帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

マンボウ号 エアコンガス補充

2024年08月06日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

この車とのお付き合いはもう5年以上になるのかな・・・・・・

水没車であちこちトラブルだらけのゴミ車を買って、マジでバカ丸出しの僕ですが、

購入して割と早期の頃に、壊れていたエアコンを自分で修理しました。

 

エバポレーターの交換から始まってコンプレッサー交換、各部のシールリング交換とか、

ほぼO/Hに近い作業を自分で行い、 その後ずっと問題無く冷えてくれていた・・・

 

んですが~、 昨年辺りから少し冷えが悪くなり、今年は更に冷えが悪い。ナハハ!

そろそろ点検しないとな~とか思っていて、今日は週末のウインドで使ったので清掃とかする関係でかなり早朝に職場に来ていたので、思いついて点検。

フロントを上げ、ゲージを付けてエンジン始動、そしてエアコンのスイッチを入れて圧力点検。

 

ゲージを見ると「あらららら」やはり数値が低くて、 冷えないという事は無いけど、性能的には

おそらく6~7割程度くらいしか出て無いだろうなと・・・・

R134のフロン缶が3つ有ったので、補充を開始。

1缶入れましたが、足らないので、追加でもう一本。

それが無くなると丁度良い感じの圧力にまでなりました。

そんなわで、チャチャっとフロン補充を済ませると、次いでにバッテリーが切れていたTPMSセンサーのバッテリー交換を開始。

フロントは良いのですけど、リアはダブルタイヤなので、ホイルごと脱着しなければなりません。

コンプレッサーを稼働させ、 エアインパクトでタイヤを外して、それからセンサーのバッテリー交換。

前2つ、後ろ4つ、合計6個交換して終了。

段々廻りが明るくなってきて、当然気温も急上昇というわけで、そうそうに片付けする翔でした。


飲料水タンクの消毒

2024年05月17日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

明日ウインドに行く予定の翔。

なので、飲料水タンクの消毒をします。

例のごとく、 消毒薬を投入。

これ、飲んでも大丈夫です、飲める人は(笑)

タンクの吸水口口元まで水を注いで、そのまま4時間ほど放置。

一度タンクの水を全部抜いて、 もう一度入れ直せば準備完了。

今回は一泊二日の予定ですが、 どんどんと日曜日の天候が悪くなる方向に向かっていて、

土曜日だけかな~・・・・・なんて思う翔です。


ボード2枚積まなきゃ

2023年09月20日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

新たにボードが増えたことで、それを車に積む必要が生じてきた。 ん~~~~~~

*下の写真はただ突っ込んであるだけの状態。

以前のスラロームボードだと、 ノーズとテイルが絞られているので、 一度車内に入れて、

てそれを回転させる感じで天上からの吊り保管が出来た。

 

ところが、 フォイルボードは、ノーズからテイルまでほぼ直線の形状で、回転をさせる事そのものがまず難しい。

 

キャビンと運転席の間にある隔壁は、以前大きくカットして、850mmまで対応可能にはなっていたのですが、

今度のフォイルボードは幅91cm有って、通す事が出来ない。

なら、又カットしてさらに広げれば、”何とかなるんじゃね~?”とは思う物の、

今度は運転席ヘッドレスト上に飛び出したノーズが、頭にもろに被さる感じになるので、 下手すりゃ~始終頭をぶつけることになる。 いつつつ! なんてね。

なら助手席側の隔壁もカットしたらどうか?という事になるのですが、こちらは電子レンジやインバーターが載る棚があるので、カットその物が許されない。

*緑矢印のところが隔壁です。

なら、そんな面倒な事を考えていないで、 ”ルーフラックが有るんだからそれに積んだら??”というご意見も有ろうが、キャンピングカーの場合、ラック部分の高さで2.6mあり、 ボードを載せるためのラダーも1.8~2m程ある。

 

風が弱ければ特段の問題はないのだけど、 ウインド=強い風 なわけでして、 特にフォーミュラーみたいな幅広の

ボードをルーフに載せるは、かなりの危険があります、実際。

 

風速10mちかくなると、ボードなんか簡単にめくりあげてしまうわけで、 積載時にそれをやられたら、

ボードもろとも落下、 ボード守ろうとしたら躯が壊れ、 躯を守ろうとすると、 今度はボードが大破という事になる。

 

なので、できる限りルーフは避け、 安全に収納できる車内積載にしたいんですね。

一吹きで木っ端みじんじゃ~笑い話にもなりませんので。

 

で、リアのハッチから2枚を縦に入れられることはすでに確認済みなので、 後は走行中にボードが動かないようにしなければならない。

現在の車内写真。

見ての通り、3カ所ほど、ボードに接触する部分が有る。

実際にボードを入れてみると。

下の写真の様に、まずはこの部分がぶつかる。

そして、その下の、廊下はさんで左右にある、ベッド用マットを保持するための部材が横に出ていて、

やはりこれと接触する。

それ以外の、奥の方は写真の通り。

ベッドマットにあたるだけで、削られるような要素は無し。

 

それなら左の方は?となるが、ここは今現在緩衝材の付いている部分(黄色黒のやつ)がカバーしてあたる部分がなく、 ボードノーズも緑色の部分(冷蔵庫とバッテリーの間の隙間)に丁度上手くハマり、安定する。 

なので左側のボードの方はこれまで通りOKのようです。

で、対策したのは主に右側の方で、写真の様になった。

ボードを保持するためのゴムベルトは新しい物に変更。

クッションチューブ通して使いやすくモディファイ。

実際にボードを積んでみると

右はOK、そして左も入れてみると。

これもOK そんなわけで、無事二枚とも積載可能になりました。

フロント側からみた、 積載状態の写真です。

しかし、ボードってマジでデカくて、フォイルボードは長さが約2.3mあり、操作性などに影響するリアはともかく、全長をもう少し短くして、ノーズをもっと絞ってくれれば吊り収納ができると予想するのですが、

”買い換えないと駄目かな~?” とまだ一度も乗ってないボードに、おもわずそう思ってしまう翔です。

 


ゲリラ雷雨と 欠陥車ロータスマンボウの水侵入

2023年09月15日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

お昼頃から、雷雨の雰囲気満々だった訳ですが、 案の定すさまじい降り方。

早々に仕事を切りあげて急ぎ自宅に戻る途中で遭遇したのですが、路面は冠水しているところがあり、そこを走ると当然の水しぶき。

 

水侵入対策がほとんどされていない、いわゆる欠陥車でもある うちの愛車 ロータスマンボウでそこを走ったわけですが、

 

さて、水侵入対策を自分なりに施したその結果はいかに・・・・・・

 

幸運?にもあれだけ激しかった雨も、 自宅近くまで来たら路面がお湿りする程度で路面も乾いている。

「そうだ!」と途中でコーヒー豆がなかったことを思い出したので、ドンキまで一走り。

 

買い物済まして車に戻ると、 まずは一番漏水(水侵入の激しかった)のひどいキッチン下の飲料水タンクを取り出しし、 車内水が入ってきていないか???と確認。

そして次は、キャビン最後尾の壁面下。

結果は????

 

止りました~~~~! 、完全に侵入がなくなり、 さらっと乾いています。

イヤ、全然雨漏り止っていませんでした。 *23年11月訂正します。

車を駐車中に雨降るとジクジクと水が浸入してくるのは全く変らずで、

短時間の雨だと良いのかも知れませんが、 長い時間だと駄目。

ただ、下回りからの侵入は、対策で止っていると思います。

 

で、今回分かったことは、やはりロータスマンボウは先天的な欠陥車であること。

その欠陥とは、 キャビンと床の接合部分から水が浸入して、 床のトップにあるベニヤ板を腐らす。

始めこそ良いけど、 やがて雨天化での走行を繰り返すうちに、床板が水を吸っては乾くというのを繰り返してだんだん腐食。

 

キャビンが載る床の木口部分の、床板には何の防水対策もされておらず、グスグスになっていくことで、真綿みたいに逆に水を吸い込み、

さらには吸い込んだ水がトップのクッションフロアで蒸発が妨げられ、それがさらに腐食範囲を拡大させる。

はじめは小さな水侵入でも、あるところから加速度的に腐食が広がって、 気がついた時にはかなりの広範囲がズクズク。

 

そういった問題が有るのだという事が、明確に解りました。

床のトップベニアに対する水の防水に関して、何の対策もしていない”んですね、 フロント側は銀のテープかなんか貼っていたみたいですが、

劣化しやすく、 そんな物は走行ですぐに剥がれてなくなります。

 

びっちり防水コーティングするとか水を吸わない材質にするとかできんのやろか?

特に悲惨な水侵入が発生する、リアタイヤのフェンダーと車体の隙間にシリコンコーキングするとかなんとか、 ちょっとした事すらなされていない。

まるで、車が駄目になるのを望んでいるかのような?造です。

 

キャンピングカーは基本的に高価なものですので、いい加減に作られちゃこまるんですけどね・・・・・

 

と、水の浸入がなくなったので、とりあえずの報告です。


次から次へと、 今度はバッテリーカッタートラブル。

2023年09月11日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

以前、この日記でも取り上げましたけど、 中国製のバッテリーカットが実に糞製品で、 又トラブルになりました。

なので、その記事です。

 

月曜日に車(マンボウ)を持って帰ろうとして、途中でGSに立ち寄ったまでは良いのですが、給油後にエンジンが掛らない。  あんれま!

 

イグニッションキーを廻すと、 カラカラからというスターターリレーからの音だけで、というか、

電圧低下で単にリレーが作動せずにカチカチやっているだけの状態。

 

バッテリーはこの夏交換したばかりだし、 その後の改善で、充電はソーラーからも供給されるので、電圧不足というのはあり得ない。

で、すぐにピンときたのがバッテリーカット。

以前も接触不良になり、カットの接続と断をする部分に十分な面積が無く、腐食によるサビなどが発生してそうなのですが、まあ、先天的な構造欠陥なのと、品質がかなり粗悪なのでこうしたトラブルが起きる。

ちなみに僕以外でも結構、あちこちで起きているみたいです。

 

その記憶が有るので、すぐに車体サイドのバッテリー室のドアを開け、カッターのONOFFのぶを一度緩め、 再度キツく締めた。

その後エンジンを始動すると、何の問題も無かったかのようにエンジンが掛かったわけで、当然と言えば当然。

やっぱり・・・・

 

以前起きた時には、コンタクトする部分を磨いたりして、その後は特段問題が起きるようには思えなかったので、そのままにしていたのですが、又今回もでは、さすがにそのままという訳には行きません。

早速バッテリーを降ろし、 バッテリーカットをはずし、コンタクト面を見てみた。

 

一見して特に問題がある様には思えないのですが、 実際にトラブルが起きているんですね~これが。

捨てようか?と思ったのですが、 

とりあえずバラしてみて。 白い色の絶縁体を取り外すとカット機能は無くなる物の、端子としては使えるので、

再度組み立ててみた。

白い絶縁体を取り外し、 そのまま組み立てると、接触面積が絶対的に大きくなるので、

これで行けるかな~とか思う翔。 

 

とりあえず、もう一度このバッテリーカットを使う事にしました。

 

で、こうした接続と断を受け持つ物が接触不良になるという事は、 バッテリーには悪影響がでるわけで、 

その予防としてモニターを付けました。

オルターネーターの出力は バッテリーの端子に行きますが、 その端子から同時に車両の各部へと電力を供給しています。

エンジンが動いている間は、 端子の処に正規の電圧13.5~14.5V位が掛り、 問題が無い場合はそれでバッテリーも充電されるのですが、バッテリーカットに接触不良部分があると、 その部分で電圧降下が生じ、下手すると充電すら行われないことになる。

バッテリーの充電が満足に行われない場合、エンジン停止時のバッテリー電圧や、 エンジン始動の為のクランキング時にそれが電圧としてもろに現れる。

まあ、それを見ることでコンタクトが不良だと一発で判るわけですが、 常時電圧計を接続しているわけでは無いし、

クランキング時の瞬間的な電圧低下などは、それ様の測定器を取り付けないと読み取ることは出来ない。

 

で、これを何とかしたという場合に便利なのが バッテリーアナライザー、 ヤフオクとかで売っている物ですが、

これが便利。

アナライザーという難しそうな名前ですが、バッテリーの電圧やクランキングによる電圧低下、バッテリー温度等の各種情報がモニターに表示され、他の機能としては特別な計算アルゴリズムによるバッテリーの能力と状態計算、

残りの寿命等を表示してくれるので、電圧で悩む輩には、とにかく優れものなのです。

 

また取り付けが簡単で、センサーと表示部は無線で接続されますから配線は簡単だし 「Very good!」

ちなみにセンサー部は防水性能をもっているので安心です。

モニターは新品なので、充電が弱く、スイッチ入れたらやっと表示する感じ。 

しばらく充電したところ、 その後は綺麗に表示してくれ、 各種情報を教えてくれます。

 

もし、またバッテリーカットに接触不良等が起きると、 充電電圧が低くなるので、オルターネーターからバッテリーへの充電がきちんと行われているか?を容易に知ることが出来、安心感抜群です。

 

しかし・・・・簡単に接続を遮断できるバッテリーカットですが、 やたらと安くアマゾンとかで売られていて、

、まあ粗悪品ですので、  安かろう、悪かろうの代表みたいな製品です。

 

 


脱水症状でクラクラ

2023年09月10日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

台風が過ぎ去った後の津久井浜、でも、午前中はほぼ無風。

 

12時頃まで風上がるのを待って、さすがに痺れを切らして出撃。

 

ボードはフォーミュラーのエアイン(パトリックの名艇です)で、セイルは12.0で+フォイルという何時もの組み合わせ。

 

フォイルのリアウイングシムはフライト防止で2.5mm、ジョイントの位置は完全前より少し後ろ。

12.0でフライトすると、ブローの状態によってはボードに載せる自分の体重が負けてしまうんですね。

負ける=下らされる 訳で、一番ヤバい状態になりやすく、 なのでフライトしにくいようにセッティングしています。

ジャストの状態が続いている場合は、フライトしても問題無いのですが、 オーバーになるとどんなに抑えてもフライトするし、暴走状態になる。

12.0ってそういった物なのです。 汗

 

で、沖に出たまでは良いけど、 ただ漂っているだけの翔。  がはははは!

 

2時近くになってでしょうかね、プレーニングする風が入り初め、2時半頃には普通に走れる風になってきた。

 

その頃、自分が走っていたコースに日本最強のMRCの一団が練習で現れ、 その頃にはジャストの風。

彼らの邪魔にならないように走りますが、時刻は多分3時。

走るコースを下に移して、そのままガンガンと飛ばしますが、もう少しぶろーが欲しい。

でないと、ジャブで止ってしまうんです。

 

しかし・・・・12時に出て、3時間も乗っているとさすがに疲れが出始めて、 特に集中力を要求されるジャイブでミスしやすくなる。

それでも楽しいのでガンガン行きますが、程なくして、何故か視界が狭くなり、躯に震えが発生。

あちこちの筋肉に痛みも覚え始めて、 なんだべや!? と思うのですが、考えられることはただ一つ。

脱水症状。

糞みたいに朝から暑くて、それは良いのですけど、 大量に汗が出て、

出る前にコップ2杯半の水を飲んでたのですけど、 ボードから落ちないのと、半端なく重いセイルを

扱っているので、 滝のように汗が出っぱなし。

走り始めて、少しは風が躯に当るのでよくなっても、依然として汗はでます。

 

そのうち視界がおかしくなり(狭くなってきた)、この段階で汗自体が殆ど出ていなくて、 ”こりゃ~ヤバいぞ!

”とそんなこと思いつつ、 それでも風がいいので戻りたくない翔。

 

そのまま乗っていたところ、マジで意識がおかしくなってきた。  なんか変。

 

さすがに乱暴な僕でも危険を感じ、慌てて?浜に戻ると車に戻りしだい、冷えた水を1L程ガブガブ。

 

すごいですよね~途端にす~っとおかしな症状が消えていく。

 

海の上ですので、しかも風の中を走っているので熱中症にはならないわけですが、脱水状態には確実になる。

程なく落ち着いたのですが、その代わりにやって来たのが、ず~~~~~んという疲労感。

 

12.0というセイルは、走るにしても漂っているにしても、 ほぼ筋トレ状態で。

そんな物を4時間も振り回していれば、当然そうなるわけです (笑)

 

8月の中頃から、 ほぼ満足する状態で乗れていなかった僕にとっては久しぶりの感覚で、大満足。

やっぱりウインドはこうでなくてはね  えへへ


欠陥車 ロータスマンボウの排水タンク外し&シーリング。

2023年09月09日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

昨日、例の水侵入の対策をしていた時、 車の排水タンクに手をかけたところ、「ん? あれ? なんか動く???」

と気がついた僕。

ロータスマンボウの排水タンクは、 いくつも穴の空いた鋼鉄製ベルトで車体下部に吊り下げられるようにして固定されているのですが、 そのベルトが錆び、 殆ど切れそうな状態。 あらららら。

芯の鉄製ベルトはほぼ断線状態で、そのベルトの廻りを包み込んでいた樹脂製のカバーで、何とかつり下がっていた感じ。

タンクその物は、サイドカバーに旨く引っかかる様になっていて、単に固定ベルトが切れたくらいで、ドカンと落ちることはありませんが、これが空では無くて満水の場合だと、車体の激しい上下振動が加わった際に落ちてくる可能性が高い。

実は、 この車のシンクは飲み物(ペットボトルやウイスキー瓶)等の飲み物置き場として使われていて、

なぜなら結露した水とかあっても安心なのと、ドアの真横で有る事から、コップやミネラルウォーターを置くのに丁度良いんです。

この車では車内調理をすることは無く(キャンプ場使いますので)、また、洗い物をする事が全くと言って良い程ない。

ちなみに、キャビン最後尾のバスタブも、だれも糞狭いタブでシャワーも使わないし、 単なるポータブルトイレ置き場と化している。

なので、排水タンクは使われることも無く、常に空の状態なので、簡単に言うと、無くても良いわけです。

 

で、しばらく考えた後、 撤去することにしました。

タンクはそこそこの大きさがあり、これが無いと大きな空間が生まれるので、何かに使えそう・・・・

取り外しは至極簡単で、 切れかかっていたベルトを切断して、タンクに接続されている排水ラインをカットするだけ。

取り合えず半分降ろしましたが、 隙間が殆ど無いために、前方の排水パイプの接続部のカットが出来ない。

で、ジャッキで後ろタイヤを少し揚げて、作業。

で、取り外し完了。

取り外したタンクはこんな形をしていて、FRP製で非常に軽いです。

タンクをはずしたら、残っていた配管を撤去。

その後は、例の水の浸入可能性があるところをシリコンコーキングにて塞ぎます。

最後にバスタブの排水管の出ている部分カバー。

ここのカットが大きく、そこから水が浸入する可能性が多分にあったので、アルミ複合パネルの端材でカバーして、排水管の先端だけ出しました。

バスタブ、は先に書いた様にポターブルトイレ置き場になっていて、水はったりシャワーを浴びたりと使う事は有りませんが、

ウインドやった後の道具などに付いた砂が結構溜まるので、年に一度くらいは水洗いをすることがあります。

その洗い流し水が排水出来ればよいだけなので、 これでOKです。

で、とりあえず、水の浸入を防ぐための作業は終わりましたが、 次は雨天時に走ってみて、

他に侵入するところがあればその部分を直す、

それしか無いですかね・・・・

何度も書きますが、 本当はボディサイドのカバーを全部外して対策するのがベスト。

ただ、家の車はサビが酷く、 取り外す際にそこいら中でボルトやナット、ネジが折れまくる可能性を

考えると、今のところは取り外さずにやるしかないかなと・・・ 思っています。


欠陥車 ロータスマンボウの 水侵入対策 その2

2023年09月08日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

走行による、キャビン内部への雨水侵入が発生、 車内の床が腐食することで、床がグズグズになった事は、この日記で何度か書きました。

 

それが、この車の致命的な構造問題で有る事も写真を載せて紹介をした訳ですが、前の日記ではとりあえずの水侵入経路と思われる処をカバーしたりシリコンを塗布して対策を行いました。

途中で始業時間となり作業を中断したわけですが、夕方にその続きをやりました。

 

前の記事で、キャビン最後部の著しい水の進入路は、アルミL材をシリコンで貼り付ける形でブロック。

多分、これでそこからの侵入は無くなるかと思いますが、まだ角部分の側面が終わってなかったので、まずはそれを処理。

 

場所的にそんなに雨水がかかる部分ではなかったので、特に何かを貼り付けはしませんでしたが、 床材の剥き出し部分含め、 べったりとシリコンコーキング材を塗布。

これで様子見して、必要なら何か貼り付ける形でもう一度作業します。

 

一番水の浸入が激しかった部分でしたので、そっちを重点的にやったわけです。

 

で、次に手を付けたのは、

朝に出来なかった、運転席後ろのダイネット(フロントサイド)の下の水侵入部分。

 

写真は床から見上げた写真ですが、燃料タンクが見えるのは車の後方に向かってになります。

緑矢印はボンゴトラック運転席後ろによくある凹ませ部分で、強度確保の構造的な物ですが、丁度この下までキャビンの床が来ています。

車本体とキャビンの接合部ですね、

 

この部分に、 フロントタイヤによるタイヤの水跳ねから、ずぶ濡れになって腐食。

やがて水が侵入して床をブクブクにしたというわけです。 

 

朝の段階(前の日記)で、カットされたボディと、床板の付き合い部分にはシリコンを塗布していたので、この部分にはキャビン最後部の処理と同じ様に何かあてを取り付けます。

赤色の線が二本ありますが、その部分を覆う感じ。

上の赤線の直ぐ下が、 床のトップになるベニアですが、 何の対策もされておらず、当然?湿潤して腐食、そして水が入るようになります。

見ただけで解りますよね。

何の対策もされていない、ロータスマンボウの欠陥とも言えます。

黄色矢印が床の末端で、、キャビン最後部と同じようにアルミだかの床骨材が見えます。

ちなみに、この骨材の一番左の角部分ですが、こんな風になっていました。

何か充填(ウレタンスポンジ?)されていますが、年月の影響も有りボロボロ。 

なのでこの部分もろとも塞ぎます。

昨日と同じ様に、 床の末端部分には何か塗られていた様な感じがありましたが、 ワイヤーブラシで擦ったら、昨日と同じようにすべて落ちました。

地のアルミだか鉄だかわかりませんが、簡単に剥き出しになったので助かります。

 

アルミの部材が無かったので、 樹脂製のL材を使用。   紫外線の当たるところじゃなく、防水のために全面覆えればいいだけの話なので十分。

Lの片側が長かったので、短くかっとして、後はシリコンをたっぷり。

貼り付けた後は、 樹脂に被せるような感じでコーキングを再度載せて終わりです。

要は、剥き出しの床板を完全に覆えればOkですので。

次は助手席後ろの、同じくキャビンとの接合部ですが、同じ構造ですけど、 これは末端剥き出し部分をシリコンコーキングで覆うようにだけして終わり。

キャビンには水の浸入が無く、これは多分補記類(樹脂製のなにか?)が有るためかと。

しかし・・・・・長年の使用(元々水没車でしたので)で、サビとかが凄いです。

さらに次、 キッチン前側の水タンクの収まる場所に著しい腐食を起こしたところで、リアタイヤの内側ですが、 これは左側も右側ももう一度コーキングを盛りました。

そうそう、冷蔵庫の下の床板ですが、

これも可能な限りコーキング。

どこまで効果があるか判りませんが、やるしかありませんので。

 

と、そんな感じで、 シリコン処理は終了。

後は、実際に雨天走行後に、水の浸入を再度確認します。

 

車体サイドのカバーを全部取り外して作業するのがベストなのですけどね・・・・

 


欠陥車 ロータスマンボウの 水侵入対策。

2023年09月07日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

と!、タイトルには書いたわけですが、果たしてどこまで出来るのか? に関しては、正直判りません。

一番良いのは車体サイドカバーを全部外し、全体に漏水対策をすることですが、そんなことしている暇も時間も無いので、

とりあえず可能なところからやります。

 

まずは車体の左のキャビン前部分。

丁度冷蔵庫下の隅部分の、ドアすぐ真横に水の浸入がありました。

 

不安カバーがついていて見えない部分なので、クッションフロアを一部カットして乾かしてます。

腐食面積は大したことはありませんが、 水色丸のように少し奥部分までフカフカになっています。

水の浸入は、キャビン前部のこの辺り。

下に潜って観察すると、赤丸部分にサイドカバーの隙間が有り、ここから水の浸入があるのは判ります。

一部分光が入って、明るいのですぐに解ります

 

他に紫矢印部分にボディカバーと床板の間に隙間が有り、 ここからも水がはいったのかな~・・・

ここも可能性あるかな? 奥の突き当たり部分。

しかし・・・・・マジで防水対策が甘くていい加減そのもの。

ある程度乗ると、自然に車が駄目になって買い換えを促進するってか??? だははは!

この部分はとりあえず、ボディカバーとの間をコーキング。

そして隙間から光が見えていた部分もシーリング。

次は、キッチン下の、例の水タンク置き場で、最悪の水侵入部分です。

車体の位置としてはこの部分

少し乾きましたが、まだ濡れ濡れ(ズクズク)状態。

前の日記で、多分ここからの水侵入と推測。

と予想していますので、隙間にシリコンを詰めます。

施工前の写真がこれで、雨天走行後すぐの写真。

今回シーリングする前の、乾いた状態の写真。

緑矢印の隙間は 床の先端を覆っている鉄製のカバーらしき物で、 日記最後まで読んでいただければわかりますが、

これが錆で膨らむしボロボロになるし、こういった隙間ができる。

車体カバーとの隙間は緑矢印の左の大きなやつで、 これにタイヤで巻かれた雨水が勢いよく跳ねかけられて内部に侵入。

そしてキャビンと床の接合部分から侵入する訳です。

なんつ~か本当にいい加減な造としか言い様がない・・・です

とにかく水の浸入さえ止まれば良いので、シリコンドバドバで塞ぎますが、余り綺麗ではありません。

この部分も、当然にシーリング

次、 反対の、車体右側にあるダイネットのフロント側にも水の侵入がありまして、

*やはり乾かす為に、赤丸の様にクッションフロアを少しカットしてあります。

車体の、丁度この部分です。

下に潜って上を見ると、こりゃ~水が入って当然と納得。

丁度燃料タンクの前で、 フロントタイヤで跳ねた水がもろにかかるところ。

 

写真の風なのですが、 一応シリコンで簡単に補修しましたが、ここは改めて全面カバーする感じでやらんと、多分駄目です。

完璧な保護は?次回にします。

 

ちなみに車体左側の同じ部位は、全く水の浸入が無く、多分右と違い色々とエンジン関連の部品などが有るためかと思います。

白いシリコンした部分の下が床、さらにその下がその床を支えるフレームですが、かなり腐食がすすんでいます。

 

ちなみに燃料タンクとサイドカバーの間は良好。 ここは床板を見てもわかるように、水の跳ねかけがほとんどないらしい。

次は、右のリアタイヤ上のフェンダー部分の隙間。

位置的にダイネットのリア側下、大きな水タンクが納められている処です。

*右だとキッチン下のにあたる部分です。

 

ここは水の浸入が殆ど無い部分で、 見てもやはりそんなに劣化している感じはありませんが、

これもシリコンで塞ぎます。

さらに次ぎ、リアタイヤからリアバンパーに掛けてですが、ちなみに、この部分には排水タンクが設置されていて、下から跳ね上がられても水の浸入が無い為に、問題は無いはずです。

最後は、例の車体最後尾。

作業するにあたって、リアのボックス等を取り外しました。

 

状態ですが、こんな感じです。

赤矢印が酷いサビでして、これは後で判ったのですが、床板の末端部分を覆う薄い鉄板で、リベットで留められていました。

オレンジ矢印はなんだかよく判りませんが、後で判ったのがこの雨水鉄のカバーと床の間に何かを塗った膜みたいです。

パテみたいに感じますが、どうだろ? 

 

紫矢印は、床板の底部分です。

車体最後尾、左角部分の写真ですが、 これ見ると末端部分に何かコーティングしているように見えます。

床板、 何かの処理剤、薄い鉄板、 その上にコーティング、 というようにして末端を保護しているようですが、

アホみたいな欠陥がある。

下の写真=車体右隅ですが、キャビンを床の上に載せているのがこの写真でよく解ります。

 

上に書いた、アホな理由ですが、床の末端(赤矢印)は保護していますが、 床を構成するベニアはそのまま剥き出し、 まさに欠陥。

紫矢印は床板のボトムですが、すでに隙間があります。

で、どうするべ!というわけですが、まずはこの床板末端部分にある薄い鉄板がボロボロなので、ドライバーでどんどん剥がしていきます。

 

粉末化したサビが目に入るので最悪の作業。

 

と、その薄い鉄板が剥がれると、下にパテかシリコンかわかりませんが、赤矢印みたいにコーキングがされていて、これを手で剥がします。

サビサビ鉄板が無くなるとこんな感じ。

サビがとれた後はなんだかよく判りませんが、パテなのかな~これ? 紫矢印の様に隙間も有るし。

ここも赤矢印の床板部材は腐食しまくり。

真横から見ると赤矢印の様に、向き出しになった床材の状態がよく見えます。

で、この末端部分を、リベットの頭を飛ばしながらディスクグラインダーで研ぐと、

緑矢印のように、アルミだか鉄だかは解りませんが、フレームみたいな物が見えてきました。

さて、とりあえずきれいになったので、この末端を防護すると同時に、剥き出しになった床材への水侵入防止の為の部材を貼ります。

使うのはL字型のアルミ建材。

タップリとシリコンコーキングを塗って、まずは左。

床のベニアに、二度と水が入らないようにたっぷりとシリコンを塗布しますが、ラウンド状にもシリコンを塗布。

 

ほかにも、剥がれ掛けていた床のボトム材にも押し込むようにしてシリコン。

次は右側。

左と同じようにしますが、余っていたシリコンを全部使っての作業ですので(見えませんから)、 シリコンが透明だったり黒だったり  たははは(笑)

末端を保護するL材ですが、長いと入りませんので二分割での取り付けしますが、 6cmほどアルミ材が足らないので、 余りのアルミL材(緑矢印)を充てます。

で、とりえず、作業は一端終了。

 

仕事開始時刻になってしまった為ですが、 続きは次の日にします。

 

残された部分としては、車体一番後ろ部分の、左右サイドと、 運転席の後ろの、ダイネット(フロントの部分)もやらねば・・・

本当は、車体のサイドパネルを全部外し、 ボロボロになった床板を全部こそいで、新たに床板をたたき込んだりと、すべてカバーを外してやるのが良いんですけど、 

キャビンと床板の接合部周辺がすべて腐食したという状態でもないので、 当面の対策としては、これで大丈夫かな~という感じ。

今ある隙間は、 床板が完全に乾くだろうと予想する、来年の春頃まで待って全部こそぎ、隙間にレジンなどを流しこんで埋める事で、残された床板の補修と接着をする予定です。

 

 

駄目ならサイドパネル前部外しての作業ですが、やりたくないんですよね~これはさすがに。

まあ、面倒がっているだけなのですが(笑)

 


欠陥車 ロータスマンボウ 再び水侵入

2023年09月06日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

前回、 車体のサイドカバーに、シーリングを施して、様子見をしていたマンボウ君。

数日前に、台風の雨が降る中を通勤したところ、再び”ダバダバ”の水侵入。

 

だろうな~ と 変に納得した翔ですが、 車体のサイドカバー隙間からから内側に侵入する量というのはそんなに多い物では無く、となると、後は車体下部からとなる。

 

まずは車体左のキャビン角のところで、再び、しっかりと水が浸入しています。

で、倉庫に車を入れ、床にシートを敷いて寝転がり、下から撮った写真がこれ。

 

赤矢印が水で、どういう風にこうなるのか?は判りませんが、 キャビン床の最後尾末端(水色矢印部分)がグッショリと濡れています。

バンパーの形状で、走行時のエアが巻いてだと想像するわけですが、走行で跳ねられて霧状になった水?が相当量付着している様に感じられます。

次がこれ、 キッチン下の、水タンクの入る処ですが、

これが最悪。

正直、雨天走行する度にこんなにひどい状態になっていたとは、思いもしませんでした。

濡れいてると言うより、まるで水こぼしたみたいになっていて、

近くで写真撮ると水で表面が輝いているのが判るくらい。

 

とうぜん?雑巾で水気はとりますが、余りにも酷い。

見て、暫し絶句な訳ですが、マジでどこから水がはいるん?  くそ~!!

ここの可能性も有るけど、 そんなに隙間無いし。

で、再び車体下を見ると、 リアタイヤのフェンダーの上と車体サイドカバーの隙間から、床材の端が丸見え。   

だろうね~ 

高回転するタイヤで跳ねかけられた水は、当然にかなりの水圧があるので、内部に入っていくわけです。

キッチンがの有るのは車体左側で、その飲料水タンク置き場の下が一番水の浸入が激くなる訳で、とくに フェンダーの上のところでもタイヤの進行方向側の床が水の浸入が酷く、 

進行方向後ろの方のキッチン下の床には水の浸入はありません。

故に、多分この辺りから。

というわけですが、雨降っているのと車体下がずぶ濡れだし、 何も出来ないのと、とりあえず乾かさなければならないので、

今日はこのままにしておきますです、 ハイ。

 


ロータスマンボウは欠陥車? 著しい水の浸入と床腐食

2023年08月31日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

前の記事で、 車体キャビン最後部の水の浸入と、床の腐食のことを書きましたが、

今日はその続き。

正直言って欠陥車かいな!? と言いたくなる。

最後尾のバンパー部分にシーリングを施して、とりあえず、左の角からの水の侵入はシャットアウト。

 

で、今朝のことだけど、 もしかして・・・・とキッチン内部の下の床を指で押してみたら、

案の定一部分がフカフカ。 

ということは、 キャビンの周囲にこうした水の浸入と腐食が発生しているという事になる。

なんだそりゃ!と言いたくもなるが、事実だ。

で、バスタブの横のカバーを開け、隙間から内部を見たところ、クッションフロアが捲れていて、多分湿気による物だと思うけど、床板が真っ黒

つ~事は、こりゃ~間違いなく腐食しているだんべ! と、オーニングロッドで引っ掻いてみると、

面白いほど表の床板がこそげる。

やっぱり・・・・・、

次にダイネットシートのフロント側(リア側は水タンク有るので見られません)で手の入る壁側に近い処を、やはり指で押してみると案の定フカフカ。

 

全然大丈夫な処も有る事から、全体にという事では無く、 部分的にこうした部分が発生しているという事になるわけですが、なんでこうなるの? と唖然。

キャビンと床の付け根部分(接合部分)から水が浸入しているという絶対事実に間違いは無く、

ただ、この接合部はボディカバーで全体が覆われているので、となるとボディカバーとキャビンの間に隙間があってそこからキャビンボディに滴って?という事になる。

車体をよく見てみると、やはり水が浸入するほどの隙間が有り、もしかしてここからかいな??

 

検証という事で、ホースを持ってきて、 ジェットモードにして思いっきり隙間に流れ込むようにして水を掛けると、

特にこの部分

やはり・・・・・

ちなみに、昨日シーリングしたバンパーの部分は、どんなに水を掛けても水の浸入はありませんでした。

ちなみに、ボディカバーと車体の間に、隙間が殆ど無いところは、床板もダメージ受けていませんので、水の浸入も殆ど無いんでしょうね。

なんだろうね~ 、これって絶対的に構造的欠陥だよな~と思うのですが。

 

100%確証があるわけではないのですが、下手な絵で水の進入路を説明します。

マンボウの床と上のキャビンの接続はこうなっている。

車体左側の角部分のイメージ図なのですけど、まずは床が有り、その床はボトムがFRPそしてスチロール材があって、ベニア、トップにクッションフロアが張られている。

車体との強靱な結合と、床含めた車体の強度を保証する為に、床には鉄製のフレームが入っていて、(すいません実際のフレームと絵はすこし違います)、床板がよじれる等が発生することによるキャビン部のゆがみなどが起きないようになっている。

キャビンは外側がFRPで、スチロールをサンドして室内側にベニア、そして壁紙という感じで壁構造になっている、

車体一番角のR部分はそうした構造がおそらくされておらず、コーナー部分の内側はスチロール等は無く、

その空間にウインカーユニットが取り付けられられる様になっている。

 

キャビンのボトムは車体外装でもあるFRPが90度曲げられて室内側にベロ状態になっていて、

これが床の上にキャビンを固定する為に役立ち、 多数のネジで床に固定をされている。

 

雨水の浸入はこの床とキャビン部の接合部からであるのは間違いなく、接合部のボデーカバーの隙間から侵入した水は

壁を下まで伝って、接合部まで達し、そして車内に侵入する。

 

初めは床のベニアなどはしっかりしていて、水が多少浸入したくらいではフカフカにならないが、

一度入り込んだ水は、床の一番上に張られたクッションフロアで蒸発が妨げられることから、乾くより先に、次の水の浸入でどんどんと腐食範囲が広がる。

*車体左角部分を寝転がって撮影

床がフカフカになった部分は、 このボディカバーと車体との間に隙間があるところを中心にしているようで、

侵入する水は量的には大したことは無いのだとおもうのですが、何分入り込んだ水分が放出しにくいので、始末が悪い。

これね~、簡単に言うと完全に構造的な欠陥で、 キャビンと床の結合している部分をカバーするようにキャビン部を造れば起きないこと。

スカートみたいな形状にしてしまえば良い訳なのですが、そうなっていない。

 

床板は腐るとフカフカになり、走行中の車体ゆがみや応力が掛って潰れるので、 それが元で接合部の隙間をさらに造る原因となってしまう。

広がった隙間の奥には綿みたいにフカフカで繊維状になったベニアがあるので、どんどんと水を吸い込む。

 

最悪の連鎖というか、やはり構造上の欠陥。

大体にして、 床板の切断された末端に防水処理がしてあるのかどうかが怪しい。

 

まあ、そんなわけで、このマンボウというキャンピングカーは車体の劣化が進むようなのですが、これを止められるのか?というと、何とも言えない。

 

とりあえず、 ボデーカバーとキャビンボディの間の隙間をシーリングする以外には対処方法が思いつかないので、

やることにしました。

 

両側ともシーリングして、後は様子を見るしか無いわけですが、 腐食の進行した部分は上のクッションフロアをカットして少しでも乾燥させれば、床全面が腐ったわけでは無いので何とかなると思うが、

この水の浸入による、腐敗が全体に広がったときが、この車の寿命なのかな?なんて思ったりもして、

ただ、ウインドサーフィンを楽しむために色々と手を加えて、使いやすい車になっているし、思い出や愛着が強く、

 出来ればエンジン含めて動力系やその他各所が駄目になるまで乗れたらとおもっている。

 

新しいキャンピングカーに買い換えたいな~とも思うけど、 高いんだよね~昨今のブームで。

まあ、乗れるだけ乗って、どうにもならなくなれば最後には、買い換えしますです。


床腐食、愛車のロータスマンボウ

2023年08月29日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

数年前に、一度床を張り替えた愛車のマンボウ君。

 

で、今年になって、また負荷がフカフカになってきて、なんでかな~と・・・・

 

場所は車体のキャビン後ろにある、シャワー室横のフリースペース(脱衣所?)。

前回張り替えたときは、 どこから水が浸入したのか???という検証はせずにやったんですけど、

今回は腐食の度合いが著しいのと、2度目という事ですので、3度目は無しで行きたいですから、検証しました。

 

初めはシャワー室にトップにあるルーフベントを疑ってたのですが、 これは夏前に新しい物に交換して、

シーリングはかなりしっかりやりましたし、新しいのでまずここからの可能性は無し。

 

前のルーフベントは完全に締りきれずに隙間有りましたので・・・汗。

ただ、真下がバスタブなので、漏れてもタブの中に落ちるだけ?のはず。

仮に他の処を伝っていたとしたら、その壁部分なりが腐食するはずですがそれは無し。

 

となると、リアに開けたハッチ周辺からの漏れが考えられるのですが、これは前回の床補修の時にしっかりと

シーリングをしなおし、その後にも水ぶっかけて室内への侵入が無いかを検証しているので可能性は無い。

 

で、フカフカになった床をそのままにしては置けませんので、 カッターでクッションフロアを切り裂き、

剥がしてみたところ、床板とクッションフロアの間には水の浸入らしき物が見当たりません。

フカフカになった床からの水の湿りは裏側にはあったけど、隙間に水が浸みたという感じが無い。

一体どこから浸みてくるん????

 

次に腐食した床板を剥がしてみたところ、 車体後部の角部分から水の染みこみ広がっている様な形跡が有り、

元々の床板の腐食部分を剥がし、その上に前回の修理で載せた板があったわけで、

今回の腐食の状態を見ていると、まずは元の床板の残っていた部分から腐食が広がり、その水分が上の板に浸みて

腐食を進ませたという感じだった。

 

なら、考えられるのは、コーナー部分にある物という事になるのだけど、有るのはウインカーユニットと、

バンパーくらい。

ちなみに、床はぎは昨日の早朝にやって、今朝は原因追及。

 

ウインカーを取り外して内部を見ましたけど、殆ど腐食とは無関係なのが一目で見て取れたので、となると、

バンパー部分からかいな??

で、ホースで勢いよく水をバンパーの角を中心にしてしばらくぶっかけて様子をみたところ、特に水が入ってくると言う感じじゃ無い。

となるとどこ??

で、そんなに長い時間見てもいられないので、とりあえず仕事に入り、水掛けてから1時間位して見に行ったら有りました。

 

水が浸みている部分は丁度ウインカーユニットの収まる場所の真下で、 ただ、ウインカーからの水の侵入は可能性無いので、後はバンパー廻りとなる。

で、バンパーとキャビン部分の隙間に水を勢いよく掛け、しばらくようすを見ていたら、シミが大きくなるのを確認。

ハイ! 原因が判りました。 この隙間から水が入り込み、それが車内に染みこんでいるわけですが、 なぜ染みこむのかは全く判りません。

結果的にそうなったので判ったわけです。

腐食はこの角部分からキャビンの一番後部を横に進み、多分車体右側にも広がっている可能性が有ります。

ただ、バスタブがあるので、確認が難しいのと、対策して漏れが止まればOkなので、まずは修理。

というか対策ですが (笑)

 

ちなみに、腐食した部分を綺麗に剥がし、 乾燥させたのが写真の状態

写真では右の角に(車体の左隅)に水が染みこんだ跡が見えます。

前回の修理で載せていた床板はこの状態。

写真で見るとアラララ!と思われるかも知れませんが、 キャンピングカーの床の腐食とか別に珍しくもありませんので、

要は張り替えたりとかの修理をすれば良いだけです。

 

方法は、 腐食でこそいだ部分を埋め、新しい床板を載せて、上にクッションフロアとか貼れば完了です。

とりあえず、漏れた部分が判ったのですが、漏れ対策としては、キャビンボディとバンパーの隙間を埋めるしか有りません。

バンパー外して調べるのが一番ですが、 他に水の浸入経路らしきものは無いので、やはり埋めてしまい。

また水をあちこちぶっかけて各個撃破的に対策していくしか無いかな・・・

で、シーリング処理の開始。

本来はここにシーリング処理してしまうようには出来ていないわけですが、やるしかないでしよ!というわけで、

作業開始。

で、マスキング外して、完成。

後はシーリングが固まるのを待ち、またあちこち水をぶっかけます。

車体下からも水の浸入可能性は有りますが、 場所的にどうなんだろ・・・

とりあえず、今日はここまで


マンボウ君 リアベンチレーターの交換

2023年06月10日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

マンボウ号には2カ所のベンチレーターがあります。

 

一つはキッチン直上で、 車内全体の換気やキッチンからの熱を逃がす?為のもの、

もう一つはバスルーム直上で、 これはファンとか付いていないただの開放型。

 

キッチン直上の物はMAX FANで性能も良く、 リッドも対紫外線性なので全く問題なし。

ところがだ・・・・・・ バスルームの上にあるのは、リッドが紫外線に弱く、これまで2回交換して、

数年で駄目になってしまう。

 

リッド一枚の価格も8千円以上と、メーカーは確かジャンセンで、ある意味3流欠陥品。

紫外線対策なんぞ全くさてれいない代物で、今回もリッドがだいぶやれてきたのと、雨水浸透を防止するパッキンゴムが縮んで

全く用をなしていない。

リッドだけ交換というのが理想的で簡単なのですが、さすがにリッドその物の質の悪さにウンザリして、交換する事に決めました。

梅雨に入り、ウインド行きたくても風も期待出来ない週末ですので、 こうした退屈な作業をするにはある意味ピッタリです。

 

写真の様に、カバー部分はすっかり黄ばんでおり、何時割れてきてもおかしくはありません。

まずはこれ含めてベンチレーター全体を撤去。

シリコンべったりで固定されているので、ビスを取り去ってからはかなりの難作業。

室内側の枠もはずします。

本体をとりさると、さらに内側にもう一つ防虫枠が有って、それも取り外しますが、シリコンもりもりで大変。

ひたすらカッターナイフで何度も切り込みを入れて、やっと取り外し。

上に上って取り外し&スクレーパーがけ

次に取り付けるのは、規定サイズよりコンパクトな物。

当然そのまま取り付けができませんので、新たに枠を作成しますが、今回アルミ複合パネルを今回った物の、耐久性は正直判りません。

シリコンベタ盛りして。

固定。

とにかく雨水の浸入が一番車体を駄目にするので、固定のためのビスを打つとサンドされたシリコンが

まんべんなく外にはみ出してくる位の量が必要です。

車内側も以前のベンチレーターより遙かに小さいので、 ボロ隠し?の為の内枠を作成しましたが、

何度もあてて、カットした物をさらにカットしての微調整。 めんどくさ!

照明付きインナーカバーのスカート部分を適度な長さにカット

実際にベンチレーターを載せ、適度な位置でシリコン塗布して固定ビスを打ちます。

そして内側の枠を位置決め

内枠を固定したら、ベンチレーターとライトの配線を内側で接続して引き出します。

そしてライトアッセンブリー(内側カバー)を取り付けて固定。

電源をどうするか?ですが、横に室内灯のライトがあったのでそこから配線します。

借り配線してテスト。

実はこのときにファンが回らないトラブルがあり、 原因はモーター内部のブラシが外れていた????という実にお粗末なもの。

これ判るまでかなり時間をつかってしまい、中国製の恐さはこうしたところにあります

 

古いライトは配線取り出しの為の飾り??となり、 本配線です。

配線がぐらつかないように、壁面に固定すれば、全作業が終了。

ハンガーかけなどを戻して終わりです。

交換して何が変わるという物では有りませんが、 リアの方からもエアを排出できるのと、

ライトが明るくて、これはかなり助かります。

 

そんなわけで、予定より2~3時間もオーバーしての作業となりました。

まっ!これでリッドの劣化と雨漏りの心配が無くなりました。

 

イェイ!

 


昨日の続き (マンボウの軽メンテナンス) 2/2

2023年04月02日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

続きです 

今日の作業でこれが一番厄介。 というか ウルトラ面倒 

 

行うのはメインバッテリー(エンジンバッテリー)の上がりの対策。

 

通勤のメインは現在ハイエースとなり、予備としてエブリィ号が有るので、ウインドシーズン以外はマンボウ君の出番が殆ど有りません。

その為に、 一月も乗らないで居ると、バッテリーがかなり弱くなるという問題。

 

実は、最近もエンジンが掛らないギリギリ状態だった事が有り、先月交換しているのに短期間でバッテリー駄目になんぞしていたら、馬鹿らしいし余りにも不経済。

 

”だったら時々乗れば良いじゃん!”という事になるのですが、 ハイエースやエブリィ号と違って、

構造的に”頻繁な荷物の積み卸しに適さない”マンボウを常用にするのは、それなりにストレスなんです。

他に燃費が悪いことがあり、ランニングコストはハイエースの倍です。

 

故に、どうしても気軽な方に人は行ってしまいます。  よね!?

 

そんな事からバッテリー上がりをなんとかせにゃ~ならんのですけど、できる限り簡単に対策したい。

面倒な事をすると全体が複雑化して、それはそれで、またトラブルや故障が起きるようになりますから。

 

で、この車にはソーラーパネルと、それによる充電システムがあり、この充電をエンジンのバッテリーに廻せないか???という風になるのですが、事はそんなに簡単では無い。

 

電気的に、ソーラーの充電回路をそのままメインバッテリーに取り回して接続すると、メインバッテリーとサブバッテリーが”常時並列接続”されて、使用に伴って大きなトラブルになる可能性が大。

チャージコントローラーのOUTPUTを使う手もありますが、 時間設定等は出来ても、放電監視しているわけでは無いので、やはりマズイ。

簡単に言うと、キャンプ等でバッテリーを使いすぎると 両方ともフル放電になるので、”帰宅できません!”なんてアホな事が起きる訳で、それは勘弁です。 

 

サブバッテリーはブライトスターの100Ahを3台積載していて、 これが空に近くなるまで使うとエンジン始動時にはオルターネーターにドカンと充電電流が流れます。

突入電流含めてかなりの負荷がオルターネーター掛かる訳ですが、この車には SCP12Aという かなり古いタイプの制御器が着いて、エンジン側からの充電電流を20A以上は流れない様に制御してます。

*古くて取説が無いのでハッキリと判りませんが、多分そう

*サブバッテリーから負荷に流れる電流も同じく20A MAX

こうして、負担保護しているわけです。

他、スイッチ端子(±S)にON/OFFスイッチを取り付ける事で、 バッテリーから負荷へ行く回路をカット出来るようになっている。

FFヒーターを除いた他の12V系はすべて、このスイッチ一つで完全遮断が出来るので、 以外と便利なんです。

 

これを取り外して、電圧検出型走行充電リレー等(以降アイソレーターと記載します)に交換するのは簡単ですが、このON/OFF機能と電流制限機能を失いたく無い。

 

それには理由があって、 このマンボウのサブバッテリー関連の配線の太さは3.5Sq~5SQ程度と細く、 

特に耐熱性等に優れた被服を用いた電線では無いだろうから、流せる電流値はおそらく30~50A程度。

 

この車が販売されていた当時は、サブバッテリー容量が今みたいに200Ahだ300Ah何てのはおそらく考えてませんから、搭載するサブバッテリーも 50~100Ah程度だと思われます。

 

なので、300Ahのサブバッテリーを、アイソレーターを介してそのまま取り付けると、

アイソレーターリレーがサブバッテリーとメインバッテリーを直接接続=オルターネーターへいきなり接続、となり、 下手すりゃ~100A~140A何てのが一時的に流れる事も有る。

 

もっともベース車両のボンゴのオルターネーター出力は、自分が交換したのですが特に強化型で無い普通の物でしたから、100A位が限界でそれ以上は出ない。

 

それでも、 現在の配線の許容電流に対して2~3倍流せば、下手すりゃ~配線が燃えてしまうでよ。 

 

かといって、エンジン始動直後の”一時的な電流”の為に全体を極太配線化するのは極めて不経済。

しかものカットオフ機能の為のリレーとかを別に取り付けなければならない事となり、かなり面倒になる。 

 

なので、この古いSCP-12Aをできる限り生かして、尚且つソーラー充電もしたい訳です。

  我が侭男(笑)

 

で、どうしたか?というと、アイソレーターを取り付ける事にしたのですが、取り付けかたが少し違う。

*アイソレーターは、非常に優れた物がヤフオクで出品されていたので、もちろんそれを使用します。

 

回路的には至極簡単な追加(赤線の配線)。

SPC-12Aに来ているサブバッテリーの配線、そして同じくメインバッテリーの配線を分岐して

アイソレーターに接続するだけ。

アイソレーターのグランドラインに スイッチ着ければ、 アイソレーター機能を簡単にON/OFFできます。

 

普段駐車しているときは、 アイソレーターをON、 

 

ソーラーによる充電が行われ、 サブバッテリー電圧が上昇すると、メインバッテリーに自動接続します。

逆にサブバッテリーの電圧が放電などで下がると、二つのバッテリーを自動的に切り離します。

これによって長期間の駐車でのメインバッテリーを保護。

 

エンジンを掛け、 エンジン側のバッテリー電圧が上がれば、やはり自動的にサブバッテリーに接続しますが、 

電圧の上昇度により、接続までの時間を自動コントロールします。

電圧上昇が早ければ早く接続し、 上昇が遅ければ接続までの時間が長くなります。

*突入電流軽減保護機能

 

さらに、このアイソレーターには、 片側が解放されていると接続されないという優れた機能があり、

また、極端に劣化したバッテリーを接続していると、その異常性を検出して接続しないという機能も持っています。

 

普段の状態では、常にオンにしておくことで、何ら問題無くメインもサブバッテリーも互いに充電し合うので、

非常に都合が良い。

SCP-12Aの機能にも何ら影響は有りません。

 

ただ、 このアイソレーター機能をOFFにしなければならない時が有って、 それがキャンプの時です。

特に長く連泊した後の問題。

連泊中の数日はエンジン始動の為のメインバッテリーの自己放電は僅かで、これは上がる事も無いので無視できます。

なので、帰ろうとしたときにエンジンが掛らないという事はまずありません。

 

しかしながら、 サブバッテリーの方は連泊=大放電ですので、 連泊期間が長いほど容量は空に近づく。

もしアイソレーターの制御用スイッチをオンにしたままだと、エンジンを掛ける=アイソレーターが自動接続=SPC-12Aの電流制限の無い普通の接続なので、 オルターネーターにドカンと突入電流が流れることになる。

上記に書いたように、300Ahなんていう容量を想定していない、かなり古い家の車の場合は下手すりゃ~配線が燃える。 滅多に無いけど。

 

なので、キャンプの時は、アイソレータースイッチをオフにする必要が有る。

で、スイッチを着けたわけです。

 

ただ、これって車のキーの処にある、ACCライン使ってエンジン起動時に自動的にアイソレーター機能をカットするリレーなどを設け、それにアイソレータを連動させた方が良い事は解りきっていて、

ただし、配線がかなり面倒になる。

なので、とりあえず今回は、スイッチだけ取り付けました。

後日、上記のアクセサリー連動リレーなりを取り付ける予定です。

 

でもって、作業完了後は昼飯。

午後は息子が来たので、 息子の車に2人でカーテンレール取り付け。

あ~だこうだと作業して、気づいたらもう3時半過ぎ。

 

本当に一日って短いですよね へへ

 

 

 

余談:

以降は、かなりアバウトな計算なので注意 

充電電流が20Aに制限されるとですが、現在の300Ahをほぼ空になるまで使った場合の単純計算で、 300/20=15で、

満充電まで15時間程度は電流を流し続けなければならない。

このSCP-12A自体は 100Ah程度のサブバッテリーを想定していると思えるので、20AMAXで、5時間で満充電完了です。

 

実際には、空になるまでは使わない?ので、 40~60%使用した 40~60Ahを充電するとすると、2時間から3時間で満杯になる。

キャンプ地から、次のキャンプ地までの車両移動時間とかを考えると、その程度の容量(100Ah)が妥当なんですね。

 

家のマンボウでキャンプに行く場合、殆どがウインドキャンプですが、長くて4日間程度。

そして一番電気を食うのはやはり冷蔵庫。

夜は疲れきって早々に寝てしまうので、照明は殆ど使いません。

 

やはり大雑把な計算ですが、キャンプ場に連泊して、この間全くエンジン掛けない状態としてですが、冷蔵庫の消費電流は大体4~5A。

24時間で 96~120Ahの消費電力となりますが、 冷蔵庫のコンプレッサーが真夏の高温度期に コンプレッサーの稼働率を50%程度として、

48~60Ah/1日。

100Ahの容量だと、大体2日間でバッテリーが空になる計算です。

冷蔵庫の取り付け位置や取り付けの仕方、断熱処理によりこの一日の稼働率は大きく変わるのですけど、 家の車の場合は、冷蔵庫と冷却ユニットがエンジンルームのすぐ後ろにあるので、どうしても連続運転になりやすいんです。

 

実際の運用もその程度でした。

 

で300Ahだと、一応5日程度で空になる。

 

そこで、ルーフの上に100Wのソーラーパネルを2枚取り付け、 200Wの容量でサブバッテリーに充電したのですが、日中の実質発電時間は真夏でもせいぜい6時間程度。

この発電時間は朝の10時から16時位までですが、この時間はかなり気温が上がるので、冷蔵庫のコンプレッサーはかなり廻っている時間が長くなります。

200Wのソーラーパネルでも、ずっと晴天状態では無いので取り出せる電流は平気6A程度と考えると、 冷蔵庫の運転をほぼまかない、残り少しでサブバッテリーに充電をする事になります。

この残り少しの電流を無視して、 ソーラー充電がされない時間が 24時間-6時間=18時間とすると、

18/24時間 = 3/4x60Ah=45Ah。

 

300/45=約6.7日

300Ahのサブバッテリーでは、一週間くらいが限界になります。 

 

実際に、ソーラーパネルを載せていると、4日間程度の連泊でバッテリーが上がるという事は無く、それより先に食料が無くなってしまいますです。 なはは

 

4日間で約180Ah消費ですので、 バッテリーは大体1/3程度の残量があり、丁度良いくらいかな。 

 

このくらいが実際に使用するに適度な処かと思います。