花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

木工事終わる  正楽寺改築への道(十五)【熊本県荒尾市】

2009-07-31 | 正楽寺関係
 平成21年7月31日(木)

 今年の1月19日から始まったどんこの菩提寺・正楽寺の木工工事がひとまず終了しました。昨日(30日)の外観です。



 向拝(こうはい)を側面から見ました。



 白い↑印は縁葛(えんかつ)と呼ばれる部分です。こんな大きな資材でした。



 外陣(げじん・門徒がお詣りする場所)です。後は畳を敷かれるのを待っています。



 内陣(仏様を収める場所)です。しばらく乾燥を待って内陣の仏具工事は行われます。



 内陣の天井。



 内陣の南の余間(よま)です。



 向拝の濡れ縁は楠木の板です。乾燥して縮むので、数年後、補修するような手はずをちゃんとしています。



 工事中に棟梁の息子さんが保護したスズメの子です。彼は心優しい青年宮大工です。



 左官、板金、電気、塗装、木製・サッシ建具、内装仕上げ、避雷針設備、給排水設備、音響設備の各工事が順調に進んで、8月末には宮工務店の自主検査が行われるまでに進んでいます。その後、期間をおいて仏具工事が始まる段取りになっています。
 梅雨明け間近と思わせる青空が見えます。でも気象台は当分梅雨明けはなさそうと言っています。

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さのよい2009ファイアカーニバル (熊本県荒尾市) 

2009-07-28 | お祭り
 平成21年7月28日(火)

 こう銘打った催しが市の中心部・グリーンランド2会場と「あらおシティモール」の1会場で開かれました。たまたま買い物に寄ったシティモールの「さのよい踊りサテライト会場」です。



 「さのよい」とはかつて炭都として栄えた当市で、今も親しまれている「炭鉱節」の♪一節、「さのよいよい」から名付けられました。九州各県や山口県などから約80グループの参加があったようです。



 若さがいっぱい。



 魅力もいっぱい。



 活力もいっぱい。



 情熱!



 気合い!



 観客。。。



 出番を待つ



 どんな・・



 ・・もんじゃい!



 踊りを終えて。。。



 この日、グリーンランドでは「大道芸」も3エリアで開催され、夜は8千発の花火大会で締めくくりました。
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ダイサギのハント in 浦川(熊本県荒尾市)

2009-07-25 | 鳥・昆虫・生き物
 平成21年7月25日(土)

 家の近くの浦川でダイサギがエサを狙っているのを見かけました。泳いでいる小魚を狙います。



 一瞬を狙います。





 ゲットしました。



 ほぼ百発百中です。



 獲った直後の仕草です。小魚を逃がさないためのようです。



 エサを飲み込んでいるところにふくらみが見えます。



 飲み込んでしまうまでに1分はかかりません。



 貪欲に次のハントにすぐかかります。今日は次から次に小魚が獲れていました。



 【おまけ】:22日薄雲が出てきたのでフィルターなしで撮った日食です。10時半過ぎでした。

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関島秀樹デビュー30周年コンサート in 荒尾(熊本県荒尾市出身)

2009-07-22 | 郷土 荒尾
 平成21年7月22日(水)時々

 こう銘打ったコンサートが先日、市の文化センターで開催されました。関島秀樹は中学、高校の後輩です。【敬称・略。写真撮影、ブログ掲載は承認済みです】



 オープニングは荒尾太鼓との競演でした。



 芸能界に入ってすぐ付き人をしていたという因縁から、小坂明子が忙しいスケジュールを割いてわざわざ駆けつけて激励してくれました。



 地元の市長、隣の長洲町町長(秀樹の同級生)などゲストの皆さんです。バックコーラスは地元の「桜ゆりかご会」です。



 メジャーではありませんが各地でライブを展開している中堅のシンガソングライターです。ほぼ満席の館内は盛り上がりました。支える地元の方々の熱意を感じました。



 コンサート4景です。



 2008年、映画「荒木栄の歌が聞こえる」の映画にも出演。劇中、万田坑で「仲間のうた」を歌っています。今度の8月2日(日)NHKのど自慢で関島秀樹が作詞作曲した「帰らんちゃよか」を島津亜矢が歌います。



 35周年コンサートの開催を期してフィナーレとなりました。各地で記念コンサートを開いています。近郊の方でご都合がつかれたら、是非ご覧になってください。【関島秀樹サイト・スケジュール参照】
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豊前街道・南関御茶屋跡(熊本県南関町)

2009-07-19 | 紀行
 平成21年7月19日(日)

 豊前街道南関御茶屋跡に行ってきました。南関町は私の住んでいる市の東部に隣接する町です。公民館の裏道の塀が目印です。



 藩主の参勤交代や領内巡視の際の休憩、宿泊の場所として嘉永5年(1852)頃に完成したと言うことで、平成15年の国の史跡指定を機に修理工事に着工、5年ほど前に完成したものです。詳しくはリンクを参照ください。



 石垣がしっかり築かれています。



 近くの小学校や幼稚園の子どもたちが作った七夕が室内を飾っています。以前は外に飾っていたのを室内で飾るようになって長く楽しめるようになったとニコニコ顔で説明してもらいました。



 室内です。



 藩主の座られる床の間の前で抹茶とお菓子をいただきました。入館料込みで200円は安いと感激しました。



 すぐそばには曰くありげな板碑が立っていました。他の所からここに移されてきたものだと説明の看板に記してありました。



 南関町は北原白秋の母の里です。歌碑が四つありますがその中の素麺歌碑です。「南関素麺」は細麺で有名な特産品です。



 白秋の生家もそう遠くないところにありますが、ひっそりと石井家が守り続けておられるそうです。町の観光ルートにもなっていないし、対応もされていないようです。
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梅雨明け前の蔵満海岸(熊本県荒尾市)

2009-07-16 | 荒尾海岸
 平成21年7月16日(木)

 夕暮れの散歩で見える雲仙普賢岳です。



 ちょっと南へカメラを振ります。



 大写ししてみました。島原の町も夕餉の支度でしょうか。



 ふり返った東側です。松林が見えます。まだ梅雨末期の雲の色。



 草が風になびいていました。



 ススキも揺れています。



 夕日が多良岳に沈みかけています。梅雨明けも間近です。

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横島干拓(熊本県玉名市)のアオサギ

2009-07-13 | 横島干拓の鳥たち
 平成21年7月13日(月)

 横島干拓までは家から南へ車で30分かかります。冬にはマナヅル、ナベヅルなども渡来してくることがある、鳥見のスポットです。今回はアオサギの婚姻色を求めて行ってきました。交尾期には淡黄色のクチバシが赤くなります。クリークはエサを狙いやすい場所なのでアオサギを見つけやすいです。



 目は鋭く、日本のサギの中では最も大きな鳥(全長93㎝)です。はっきり婚姻色が見て取れます。



 水上のアオサギ。一幅の絵のようです。冠羽がくっきり見えます。



 大きいので飛ぶ姿をツルと見間違えそうです。



 ツルの舞に似ています。



 この子はまだ成鳥ではないようで、色も濃い青ではなく、やや淡く、冠羽もない若鳥の特徴を示しています。



 アオサギは「留鳥または漂鳥として全国に生息し、増加傾向にある」(叶内拓哉)と言われています。
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「万田坑おもしろ講座」  (熊本県荒尾市)

2009-07-10 | 万田坑関係
 平成21年7月10日(金)

 万田坑とは荒尾市にあった三池炭鉱の優秀な炭鉱の名前です。1951年に閉坑しています。このほど「九州・山口の近代化産業群」のひとつとして、世界文化遺産候補になりました。市の広報に標題の「おもしろ講座」開催の記事が載っていたので応募しました。定員は20名です。
 会場は万田炭鉱館です。万田坑を模して作られています。



 館内にはこのような展示コーナーが設けられ、往時を偲ぶことが出来ます。





 講座の日程です。

7 月5 日(日) 映画上映「三池―終わらない炭鉱(やま)の物語」
7 月19日(日)「万田坑を知ろう!」講師: 荒尾市教育委員会社会教育課
8 月9 日(日)「万田坑をめぐる世界遺産の動きと課題」講師: 熊本県教育庁文 化課世界遺産登録推進班
8 月23日(日)「万田坑と三池炭鉱の近代化遺産」講師: 大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ
9 月6 日(日)「万田坑と三池炭鉱の歴史」講師: 九州大学名誉教授・東定宣昌
9 月20日(日) 「観光ガイド術について」 講師: 未定
10 月4 日(日)現地研修「三池炭鉱のすべて」(マイクロバス利用)講師:大牟 田・荒尾 炭鉱のまちファンクラブ
10 月18日(日)現地実習「万田坑の特別公開とガイド体験」講師:万田坑ファ ン倶楽部(受講生はガイド体験をします)
 なお選択科目として7月20日(月)に「船と陸から見る三池港周辺の近代化遺産」があり参加することにした。

 現在、登録された万田坑第二竪坑などは補修工事中で、中には入ることが出来ません。



 以下の3枚は3年前に撮ったものです。



 古いトロッコも当時のままの姿を残していました。



 初日は「三池―終わらない炭鉱(やま)の物語」(熊谷博子監督)と言うドキュメンタリー映画を鑑賞しました。大牟田市・大牟田市石炭産業科学館の企画・制作です。熊谷監督の「自治体がまちの歴史と向き合い、記録映像を残すという、全国でもあまり例のない取り組み」だと述懐するような経過があります。
 その期待に応えた重みのある映画でした。



 三池炭鉱にはいわゆる負の遺産と言われる囚人労働、強制連行、争議、事故の問題がありますが、今までほとんど表面的にしか見てなかったものを改めて学び、近代産業を支えてきた歴史に迫ることが出来ればと思っています。

 市の広報をつぶさに読まずに応募したのですが、この講座は「万田坑の世界遺産登録を市民の力で応援するために・・・来年春からのガイドができる基本的な技術を身につけ・・・万田坑のガイドをやってみたいという初心者を対象」にしていると明記されているではありませんか。
 今更後には引けません。講座だけは続けますが、さて「後はどぎゃんなっときゃなろたい」(後はどうなるのでしょうよ。)
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アマサギの可憐さ 浦川界隈(熊本県荒尾市)

2009-07-07 | 鳥・昆虫・生き物
 平成21年7月7日(火)

 近くの海岸へ行ったら大雨で大きな河川から流されたゴミの山でいっぱいでした。台風の後もそうですが、年に数回は見られる光景です。



 北の県境・大牟田方面を眺めています。



 反対の南側、長洲方面です。青松はありますが、白砂の名残はありません。シロチドリの遊び場もないね、と散歩のTさんがさびしげにつぶやきました。
 


 お口直しに近くの浦川沿いに回りました。アマサギがいました。シラサギ類では一番小さな鳥です。全長50,5㎝です。



 頭から背中にかけての橙黄色が好きだというファンが多いようです。





 広げた羽の美しさも魅力です。



 ダイサギ(全長90㎝)と比べてその大きさの違いがお分かりでしょう。(この写真はひと月前の撮影です)

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吉野ヶ里歴史公園  (佐賀県神埼市、神埼郡)

2009-07-04 | 紀行
 平成21年7月4日(土)

 吉野ヶ里歴史公園までは自宅から1時間ちょっとかかるほどの距離にあります。久しぶりに行ったらすっかり整備され、驚きました。昭和60年代、大規模な環濠集落や墳丘墓が発見され、話題になった頃行ったのが初めてでした。あちこち発掘調査が行われている様は壮観でした。今まで、5,6回は行っています。
 入口です。



 南内郭方面の様子です。



 国営公園区域外になりますが発掘調査が行われていて、見学が出来ます。甕棺などが身近に見られます。係の方が親切に説明してくれました。





 北内郭にある主祭殿です。



 内部です。



 柵で囲まれているのは王の住まいです。柵の外には兵の詰所が配置されています。



 王の住まいの前にある物見櫓と支配者層の住まい。大牟田市の中学生が見学に来ていました。



 展示室内にある発掘品をいくつか紹介します。吉野ヶ里歴史公園は国営公園区域と県立公園区域からなる膨大な広さです。丸一日かけてゆっくり見学したい場所なのです。今回はほんの一部の紹介にとどまりました。



 園内の合歓の花が見送ってくれました。

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ダイサギの婚姻色探し 白石堰(熊本県和水町)

2009-07-01 | 鳥・昆虫・生き物
 平成21年7月1日(月)

 ダイサギは繁殖期になると黒い目が真っ赤になると言われます。鳥見の先輩の安尾さんから依頼されてあちこち探し求めて、先日はどんこの住まいの東方に位置する菊池川の白石堰まで行ってきました。何羽かのダイサギはいましたが、双眼鏡でもあの赤い眼は確かめられません。



 こちらのダイサギも黒い目のようです。半逆光で良く見えません。目の回りはアイシャドーを塗ったようにきれいな青が鮮やかです。



 けたたましい声を上げて1羽が追いかけています。交尾の気配です。「人の恋路の邪魔するヤツは馬に蹴られて死ねばよい」とありますが、邪魔しないように必死にシャッターを切りました。無粋な解説は省きますね。







 歓喜の舞でしょうか。



 



 きょうから7月、やっと梅雨らしい天気になっています。梔子の花を油絵風に加工しました。

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