぼんやりと空を眺めるのものもいいですね。まだまだ蒸し暑い天気ばかりです。

 10月になれば少しは涼しくなるでしょう。

 
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朝のウォーミングアップ

2005-09-29 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成17年9月29日(木)

 チュウサギでしょうか。1羽は大きく羽ばたきをしていました。そろそろ秋の冷気を感じ始めていますが、鳥たちには季節のうつろいがどう感じられるのでしょうか。

 食欲の秋の到来です。昼には和食処「T」(仮称)に行ってきました。「四季彩弁当」という名の二段重ねの重箱には、ほどよい上品な味付けの料理が10品以上も入っていました。ご飯と味噌汁は別にお椀で、きます。これにコーヒーも付いて900円を切る値段には感激!

 時々は、手頃な値段で、おいしいランチなども紹介していこうかなと思ったことでした。きょうは写真撮るのも忘れてしまいました。
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ランタナの花です

2005-09-28 | 花・植物・果実
 平成17年9月28日(水)

 ああ、雨が欲しい、雨が欲しいと天を仰いでいます。少しばかりの家庭菜園にカミさんは野菜作りをしていますが、この雨不足で困り果てて、夕方にはいつも自転車をこいで、水遣りに出かけています。

 私は野菜作りには全然興味が無く、専ら非生産的な盆栽類や松、サツキ、樫、ケヤキ、槇、モチノキなどの庭木の手入れの担当です。それでも、甘柿の富有柿やプラムなどは自分で植えました。時季には一杯実を付けます。

 ランタナは亜熱帯アメリカが原産地。別名をシチヘンゲ(七変化)と言います。花が次々に咲き、目まぐるしく変わるのでこの名が付いたのでしょう。

 花言葉は「厳格」。くるくる変わる花にはふさわしくない花言葉のような気がします(^_^)/~。
 

 
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秋空の運動会

2005-09-27 | 孫たち
 平成17年9月27日(火)

 日曜日の運動会の画像です。全てのプログラムが終わり、閉会式に向けて児童たちが集合する直前の様子です。向こうの小高い森の上空にはカラスが一日中群れ飛んでいました。

  子を走らす運動会後の線の上      矢島 渚男

 きっとこの子は不本意な成績だったのでしょう。人影が少なくなった運動場で、こんなふうに走るんだよと叱咤激励する親の姿が彷彿としてきます。子はいやいやながらも親の言うまま走っている・・・。

 来年はきっとガンバルよね、と夕日が微笑んでいます。

 朝夕の冷え込みが本格的な秋の到来を告げています。

 伸びている庭のモチノキや槇の枝をきのう、きょうと剪定しました。桜や柿の葉がどんどん落葉を始めています。落ち葉掃きが大変な季節になりました。
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天草松島のトビⅡ

2005-09-26 | 鳥・昆虫・生き物
 平成17年9月26日(月)

 爽やかな秋晴れの一日でした。私の家は浄土真宗西本願寺派の門徒です。私自身は格別、信心深い門徒ではありません。

 昔から1月に本山で行われる「報恩講」を時期を早めて(取り越し)勤める慣わしがあります。親鸞聖人のご命日(1月6日)より時期を早めて執り行うために「お取越報恩講」と呼ばれます。きょうはその日でした。仏壇を清め、寺よりお経を上げてもらいました。以前は近所の門徒一同が集まり、法要と説教の聴聞をしていましたが今はその風習もなくなりました。

 いずれの宗派にあっても、生と死を考えるよすがにはなります。

 天草松島のトビの雄姿です。上空を斜めに急上昇していきました。トビは動物の屍肉、魚類、蛙、昆虫類を食べる雑食性の生き物です。他の生命を「戴いている」ことでは人間と変わりはありません。

 天草の秋の空は哀しいまでに透き通っていました・・・。
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天草松島のトビ

2005-09-25 | 鳥・昆虫・生き物
 平成17年9月25日(日)

 きのうの天草松島で見たトビです。眼下を飛んでいました。海の青さにも空の青さにも吸い込まれず、急降下、急上昇を繰り返していました。

 トビはタカ科の鳥で、全長が60センチくらいあります。鳴き声は「ピーヒョロヒョロ」で有名です。あの三橋美智也の「トンビがくるりと輪を描いた」の一節は、トビのホーバリングを表現したものですね。トビは群れで生活することが多いと言われています。

 帰りの道すがら、いくつかの小学校で運動会の準備が行われていましたが、きょうは、近くの学校でも賑やかに運動会が行われて、終日子ども達の黄色い声が、秋空に響き渡っていました。

 いよいよ、秋本番ですね。
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パールライン・天草へ行ってきました

2005-09-24 | 紀行
 平成17年9月24日(土)

 きょうもまた日中は33度の真夏日!地元のラジオが真夏日の連続が9月に入って18日目だと言っていました。

 車で南へ2時間も走ると風光明媚な島々が浮かぶ天草へ着きます。宇土半島の先端、旧三角東港を過ぎて右折すると1号橋・天門橋です。松島橋・5号橋まで島々が連結され、九州本土と初めて結ばれたのは昭和41年9月のことでした。東京オリンピックが開催された翌々年のことです。総事業費24億1千万円を要しました。

 5号橋を渡って、高台にあるレストランの駐車場、展望台からは天草松島と呼ばれる風景が一望できます。写真の白い橋は4号橋の前島橋で5橋の中で最も長い橋で516.2㍍あります。

 この日はやや風があり、その風に乗ってトビが6,7羽ホーバリングをしていました。意外に近く舞い降りたりして、観光客の歓声が上がっていました。私も愛用の400㍉レンズを駆使して、撮りまくりました。

 その写真は次の機会に紹介します。
 
 
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秋・有明海

2005-09-23 | 荒尾海岸
 平成17年9月23日(金)

 台風17号はどうやら太平洋上へ迂回しそうで、一安心です。

 正木ゆう子の句集「静かな水」のことをきのう少し触れました。

  しづかなる水は沈みて夏の暮

 標題にもなっているこの句の重たさを筆者はあとがきで「あるとき、自分の感情の波立ちに疲れ、それならばいっそ波の立たない水底へ潜ればわれとわが身は鎮まるだろうと思って作った句である。」と記しています。筆者はまた郷里・熊本の江津湖の静かな水に己を繋げ、自分自身の生を確かめるのです。五七五の短い詩形が、大きな世界を構築しています。一読を勧めたい本です。

 湖ではありませんが、わが有明海にも秋が訪れています。キアシシギの乱舞する向こうに、かすかに見えるのは海苔養殖用の竹です。これに種付けをした網を張り、寒い季節の到来を待ちます。去年はまあまあの生産でしたが、今年はどうでしょうか。海苔養殖に従事する人々の闘いが始まっています。

 美しい景色の向こうに生活の営みが脈打っています。
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実りの秋

2005-09-22 | 風景
 平成17年9月22日(木)

 きょうからカテゴリーを設定しました。今までの日記もそのうちにカテゴリーに分類したいと思っています。

 まだまだ残暑が厳しく、連日昼は30度を超えています。
 
 田んぼの稲はすっかり色づきました。週末にはあちこちで稲刈りが始まることでしょう。台風の余波はありましたが、今年の稲作は上々のようです。また台風17号が発生して、本土へ近づいているようですが、逸れてほしいですね。
 
 雨が少なく、気温の高い日が続いていますので、野菜類の育ちが悪く、虫が付きやすいと農家の人がこぼしていました。

 正木ゆう子の第三句集「静かな水」(春秋社)を読んでいます。句集で胸のときめきを久しぶりに感じています。

 
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黄色い彼岸花

2005-09-21 | 花・植物・果実
 平成17年9月21日(水)

 今朝も曇っています。どうせなら雨が降ってほしいのですが、蒸すばかりで雨の気配はありません。庭に黄色い彼岸花が咲いています。赤は毒々しい感じもしますが、ややピンクを帯びた黄色の花はひっそりとした感じを辺りに漂わせています。

 彼岸花は「曼珠沙華」の別名の他に「狐花」(きつねばな)、「ほとけ花」、「天蓋花」、「死人草」(しびとばな」と縁起でもない名前を付けられています。墓地などによく咲いているからでしょうか。しかし、花には責任はないと思えます。

  背(せな)の子に飴しゃぶらする曼珠沙華   細見 綾子

 どこか、古い、古い郷愁をそそらせられます。
 
 「豊水」という品種の梨を頂きました。ジューシーでおいしかったです。間もなく、名産のジャンボ梨・新高が出回ります。今年の出来は良さそうです!
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仲秋の名月Ⅱ

2005-09-20 | 天文・気象・気候
 平成17年9月20日(火)

 昨夜の十六夜(いざよい)の月は曇っていて良く見えませんでした。久保田万太郎の俳句に

  十六夜や直しに立ちし燗ざまし

 というのがあります。待っている月がなかなか出ない。飲み頃だった熱燗の酒も冷えてしまったので、また温めに席を立ったと言うのです。十六夜の月の情況を言い得て妙であると思います。

 おとといは雲一つ無い天空の仲秋の名月も撮りました。山の端から出る月、薄い雲間から見える月、近景の松の枝越しの月等々、どれを見ても月には風情があります。

 さて、無垢の月はいかがだったでしょうか?

 
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仲秋の名月

2005-09-19 | 天文・気象・気候
 平成17年9月19日(月)

 きのうは、まだ明るい夕食前にカメラを持って出かけました。集合商業施設の屋上駐車場で月の出を待ちました。1時間ほど待ってやっと回りが薄暗くなり、東の小岱山という山の端から月が顔を見せ始めました。

 この山は標高501㍍しかありませんが、四方八方から眺めても同じ形に見えることから、別名「七面山」とも呼ばれています。中国の泰山に似ていて、小さいので小岱山と名付けられたという説もあります。麓には小岱(代)焼で有名な窯元がいくつもあり、それぞれの特色を出しています。

 薄雲がありましたが、段々上空に昇るにつれ、雲がなくなってきました。 県内でも十五夜の綱引きや観月会があちこちで催されました。

  満月もさることながら、十六夜(いざよい)の月、立ち待ちの月、居待ちの月、寝待ちの月と日を追う毎に名前と趣を変える月。それを愛でてきた大和心は大切にしたいものです。 
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韮(ニラ)の花

2005-09-18 | 花・植物・果実
平成17年9月18日(日)

 午後3時を過ぎて、室内の気温が32度を指しています。いつまでこの暑さが続くのでしょうか。

 庭のあちこちに自生のニラの花が咲いています。もちろん食用にもなります。当地ではイソギンチャクの味噌和えや味噌汁に、このニラの茎をたっぷり入れて食べます。特に味噌汁は「ワキャ汁」と言って昔から伝わっている郷土料理です。

 以前、あるマンガ雑誌で「理(さとし)の口福(こうふく)レポート」と銘打って紹介されたことがあります。味噌和えなどは一度口にしたら病みつきになると言われるほどで、ホルモン煮込みの比ではありません。

 花はご覧のように、エッ!これがあのニラの・・・と思われるくらい、かわいらしく、清楚です。

 韮の花は俳句では夏の季語です。


  とぎ汁の足りてや韮の花こぼれ      山本まさ江
 
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田園風景

2005-09-17 | 風景
平成17年9月17日(土)

 雨が降らず、乾燥した天気が続いています。しかし、なんとなく霞んだような空の色です。夕立でも来て、モヤを洗い流して欲しいなあ・・・。

 休耕田の水を張った田んぼにコサギでしょうか、エサをあさっていました。この界隈にはサギ類が良く飛来します。格好のエサ場のせいかも知れません。

  浮くものは浮かべしままに水澄めり     細川ゆたか

 浅い田んぼの水も白いコサギの姿を写すと、底まで澄み切っているように見えます。俳句の作者は川を詠んだのか、それとも湖を詠んだのか私には分かりませんが、秋の水の特色を的確に捉えているように思えます。

 「水澄む」は秋の季語で、水の清澄な感じを言い表しています。

  きのふ去りけふ来たり水澄めり       三宅 応人

 あすは十五夜の月が見られそうです。 


 
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彼岸花が咲きました

2005-09-16 | 花・植物・果実
平成17年9月16日(金)

 急に朝夕の冷え込みがきて、ついこの間までの熱帯夜がウソのようです。それでも日中は結構気温が上がるという予報です。熊本はやはり南国ですね。

 田んぼの回りの彼岸花が満開になりました。去年までは30㍍ばかりの畦いっぱいに咲き誇る彼岸花が見られましたが、枯草が一面に覆われてあって、残念ながら群生が見られません。

 稲も随分色づきました。誰よりも早く新米にあずかろうとスズメの群れが手ぐすね引いて待ちかまえています。スズメ脅しのガス鉄砲の轟音にも、古いマネキンを使ったカカシにもすっかり慣れて、動じないような感じです。

 近くの小学校から、運動会の練習の音楽や子ども達を指導する先生の甲高い声も聞こえるようになりました。本格的な秋はすぐそこまでやってきているようです。
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