地球の地理極が、東側にズレたそうですが、そのずれがこの先の地球にどんな影響を及ぼすのか・・・をすこし考察です。
まず、 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/04/post-96180.php
Co2による 温暖化なんぞ全く信用していない翔ですが、
地球自体の全体的な温度変化は、 殆どが氷河期であり、 その間の温暖な間氷期はほぼ十万年ごとに訪れる事の繰り返し。
その理由は至極簡単で、太陽エネルギーを陸地と海で受ける量が相対的に変化するからです。
陸地が受けとるエネルギーが減れば、地球は冷えていくわけです。
で、どういう風に減るのか?というと、 太陽自体の活動も有るけれど、 それより地軸と太陽との距離が常に変動しており、
温度変化の大きな大陸と、変化の少ない海に相互作用する。
この関係性を体系して理論化に成功したのがミランコビッチサイクルというやつ。
少し難しいのですけど、こちらにはかなり解りやすく紹介されています。
Geofield35.pdf (tottori.lg.jp)
Wikiでは:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
地球の気温に大きな影響を及ぼす要素は二つ有り。
まず一つは太陽からの距離で、 地球は太陽の廻りを回っているが、絶対円では無く、楕円になったり正円に近づいたりする。
そしてそれが大体約11万年周期で繰り返される。
もう一つは地球自体の回転軸で、とりあえずは北極と南極を貫く様な軸で回転していると考えて良いのですが、 実際はズレが有る。
地軸は不安定で、年月を掛けて移動するけど、
上記のWikiによると、”球の地軸の傾きは約21.5度から24.5度の間の間を定期的に変化しており、その周期は4.1万年である。現在は極大となった約8,700年前から小さくなっている時期にあたる。現在は23.4度であり、約11,800年後に極小となる。”と紹介されており。
前回の氷河期の終わりは約1万年くらい前で(実は今も氷河が残っているので、正確にはまだ氷河期)、次の氷河期が始まるのはもう少し先(数千年単位)になる。
ミランコビッチサイクルの概念は、 注がれる太陽エネルギーを、陸と海がどの程度の比率で受けるか?にあって、すぐに暖まる陸地にそそがれるエネルギーが多ければ、又面積が大きければ大きいほど地球は暖かくなり、逆に暖まりにくい海が受けるほど寒くなる。
陸地に受けるエネルギー量がミランコビッチサイクルと、太陽その物の活動で、相互作用しながら大きくなればそれに比例して温暖化し、
それにより生物活動が活発になるので、 CO2も比例しながら地球の気温に追従しながら増えていき、ある辺りから微生物にとって理想的な温度帯域になると、爆発的に加速度が付いて、炭酸ガスが一気に増える(これが現在の状態)。
冒頭に紹介した地理極の移動は、 いわゆる今だ地球に存在している氷の量が減少することでバランスが崩れて移動したという紹介ですが、
この移動が北から南への移動ではなく、東方向で、 まあ、北と南は解るが、何をもって東なのか?は判らないけど。
これは地球の構造的なものから来ている。
地球はガッチリと堅い、野球ボールみたいな物と考えると大きな間違えで、実はミカンのような物。
我々人間達が普通に生活している表面は、それなりに堅いが、しかしながら少しでも地球の内部に行くと真っ赤に溶けたマントル(鉄)が対流するという、実は自転で楕円形になる程のブヨブヨ構造。
全体が自転で回転していて、 極は太陽に存在する極の影響で北と南となっていて、これは地軸の回転軸がズレると非常に長い年月をかけて
極が追従するように移動してくる。
ただ、地球その物の軸がぶれまくっているので、地理極はそれに追従するように年中動いているわけです。
地磁気の逆転とかは太陽の極の影響で起こり、これまで地球の歴史のなかで何度もおきていて、 これは別に地球が上下に突然ひっくり返るわけでは無い。
ただ、この極の移動と地球の回転軸の移動には相関関係があり、 回転軸の移動に伴って糞重い鉄の地球内部の回転がほんのわずか遅れながらついてくる。
先に移動する回転軸の移動に、 その左右の移動が、陸地にエネルギーが少しでも多く受けられる方向なら、この先は温暖化。
減る方向に流れるのなら、 地球は寒くなる。
北半球は当然のことながら陸地が多く、簡単に言うと北極の白夜が僅かでも長くなれば、地球全体の気温は上がるわけだ。
太陽活動は黒点の数でおよそ判り、 黒点の発生(太陽活動の活発化)による気候への影響は早い物で数日後に、 そして一月、その後は数ヶ月と時間差で影響してくる。
そして最大とも言える変化=ミランコビッチサイクルによる太陽エネルギーを陸地が受ける変化は約5万年と約10万年周期。
いま、間氷期に居て、たかただ80年という時間しか生きられない人間にとって、宇宙的な大規模変動はほんの僅かなものであっても、
大きな影響となる。
ちなみに地理極の移動は 内部マントルの回転軸への追従移動でもあるので、これが短期間に起こると、 その歪みはマントル対流に莫大なストレスを掛け、大きな地震や、火山の噴火などを引き起こす。
故に短期間での移動は余り良いことでは無い訳です。
超~ウルトラ小論文 (爆笑!) By 翔