木曜日から金曜日に掛け、泊まりで実家に行ってました。
木曜日は午前中だけ仕事をして、午後から実家。
到着してすぐに昼を食べると、親父のいる介護医療院に母親を連れて面会。
金曜日もこっちに予定満載なので、そのまま泊まり、翌日は母親を病院へ連れて行って、それが終わるとすぐに母のヘアカットに。
その後、帰宅すると僕は次の所用があるので一度外出。
帰りに”かつや”でコロッケとロースカツをお昼ご飯用に購入。
帰宅して程なくすると、親父でかなりお世話になったケアマネさんと、この先母親がお世話になる施設長の方が来てくれ、ディケアの契約。
まず週一からスタートですが、親父の事で母が家に籠もりっきりにならないようにする意味もある。
約一時間ほどで契約関連が終わると、買ってきたカツとコロッケ+僕が味噌汁作ってお昼。
食べ終わるとほぼ同時に、僕は葬儀会社へ一目散に行って、式の見積もりを作成。
親父がもう回復不可能と判ってから、かなりの時間を頂いたことで、かなり葬儀に関して勉強が出来たわけですが、
色々と学んで来て、”余りにも、酷いな”と思うのが、葬祭に関するボッタクリ構造。
特にお墓と戒名、そして葬儀に関して、ごく短い期間でウンザリする程沢山のことを知った。
葬儀は突然来ることが多く、殆どの人は半分パニックになるために、当然の事?ながら冷静さを失う。
自分の場合、8月末に一度危なかったときは多分に漏れず、激しく動揺激して、 ただ、今回は次が来たときは・・・・と覚悟が出来ていたので、今回親父からもらった時間でかなり勉強できた。
冷静になって色々調べれば、ボッタクリ構造は至極簡単故に容易に判るのだけど、 突然の場合は、それどこではないわけで、それにつけ込んでくるのが葬儀関連だ。
まずは葬儀だけど、ネット検索でトップに出てくるのが格安の家族葬関連のところで、 小さな云々、 よりそう云々、
何とか典礼や 横見文字のセレモ云々等々。
*以下格安ネット葬儀会社と書かせてもらいます。
自分も初めはよく解らなかったので、この辺りから資料を取り寄せてみたところ、内容的には大体同じで、費用も大体同じ。
で、この辺りを更に詳しく調べたり、実際に葬儀屋さんで話を聞くと、こうしたところの実態はたんなる仲介業。
ただ、その仲介料が約30%~40%辺りになるという事が判った。
これ、実際に某葬儀会社さんから聞いた話であり、当然そこも、そうしたところから依頼があるとのことで、
インターネットが普及している昨今、親戚とか知り合いとかからの紹介よりも、こうした仲介業者に葬儀を依頼する方が多いらしい。
当然だけど、葬儀の費用でこれだけ仲介料を持って行かれると、仲介で依頼された下請け?葬儀屋さんも人を動かしている以上はできる限りお金を取りたい(ボッタクリたい)わけで、 それが基本費用にない付帯費用として次々と計上されて、
葬儀後に総請求額を観て驚愕することになる。
たとえると、家族葬の一日葬として27~29万で葬儀可能とパンフレットに書かれているものを例にあげると、絶対にその額では収まらない。
葬儀会社は、身内が亡くなって色々な意味で一杯々になっている喪主さん初めとした親族の、そうした心の動揺と隙間につけ込んで来る。
一つ一つがそんなに大きな額では無くても、葬儀として進行していく中で、”よりそう”というエセの姿を纏いつつ
「こうした方がいいですよ、こうしましょう!」と次々に持ちかけてくる。
気持ち的に余裕が全く無い状況で、次々に、しかも「親の為にどうですか?」と色々勧められれば、カタログの基本費用の安さがまず頭にある事から、総額でもそんなには行かないだろうと、次々と許してしまう。
結果として、27~29万が150万近くに平然となったりする。
これが第一のボッタクリだ。
ちなみに、格安ネット葬儀会社は、「一度お会いして精密な見積もりを作成いたします」等とは絶対に言って来ない。
不明なところがあれば、いつもでお電話下さいとは言うが、常に曖昧であって、実際に見積もりなど出さないわけだ。
実際に、自分が会って見積もりを出してくれた葬儀屋さんは、1時間はかかった。
電話で色々と話をしつつ、資料などを見ながらであるなら、そのくらいは簡単にかかる。
ところが、これを電話で長々と出来るはずも無く、効率が極めて悪くなるので、聞かれたことには答えるけど、それ以外は返答しないし、都合の悪いことは曖昧にしてくる。
これは当然のことで、あくまで仲介でしか無い以上は、”実際に葬儀を行う会社”がどこで、そして額がどれになるか?はやってみるまでは未定で、
その時に、適当に空いている葬儀会社に割り振って、後は仲介料だけを頂くというシステムになっている。
ちなみに、格安ネット葬儀会社の 祭壇に沿える花は生花ではなくて、使い回しが際限なく可能な造花である。
これを生花にすることも当然?できるが、とんでもない金額がやってくる、 大きな菊ひとつ10万とか(笑)
次のボッタクリ。
戒名であるが、これは亡くなられた方がその名をもって天に上り、そして仏様のところに修行に行くような意味があるとかなんとか?
と、もっともらしい言い訳がまかり通っていたりするが、これは単に葬儀終了しましたという証明みたいなもので、
天上界で過ごす事とは何の関係も無い。
実際の、戒名が持つ本当の意味は、亡くなられた御仁を”死んでも尚且つ自分の宗派に固定”させるための物で、
いうなれば家族の気持ちとか、亡くなられた本人の意志等は全く関係無く、天に昇っても尚且つ”まだ見えない鎖で縛り付けるための物”でしか無い。
体の良いこと、お坊さんが解説しているのをネットでも見たりしたが、これは御仁の為の物でも何でも無く、亡くなられた方の祖先から、その子孫末代に至るまで、定期的にやってくる”戒名代”や”葬儀”に関して生じる利益を、出来るだけ自分のところで確実に頂戴するためのシステムでしか無い。
戒名は亡くなる前でも、亡くなった方の子息が自由に付けてもなんら構わない物で、もちろん無くても御霊はきちんと
天に迎え入れてもらえる。
で、この戒名と完全にリンクしているのがお布施とお墓で、まずは”公営霊園”などを除くと葬儀に関しては連携しているお寺を使え!と強制され、その時に戒名も強制される。
宗教を信じている檀家さんならともかくも、民間の霊園ですらそうであり、初めは”どんな宗派でも日本古来から有る仏式であれば、墓を造るのはOKですよ!”と謳って契約させて、数年後に”よりより”霊園のためにルール改正しましたと案内が送られてくる。
その中に、こっそりと”礼式事は全て霊園の関係したところでしかやってはいけない”とこっそり追加記載されている。
お墓がそこに有るのだから、49日の納骨をその関連したお寺さんでやってくれというのならまだしも、
葬儀から始まり、49日、そしてその後の全部をその指定されたお寺さんでやらねばならなくなる。
霊園に提携した各種宗派を含んで、完全なるボッタクリ組織が成立しているわけだ。
もし、勝手に葬儀をして戒名でも付けよう物なら、 墓に入れないぞ!という、脅迫が確実にやってくる
買ったお墓に入れないという意味不明な事が起きて、下手すると、墓に入るために、もう一度経を上げて、もう一度戒名を付けて、 更に墓の前で49日をやって、それで納骨が許されるという実に馬鹿らしいことが現実に起きる。
生きているうちにお墓を買って、安心してると、その本人が亡くなったとたんに本性を現し、戒名初めとしてお布施含めて30~150万ほどボッタクル。
生前に檀家さんとしてお寺に色々と尽くしてくれた方には、そんなに大きな金額で無くても良い戒名が付くのは、常日頃から支払いをしているからだ。
そうで無い場合は、お墓に入れてやるのだから、これまで何もしてこなかったのだから今纏めて支払え!ということなのですね。
故に無宗教者等、そのお寺と殆ど関わりが無い場合、粗末な戒名で20~30万は最低は持って行かれ、
更に葬儀でお布施として10~30万ほどボッタクリ、更に49日(納骨)でボッタクル。
まさに3重ぼったくり構造そのもの。
葬儀の時には、お経を読みげるお坊さんのために、高い御前を用意させられ(これは葬儀会社の儲け含む)、駅までタクシーで1000円程度も掛らない処でも、お車代として数万ボッタクル。
他にも位牌や墓へ名前(戒名)入れで10万円の請求がもれなく付いてくる。
結果、家族葬で30万円程度が、格安ネット葬儀会社の仲介でボッタクられ、さらに葬儀会社でぼったくられて150万、
そこにボッタクリの坊さん来て、戒名何やかんやで50万。
「ハイ!200万円費用が掛りました~~~~、お支払いをおねがいします!」とやってくる。
しかも満面の笑みを浮かべて。
総額を見て驚いていると、すかさず「心配いりません、ローンが使えます!」 なんて平然と言ってくるし、支払わねば大事になる。
これが葬儀での実際であり、現実であり、事実でもある。
ちなみにお墓に刻む戒名は、天に行く御人のためのものでは無く、各宗派が、どれだけ自分たちが葬儀をやりました!という
派閥的な物を明示する為のものであり、よって各宗派事に戒名の方式が違うことで、互いに判りやすくしている。
それに関した者達からすると、一目で全体が判るような構図になっている、 いわゆる暗号的みたいな意味を持つ。
決して亡くなられた御人が天界でその名を名乗る為の物では無く、単に一度出来た因縁を、体よく末代にまで渡ってボッタクル為のものでしかない。
以上、自分が極短期間に知る事が出来た、葬儀という何絡んだ経営システムで有る。