先週5日(月)の大雪。翌6日(火)に立教大学を受験する生徒は、当初、6日(火)当日の朝に東京に向かう予定でした。なぜなら、立教大学は文学を除く全学部で英検などの外部試験を利用するため英語の試験がなく、午後1時からの試験となっているからです。
ところが、5日(月)朝から降り出した大雪で電車が止まる可能性が出てきたため、その日午後に自家用車で東京に向かい始めました。以下、彼から聞いた顛末を時系列で列挙します。
・中央道は既に通行止め。下道で東京に向かう。当然、大渋滞。
・夜になってもまだ山梨県内。東京に当日中に着くのは無理と分かり、甲府市内へ宿泊を決断。
・市街地のビジネスホテルはどこも満室。郊外のスーパー銭湯的な宿泊施設を何とか確保。
・翌朝も状況は変わらず。下道で佐久まで行き、北陸新幹線で東京へ向かう決断。
・東京には11時過ぎに到着。午後からの試験に何とか間に合う。
お父さんは急遽仕事を休んで、運転を担当されたそうです。家族をも巻き込む壮絶な受験ドラマですね。受験結果はまだ出てませんし、彼の本命は国立大学ですので、二次試験もこれからです。でも、この大雪の中での受験記は、「あの時は大変だったよね~」と彼の家族の中で一生語り継がれていくことでしょう。
2月5日(月)夜の伊那市内