落葉 詩 BY 翔
一枚拾い上げる
指先で触れてみる、
手のひらで包んでみる
瞳を閉じてみる
命を感じてみる
季節を読み取ってみる
たった半年
暖かい春の光の中で生まれ、
夏の強烈な光の中で涼しい影を創り
秋の静けさの中でそっと散りゆく
握り込んでみる
破いてみる
大地にそっと落としてみる
たった半年
命を支えるために生まれ
光合成で栄養をひたすら創り
最後は虫たちのベッドとなる
ほんの少しの、
何気ない時間だけど、
彼らの、かすかな声を聞き取れたような気がする、
「美しき春の為だからね・・・・」 と。
工場から連絡があって、修理完了と連絡があり、夕方引き取りに行きました。
何しろ工賃格安?なので、 手の空いた時にやってもらったので、仕上がりまでがのんびり。
降ろされた現物を見ると(写真撮り忘れ・・・←アホだ~!) やっぱりカウンターシャフトのベアリングがボロボロ。
というかボールベアリングいくつも脱落????して無くなって、壊れて粉状にミッションオイルへ溶け込み、 金属破片やら何やらも下に落ちていて、 それは悲惨な飛散で悲惨だった。爆! ぎゃははは!
現物を見て僕もおもわず閉口 してしまいましたが、ま~良くそんな状態で走っていたなと・・・・
トランスミッションは非常に過酷な環境の中、黙々と働いてくれる縁の下の力持ち的存在。
約18万キロ、家族をのせてくれて、 ありがとうね! トランスミッション君」
さて、中古品とはいえど、一新した動力伝達系。
早速乗り出してみると、あれれ?と驚くほどに音が静か・・・・
そうだよな~ こういった類いのトラブルはいきなりガツンと発生する物ではなくて、 すこ~しずつ磨耗しながら進み、それに反比例しながら徐々に音が大きくなる。
始終乗っていると、慣されてしまうので、それが普通だと思ってしまうんですね。
妙に静かになった走行音を聞きながら、 「こんなんだったんだ・・・」と、思いつつハンドルを握る僕でした。
実は取り外したマニュアルトランスミッションは持ち帰ってO/Hをやってみようか?とも考えたのですが、 SSTがまず必要になるだろう・・・という意見で友人や整備士と意見が一致して、やめました。
完全にバラしてみたかったな~
ついに200万アクセスを越えまして、知らないうちに・・・・・・ 汗
これも拝読頂いてる皆様のおかげです、ありがとうございました!
心より感謝です。 ぺこり。
車体をローダウンさせて、 喜んでいたのはいいのですが、 光軸の調整をすっかりと忘れていて、 朝に 家をでて、 あちゃ~~~! 状態。
ロービームが ハイビームになっている・・・・・
対向車からパッシングされないように気を遣いつつ職場まで到着して一安心。
でもって、 終業後に当然?光軸調整をします。
ただ、まだ外は明るくて、 ライト付けても全く分かりません・・・・・
仕方ないので倉庫を開けるとバイクを乗り入れ、直線ラインに車軸を合わせて調整開始。
まずはフェンダーの上のフロントカウルボトムカバーを取り外し。
使うのはドライバーなどで、プラロックの真ん中を少しだけ2mm程度押しこみ、解除します。
真ん中のロックが押し込めたら、
指でこのように板を持ち上げると、プラロックからボトムカバーが外れる。
プラロックは、黄色丸のところにあって 8カ所。
ちなみにプラロックはこんな風になっています。
一番左が、 ロックを取り付けるときで、全体をもって取り付け穴に差し込みます。
真ん中はロック時。
右はピンを押し込んでロックを解除した状態です。
隼は 上がロービーム、下のプロジェクターランプが ハイビームで、
裏から見るとこんな感じになっています。
調整は、外したボトムカバーのところから上にドライバーを差し込んで行いますが、
やってみたらコツが入ります。
それぞれ、調整は下から見るとこんな感じに見える。
まずはハイビーム
次に ロービーム
ドライバはロービーム上下にロングドライバーを使う必要がありますが、 フェンダーにグリップが当たるので、 丁度長さのあうドライバーを用意する必要があります。
思いの外この調整が出来ないのと、動きが分かりづらいので、 なんだかんだと30分はやっていました。
自分の気に入った光軸に調整すれば終わりです。
後はボトムカバーを付けますが、 カウルバイクはこの辺が面倒です。
まっ 滅多なことでは調整は無く、 車検の時か、今回みたいなローダウンさせた時くらいですが・・・・
以上、光軸調整でした。
「三崎巡りの~バスは~走る~」 ふんふん ♪ ってどれだけ古い曲だ~? 第一三崎は三崎では無くて ”岬”だし 爆!
台風で毎週持ち越しまくっていたマス釣り&バーベキュウ予定、 とうとう息子夫婦の都合が付かなくて予定が消滅してしまいました。 たはは、仕方ないです。
その代わり?というか、 金曜日に皆で孫をつれて遊びに来てくれて、気を遣っているんですね、息子達も。 ありがとう!
でもって、予定が完全に空白状態となった今日、 家のがどこかに連れて行け!と騒いでいるので、たまにはドライブもいいかなと・・・・
初めはヨットを出そうかと?とも思いましたけど、高気圧がどっかり乗りまくりの天気図を見ただけで「こりゃ~駄目だ」とすぐに分かる。
なので、大人しく ミニ観光となりました。
まずは三崎漁港 、これは横須賀半島の先端の、 マグロで有名なところ。
そこでは週末に朝市が開かれているので、それをちょっくら見に行こうという事になりました。
ところがディズニーに行く娘を駅に送って少し遅れ、 16号線は車多く、 結局付いたら朝市は終了~~~!
仕方ないので、もう一つの魚介センター ”うらり”へ行くと、そこは丁度開始の時刻。
広い市場内を回ると、 マグロはじめとして金目鯛やら何やらがやたらと安い。
当然、主婦の本領発揮の家のは「あ~だこうだ!?」と、交渉して。 干物やらふりかけ? マグロの兜焼き、一番最後にハマグリを焼いたのとビールを買って大満足。
なんでビールなのか?というと、 三崎漁港は一応釣り場でして、 タイミングアウトそれなりの魚が釣れる(はず????)、 なので、僕は釣りをして、 家のは焼きハマグリとビールというわけなんです。
でもって 釣り場に移動すると結構家族連れとかが来ていて、 でも、全然釣れてない雰囲気。
子供なんぞは 紐がついたバケツを海に投げ込む方が楽しいらしくて、 お父さんお母さんに叱られたりなんぞしている (笑)
一応 さびきで糸を垂れてみるけど、 ほぼ収穫ゼロ。
*写真は 人の釣り竿を奪い取って楽しむ?うちの家内
http://tsuribaannai.com/tsuribaannai08.html
一匹だけ おちびが釣れて、 でもこれは当然のリリース。
さて、 昼飯を食べるために 鎌倉へと移動。 秋の観光シーズンでも有るので、 わりかし道が混んでいる。
で、鎌倉は生しらすのお店で、 知る人ぞ知る 某お店にコンニチハ! 例のごとく順番待ちがすごい。
しらす丼で腹をみたすと、 車は一路江ノ島方面へ。
あ~あ・・・・・・一面の ヨットとウインド、 ただ、皆、ほぼ停止状態の無風でだいぶ苦労している・・・
ほーら言わんこっちゃ無い???
江ノ島方面へ移動する途中の七里ヶ浜で、フリマをやっているのを発見
好奇心と期待を押さえきれずで、 パーキングへ
ところが、大した物は売ってなくて、マジでつまらない。
ひたすら期待外れに幻滅 (ただし、家のはしっかり買っていましたが 笑)
その後は 腰越漁港へと移動し、車を駐めると、 歩いて江ノ電の駅へ。
とことこと約13分間の乗車で 極楽寺駅へ到着。
この寺は春になるとサクラが満開となり、 秋は散る落ち葉が美しい、とても有名なお寺。
受付で線香を買うと、 ひっそりとした供養場へと移動。
いまはやっているのか分りませんが、 極楽寺は水子供養を昔やっていて、二人の流れてしまった我が子がここで眠っているんです。
息子と娘の 間に7年間という間が有るのはそのせいなんですね。
再び 江ノ電にのると 腰越へ、 朝三崎で成果無しだったので、もしかすると・・・と半分残っていた餌をもってリベンジ。
ところがどの釣り人も 駄目みたいで、 それはバケツの中にまったく魚が入っていないことですぐにわかる。
*街中の道を走る江ノ電の線路
とうぜん、家も釣れるはず無いまま、見事に終了 爆笑。
まあ、そんなわけで、 家に戻ってきましたけど、 兜焼きを電子レンジで温めて 日本酒で乾杯。
兜部分の肉は 鳥のささみに近くて、 生臭さも全く無くて 甘いタレと絡み合って本当に美味い。
癖になりそうだな~と思う僕でした あはははは
足の短い俺には 低い車高が必要だぜ!b ピッ!! なーんてぎゃはははは!
と、前に乗っていたZZRと殆どシート高さは変わらなくて、 前回ボルトが緩まなかった事で やらんでいいか・・・・と思っていた僕。
ただ、元来が負けず嫌いの性格であるがゆえに、なめかけたナットに なめられた?様な気がして気持ちが収まらない くそ~・・・
でね、 昨日のジム帰りに工具屋によって インパクト用の ソケットと リアタイヤのシャフトに有るナットを外すデカいソケットの二つを買い込んできた。
ソケットは見ての取り6角そのもので、インパクト用なので、 フルにガシガシやっても平気な代物。
でもってこれ使います。 デカいハンドインパクター ふっふっふっふっb
車体をジャッキでアップして、タイヤを外す・・・・
でもって、インパクトをナットに完全にかけると、 石割ハンマーでガツン!と一発。
ん? あれれ? おぬし・・・・・(ーー”) この~!と 今度は連打! そりゃそりゃそりゃ!
で、緩んだ V ど~よ! 勝利のピース
とここまでは良しとして、今度はリンクロッドの両端に付いているボルトを抜かなければならないのですが、ジャッキがスイングアームに噛ませてあるので、
サスペンションリンク全体に負荷がかかり、そのままでは抜けない。
なので、 車体の下(センタースタンド取り付け金具)に 角材2本噛ませて、ジャッキを取り外して、 スイングアームをフリーにします。
これしないと、ボルト抜いたとたんにガタンと車体が落ちてとんでもないことになります・・・・・・ 恐ろしや・・・・・
で、アームを上下にうごかしたりしながら、リンクロッドを交換。
無事に完了しました。
交換したのはこれ、
さて、車高が35mm下がるのでさぞかしロープロファイル気味となって格好いいだろうなと期待してたら、前と全然見かけが変わらん(笑)
で、座ってみたら、 すげ~~~~!と感激。
両足のつま先が付く状態から、両足の半分くらいが付く感じとなり、 片足だけだとカカトまでべたり・・・・
メッチャ足つきが良くなって、 多分乗ったまま両足でトコトコバックしたりと取り回せる。
バンク角とか変わると聞くけど、 デカい外人が乗れば体重で35mm位は車体がダウンすると思うので、 性能的には特段変化はないと思います。
第一そんなに寝かしてフルバンク走行なんかしないし
でもって、暖かい秋の一日、 午後からは フラフラと走りながら バイク用品専門の ライコランドや ジョイフル本田を徘徊して帰宅する僕でした。
異音がしていたパジェロミニ、 いよいよもって、出方がはっきりしてきたので、友人の整備工場に再入院。
5速はすでにヒステリックな音となり、4速は全く出なくて、1~3速は 気付くが気づかないかという感じ?
これって間違いなくトランスミッション内部にある、カウンターシャフト5速側にあるベアリングのトラブル症状。
4速で全く出ないのはね、エンジンからミッション出力部が内部で直結となるためで、変速のために使われるウンターシャフトを介さないんです。
だからベアリングが回らないから音が出ないということ。 クラッチを踏むと音が収まるのは、負荷がかからなくなるからで、当然と言えば当然。
ファンカップリング交換前は1~5速のどんな状態でもキュ~~~~と言う音やキュキュキュという音がしていたので「なんだこりゃ?」(←整備士達と僕)と首をかしげる状態で原因が明確に判らなかった。
しかしながらカップリングを交換をしたおかげと、ベアリングのトラブルは一度出始めると進み方が早いので、やっとこさ明確に解ったんです。
とにかく安く仕上げねばなりませんが、幸運にも 同型のマニュアルトランスミッションがヤフオクで安く出展されていて、上手く落とせました。
パジェロミニは マニュアルとオートマ それがそれぞれ ターボ用とNA用の4種類。
NAはギア比が高く、クラッチも貧弱なので、 ターボには使えません。
この辺を考慮してですが、送料を入れて3万8000円と安く、リビルトもありますが、ターボ仕様は多分10万くらい、NAだと7~8万だと思うので、約半額です
前も書きましたけど、 自分でやろうにも リフトも トランスミッション・ジャッキも、 特殊工具も、プーラーやらリムーバーやらスライディングハンマー等々、時として必要になる SST(スペシャル・サービス・ツール)その他諸々が僕には無いので、どうしてもお任せになる。
本当は悔しくてしかたないんです・・・・・ うううううう
でもね、これがエンジンの交換なら、アルミの脚立2つに渡す鉄パイプとチェンホイストで交換可能なので、 万が一エンジンがお釈迦になったら、自分でやろうと考えています。
もっとも、その時になって、詳細に交換可能を検証しないと最終的には判断できませんけど。
お手上げだったりして ソリャ ソリャ ソリャ!
昨日の朝方、 本部から電源関係の契約関係責任者で有り、検査官でもあるK氏がやってきた。
分厚い資料を僕に手渡して、 相談に乗って欲しいとのこと。
”多分あれだろうな・・・・・”と、ぴんと来る僕。
そのまま現場へ移動すると、 搬入して設置する予定の、デカいそれを旧式のシステムにどう組み込むか?という事で、あ~だ、こうだ(笑)
騒音のでかいので、声もデカいまましゃべります。
まあ、友人とも言えるべき彼としては 莫大な金額のかかる事をやろうとしているのですから、話と意見を聞いて確実性をあげたかったのだと思います。
50~60年前のシステムから最新型のシステムまで、 一応全てを網羅している僕ではありますけど、記憶の容量は普通の人間と同じですから、一発で全て思い出せるハズなど無い。
でも、覚えている限りで、 その旧式の設備を見ながら一応の指南をさせてもらいます。
おそらくメーカーでもこのシステムを知る人はもうリタイアして殆どいないのでは無いかと・・・・・
でもね、人間て不思議だよな~と思うのは、 見ているうちにどんどんと記憶が蘇ってくること、そしてそれが記憶の重なりとして頭の中で厚くなる。
連携記憶は忘れないというけど、 本当だよな~と思う僕でした。
最後に、設計要求したら金取るぞ~~~~!? ぎゃははは!
の結果通知が昨晩届きました。 今回はえらい倍率でして、小柄で教育学部の家の子は体育学部への編入へは難しい可能性があった。
でも、合格!しました よかったね!
まあ、これまで上から指を折って数えた方が良い程の成績でしたので、特段驚いたとまでは行きませんですが、やはり心配はしていました。
もっとも、 娘と、特に家内はドキドキだったようです。
短大の2年で 保育士 幼稚園教員、 小学校教員の資格を取得、編入試験が受からなければ、そのまま卒業して臨時採用の教員として来年は小学校の教壇に立つ予定でした。
20才のおちび先生として生徒と接する姿も見たかった気もしますが、この後二年間は中学と高等学校の教員資格取得へ向けて頑張るみたいです。
最終的には私立の母校で先生をやるつもりらしく、 今でもその母校の先生方と交流を絶やさずにいる家の娘。
あと2年、いや2年半という月日を有意義に過してもらいたいと心から願う僕です。
あ~ぁ すっかり濡れちまったな・・・・・・
イグニッションキーをOFFにすると同時に、4シリンダーは沈黙する。
0 を指したレブカンターを見つつシートから降りると、マフラーに落ちる雨粒がシュッ!という小さな音と同時に、これまた小さな蒸気となり、消えていく。
今日は雨になると 天気予報で言っていたけどね、来ちまった。
ヘルメットを脱いで、 歩いてその店へ近づくと、オシャレなテーブルと椅子の並ぶ小さなウッドデッキの下から 一匹の子猫が出てきた。
僕と同じですっかり濡れている。
メットをデッキの上に置き、僕は着ていたジャケットを脱ぐと、腕の中にそのこを抱きかかえた。
そしてジャケットを肩にかけて半分左側へずらし、小さな雨よけ空間をつくる。
どうやら捨て猫らしいが、このまま抱いて店の中へは入れない。
そのままそっとバイクのところへ戻ると、傾いた車体のシートに半分体を預け、もう一度子猫を見る。
ぶるぶると震えながら、小さな声で幾度か鳴いて、その後は僕の目をずっと見つめている。
首輪が付けられているけど、それには”この子をお願いします”とタグが付いていて、「これじゃ~飼い猫と間違えるだけだろ?」と苦笑する僕。
くたびれたアーリーアメリカン風のその喫茶店には 幌馬車の木製輪がぽつりと置かれ、 上と下に大きなガラスがはめ込まれている古ぼけた木製ドアは、 建物と同じアイボリーに彩られてる。
ただ、所々が剥げていて、木目がそのままむき出しになっている事が、独特の雰囲気を創りだしている。
この店は僕にとって思い出の場所で、「あの日もこんな日だったよな・・・・」、と空を見つめる。
秋の雨は優しくて、同時に冷たくも有り、 「それはね、月の涙から出来ているからなの・・・・」と教えてくれた彼女。
全て僕のせいだ・・・・今更ながら後悔しても時は戻らない。
こんなに濡れて、と 右手で子猫の背中を撫でると、柔らかい毛の感触が伝わり、同時に吸い込まれていた雨の感覚が手のひらに姿を現す。
無精してハンカチ等を持ち歩かない僕は、それをズボンのポケット辺りで拭うしかないのだけど、何度かやれば少しはこのこも乾くだろうと。
ふと、ポケットの中の感触に気がついた。 数日前に部屋の片付けをしていて、引き出しの奥から出てきたクォーター(25セント)のコイン。
そうだよな・・・・今日、この店に来たのはこれを還す為だった。
といっても相手はもういない。
手をポケットに突っ込んで握りしめ、取り出しながら開いてみると、銀色に輝くそれが姿を現す。
ぽつぽつと空から落ちてくる滴の一つがその上で弾け飛び、小さな輝きをたくさん造りあげていく。
アメリカのインディアン呪術師が 雨を練り込んだという不思議なコインらしいけど、果たして僕の人生をどう左右してきたのだろうか?なんて考えてみたけど、答えは出てこない。
指さきで、つるつると拭うと、それは満月の輝きと重なる様で、秋の雨は月の涙という言葉が又頭の中をかけめぐる。
コインを指でつまみ、 子猫の体にそっと触れさせ、 喫茶店のデッキの片隅まで歩いていくとそれを置く僕。
どうやらそれで、思い出は、良き思い出になりそうだなと・・・・ あきらめと満足感みたいな不思議な感覚を、僕にもたらしてくれる。
コーヒーを飲んで・・・・なんて考えていた僕だけど、この腕の中の子猫が温もりを取り戻しながら、僕の体温と中和していく間にそんな思いは飛んでしまった。
一緒に帰るか?と子猫にそっと囁いてみる。
ジャケットを再び着ると胸のジッパーを半分降ろし、 そこに子猫を包み込むと、スタンドを挙げてキーを回す。
再び起動した1300ccのエンジン音は、ドロドロした低いサウンドを地面に這わせ、軽くスロットルを煽ると レブカウンターの針は目の覚めるような早さで動く。
メットをかぶる前にもう一度空を見あげてみると、僕の瞳の中に小さな雨粒が弾け飛んだ。
そしてそれは、なぜか不思議と頬をながれていく。
「あの娘は今、幸せになっているだろうか?」と思うけど 1速に蹴り込んだ際に出るミッションサウンドは、「いい加減に前を向けよ!」と僕にささやく。
そうだよな・・・・ 「ありがとう!」と、誰に向けるでも無くぽつりと一言。
クラッチを繋いで走り出した先には、綺麗な夕焼け空がひろがり初め、その中に飛び込んでいく自分がここにいる。
フルカウルのバイクに乗っていると、とにかく恐ろしいのが転倒と立ちゴケ。 ワナワナ・・・
転倒の場合はたいてい避けられない条件下で起きますから、ある程度は諦めがつく物の、 立ちゴケは”ぼ~っ”」としていたり、”うっかり”で起きることが多い。
で、倒れかけたバイクを「くぅおのおおおお!」 とやって無事にひき起こせたらラッキーだけど、大抵は250kg近い重量に負けてゴトン・・・・ し~ん ← 時計停止中
だはははは!
と笑っていられる場合かい?
そんなのが、この隼では滅茶怖くて、 その為に防止策であるスライダー(エンジンガード)を取り付けました。
乗っていれば今すぐにも転ける可能性はあるので、 とにかく早く付けなければならない・・・
で、今日は半端に余っていた有給休暇を3時間もらって、 早朝に取り付けました。
まずは、なんでこんなにネジがあるんだ?という程に有るネジを外し、カウルを取り除きます。
そしてフレームにある、ボルトを緩めます(やたらと堅いので、掟破りの方法)。
取り付けのスライダーですが、 汎用品の安物故に、隼専用にあらかじめカットされたボルト長では無くて、当然に調整をしなければなりません。
汎用品は1500円、 隼専用は5000~1万円とまったく価格が違いますので、実にけちっています(爆!)
とりあえず、スライダーにネジを通し、 純正のボルトとネジ部のながさを見てみます。
やはりというか、だいぶネジが出るので、 このまま取り付けできない。
なので、このように太い径のナットを通してカラーとして、長さを調整します。
ねっ!
でもって早速取り付け
問題はだ・・・・・・
カウルの方に穴を開けねばならないんです。 のおおおおおおお・・・
みんながやっている事とはいえども、一発勝負ですから嫌な物です。
で、ガ~~~~~~!
この後仮にカウルを取り付けたところ、 穴の位置が微妙にずれているのが解り、 ヤスリで修正をしました。
さて次は右面。
同じようにカウルを取り外すとボルト抜き
加工と取り付けの要領は全く同じです。
実はこの後、 両方のスライダーがサイドに出っ張り過ぎているのに気がついて、このままだと余り格好が良くない・・・・
そこでスペーサーを適度な長さまでカット。
そして再度ねじ部の長さをナットで調整して取り付けると、完成。
いいでしょ!
スライダーは元々レースバイク用ですから、とりつけると 感じがもろにレーサーっぽくなる。
といっても知っている人でないと分りませんけど・・・
とりあえずカウルの保護はこの時点で50%終了。 なんで50%なのか?というなら、 クラッチカバープレートの前のカウルの膨らみ部分に
プロテクターを付けなければならないんです。
ここはスライダーを付けていても、ガリ傷がつくところですから。
一番最後は、マフラーに同じく傷防止のステンレスプレート、そしてサイドミラー外側に同じくプロテクターを取り付けて、 全部の保護作業が終わります。
他のプロテクタの取り付けは、後日の日記で書きたいと思います。
予定していた本日のマス釣り、 想定外の出来事勃発で消滅しました・・・・
前日に電話があり、 夫婦げんかしたらしく、どちらがプイとなっているかは詳しく知らんのですけど、「そんな感じなので明日は判らん!」とのこと。
一瞬、嫁さんが嫌がっているのか?と思ったりしましたけど、 何時も娘とLINEで仲良くやりとりしているし、先週家に立ち寄った際には「週末はマス釣りだよ~~~ん!」と話して、その際にはニコニコ。
孫と一緒に嬉しそうだったので、そうした可能性は 0% だよな~
となると、後は痴話喧嘩くらいか? だははは!
やっかいなのは 下手にこちらから連絡して、息子には「コラ!てめぇ!」で済むけれど、嫁さんに変なストレスをかけてしまう可能性があるのでそれは出来ない。
家はあくまで息子の側の実親だからだ。
といっても、同居していた際にも 夫婦喧嘩後に息子無視でテレビ見ながらニコヤカに僕らと食事をしたりしていた気丈な嫁さんなので、そんな面倒な関係でも、難しい関係でも無いのだが・・・・
まあ、とりあえず 適当な時間まで待ってみて、連絡が無かった場合は翌週へ持ち越すことに決めていたんです。
しかしながら、事態は収束しなかったようでして、 今回も 無事??? 台風???にてお流れとなりました。 あ~ぁ・・・・・
でもって、”ぽっかりと出来てしまった時間をどうするべ?”となるわけですが、娘が「隼に乗りたい!」と言っているので、 「それじゃ~あ、ミニツーリングに行こうか!?」という話になる。
季節的に紅葉はまだ早いけど、もしかすると・・・・という思いもあり、準備して出発します。
嫁入り前の我が子を怪我させるわけには行きませんので、 ノンビリ&セーフティドライブを心がけつつ山道を駆け上がります。
しかし・・・・・ 本当に恐ろしいバイクだな~と
たいていはタンデムすると人間一人分の重量が加算されるので、 特に山道だと幾分加速がが重くなる物なんですが、ソロでのっているのと全く変わらないうえに、 車体バランスも良くて、 不安感というのが全く無い。
途中で予定の温泉と違う看板を見つけて、予定を変更。
「こちらにする?」と聞くと 「うん!」というので 殆ど車の走っていない山道軽快に駆け上がると到着。
*妖怪ヘルメット小僧?と愛車のツーショット写真を一枚ぱちり (笑)
今日来た温泉は つるつる温泉 というところで、檜原村の奥にあります。
ここは登山道の発着地点でもあって、 一日山をあるいたハイカー達がここで汗を流して一休みしたりする処でもある。
中に入ると、「1時間半後ね!」といってそれぞれ別々に温泉へ、というかそれが当たり前だけど(笑)
今日は、秋の爽やかな陽気だったせいか、結構人が多く、 それも入り始めの頃はともかくとして出る頃にはどんどんと入ってきて超混雑。
洗うために10人ほどが並ぶくらいでして、ある時にどっと年配さんが入ってきたので、多分なにがしかの団体さんとかが来たのだと思います。
若い職員らしき人たちが案内したり気を遣ってたりしていたので、老人ホームのミニ企画かな?と・・・
さて、帰りは同じ道をたどりますけど、 「れれ? なんか後が変だぞ???」 妙にべた~っという感じで娘が背中に張り付いている?
この感じは? あれれ? 「寝てるんか~!もしかして!?」
次の信号で「オイオイ!」と、背中の娘に話しかけると、起きた?? ・・・・爆汗!
温泉でポカポカと暖まった体に、秋の風が本当に気持ちよくて+バイクのエンジンサウンドが子守歌となって半分寝ていたらしいんです。
そういえば・・・・ 、この子が幼い頃、落車しないように工夫したバックパックと、僕の背中に挟まれつつ、気持ちよさそうに寝ていた娘の姿がフラッシュバック。
懐かしい・・・・・ そんな時代もあったな~
さて、その後も順調に走り、途中の酒屋で、お得意の地酒を一本(ひやおろし)購入すると無事帰宅。 http://www.sawanoi-sake.com/kuramoto/6975.html
僕はビール、娘は炭酸入りのカクテル片手に、二人で乾杯! あはははは!
僕が話す、娘の幼き日々の想い出を摘まみに大笑いする青春真っ盛りの20才。
晴天に恵まれた秋の一日、今回のミニツーリングは良き想い出の一つとなってくれたでしょうか・・・・ てへへ
隼が納車、昨日の夜にやってきました。 ヤッホー!
そして今まで僕の足として働いていてくれたZX-11(ZZR1000C)とはお別れ。
出会いと別れの 涙・・・・・・・ というのが、全然無かった翔です 爆!
で、今日は早速初乗りを兼ねて ローダウンリンクロッドの取り付け作業をします。
乗り出してすぐに分るのが2車の違い。 低速トルクが太くて、荒々しい隼と、 マイルドなZZR。
排気音は「ボゥ~~~~~~~」という感じのZZRに対して、 「ドロドロドロドロ」という感じの隼
重心が下にあり取り回しがとにかく楽な隼と、糞大変なのがZZR
どちらが良いか?と聞かれると、 ZZRにはZZRならではの良さが有り、 隼は隼の良さが有る。
いや、走行フィーリングはZZRの方が良いかもしれません。
で、特段肩を張らずに国道をながしていたら、今日は車がやけにスローで走っているな~と・・・・・
で、メーター見たらゲッ! 自分がオーバースピードだった。
バイクは排気音含めてフィーリングに包まれて乗るものでして、 トルクが太い分は その分エンジンが低回転で走れてしまう。
たとえると ZZRが 80kmを3000回転くらいで走るなら、 隼は同じ速度を2300回転(このバイクはさらにギア比を変えている?)という低回転で回る。
なので、これまでの感覚(エンジン音)で走っていると、知らない間にオーバースピードになってしまうんです。
一速ギアで 時速160kmまで引っ張れ、 2速で200kmオーバーですから、当然に回転数は低いのが当たり前なのですけどね
秋のぽかぽか陽気の中を30分ほどで職場に到着。 なんで家でやらないのか?というと、単に工具を置いてあるのと、 広いからやりやすいんです、作業が。
で、早速買ったばかりのリフターへバイクを載せると、ボトムカバー外し、 リンクのボルトをそりゃ!と緩めます、 ん? 緩めます! んん?
「あれれれれ????」 滅茶堅くて、びくともしない。 (ーー”)おぬし・・・ 一本は何とか緩みましたが、もう一本がどうにもならない。
それから格闘する事約2時間、 いろいろ工夫してみて、 最終的にはぶった切らないと無理だな!という結論へ到達した。
多分、車体の一番下の方に有る関係上、雨水が少しずつ浸透して、微妙に錆びているのだと思います。
タイヤや、マフラー等を一式外してインパクト使えば良いのかもしれませんけど、当然に大作業となってしまう。
この場合は、ディスクディスクグラインダーで飛ばした方が最終的に早いんです。
だははは! (^0^)←乱暴者。 いや本人は”ダイナミックだと言え”と申しております(笑)
ボルトとナットは注文すれば簡単に手に入りますが、とりあえず今回は無いので中止。
実際に走ってみた感じで、以前のZZRと足つきは何ら変わませんから、このままでも良いのですけど。
しかし、 今日は暑いくらいの気温だったな~
しかし・・・・・・・
でも思わず笑ってしまう事ばかり 爆笑!
ちなみにこの動画に次々出てくる出来事、 家の若い衆が殆ど変わらない事をしてくれます。
そして始まる「マスター~~! ヘルプ」 オイオイオイ
この間も 一つデカいのをぶっ壊してね、 7~8人が がん首並べて「ゴメンナサイ!」って、 言われても、「どうにもならんがな!」 ぎゃははははは!
WORKERS FAIL COMPILATION
整備工場でファンとカップリングを交換されて戻ってきたパジェロミニ。
ただし・・・・・・・・・・・
今回工場に持ちこんだ理由は 走行時に出る異音が原因なのですが、どうやら二つのトラブルが同時に重なって(珍しい)発生していたらしく、
一つは今書いたカップリングのトラブルから出る音。
これは僕が交換部品を工場に届けた際に、外されたカップリングのシャフトを手で回した感じからも、なんか変だというのが分る。
とはいっても、交換品と比較してこそ分る程度なので、それ無しで「どうですか?」と聞かれたとしても、おそらく判らないだろうと思う。
負荷がかかって高回転になって音が出るという場合は、そうした事が多いんです。
いずれにしても1走行距離18万Kmとなれば、いつどこが壊れても特段おかしくはないのですが、とりあえずは一つ解決。
ところがもう一つの音が消えないらしい・・・・・
社長であり工場長で有る友人が、自ら乗って確かめて、それは 5速の40km走行時という限定条件で、それも時々出るという音。
他のギアでの加速や、その他の走行条件では特段異音は発生しないらしく、リフトで出なくて走行時、すなわちタイヤに負荷がかかって出るという事。
今回、 ぼく含めて 工場の整備士が皆で 「あれれ?」 「へんだな~?」と 首をかしげたのは、この様に二つのトラブルがたまたま重なっていた為で、
それでは一体もう一つの音は何なのだろう?と、いろいろと話をして、最終的に可能性が有るとすればトランスミッション以外には考えられないだろうという、結論で一致。
写真はここからお借りしました。 http://www.shop-rra.com/?p=2818 *友人の工場ではありません。
当然に、駄目なら交換すれば良いわけなのですが、厄介?なのは 自分でやるか、工場に任せるか?という点。
単純に費用の問題なのですが、自分でやれば 0円。
ミッションの組み替えやオーバーホール等の技術的な事は、僕にとって特段難しいという物ではありませんから。
た~だ!、 例のごとく立ちはだかって来るのが リフトが無い という難題。
最終的には何時もこれになる。
さらに、いくら体を鍛えていて、相手は軽自動車とはいえども、アルミと鉄の塊であるトランスミッションを、手足で持ち上げて支えつつエンジンブロックに脱着出来るはずが無い。
となると、ミッションジャッキを購入する必要というのが出てきて、 一応ヤフオクで捜してみると、何とか使えそうな最低の物でも2万5千円以上 となる。
さらに、リフトが無いために車体の下に 馬ジャッキ を噛ませて作業するとして、 今回は全体を持ち上げねばならないので、それが最低4つは必要。
で、一つ2500円として 1万円。
加えて車体下での十分な作業スペースを確保するため(外したトランスミッションを車体下から出さねばならないんです)には、多分400mm程度は持ち上げねばならず、
そんな高さまで持ち上げてやっていたら、= 死にたいのか? なわけでして、
命駆け + 上記諸費用合計 3万5千円以上 が < 友人の工場がはじき出した工賃 = 得した になるのか?と・・・・・
知り合いを車体下の事故死で失っている僕には そのコストとの釣り合いこそが極端に大きくならねばやる意味が無い。
で、一寸待ってて、と、やおら ソロバン いや電卓で工賃をはじき出し初めた友人ですが、提示した金額は -何時もお世話になっています(車検と整備は全部ここに出しています)、-友人割引、-カップリング交換だけで直りませんでしたゴメンナサイ????割引 が入った額で、 これなら自分でやるより遙かに安いじゃん! 爆喜び!!
で、お任せする事になりました。
次は 肝心なトランスミッションを入手することですが、 方法は現車の外した物を僕が自分でオーバーホールする、 工場でやってもらう、 リビルト品を取り寄せる、 ヤフオクでぽちっとな!するか?
で、 当たり前だけど、自分でやる場合はスライディングハンマー等々の特殊工具が無い。
工場に任せると工賃がバカ高、 リビルトは 往復送料含めて10万程度、 ぽちっとな?は 検索したら 9万キロの物が 3万前後で有る。
トランスミッション内部のベアリングからの異音というのは、オイルに浸かっている故に珍しいトラブルで、 ATの様に複雑な構造では無いので普通は壊れませんから、9万キロの中古で後9万程度走ってくれれば、 パジェロミニ君の目標である 25万キロまで走ってくれることになる。
場合により30万キロまで行くかもしれんな~ なははは
なんだかんだと小間物、消耗品あわせて安く収まるなら、 中古で新たに車を買うより圧倒的に安い。
とりあえずは、様子見て、 近いうちに交換する予定です。