土曜日に調子の悪くなった愛車 ZX-11(ZZR1100C)
昨晩届いて、 一晩かけて初充電したバッテリーに載せ替えると、エンジン始動。
あっさり点火して 吹け上がりも悪くありません。
これで治ったかな? と思いつつ家を出ましたけど、 途中から一昨日と同じく吹けない症状が出始めた。
あれれ? まいったな~ と思っているうちにエンジン停止。
セル回すとエンジンはかかるのですが、アクセルを回して負荷をすこしでもかけるとエンストする。
で、一番問題なのは、走れなくなった場所が、なんとトンネルの中・・・・・・・・ おおおおお
朝なのと、空いている上にさほど長くないトンネルなので、みなライトを点灯させないまま進入してくるんです。
おまけに路肩が殆ど無く、すぐ真横をすれすれで抜けていくので恐ろしいなんて~もんじゃ無い。 ヒェ~~~~~!
前は登りになっているので、当然後退するしか方法無く、上記の様に路肩が無いので降りて押す余裕すらも無い。
仕方なしに跨がったままつま先で蹴るようにしてそろそろとバックし、車が来るたびにブレーキランプをチカチカと点灯させて停車、約一五分の格闘。
何とか広い道に出てバイクを歩道に乗り上げることができました。
歩道でもう一度エンジンをかけて吹かしてみますが、やはり 3000回転以上は上がらず そのうち吹かしただけでもエンストする状態。
「まいったな~」と・・・・・ まずは職場に連絡して遅れる理由を説明 その後すぐに家のに連絡して来てもらうことにした。
その後、すぐ近くにホームセンターの駐車場があったので、力任せと何とか出るエンジンの微力を使いつつ、移動させて一安心。
症状から疑う場所はいくらでもあって、 まずはサイドスタンドの収納スイッチ。
これが不調になるとエンジンがおかしくなる、ただこれは、通常すとんと停まるのが典型的症状でして、吹けなくなるというのはおかしい。
とりあえず配線を工具でぶった切り、 直結してみるが全く症状が変わらない。 やっぱり。
こうなると後はエンジンの点火系統を司るモジュレーター、 燃料ポンプ、 オイルの劣化?
次はプラグ不良がトラブルの原因として一番の候補となるのですが、いずれにしても工具も何も無いし、早朝6時前なので店もやっていないし・・・
原因なんだろう?と考えているうちに 家内が到着。
とりあえず一度家に帰ると、娘の車を借りて出勤しました。
さて、仕事が終わるとホームセンターの駐車場へ一目散に移動、 旧式のバイク故に盗難の可能性は低いですけど、 やはり気になりますから・・・・・
車から積載してした工具とオイル、 プラグを出して、 やおら分解開始。
プラグはNGKの信頼性高い物ですが、 以前新品で交換して、その後さほど乗っていないのに駄目になったという事が実際にあって、 当然というか、交換しない事には故障の原因が分りません。
消去法で今回の修理はいきますので。
ただな~ プラグは通常いっぺんにすべて駄目になるという事は考えられず、 たいてい一本ですから、その場合が ぶぶぶぶという エンジン音になりながらも何とか走る物なんです、ところが今回のは アイドリングOK アクセル吹かすと止まるという症状ですので・・・・・・
しかし・・・・バイクをバラバラにしているというのは珍しいらしく、 みなジロジロと見てきて、正直恥ずかしい。
出来るだけ無視して、 ドレンプラグからオイルを抜くと 新しいオイルに交換。
実はこのオイル、夏前にネットで買った化学合成100%と唄っていたPROMIXというオイルで、人柱実験ばかりしていますからね (笑)
しかしながら、入れたときから調子が今一でして、 特に暖まるとなんつ~か・・・
メーカー品のボトル売りという話だったので、 もしかすると見事に騙されたのかもしれません。
ちなみに、オイルが駄目だと、 エンジンが暖まりきった状態で負荷を掛けたると 突然ストール(エンジンが失火したようにして停止)する症状がでます。
今回のトラブルはほとんどそれに近いんです。
で、小一時間ほどかかって両作業は終了。
早速エンジンを掛けますが、 症状は変わらず・・・・・・・となるとプラグでは無い。
プラグが原因なら、 交換した直後から快調になりますから。
後はオイルですが、 これは十分に暖機させて、 新しいオイルがエンジンの隅々まで回りきってから初めて違いが出はじめるので、交換した直後は同じ症状が出ている。
一昨日も 今朝も エンジンが暖まるまでは問題なくて、 暖まりきってから出たので、オイルの劣化を一番に疑うのですが、 おかしな点が有るのは、 トラブルが起きたのは
一昨日に突然だったこっと、オイルが原因なら徐々に来るはずですが、 ただし経験的にそうした事が有ったのと、オイルの劣化は少しずつ来るので、 毎日乗っていると
それが気付かないで居るという事も有ることでしょうか。
さて、そのままエンジンをアイドリングのままにして、15分程待ち、その辺りからアクセルを少しずつあおり始めると、初めこそ2000回転程度しか回らなかったたのが、段々と高回転まで回るようになってきた。
7000回転辺りまで回るようになった時点で、イグニッションキーをオフにしました。
いくら広い駐車時用とて、 片隅でエンジンを煽ってたら最後には店員に注意される事が目に見えていますから 爆汗
こりゃ~やはりオイルのせいだったのか? と思うのですが、だとしたら、多分ピストンがシリンダーを囓り、多分内部は結構やばい状態となってる可能性がある。
余り無茶な回し方をしない、ほうですから、さほどでは無いと思うのですけど。
とりあえず動かせるようになったので、一度工具を積んで家に戻り、 家内と一緒にもう一度ホームセンターへ出動。
エンジンを掛けてとりあえず乗り出しますが、朝のようなひどい症状はとりあえず消えました。
そのまま帰宅しますが、 な~んかやはりエンジンの調子が悪い。
本当にオイルなのかどうかと言う判断は今の段階では難しく、 というのは プラグとオイルの交換作業時に、電装系のコネクタやハーネスを確認のために大分触っていたんです。
トラブルの症状が 電気系の故障にも似ているために、 コネクタとかを触ったときに微妙に接触回復している可能性もあって、 また燃料ポンプの不調になっていて、それがたまたま上手く動いてくれた、ということもある。
なにぶん1991年式 ですから、23年も経てば 燃料ポンプや イグナイターモジュールがいつ壊れてもなんらおかしくはないんです。
とりあえずは家まで戻れましたから、 後は中古の燃料ポンプとモジュレーターに交換して様子を見る予定ですが、本当は新品が欲しいものの、燃料ポンプはすでに生産して居らず、モジュレーターは5万円なり。
あと二年して、娘が大学を卒業したら、 ハヤブサGSX1300 もしくは ZZR1400に乗り換えますので、とりあえず走れればOKですから、ここは中古で行きます。
果たしてなにが本当の原因やら・・・・ つづく