帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

17日

2008年08月17日 | 旅行等

目が覚めると、いつものようにご飯と味噌汁、納豆で朝を済ませます。

今日は最終日、残された時間は午前中だけですから、再び海水浴に決めました。

時間は少し早いですが、二日前に行ったところに再び行くことに決め、早めに移動します。

 

今日から天候が崩れるという予報でしたが、いたって快晴。

前と同じく、でも今度は忘れ物をしないように海岸へとおりました。

二人で浮き輪を借りてぷかぷか、しばらくして潮が引いてくるころになんとなく雲が出始め、やっぱりという感じ。

そんならというわけで、ビーチ横にある岩場までペットボトルと割り箸をもっていき二人でカニ捕り開始。

取ったかには昼ごはんの一部にしようというわけで、そうなると結構真剣になるものでして、岩場の隙間にいるカニを割り箸を使って捕りますが、コツは退路を塞ぐ事。

カニさんとの知恵比べですが、子供のころに遊んだ記憶はいまだ失われておらず、こうした一瞬に新鮮な記憶としてよみがえってくるのがとても不思議です。

ちなみにサザエやあわびなど海産物として指定されているものを勝手に取ると犯罪になります。

味噌汁の出汁で昼をたのしもうというわけですが、家内と2人で無邪気に(ムキに)なって捕獲。

小さいのはとりませんから、5センチ以上ある大きなのを5匹ほど捕まえ、「カニ汁だなー」とペットボトルにはいったのをぶら下げて浜へ戻る途中。

小学校低学年の男の子二人と、抱っこされた女の子の3人子連れの家族がいまして、同じようにカニ採りしています、しかしどうもうまくとれない(おそらくお父さんに経験が無いのだと思います)ようで、うらやましそうにペットボトルを見ている子供の顔をみると、息子の幼い頃によく連れて行ったキャンプで色々な生き物の捕り方などを教えていた時を思い出してしまい。

思わず可愛くなってしまい、「ほれ!」とせっかくとったのを全部その家族にあげてしまいました。

「あ~あ、カ二汁がね~!」と笑う家内は少しだけ惜しそうな顔をしていましたが、僕にとってはカニをもらった子達が、わずかでも生物に触れられればそちらのほうが僕は嬉しいわけです。

磯から戻るとパラソルを撤収し、とうとう帰路に着くことにしました。

伊豆スカイラインを帰りも使いますから、東海岸の国道を伊東方面に向かって走る途中、あれほどきれいだった海が荒れて色が変化しているのを見るにつけ、自然の表情がもつ豊かさを教えられます。

「最後に温泉でもはいろうか?」と家内と相談、XXXの少し奥まったところにある、温泉へ行きましたが。

これが思いの外大当たりで、お客さんは先に入っていた家族を除いて僕と家内だけ、広い湯船にゆったりと入れます。

何でもこのあたりはここが一番安いらしく、でも見た目が変な建物なので外部の観光客からは敬遠されているいわゆる穴場?

もうすこし外観を工夫したらどうかと思うのですが、あまり無駄なことをいうのもいかがなものかと・・・・黙っていました。

ネットは情報が早く、場所など話すと混むの可能性があり、それが嫌なのであえて場所と名前は書きませんが花に関係あるとだけ書いておきます。、

温泉を出て伊豆スカイラインへ入りましたが、箱根の山を降りるまでひたすら霧の中を走るほどの状態で、50m先も見えない視界のなかをのろのろ走行。

こちらは目をカット見開いて家内は完全に目をつぶって隣で爆睡しています。

「女はいいよなー」と思いつつ、土砂降りの厚木インターを降りて、雨の降りしきる国道129号線で帰宅をいそぐ僕でした。

終わり


16日その3

2008年08月16日 | 旅行等

ふと「言いたい事は分からなくもありませんが、乗ってしまえば普通の船でしかなく、凝った外観は関係なくなるわけですが、しっかりと写真とっている自分もそこにいたりして。

 それでもまだ「田舎趣味だよなー」とか言いつつ、乗って喜んでいる自分もいたりして。

やがて船は発信窓からみえる景色をたのしみつつ下田湾を一周するわけですが、途中で「かもめ(ウミネコ)タイムー!」というわけで、単純な僕と家内と自分はよろこんで餌を購入、ほんとうに単純な夫婦です。

どんどんと餌をあげていると、途中からトンビが参加。

一応猛禽類ですから、捕獲動作は毒蛇と闘っているみたいですが、あいては海面に浮かぶただのカッパえびせんでして・・・

(^^;)なさけない

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ウミネコ乱舞のなかにトンビが混ざって「あー下田」とわけの分からないことをかんがえたりしている間に桟橋へ到着しました。

まだ時間が早いために、それじゃ温泉でも行くかと案内所に再び足を運び、どこか良いところはありませんか?(とにかく安くて、きれいで、雰囲気のよいところ)と聞くと、1500円くらいからありますと言われ、「いや高いです」と返答。

再び1000円のところを紹介してくれ、「いやいやまだ高いです」と即答、

なんか無理難題を押し付けているみたいですが、結局「河津に有る踊り子温泉はどうですか?」とのことでそこに決定。

「それじゃいくべ」とくるまに乗りエンジンをかけて出発、でも後で考えると、移動に要したガソリンを温泉代にプラスすると、下田で1500円風呂にはいるのと変わりないわけですが、そのときは何にも考えてませんでした。

さて踊り子温泉ですが、公営でとても衛生的、ひろくてなかなかよいところでした、

 温泉をでると、アオキという洋服屋みたいな名前の紛らわしいスーパーの駐車場へ車をいれ、今夜の夕飯を考えます。

たまには僕が作ろうかということで、持ってきた食材にチキンがあることからそれを使った料理にしました。

1時間ほどで道の駅下田に到着、すっかり夕暮れとなり、涼しい風がと言いたいところですが、なぜか風自体の温度が高く、直接風に当たる外ならまだしも、車の中ではどうにも汗が止まりません。

発電機を始動し、エアコンのスイッチを入れて夕飯の支度をすることにしましたが、料理に長い時間を要する場合、換気の問題でこうした使い方は好ましくありません。

今日の夕飯はオリジナルチキンソテーですが、本当ならダッジオーブンをつかった料理を普通のフライパンで時間をかけて作ります。

僕、高校時代に一夏飯場の飯炊きアルバイトをした経験がありまして、その際におっかない料理人に調理の基本と基礎をたっぷりと教えてもらった思い出があります。

今思えばわずかな期間にたくさん教えてもらっていたわけで、修行期間が長く技術は見て覚えるのが原則と聞く厳しい世界ですから、ずいぶん特別に扱ってくれていたことになります。

魚の焼き方の基礎や裁き方からはじまり基本的な料理法や調味料の使い方まで厳しく&たっぷり教わり、そのおかげでたいていの料理はその時に作れるようになりましたが、男ですから当然と言うか、普段家でやることはまったくありません。

急用等で家内がいない時(あ!家出じゃないですからね。家出じゃ(^^;))等は私がつくりますが、そのために子供たちには父親による手料理の味というものがあるようです。

1時間ほどでチキンも焼き上がり、家内とふたりで乾杯。

最終日である明日の晴天を願いつつ早々に眠りへつきました。


16日その2

2008年08月16日 | 旅行等

サル好きの家内につき合わされ、1時間近く園内にいましたが、この間二つほどハプニングがありました。

ひとつはボスざる(おそらく知らなかったのだと思います)が寝ているところを触った女性がジーパンの上から足をかまれるハプニング、たいしたものではなく脅しというほうが正解かもしれません。

そしてもうひとつはそのボスざる近くで遊んでいた小猿をさわろうとして手をだした男性にボスざるが気づいてガン付けるという出来事。

ガン付けされた男性には申し訳ないのですが、はたで見ていた者には結構おもしろい出来事で、この男性悪気があって小猿を触ろうとしたわけではなく、結構可愛いためになでようとする程度のものだったのですが、傍にいたボスざるがそれをみてすくっと立ちあがり、なにやら不機嫌そうな顔?のままその男性の前に移動してそのままガン付け開始。

そばで見ていた僕と家内は「およよ・・・」と思ったわけですが、その男性もガン付けられてることはすぐに分かったらしく、そ知らぬふりをして10mほどべつのところへ移動、ところがそこでよせばいいのにまた小猿に近寄ってしまったのですね。

人間から見たサルとサルから見た人間はまったく違うと考えてよいのだと思うのですが、群れを守ると言う視点からすればやたらと近寄る人間は敵視されてもおかしくは無いわけで。

再びボスざる参上で、つつつと男性のまん前へに移動、そして又ガン付け、こりゃまずいかなーとおもっていると、また男性が移動開始、すると今度は間髪いれずにボスざるが後ろをつけるようにして移動。

その後男性が停まるたびにわざわざ前に周ってガン付けするわけです。

実はこれ、この男性が帰るまでの間延々と繰り返えされまして、見ているほうはその男性の表情、そしてさるの表情、両者の駆け引きが結構面白い、不思議な神経戦がへたな漫才よりおもしろいのですね。

この男性、じつは彼女が一緒にいて、なんとなくばつが悪そうにサルから移動するのを、その彼女が間に入り持っていた傘を開いたりして妨害?するわけで、「結構度胸があるじゃん」と思いつつこちらも見ていたわけですが、サルも相手の強い弱いは当然に分かるわけで、まったくその女の子を無視して開いた傘の横から右へ左へと男性をつけまわします。

ただ、近くによってガン付けはすれども攻撃そのものはなく、どちらかと言うと危険人物につきただいまマーク中と言う感じで、静かだけれどみなぎる緊張感。

ところがそのとき男性におもわぬ助けが、

というのは檻の前を掃除していた係員がこのボスざるの行動を発見、つかつかと歩み寄ると今度は形勢逆転。

あれほどガンつけていたのに、なんとなく罰の悪そうな顔をしてくるりと反転したボスざる、お尻をみせながら係員との距離をあけて逃げていきます。

しかしながら、時折停まるとしっかり振り返って又男性ガン付け、再びまた係員が近づくとすたすたはなれてまたガン付けの繰り返し。

最後は崖のほうへ行ってしまいましたが、さすがのボスざるも係りの人は怖いようで、ここ波勝崎にいるサルにとって係りの人間がどういった立場にあるのか、このボスざるに聞いてみたい気持ちでした。

さてサル園をはなれ、お昼でも食べようかと移動、たまには贅沢して海鮮丼でも食べるかと松崎まで移動しながら途中においしそうな店は無いか?とさがします。

 

しかし、どうもしっくり来ない店ばかりで、ちなみにさる園の人に聞いてみると、下田まで行かないと良い店は無いとの事。

「とはいえおなかもすいているし・・・・」と、うろうろしていたところ回転寿司を発見。

店の中をのぞいてみると現地で水揚げされた魚を扱っているらしくて、それじゃここにしようと決定。

産地偽装を含めて食の信頼性が揺らいでいるこの国においては、逐一疑えばきり無いわけですが、地元産とあればそれを信じて食べればなんでもおいしかろう、と結構お腹一杯になるまでたべてしまいました。

満腹のお腹を抱えて店をでましたが、これ以上海岸線を移動しても今回の目的地である下田からどんどんと外れてしまうために、ここで下田へ戻ることにしました。

来た時は美しい海岸線をゆっくりとドライブしましたが、帰るときは山のなか?を移動してショートカット。

おもったより早く下田に到着、

再び道の駅に車を泊めて案内所に行くと、次を考えます。

 なんか黒船みたいなのが有ったなー」と思い出し、車へ戻るとこうした観光地に良くある観光船乗り場に目が行きます。

 

ちょうど船が戻ってきたため、これに乗ることに決定。

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しかしなんで日本の観光地にはこうした船が多いのでしょうかね? 

 


16日その1

2008年08月16日 | 旅行等

昨晩のエアコン停止騒ぎで多少寝不足気味のまま運転していますが、今日は“砂すべり”が出来る場所があるとかで、そこへ移動。

 ところが、昨日の風の影響で海が荒れていて、おまけに小さな駐車場はすでに満杯。

それでなくても家の車はでかいですから、道端にとめたりすれば迷惑かぎりないわけで、ここはあっさりと撤退。

仕方なしに諦めてもと来た道をもどります、途中のトンネルでなぜか上半身裸の金髪外人が立っています?

両手で停止合図をしてくるので「何?」と思いつつ車をとめると、「電話、電話」と片言の日本語で話してきます。

英語ならコミュニケーションに問題ありませんから、応答するとこちらが話せることを分かったらしくてとたんに説明を始め、なんでも犬を連れてジョギング中、気温の高さで犬がへばってしまったらしく、太陽光あたらないトンネルまで抱えて運んだもののその重さでそれ以降動けなくなってしまったらしいのですね。

携帯電話を彼に渡して車から降りて犬をみると明らかに苦しそう、「こりゃあかん!」と思っている間に「電話に誰も出ない・・・」と困り果てる外人さん。

「どこに家があるんだ?」と聞くと2,3キロ先の丘の上らしく、そんじゃ犬ごと運んでしまった方が早いと彼と犬を乗せて家まで送ることにしました。

運転しながら話をすると、何でもイギリスのブローカーらしく(あまり詳しいことは失礼に当たるので聞きません)日本に着て6年くらい住んでいるらしく、今回は友達家族と別荘へ遊びに来ていたとのことでした。

たいした距離ではありませんから数分で別荘に到着、すぐに出発しよう思ってたところ、お昼代だと1万円を渡そうとするので、困ったときはお互い様だと受けることはしませんでした。

わずか数分の人助けで金品を受け取るは、末代までの恥ですから、ありがとうという言葉だけ受け取って再び国道へ戻りました。

目的地を砂すべりから波勝崎のサルに変更して、ひたすら南伊豆の海岸沿いを走ります。

11時頃に到着、マイクロバスで海岸まで降りてまず檻の中へはいります?

「檻の中に入る?」と思う人もいるかと思いますが、ハイ、ここ波勝崎のサルは野生のサル、ここでは人間が檻の中にはいるのですね。

というのは、えさを与えるときに外に出ると、順番を待つということがサルはできませんから、どっとよってきて寄ってたかって餌をもぎられてしまうわけでして、

そこで、えさを与えるときは人間が檻の中に入るわけです。

この檻の中には売店と歴代のボスざる写真がかざられています。

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家内の買ってきた餌をみると、なんてことないただのみかんで、サルの好きな家内はここで大喜。

 

傍にいた子供たちを呼んでえさを配って一緒にあげています。

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ここには家の息子が小さいころに来たことがあり、餌を上げている子供たちの笑顔をみていると、その時代に戻ったような気がします。

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15日

2008年08月15日 | 旅行等

さて、思いのほか昨日の下田散策がスムーズであったために、今日の予定を変更することにしました。

散策予定だった半日を海水浴へと変更、ついでに爪木崎灯台も見学することにしました。

 駐車場に車を留めて歩くこと約20分(僕は歩くのが好きなため、このくらいの時間はまったく平気です)、半島の突端にある灯台は透き通るような青空と海の中に吸い込まれるようにして静かに立っていました。

それなりに距離があったため後ろで多少ぶ~たれていた家内でしたが、灯台下の風がもたらす爽やかさと景色のよさに大喜び。

うーん相変わらず単純 (^^)かるく流れた汗が乾くくらいの時間をそこですごした後、再び駐車場へもどり、今度は海水浴へと向かいます。

 

ところがここで問題、車が大きすぎて駐車場に車をいれると帰りに出られなくなる・・・・

どうしょうかと係員と一緒に場内をウロウロしていると、「入り口の真横に止めたらどうかね?」と親切に提案いただき、他の車の出入りに邪魔とならないように停車。

さっそく準備をしていると、係りの叔父さんたちが次々とやってきては世間話をしてきます。

こちらも急いではいませんから、結構楽しく話につきあっていると普通なら5分で終わる準備が1時間くらいかかるという超スローペース。

最後にパラソルを出してやっと解放され砂浜へと向かいました。

軽水浴場は思ったよりすいており、早速パラソルをたて、さて横になるべと思った瞬間。

「あ! ビーチタオル忘れた!」とは家内の声。

砂浜までは結構距離がありしかも落差も有る、

「あちゃー」とおもっていると、「はい取りに行って!」と優しい家内の声が背後で響きます。

しかしとてもおとなしい僕は、「ハイ」と汗だくになりながらタオルを取りに行きました。

砂花に戻ると家内がキンキンに冷えたコーラを買っておいてくれたのでそれを飲んでのんびり海水浴、下田近辺の海はさすがにきれいで、景色をみているだけでここは日本なのか?というくらいの気にさせてくれます。ここでほぼ半日海水浴ですごしたわけですが。

海というとブームをつかんでボードでぶっ飛んでいるのが普通ですから、なんというかこのまったり感が懐かしくかんじられ、「たまにはこういうのもいいか・・・」なんて思いつつすごしました。

さて、車に戻ると一路伊東方面へと走ります、途中で朝ごはんの残りをおにぎりにしたものとカップヌードル(昨日ひとつ70円で買いました)で昨日と同じメニューのお昼ご飯。 混むだろうなと思っていた白浜付近を通過しましたが、なぜか渋滞がなく、「???」と思いつつ、次の目的である、ところてん工房?へと到着。

初日に見つけた土産物屋ですが、衛生的な設備を使って安価でところてんつくりを体験できます。

1000円で4人前を作りますが約1時間の体験、予約をしていざ時間に行くと、体験は家内だけ(僕は写真係)、なんでも多いときは50人以上になることもあるそうですが、なぜか今日はお客さんが少ないとのこと、教えてくれた先生?も首を傾げていました。

この先生?結構きれいな女性で、まめに指導してくれましたが、途中の話がとてもおもしろい、1時間というと結構長いのですが、ここではあっという間に過ぎてしまいました。

 さて出来たところてんを車の冷蔵庫へぶち込み、次は今日の宿泊地であるキャンプ場へ向かいます。

ところがネットからダウンロードしておいた地図がわかりにくくて場所がわからない・・・・

ウロウロと迷っている間にバイオパークの信じられないような急坂(知っている人はわかりますよね)を登ることになり、転げ落ちるような坂をフルパワーで上るという出来事がありました。

「こりゃオーバーヒートか?」 (@@)

と心配したのですが、ラジエーターを修理してくれた親父のスペシャル仕様のおかげが水温計の針はぴくりとも上がらず、「うおーこりゃすげえ!」と別の意味で感動。

そのあとさらにウロウロして、道路脇からはみ出した木と狭い道に顔を引きつらせつつ到着と相成りました。

車をとめ早速バーべキュー準備を始めたところでブーンと飛び回るあれを発見。そう、もっとも居てほしくない“アブ君です。早速無警戒にシャツへとまったのを一匹あの世送りにし、こりゃサイドテントが必要と判断。

しかしたった一泊のためにサイドテントを張ることになるとは

「とほほ・・・」 (ーー;)

 とちゅうで管理人さんが電源コードをもってきてくれたので、エアコンを稼動させ家内は冷房のきいた車内でるんるんと夕飯準備、わたしはアブを気にしながら汗だくで車外作業。

「男は損だよなー・・・」

(ーー;)

 日も影り二人でキャンプ場のシャワーへ、ここはシャワーの時間制限が無く広い部屋になっているために悠々と体を洗えます。

家族風呂もありましたが、日焼けしていたこともありシャワーにしました。

午前中の海水浴で思いのほか日焼けしているのが分かり、こりゃ痛くなるかも・・・

点火したチャコールの火が落ち着くと、今回のお楽しみの一つ、バーベキューをはじめます。普段食べられないようなサザエにあわび等、贅沢な海産物(もらい物です)を少しずつ焼いて食べました。

 そして就寝、当然のことながら夜でも蒸し暑さはぬけません、でも電源付サイトのよさはエアコンを効かせられつつ寝られる事、明日を楽しみにしつつ早めにお休みなさい。

トラブル夜中に思わぬトラブル発生、なんと電源がおちてしまったのですね、エアコンが効かねば蒸し暑くなるのは当然、ただ、運の良いことに真夜中であったため気温が下がっていた事と、キャンプ場がわりと高い場所あった為に風が涼しく、窓を開けてなんとか寝ることができました。

 朝になり管理人さんに聞くと電源は落ちていないとの事、おかしいなーと思いつつキャンプ場を出ましたが、後日車装備である外部からエアコンや電子レンジ等に電源を供給する用ステップアップトランスのブレーカトリップと判明。

その後の点検で異常は見つかりませんでしたが、振動か何かにぶつかったかでブレーカが落ちかかっていたのだと思います・・・


8月14日

2008年08月14日 | 旅行等

4時に起床、盆ですが平日ですから、有る程度の渋滞を予想しての早起き。

まずは国道129号線を使って厚木まで移動、箱根新道をへて晴天の伊豆スカイラインに入りますが、

ここまでまったく渋滞がなかった事、そしていかにも夏という快晴の為に気分はうきうき。

天城高原インターを出て、あまりの順調さに「こりゃラッキーと?」と油断していたら、そのすぐ後で渋滞

  (― ―;)やっぱり・・・

 原因は白浜海岸の混雑で、距離にしてわずか10km程度なのですが、なかなか進まない。

あまりの気温に車内容積のでかいキャンピングカーのエアコンはいまひとつ効かず、約1時間のノロノロ運転&うんざり。

時間を見ると昼なので路端の展望台&休憩所で昼食を取ることに決め、でかい車体を駐車場へ入れます。

マフラーを修理&改造したての発電機を始動し、エアコンをつければそこはリゾートに♪

なんてわけはありませんが、とりあえず家内の握ってくれたたおにぎりとカップヌードルを頬張ります。

その後15分ほどノロノロ運転した後、やっとこさ白浜海岸を通過、そんでもって渋滞の原因はなに?と思われるでしょうが、単に浜の前にある横断歩道が原因。

別に変な信号があるわけじゃないのですが、一度車が止まると次から次へと人がわたりはじめなかなか発進出来なくなります。

「これじゃ仕方ないか・・・」と半分苛立ちますが、自分の数台まえの車が停車して横断歩道の人を渡しているのをみて、「俺はとまらないぜ!」と思っていたのにしっかりと停止する自分がそこにいました。

 なんだかんだと白浜を抜けたとたんに道がすき、あっという間に下田へ到着、とりあえずは資料館が併設された道の駅に入り、観光資料を収集しつつ旅行プランを作成します。

とりあえず最上階にある資料館へ行き、下田の歴史に関する基礎知識を身につけます。

というのは歴史に関する知識の有る無しが旅行の楽しさを左右する大きなファクターであると思っていて(多分僕の場合ですが)、様々な知識と結びついた「なぜ?」というのが紐解かれるのがとても楽しい思い出になるからです。

「ほ~♪」とか「そ~なんだ♬」なんて言いつつ、にわか知識をたっぷりと?身につけて車へ戻りますが、以外だったのは豊臣秀吉の小田原責めの際に下田も戦場になっていたこと、下田に結構な規模の城が有った事にも驚きましたが、さらにこれが水軍同士の戦いでもあり、脇坂。長曾我部そして毛利の軍師でもある安国寺 恵瓊(あんこくじ えけい)という早々たる兵の名前と軍の書状が残されていた事はまったく想定外であり、まったく知られたいない歴史の一幕を発見したようで、とても得した気分になりました。

大規模な陸戦ばかりが取り上げられる小田原攻めですから、北条のもっていた水軍はほとんど活躍しなかったのかとばかり思っていたこともあります・・・

http://www.city.shimoda.shizuoka.jp/shougaikyouikuka/Kyouiku_Bunka_Sports/Kyoudo_Bunka/Bunkazai/City/S_bunnkazai_53.jsp

一通り資料館を見終わると車へ戻りますが、外はおそらく35度オーバーで、うんざりするほど暑い、これで風が無ければ熱中症で病院は満杯だろうな・・・

と思ってしまいます。 午後1時半頃から下田の歴史散策とおまつり見学ということで家内と準備。

サンダルをスニーカーへ履き替え、カメラと地図、タオルをリュックに投げ込み、焼け付く下田の町へと繰り出します。

 

お祭りの提灯が町の活気を思わせ、なんとなく懐かしく感じる下田の町を歩いて名所を巡りますが、とにかく暑い・・・・

(― ―;)うううう

とりあえず半分ほど名所を巡り、最大?の目的となった先の下田公園(下田城跡)へ登ります。

豊臣軍が一月かかっても力攻めで落城させることの出来なかった天然の要害の遺構等を見ながら山道を歩き、途中の展望台から海を眺めては一息。海を多いつくす圧倒的な数の軍船と、陸に配置された軍勢をみて当時の城主はなにを思って戦いに挑んだのだろう、と思いをめぐらします。

やがて天守台跡に到着、真夏の太陽が木々に程よくさえぎられ、海風の気持ちよいこと・・・このまま一眠りしたい気分になるも、まだまだ見るところは多々あるので草々に下山。

下りる途中で小さなお稲荷さんがあり、ところが石が倒れていたり、木が横たわったり、湯のみがひっくり返っていたりと荒れていたのを家内と2人で簡単に掃除し、お賽銭を投げてこの旅行の安全を祈願します。

山を下りると長楽寺傍を流れる雰囲気抜群できれいな川沿いを歩きつつ残りの名所をまわり、最後に国道から道の駅へと戻りました。

さて、今日は下田で祭りがおこなわれています。 

 

案内所で聞いたところでは夜7時半ころに太鼓の打ち鳴らしが行われてそれがピーク、まだ1時間半ほど時間がありますので、街中にある銭湯へいくことにしました。

日も落ちて涼しい風が吹き始めた下田の町は太鼓や三味線、お囃子の音があちらこちらで鳴り響き、それがまたなんともいえない雰囲気をもたらしてくれます。

銭湯をでると、さすがに日中一緒に歩いた家内に「夕飯を作ってくれ」という気にならず、近くの大型スーパーに入りすし詰めなんかを買いました(やたらと外食、特に馬鹿高いすし屋に入るなんて贅沢を私は絶対にやりません)。

二人でのんびり歩いて(汗かくのが嫌なので)祭りの最終会場へ向かいますが、すでに地元の人や観光客が集まってきていて時間的にジャスト。

やがて日中街中を移動していた山車が明かりをたくさんつけて会場へ次々と集まってきますが、その明かりがとてもきれいで、太鼓の音と横笛、三味線の単調なリズムが夏の夜風に溶け込みます。約15台の山車並び、やがて始まった太鼓の打ち鳴らし、

しかし・・・・・僕の想像とは大きくかけ離れたのんきなリズムでして、正直なところしらけてしまったというのが正直な感想。

それでも4つのパートすべてを終了するころに祭りのハイライトである花火が上がり始め、混雑をさけるために少し早めに移動を始めた僕と家内は、花火を見ながら岸壁沿いを歩き、時々立ち止まっては空に咲く大きな花火を楽しみます。

車に到着するころちょうど最後の花火が打ち上げられましたが、それを見終わるとやたらとおなかが空き始め、そくさくと車に入ると発電機とエアコンを始動して冷蔵庫からビールを取り出して乾杯。

炎天下に4時間近く歩いて疲れていたこともあり、やたらと早く回ったアルコールにすっかりいい気分、朝までぐっすりと寝てしまいました。


下田旅行記 

2008年08月14日 | 旅行等
下田旅行 2008年8月14日~17日


休みといえばいつもウインドサーフィンがらみ、
「たまにはウインドをはずした旅行をしようよ!」と以前から繰り返し言われていた私。
こんなに天気がよければ西湖はいい風が入っているだろうな・・・と多少後ろ髪をひかれる気持ちでしたが、普段色々やってくれている家内に感謝せねばならないということで、「たまには・・・」と気持ちを入れ替えて下田を目的とした旅行をすることにしました。

マフラー修理後の排気改造

2008年08月14日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
「爆!」(――;)重い排気パイプでクラックしたマフラーを修理したわけですが、
同じことが起こるのがわかっているのに再度それを取り付けるほど愚かな事はしません。
しかしこれが無ければ発電機のエンジンから排出される有毒ガスが車の下に溜まるわけで、
下手すれば一酸化炭素中毒で天国行きなんてこともありえるわけですから、効率的で消音効果が高く安全性の高い方法に改造をせねばなりません。
図を見てもらえるとわかるかと思いますが(手書きだよ~ん!)、左の図がはじめの状態、右の図が改造後です。
まず車に取り付けられている“ONAN社のMICROLITE発電機”は、基本的にフルカバー構造でエンジンのクランクシャフトと連動した大型の冷却ファンによりAIRINTAKE(吸気口)から取り入れたエアで各部を冷却しつつマフラー下の排出口から出す構造になっています。
*一部はENG(駆動エンジン)の内部燃焼空気として取り入れられます。
エンジンに取込まれた空気はエンジン内部を通り燃焼ガスとしてマフラーと排気パイプで、図のように車外放出されます。
マフラーの先に取り付けられる“問題の排気パイプ”は有害な燃焼ガスを車の外にまで誘導する重要な役割を担うわけですが、これが無ければ排ガスはバンパーやストレージ水タンクなど、キャンピングカーならではの設備に阻まれて車の下によどみますし、再びAIRINTAKE(吸気口)に吸われれば、さらに有害性が強まります。
そこで改造のポイントですが、
1、 有害排気ガスの危険性の遮断
2、 排気騒音の低減
3、 メンテナンス性
4、 とにかく安いこと
5、 簡単にできること
という点に注意して行うことになります。



さて、実際はどう改造したのか? いうならとても簡単で、
まず発電機下部で、車体の床に開いているエアの放出口は結構大きなサイズで、測ると大体90mm四方程度、発電機運転中は内部冷却をしていることから相当量のエアが排出されています。
これを有効利用しない手はありませんね (^^)
このエアは発電機エンジンの燃焼ガスよりはるかに大量で、しかも勢いよく出ているわけですから、このエアに排気ガスを混ぜて有毒性を薄めながらまとめて外部へ出してしまえばよいわけです。
このときに普通の鉄製Lパイプを使う方法もありますが、以下の理由によりアルミの蛇腹チューブにしています。
というのはLパイプだと管内の音響反射がよく、ほぼ全ての音はパイプ内を反射しながら外部に出てしまいます。
これが結構大きな音でして (^^;)
これを無くすには蛇腹のパイプかチューブを使い、しかも90度曲げられていることが理想的なのですね。
理由を話すとずらずらと長くなり流体論や材料工学、音響工学、物理等々相互に絡んで説明しなければならないわけですが、
と、こうした事をネットで公式や計算式などずらずら並べ、さも自分は頭がいいんだと言いたげなホームページを見かけますが、見ているほうはただ不愉快なだけですから、こうした事が大嫌いな私はそうしたことを一切やりません。
感覚的に理解してください。
 
説明すると、不快を引き起こす高音はまずグラス繊維布のチューブに吸収させます(一次消音)、当然に全部は吸収し切れませんので、グラス繊維布を通って放散した音エネルギーはチューブの側面にあたって反射します。
もしこの時、ただのつるつるパイプだと反響音は反射しながら排気口へ気に向かいます。
車のエキゾーストやバイクなどはこの反響をうまく利用して特徴的なエンジン音を作り出しているわけですが、発電機の場合はとにかく音が不快要因ですからひたすら消しさるのみで、こ
のときに蛇腹構造(しかもアルミ)が役にたつわけです。
蛇腹の壁面は見てのとおり山の連続、ゆえにこの山にあたった音波は乱反射を繰り返して内部を駆けめぐり、振動としてチューブ全体に吸収されます。
さらにチューブを90度曲げてあることから一方向へ音が進んでいくことを阻止すると同時にチューブ表面の凹凸角度に変化を与えさらに効率的に内部へ音を閉じ込める構造体になります。
行き場を失った音エネルギーは蛇腹チューブの振動エネルギーに変化しますが、一部は熱エネルギーとして最終変換(二次)されていくことになります。
なんか偉そうですね~・・・ (^^;) でもちゃんと理論があるのです。
と、うでもよい説明はこのくらいにして、実際に工作します。
まずマフラーの排気取り出し部分に高音消音用と排気ガスがエアと柔軟に混ざっていくようにFRP工作に使われるグラス繊維布を棒などを使って多層巻きを造りマフラーにクランプで取り付けます、大体4回から5回巻いてある程度で十分。
*運転しているとグラス繊維が始めはほどけて出てきますが、ある程度たつと落ち着きます。
グラスウールですから以前の馬鹿みたいに重い排気パイプよりはるかに軽いことからマフラー本体にクラックが入る事はありません。
次に蛇腹混合排気チューブを取り付けるわけですが、発電機の構造と回転数等から混合された排気温度は150度にもなりませんから特別高価な材料は不要。
チューブは発電機本体ではなくて車体の床に空けられた車体側に取り付けるため、振動ですぐに駄目になるということはありません。 
ただ何かしらの原因で破れる事と基本的消耗部品と考えて2年にいっぺんくらい交換することがベター(メンテナンス上の問題)、そして何より安価で材料入手が容易でなければなりませんから、ホームセンターなどで売っている75mm径のアルミ蛇腹チューブとジョイントパイプ、クランプに決めました。
材料代総額千円くらいでした。
多少工作する必要があったものの取り付け作業自体は3時間ほどで完了。
早速発電機を始動しますが、まず驚いたのは排気音の静かさ。
もっとも、この発電機そのものはHONDAのインバータ発電機EU16i等と比較して騒音が大きめですが、上記の相互作用が適度にうまくはたらいて(けっこううまくいかないこともあるのですが・・・)、車の反対側に回って少し離れると「あれ?止まっちゃった?」と思わせるほどです。
感覚的には以前の5分の1くらいに感じます。
チューブからの最終排気温度ですが、排気口に手をかざしてもしばらくそのままいられる位で、これも予想以上にOK、
エンジン部の排ガスはエアとまざってかなりの勢いで排出されており、排気パイプ単体よりはるかによいことはすぐにわかります。
この勢いだとまず危険な排ガスが車内に入ることは考えられないために、その点でも思った以上に効果がありました。
ただ、理論と現実は常に何らかの矛盾を抱えているのが理系の人間ならすぐに分かることですが、最後には実際の使用する条件を作って実験、(エアコンを稼動し外気温34度の中でCO測定)しないことには現状で十分使用に耐えるのかはわかりません。
一番気温の高い時間に4時間ほど実験を行いましたが、まったく危険性はありませんでした。

そんなわけで排気パイプの問題は解決したわけですが、先に書いたようにこの発電機は車体に固定されているために、メカニカルな騒音は消せずにダイレクトに車体へ伝わります。 もっとも普通に静かな声で車内会話が出来るていどですから、ストレスをかんじるほどではありません。
これをかなり低減する方法もないわけではありませんが、発電機が静かになれば今度は居住スペースにあるエアコンの動作音が気になるというわけで、いちいち気にして追及していけば際限がない・・・ (^^;)
基本的に僕が発電機を使用するのは高速道路のパーキングでの宿泊など騒音の影響が少ない場所ですからこのままでも十分で、また別の面からあまり車内騒音が小さくないほうがよい場合もあります。
というのはサービスエリア等で寝ていると、隣に止まった車のエンジン音から始まってドアがバタンと閉まる音や、トラックのカラカラエンジン音、最悪なのは人の話し声や笑い声の大きさで、これは発電機どころの騒音ではないことがよくわかります。
発電機とエアコンをかけているとこれらの騒音がうまくかき消され、逆によく眠れることが多いことから、静か過ぎないことがよい面もあるのです。





ホーネット雷撃隊

2008年08月13日 | その他写真
今年もやってきました? ホーネット雷撃隊。
夏の強烈な日差しの中、地中にある基地から盛んに離発着を繰り返しています。
しかし・・・・飛んで行く姿の美しさは本当に芸術的だと僕は思います。

この写真は3M位のところから撮影、これ以上近ずくのは危険。
哨戒の数匹と警戒の2匹が騒ぎ始めますので適当に撮って即退散。

下手に事を荒立てて、殺虫スプレー片手に雷撃戦をやろうと
いう気にはなりませんから (^^;)

銀職人の仕事? 終了~♪

2008年08月12日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
「ふっふっふ!」  (ーー)

とりあえず直したマフラー、ご覧の通りです。

もっと綺麗に直せれば良いのですが、アセチレンバーナー他それなりの道具が無ければこんなもんですね。

ちなみにガスのバーナーはカセットガスを取り付けて使うキャンプの炭火起こし用の安物。

綺麗に出来ているかどうかは ???だと自分では思います。


今日は銀職人

2008年08月11日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
クラックが入っていることを発見したのが土曜日、そんでもって今日は
月曜日だからして、「フンフン♪」と鼻歌交じりに知り合いのところへ電話。

しかしいくらかけでも留守電のまま、
「オイオイそんなことで商売成り立つのかよ?」(ーー”)
っていうか「倒産か~!」 (^^)「おら~」

なんて本当は言ってられないわけですが、
連絡とれねばどうするべ (ーー;)

僕の持っている溶接機はDIY用のとりあえず仕様だからしてロウ棒を変えても
1mm以下の厚さを溶接するなんざ職人芸というか不可能。

知り合いのTIG、MIG、アルゴンなんぞという高度かつ高価な溶接機なんか
持っているわけ無いし、というか一年に2,3度の為に買えるわけが無い。

しばし考えること数分(短け~!)

「う~ん・・・」(ーー)
「お!、ロウ付けが有るじゃん」(^0^)

と思い出した、クラックの原因となった錘のような排気延長パイプを
二度と使うつもりはありませんから、出来てしまった割れ塞げれば十分なわけで、
それならロウ付けで全然問題はないわけです。

そんでもって、早速昼休みに近くのホームセンターに銀ロウとフラックスを
買いに走ります。

銀ロウの場合、母材を溶かして接合するアーク溶接ほどの強度は有りませんが
やり方によりそれに匹敵する強度がでます(融点は750度くらいから780度くらい)。

めがねの接合部分はこの銀ロウで接合されていることからもその強度は
皆さんにもお解りいただけるかと思います。

めちゃ柔らかい鉛半田(融点が300度前後)などとは桁違いの強度が出ますから、
荷重のかからない様にした排気口にはこれで十分。

もちろんアセチレンバーナーなど持ってませんから、普通のガスバーナで加熱し、
クラック部分に銀ロウを盛り込んでいきます。

アーク溶接しようとして穴の開いた部分は穴が大きすぎてロウが盛れませんので、
ここにはステンレスメッシュワイヤーを置き、そこに銀ロウを染み込ませながら
ふさぐという手法を取ります。


「職人じゃ!」なんてぶつぶつ言いながらの作業ですが、ここで問題発生、
本来銀ロウは盛るような使い方をする物ではなく、
隙間に染み込ませて使うように出来ています。

盛り込む使い方をしていた事と、クラックの面積が思ったより大きかったこと、
約3分の2位のところでロウ棒がなくなってしまいました。

仕方なし、今日の銀職人は早々に店じまいとなりました。
チャンチャン!

無駄な一日のような・・・

2008年08月10日 | Weblog
今日は朝から曇り、「こうした天候はサーマルウインドも吹かないし・・・」
なんて理由付けして、家で一日過ごしています。

ウインドにいけない理由は昨日書いたように、当初メンテナンスで2日間
費やすつもりだったのですが、一日で終了。
したがって本日暇で、これで天候が良ければ1人で利根川へウインドしに
いくところですが曇り空でNG。。

これでは本栖湖&西湖もNGだろうし、そうなると三浦まで行かねば
風の期待は出来ません。

ところが三浦にいく場合一日で1万2千円近くお金がかかります。
通常、僕と家内、そして愛娘、(時折息子が参加)いくわけですが、それなら
1人当たりの単価は安くなりさほど問題は無いわけですが、自分1人だけだと
大きなトラクター(ダッジ)とトレーラーガソリン代と駐車場代等々でけして
バカにならないコスト。

今月末に休暇をもらってウインド三昧するんだと計画している身には節約せねばな
らないわけでして、ましてやラジエータ修理という余計な出費がかさみましたか
ら、どうしても慎重になります。

ここで「なんで奥さんいないの?」と気が付く人がほとんどだと思いますが、家内
は今実家におりまして・・・   

「え?逃げられたって」 (^^;)はは

”そうなる”可能性は限りなく捨てきれない僕ですが、今回は実家で母親と同居し
ている家内の弟夫婦が夏休みに子どもを連れて海水浴にいくとかで、

でも高齢の母親には無理ですから、そんでもって急遽家内が母親の面倒を見に
行ってるわけです。

こうした場合、いつもならにぎやかな娘が家内の変わりに夕飯つくってくれたり
するのですが、その娘は7月19日から沖縄に家出して帰ってきていません。

(^^;) はは

ではなくて、ウインド修行にいってます。



そんな訳で、誰もいない空間でたった1人のコンビニ弁当。
「何か寂しいんだよね~これが。」 (ーー;)

「息子は?」といえば昨日は湘南、そして今日はバーベキューだとかで、
相変わらず48時間戦えますか?状態で大学や地元の友達と予定有りまくり
ですから、そもそも家にいるはずがない。

今日の昼間、珍しく電話がかかってきたかと思えば「布団入れておいて!」
なんて内容で、その向こうに女の子達らしきにぎやかな声が・・・ 

「う~ん青春だな~」(^^)

38歳?の僕も負けてはいられません!

トレーラー&発電機

2008年08月09日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
本当なら海に行きたい僕、でも自分の思うようにはいかないわけでして・・・
今週末は車とトレーラーのメンテナンスで終わりそう。

クソ糞暑いさなか半日かけてトレーラのメンテンナスを実施。
本当なら夏前にやるものですが、今年は廃車したシェビーのゴタゴタや新しい車のメンテに追われてそれどころではなくて、今更行っています。

8枚のウインドサーフィンボードとマストやセイルなど家族4人分+αを搭載可能なこのトレーラーですが安全のための定期検はどうしても欠かせません。

おそらく日本に数台しかないトレーラーですが、ここに写真を載せるような物
でもないし・・・

と、とりあえず問題がないか全体をくまなくチェック、多少の不具合を発見するも
全部その場で対処できる物ばかりでした。

さて、次はダッジのキャンピングカー。
以前、搭載している発電機の試運転をしたところ、何となく排気音が気になる。

そこで本体をばらしてマフラーを見ると、接続された排気管の付け根に
ヒビが入っている。

別に驚きもせず取り外して溶接を試みましたが、薄い材質のために、私の持ってる
日曜大工溶接機では火力(電圧)調整が出来ずに、「あれれ穴が・・・・」てな
具合。

溶接するつもりが穴を開けてはしょうがないので、これは専門家に任せることにしました。

さてマフラーはこれで良しとして、本体をばらしたついでにキャブレターも
オーバーホールします。

慎重にばらして職場の大型のソニッククリーナへぶち込み、内部のスラッジ
を分解して取り除いていきます。

5分も超音波をかけると十分なので、そのあと水切りしてコンプレッサーのエアでくまなく燃料系統を掃除。

最後に組み付けて完了です。

本当ならここで発電機を始動してキャブとガバナー調整が必要ですが。

マフラーをはずしているので、取り付けの後にまわします。

なんとなくゴロゴロ言い出した空をみて今日の作業は完了。

ビールが旨いんだよね・・・(^^)

きらめく太陽と共に

2008年08月08日 | Weblog
最高の季節、最高の気温、むせかえる大気と夕立の暖かさ、やさしさ、

そして匂い、

なにより焼けつくバイクのエンジン。

この季節になると、本当に自分が生きてるんだなと実感する。

一度しかない人生、思うままに生きてみたい、社会に使われることを拒み、

自分のためにだけ時間を使いたい。

人の生き方には様々有れど、大空に見える未来と湧き上がる気持ち、

それが有るうちは人間、無ければロボット。

苦しさや辛さはあれど、長くは続かないことを知っているし・・・

それより後に来る未来を思うほうがどんなに素晴らしいことだろうか。


道端にある何気ない草やただの石ころ、それに意思を感じてしまうのは、

「まだ未熟だから?」、「それとも老いたから?」

なんて思いつつ、焼けたアスファルトを歩く。


人のせいにせず、自分のせいにもせず、神様がくれた平等の一つ、

時間を体に刻みつつ、波と風、しぶきの先に広がる水平線に鼓動を受け取る。


全身が感覚器官となり、すべての筋肉と骨がシンクロしながら海面を切り裂いて

ボードはカービングする。


青春の一時、あの甘くて息が止まりそうな一時は、けして過去のものではなく、

そう今この瞬間にもそのまま有る。

風を切るセイルとマストが奏でる自然のシンフォニーが教えてくれる、

「生きることは厳しさを知ること」だと。


それは

石ころの言葉を聴くことでもあり、

シルバーの波にとけ込むことでもあって、

自分が生きていると実感すること。



でも・・・

忘れてならないのは、「いつも太陽と一緒」ということなんだ。