朝7時に起床、今日は昨日の睡眠不足を全員がひきずっているだろう、ということで、買い物と近場の観光。
シャトルバスでタモン市内ホテルに移動すると、さっそく手配していたレンタカー会社に行きます。
今回借りたのは日本レンタカー、理由は至極簡単。
価格及びサービスが他のところより一番良いからで、ほかには激安ではあるものの怪しい評判のたっているレンタカーもあるようで、後に面倒が起きるのが嫌な自分はもちろん信頼性の高いところを選びます。
手続きは30分ほどで終了、まずは自分が運転して最初の目的地に向かいますが、その前に腹ごしらえとばかりに、KING BURGERへ向かいます。
日本と違い、アメリカではマクドナルドは安かろう不味かろうで、比較的美味しいのはこのキングバーガー、ただし出てくる量はアメリカンサイズ。
ビッグマックの倍はあろうかという大きさにポテトとLサイズのコーラが付いて5ドルから7ドルくらい。
当然、薄いバーガーパティ一枚にこれまた薄いピクルス数枚にケチャップなんていうちゃちな中身ではない。
みんな「え~????」というか、驚きながらの食事だけれど、慣れている家内と僕には普通のこと。
満腹になったところで、息子カップルがDFSへ行きたいというので、大人しくお付きあい、
ここで約2時間を消費。
全くブランドに興味がない僕には正直針のむしろ状態ですが、自分一人で旅しているわけではないので、ここは我慢。
そのあと、本来なら昼食となるのですが、みんな先ほどのでかいキングバーガーで満腹らしく、だれも言い出さないので、そのまま車で観光に移ります。
まずは恋人岬。
グアムの美しい伝説の残るところで、息子とその彼女も伝説の二人のように一生仲良くしてもらいたいものです。
しかし・・・・「以前こんな展望台あったかな?」というのが出来ていて、当然ですが有料。
ばからしいので家内と僕は入りませんでしたが、子供達は行きました。
そのあいだ二人で、何をしていたかというなら、海外の観光地ならどこにでも現われる露店をウロウロ。
さて、運転手交代で息子がハンドルを握り、アンダーセン空軍基地を見に行こうか?なんて考えて、たしか以前は見えたよな~とおぼろげながらその場所を思い出すけれど、ハッキリと分らない。
北半分を周遊する道路をひた走るけど、れれれ?なんかおかしい。
はい! しっかり逆回りにまわっていました。
おまけにねずみ取りまでやっていて、数台後ろの車はつかまっていました。
道が分らなくなるので、一度もどり、再度出直すも又変、今度はそのまま逆方法に回って恋人岬まで戻りましたが、基地は見えないし、ゲートが見えただけ。
なんか変だな~とだんだん僕も息子も不機嫌に、その傍らB52が空を飛んでいる・・・
ところが道に迷った原因は簡単なことで、3号線に入るための標識が無い上に、地図上の分岐点が実際と異なっていたのが原因でした。
それでも一応は回りましたが、基地が見えないし、「おかしい~な~ 」と思うも、もしかすると・・・・リンティデアン岬に行ったときかな?」なんて思いだしてくる。
20年前の記憶だからどうも明確ではないのが悔しいところ、岬に行くときに有ったんだよな~とだんだん不明確な記憶が出てくるが、レンタカー会社のひとからくれぐれもそこには行くなと言われており(路面が非常に悪くパンクが多いらしい)、禁止されているのに無理をしてもと考え、辞めました。
この岬は星砂があり、おそらくはグアムで一番美しいところといわれ(ただし海流の流れが速い)ています。
意味もなく北半分を二周してしまったので、今度は南へ下り、 アサン海岸の太平洋戦争国立歴史公園に向かいます。
ここは第二次大戦時に米軍が上陸したところで、迎え撃つ日本軍との間で激しい戦闘がおこなわれたところです。
歩いて周りましたが、美しくしい公園で、暖かで強い南風が静かに流れるなんともいえない公園でした。
参考 http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/heiki0/guam/guam.html
さて次は、ピテイガン
対戦時に日本軍が設置した砲台跡ですが、何とも場所がわかりずらいところにあり。
現地の人に聞いて(やたら元気で親切でした)やっとたどり着いた感じ、ジャングル中に設けられた階段を5分ほど上ると、静かにたたずむ144mm砲がありました。
ここで意外だったのは息子の彼女、どんどん上がっていく僕のすぐ後ろをすたすたと付いてきて、反対に家内と娘はだいぶ遅れて到着、息子に至っては来なかった?
「は~?」 と理由を聞くと、なんでも降ろしたばかりのブランド物新品スニーカーを履いてきてしまったらしく、ぬかるんだ道をみてひるんだとか?
「なんじゃそりゃ?」と思うが、とりあえず記念撮影。
砲は3門あり、全部見て歩きたいと思う心を邪魔したのが蚊の軍団。
あれよあれよと集まってきて、まともに見ていられる状況ではなくなってしまった。
追われる様に下ると、みんなでかゆいかゆいと連発、ジャングルですからねー
しかし、こんなところで日本の兵隊達は戦っていたのかと思うと、彼らの祖国への心というものを強く感じます。
さて、次は海軍基地横に有る資料館。
建物前には旧日本軍の使用していた潜水艦が正面に展示されており、中に有る資料館を見て歩きます、 38式歩兵銃や写真等展示されてました。
昔はこの海軍基地内を回るツアーなどが有ったようですが、現在行われているのかは不明。
ちなみに施設内の案内をしている米兵に詳しく訪ねたが、知らないようでした。
さてこの時点ですでに4時半近く、僕としてはもっと見て歩きたかったのですが、ミクロネシアンモールを見たいというリクエストが僕以外の全員よりあり、渋々タモンまで折り返しました。
そして最悪の夕飯、プラネットハリウッドでの食事。
その後は何となく全員が不機嫌な感じでホテルまで戻りました。