帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

北米大陸防空システム? ん? サンタ追跡システム?

2008年12月24日 | Weblog
北米大陸防空システムが今年も世界中を飛び回るサンタを追跡します。
あと1時間でサンタさんがプレゼント満載で飛行を開始します。

以前は戦闘機とのランデブー飛行も有りましたが、今年はいかに・・・

http://www.noradsanta.org/ です

パワー

2008年12月23日 | Weblog
以前のWEB日記からいまのブログまで読んでくれている方はご存知かと思いますが。
僕は10年ほど前から朝トレーニングをやっています、基本的には2.5kmのラ
ンニングと200回の縦横飛び、腹筋80回、懸垂、ベンチプレス等々。

ほぼ毎日行うランニングを除いてほぼ一日おきに、飽きないようにいろいろな組み
合わせをしながら体を壊さず無理せずに行う感じ。

2年ほど前までだったかな?木製電柱にマットを巻いたものがあり、これを使って
格闘技のトレーニングなどしていましたが、折れかかったので撤去されてしまいまして

 (^^;) 僕がやったわけではありません、古かったもので・・・はは

代わりにサンドバッグを要請しているものの、なかなか入ってこない。

「何で?」というとですが、やっぱり普段の生活で体が軽いというのは何より勝る
わけで、同じ年の友人などが「よっこいしょ!」なんて言いながら椅子から立ち上
がるのをみると、「おいおいそんな年じゃねーだろ・・・・」なんて思ってしまう。

ほかにも18、19の刺青ヤンキーが皮(軍服)被った世界に居るわけですから、
虚勢の割りには弱っちい彼らに対するパフォーマンス的なものもありまして(笑)

そんなわけでコツコツ積み重ねている訳ですが、それって結構なパワーになるもの
で、一度力有り余ってフルパワーで木柱を打撃してパッドが破け、こぶしを骨折しそうになった時

アホですよね~(^^)

にはさすがに家内から「人を殴り殺したりしないでよ!」と言われてしまい、それ
以降は多少控え気味にしています。

とてもおとなしい僕ですが、理屈云々じゃなくて物理的に白黒をつけねばならな
い事というのはこれまで幾度か経験してますし、ねばなら無いときもあるし、それ
が男としての勤めであるという祖父の言葉をそのまま受け継いでいることも背景にあります。

さてなんでこんな事を書いているのか?ということですが、先週わりと面白いトレ
ーニングを受けさせられまして、そのからみで書いているのですが、

内容は身体構造を基本として交戦中の負傷者兵移動の方法から始まり、化学戦下で
使用するインジェクション(注射)の種類や経口薬に関する知識、銃撃で腸が出ち
まった、肺に穴が開いたなんて場合の処置等、ドラマや映画等常識はずれの応急処
置を展開する衛生兵がいますが、そんなトレーニングみたいなものというほうが正
しいかもしれません。

内容は医学的なものですが専門用語を除いて難しくも無く、多少気をつけねばなら
ないのは各症状から体に引き起こされるショック始め複合反応で、でもそれも体の
システムを覚えてしまえば容易にパス。 

それより問題なのは引っ掛け問題がぎょうさん詰め込まれたテスト。

日本語の引っ掛けならまだしも英文の引っ掛けは勘弁願いたい・・・・
約4日間かけて300ページくらいある資料をほぼ丸暗記させられパスしました
が、以外だったのは戦場における心理の流れやサポート法等、実戦からフィードバ
ックされてくる極限下の心理というものに関したものえで、当然の事ながら普段の
甘っちょろい生活の中での心の動き等とはまったく次元が異なるものでした。

とても興味深いものでしたが、なかなか勉強になったというのが終わった後の感想
です。

一年ぶり

2008年12月21日 | ウインドサーフィン 
久しぶりにというか約1年ぶりに利根川のウインドサーフィンショップ スーリアへ行ってきました。
10時頃家をでて、温かい陽気の中ルンルン気分&ゆっくり走行で2時間かかって到着。

以前もこのブログで書いたことがありますが、相変わらず利根川は浅く、群馬県側
が盛んに底をさらってくれているものの、埼玉県側はまったく無視。

同じ川を真半分側だけやっても、砂は流動的ですから全部其方の法へ流れてしまうわけで、
莫大な税金を投入して頑張っている群馬県に何もしない埼玉県がおぶさる様な感じです。

何故か不思議なのは河川の広場などに盛んにお金を使って整備して見かけの良い物
を盛んに設置しているのが埼玉県側で、これが実に不思議、万が一でかい台風が来
たらそれらは全部おじゃんな訳で、

見かけだけよくして根本はお粗末というのが埼玉県なのでしょうか?

と、どうでもよい話は別にして2時間近く話し込み、再びバイクにまたがり帰宅。

すでに時刻は4時近くで、日は傾いてます。

確か冬至だったよな~今日は・・・・

何てお思いつつ、酒の飲んじゃおう♪ (^^)

仮面ライダー?じゃないけど

2008年12月19日 | バイク
バイクに乗っていて好きなことの一つに、ほんの一瞬だけの触れ合いがあります。

その一つが仮面ライダー?みたいなもの。

別に自分がライダーというわけではありませんが、信号で止まった瞬間等、

道ばたにいるお母さん、もしくはおばあちゃんが子供か孫をつれて散歩していたり

して、その子が此方を指さして何かを言っていたり、手を振ってくれたりすること

があります。

もちろん幼い子ですからキラキラで汚れなんか有りませんし、その子の言葉に笑顔

となるお母さんおばあちゃんの姿はとても綺麗でして・・・

瞬間的に自分の幼き日の純粋な思いをフラッシュバックさせてくれます。

こんな些細な、別に意味無く思える出来事で心の中に沸き上がる不思議な温かい思いはどこから来るのだろうか?

なんて思ったりするわけですが、思わず手を振って返したりして、すると又その子は満面の笑みで返してくれ、

その時の表情がとてつもなく可愛く、それはまた自分の息子の子供時代の思い出でもあり、

母さんやおばあちゃんが何げなくしてくれる会釈に此方もヘルメット頭を下げて返事したりして。

”大人になるというのは”こうした純真な気持ちを失った代償として紙切れをもらうという事なのだろうか?

失ったからこそ嬉しく、だからこそ我が子に自分の思いをのせたがるのだろうか?




注:昨晩急いで打ち込み文章がひどかったので修正をしました。(^^)アホです

ピーンチ!

2008年12月16日 | バイク
新しいバイク(中古)ですが、なぜか凍るほど寒い朝に弱い事が判明。

以前は空冷で始動後すぐに暖まる事から真冬でも問題なく乗れていたのですが、
今度は水冷、カワサキのエンジンは寒さに弱いようで・・・

問題なのは朝エンジンを始動してからで、爆寒ですから当然に暖気が終了するまでに時間がかかります。

早朝、しかも5時45分頃にエンジン始動して長々と暖気で、バイクは結構排気音が大きいですから近所迷惑も甚だしい。

当然にチョークを引いたまま短時間で走り始めるわけですが、すると今度はかぶり始めて調子がおかしくなる。

信号のたびにエンストし、しかしチョークを戻せばそれはそれで止まるし。
かといって信号で止まらないようにエンジンを吹かしているとまるで前の車をあおっているように思われるし、これが結構ストレス。

(^^;)はは

職場に着くまで水温計の針は上がらず、このままだとエンジン自体がいかれてしまうので、何とか対策をしなければなりません。

一番簡単なのは電気フアンヒーターで家を出る前にエンジンを温める方法ですが、なんか馬鹿らしいし、本当ならクランクケースに
小型ヒーターを組み込んで、朝起きてから出るまでは電極をつないで暖めるのがいいのですが、適度な小型ヒーターがありません。

ただこれからまだまだ寒くなるので、何か策を考えようかとは思っています。

「曲(ジェニファー・ハドソン)を訳せと我侭娘

2008年12月15日 | Weblog
ジェニファーハドソンといえばドリームガールズという映画で一躍有名になった
俳優?歌手?ですが、夕飯前につらつらと酒なんぞを飲んでいたところに、「翻訳しろ~♪」といきなり娘が出現。

「おいおい・・・」と思うわけですが、結構曲を聴いてその場で同時翻訳というのは結構難しいのですね、白人黒人で発音が微妙に異なり、
また出身地により訛りがあったりして、他にもはやり言葉が絡んだりしますから・・・

英文そのものを訳すのは簡単ですが、曲をかけてその場、では間違える事も有ります。

酔いも回っていたことからかったるくて嫌だったのですがすが、そんな事一向にお構い無しに

「訳せ~♪」 (^^)

とのたまわり、Youtubeから探してきたPVを再生し始めるに至って、どうも後には引けない様子。

娘は時々こうして甘え?てくる事があり、でも父親として受け止めてあげねばならないわけでして・・・ (^^;)

ちなみに家のテレビにはハイビジョンの特性を生かしてPCをシステムに組み込んであり、インターネットやテレビ録画等が出来るようにしています。

そこからPVを見せられて始めたわけですが、普通に曲を再生するのとは異なって一時停止しやすいので、完全に訳すことが出来ます。

一度始めればたったと終わらす方が良策。

一区切り聞いてそれを日本語に訳し、また一文聞いて訳す事の繰り返しですが、
助かったのがこのジェニファーハドソンの声質がクリアで、おかしな訛りもほとんど無かった事。

15分くらいかけて単語の意味も含めて訳し終わり、娘は満足、僕はやっと落ち着いて酒が飲めるようになりました。

良いんだけど、リリママだけはやめてくれ(笑)、
あの発音と癖のひどさにはかなわん・・・・・・・・





雪が降りました!?

2008年12月15日 | Weblog
ってな訳ではありません。
今日の朝、一面に広がる霜がまるで雪のよう。
丁度朝日が出始めたので、カメラであわてて撮りました。
霜柱もあちらこちらに出現して、やっぱり冬はこうでなくちゃ (^^;)
でも寒いのはきらいだよーん!

多くを得るということ、スーパースラロームと愛娘

2008年12月14日 | ウインドサーフィン 

昨日と今日、娘がJPW(日本プロフェッショナルウインドサーファーズ)主催、アマチュアスーパースラローム選手権に娘が参戦しました。

結果は?・・・・みごとに惨敗(^^;)でした。

今回は長くて退屈な内容を書きますので、面倒な方は適当に読み飛ばしちゃってくださいね。

 さて、真冬のこの時期に開催されるこの大会ですが、アマチュアからプロへの登竜門であり、優勝するとプロとして認定されます。

簡単に言うと、日本中の最速アマチュアサーファー達が集って(今回は約120名程でした)、誰が日本一のアマチュアかを争うということです。

最高峰はもちろんスペシャルクラス(ほとんどプロと同じレベル)で当然に全員男子。

女子の最高峰はレディスクラスで、レベル的にはスペシャルとオープンA(上級者)の中間くらいで、娘はそこへ参戦です。

もちろん娘が上位に入れる見込みなんか全く有りませんが、それじゃあ「なぜ、ここに参戦したの?」というと、娘の所属するチームの香村プロのお勧め、

さらに娘も交えての相談でアマチュア最速の走りというものはどんなものなのか?を経験しようという、いわゆるチャレンジレースというやつです。

僕としては、子供特有のすぐに伸びる鼻を適度に折り、常に謙虚な姿勢が大事である事を学ばせるという事、そして最速選手と自分との差がどのくらいあるのかという事をしっかりと勉強・認識させるという意味がありました。

レース当日、レディスクラスに並ぶは名うてのベテランばかり・・・、そして初参戦(歴代の中でおそらく最年少)の我が愛娘を加えて合計15名。

風は朝7時の段階でビーチサイド風速5mくらいから始まって徐々に上がり、第一ヒート開始時には8mくらいの順風となりました。

体の小さい娘は使い慣れたフリーライドセイル5.0を使用しますが、ほかの女性はみんな7.0近い大きさのレーシングセイルとレーシングボードで装備が始めから全く違います。

    (^^;)「こりゃ~凄い。」

レースは肉眼で判別不可能なほど遙か沖の海上で行われ、選手はそこまでタックを繰り返しながら風上へ上がっていきます。

海上レースは上級テクニックが要求され、みんなレース用タイマーを腕につけて時間を計りつつジャストタイミングでスタートしますが、娘はそんな高価な装置なんか持っていませんから純粋に他のレーサー達の動きとフラッグだけを見てスタートします。

レースはスペシャルクラスから行われていきますが、ヒート数が多いためにレディスクラスの順番が来るまでにかなりの時間を海上待機せねばならず、こうした時間的なものに経験が無い私と家内は早めに娘を出させたのですが、あまりにも早すぎた・・・・

(ーー;)ウムム

待ちの間は常にタックを繰り返し風上へと上がり、レース集団から離れないようにしなければならないのですが、その時間が約40分近くなってしまい、これは完全に親の失敗でした。これでは体力がもたない・・・(ーー;)

それでも娘は懸命にタイミングを合わせ、やがてフラッグが上がってレース開始。

「おっ!」と驚かされたのが早々にプレーニング入りに成功し、そのまま二人を抜いたこと、「なかなかやるなー」と思っていたら、

最大望遠で撮影: 海上でのワンシーンで、一番小さいセイルが娘です

 

やはりジャイブで抜かれました。(^^:)あはは当たり前ですよね~(笑)

風速がジャストでボードが安定し、娘にとってジャイブしやすいためにセイルを落とすことなく回りますが、実力の差は歴然で、どんどん離されます。

このレースは14位でゴール。と、ここまではよかったのですが、次のヒートまでは再び約1時間の海上待機。

これは私も誤算でした、娘にそんな体力があるわけない・・・・、風もだんだんと強くなり10m近くなって時折セイルを落としているのが分かるにいたり、だんだん心配になってきます。

それでも何とか次のヒート開始、しかしスタートタイミングに失敗し、最後尾からのスタートになってしまいました。

ビリですが無事レースを終え、これで午前中のヒートは終了。

帰ってきた娘の顔をみて、その疲労困憊ぶりが一瞬で伺え、「やはり・・」という気持ちを持ちますが、本人そのものは、ベテラン選手の走りのすごさを興奮しながら僕と家内に話してくれる余裕が見られ、思ったより元気なので一安心。

1時間くらいの休み時間を置いて再びレースが開始されましたが、気温が低い事や体力をかなり消耗していることを考えてセイルを4.2へと変更し、体力を少しでも温存する事にしました。

ところが予想に反して途中から風が落ち始め、これが自然の思うようにいかないところなのですが、セイルの小さい娘にはどんどん不利な条件になっていきます。

更に第3ヒートでゴールを間違える致命的ミス。

1時間近い海上待機後に開始された第4ヒートはレース成立ぎりぎりの風速下でのスタートとなりました。

本日のヒートはこれで終了となったわけですが、ほかの女性が次々と戻ってくるなか、娘だけはなかなか戻ってきません。

かなり心配しましたがゆっくりとたどりついた娘、迎えに行った僕はその顔をみてすぐに理由が分かりました、沖で泣いていたのですね。

道具を浜に上げた娘に僕が近づくとワッと泣き出し、その顔に幼い頃近所の子達からいじめられていた姿がフラッシュバックして思わず抱きしめてしまいました。

ひたすら「悔しい! 悔しい!」と口にする娘、こうした時、やはり親は何も出来ません。

ただ、これが無ければ人間は進歩しませんから、下手に言葉などかけないほうがいいのです。

さて本日のレースはこれで終了。 

道具を片付けると冷え切った娘を暖めるために温泉へ向かいます。

車の中で今日の事を話しましたが、自分とプロレベルの人達の走り方の違いや、自分の現時点の技量における問題点等気のついた事をたくさんはなしてくれ、親が思っている以上に娘が冷静に考えていた事が解ります。大人になったものだ・・・と変な関心をしつつハンドルを握ります。

温泉で十分温まり、再びレース会場に戻ってそのまま駐車場で宿泊(キャンピングカーですから)へと入りますが、遊びに来たベテランサーファーの山崎さん(青木湖のピザ屋さんで現在はリタイヤし息子が店をひきついでいます)と持ち帰りにしてもらった回転寿司で乾杯。

親だけは遅くまで話が弾みましたが、娘は食べおわると昼間の疲れもあり早々に就寝でした。

さて大会二日目、なんと朝から暴風と雨。海上は15m近い風速でブローはただ危険なだけの風、男子は5.5くらいレディスクラスはセイルを4.5前後へと変更しています。

あまりにも危険な風で、とりあえず最小の3.7を張って沖へと出ましたが、このセイルサイズでは全く上がれない(当たり前なのですが)為にセイルを4.2へと再度変更し、練習かねて沖へ出ました。

しかしうねりが激しく、ボードが飛んでしまってまともに走れないどころか極めて危険な状態。

参加を取りやめる選手が出始めたので、娘と相談した上で今日はレースに参加しないことにしたのですが、出艇取りやめ連絡で本部へ行っ娘、丁度脇本プロがいらして話をしています。

帰ってきた娘の話を聞くと午後には風が収まってくるのでコンディションを見て午後だけの参加へと変更にしたそうです。

その頃には雨がミゾレに変わり、風もすさまじい事から寒いの何のって・・・・

(ーー“)ガー!!!!

午前のレース参加は取りやめた娘ですが、そのまま海から上がらず、強風のチャンスを生かして今ひとつ完璧でないウォータースタートを何度も繰り返しては吹っ飛ばされています。

ずっと見ていましたが、こちらの方が寒さで限界になったころに丁度お昼となりました

正直ホットとする僕 (^^)

車に戻るとウエットを脱がせてヒータ全開で娘を暖めますが、食事後になぜか家族3人川の字になって昼寝をしてしまいました(笑)

午後1時半頃から暴風が収まってきて再レース開始、ところが今度は風がメチャクチャ。

ブローホールがたくさんあり、おまけにキチガイみたいな風(17m)が瞬間的にドカン!と入ったかと思えば、次の瞬間無風になることの繰り返しという最悪コンディション。

風が夕方にかけて落ちてくるという情報だったので、セイルを4.2から再び5.0へ変更し、これで海上へと向かいました。

しかしここで思わぬ出来事が発生、というのは娘のボードは小さく、またセイルも小さいために風上になかなか上がれません、そのためにだいぶ沖まで一度行きタックでこちらまで戻ってくるひつようがあります。

こまめにタックするとその間に下へと流されるので大きくやらなければならないのですが、それが思わぬ結果に、デジカメの望遠で見ていると何か変、ウォータースタートも成功しないし、どうもこのメチャクチャな風のさらに最悪なのが沖で吹いているようで、走り出しては飛ばされる事の繰り返し。

レース会場よりかなり沖に出ているのはカメラの望遠でわかりますが、うねりと波がすさまじいのも見えていますので「これはまずい・・・」と、一気に不安が広がります。自分もウインドサーフィンをしているからわかりますが、こうした状況が一番恐ろしいのですね。

「ヤバイ! ヤバイ!」と思っていると、本部席からレースのやり直しやキャンセル連絡が次々に出されています。

相変わらず流され続けている娘、なんとか戻ってきてはいるものの、なぜかレスキューコールしません。 

そのままどんどんと流されていきます。

かなり離れた浜のほうまでいってしまい、まず戻ってこれなくなるのを確認し、本部へ連絡してレスキューを出してもらいました。

アイヨッ!とジェットスキーを飛ばしていく係員、(こうした強風レースの時には幾艇ものレキューが海上で待機して安全を確保します)ジェットで牽引されてきた娘、完全に憔悴しきった顔ですが、昨日とは違って泣き顔はありません。

しかし気が強いよな~ (― ―;)将来旦那をしばいたりせんだろうか?

丁度娘が戻ってきたとほぼ同時に風不安定の為に全レース中止及び終了の放送が流れました。

「なんでレスキューを呼ばなかったんだ?」と娘に聞くと、海上にいる船にレスキューを頼むとレースを中断させることになって迷惑かけるから」との事。

「うむむむ・・・・」(ーー;)それはそうだけど・・・

「あんなに遠くに流されて大丈夫だったんか?」と聞くと、「風向きから必ず浜に付く事はわかっていたので、浜に道具をあげ、歩いてこちらにもどってくるつもりだった」との言葉でした。

これで二日間のレースは終わった訳ですが、昨日のレース、そして今日のミゾレの降る爆風下でのウオータースタート練習、漂流?等々有りましたが、こうしたメチャクチャな条件やハードレースは、一度体験すると次からはこれより楽な条件になりますから、限界を高めるという面では良い経験となります。

着替えを終えると表彰式、表彰される人は「やはり・・・」という面々ですが、「おょ!」と思ったのが、オープンAクラスで2位だった伊豆丸さん。

この方は以前息子(16歳のとき)が名古屋で幾度か開催されたウインドレースで息子が喰らいついて抜きつ抜かれつの激しいバトルを展開した方(最終的には息子が負けましたが)です。

あの時はありがとうございました&この度はおめでとうございます。さてこれで二日間のレースが終了ですが、車に荷物を載せているときに脇本プロが顔をだしてくださり、来年から中学生以上のユースを対象とした本格的スクールを立ち上げる活動をされるとのこと。

「よろしければ娘さんもゲスト?として・・・」というありがたい話を頂くと同時に娘への励ましの言葉をたくさんいただきました。 ありがとうございます。

今大会でも運営サイドとしていろいろとご苦労様でした。

さて、帰りの車の中、例のごとく爆睡する家内は放っておいて、今回の反省点を初めとして勉強になった言葉等をいろいろ話しましたが、こうして積み重ねられた経験が娘のこれからの未来にどう影響してくかがが僕は楽しみです。

ウインド辞めちゃったりしてね! (^^;)あはは 


国際学力5位? 偏差値エリートとお受験熱再燃

2008年12月11日 | 研究-教育・育児
昨日私の友人との話題になったものですが(その友人がそうした関連書籍を読んだ
ことから話になりました)、内容は勉強の出来る人間を集めさえすれば、会社は安泰なのか?というものです。

この国は世界大戦後にさまざまな産業が発展し、その時代ごとに人気のある職種や企業が替わり続けました。

国鉄(現JR)、日本電信電話公社(現NTT)、富士通、IBM、JAL、SONY等、その時代に一番活気があった業種の中でも特にブランドが高かったところは最優秀?な人材を確保するのが当たり前の事ながら容易で、最高の学生?ばかりを集め「これでわが社は最強で安心できる」と鼻高々に豪語していたわけです。

特にSONYなんかその典型的で代表的な例です。

こうした傾向は別に企業だけ限ったものではなく、官公庁等も基本的には同じで(さすがにここは豪語したりはしませんが)似たようなものであることは疑うべくもありません。

社会全体にはびこる不思議な考え方の一つに

勉強ができる(実際はテストができる)=優秀な人格 

というものがあり、当然これは

勉強ができる=人格が優れているとも解されていることを表わしています。

勉強が出来て人格が優れている人間を集めたのだから、わが社は未来永劫つぶれるはずが無い、そうした意識が経営者を豪語させてきた訳ですが、これは本当なのでしょうか?

まがいなりにも自分がこれまで生きてきた人生の中で垣間見てきた企業の衰退は実に冷徹で、

”豪語の後にその会社がどうなってきたのか?”

という現実を振り返ってみるなら、その最優秀?なはずの人材が

“極普通の人たちが努力で作り上げてきた”

会社の経営に取って替わり始める(大体入社後10年から15年後)あたりから必ず業績が下落する一方となり、同様に官公庁等は権限乱用から始まり贈収賄、横領、着服、自分の成績アップの為なら何でもする事が平然と横行するようになる。

そしてここ最近では、教師という仕事の給与が割りと良いことから、子供達がどうのとは全く関係なしに先生になる者達が増え、当然のことながら教員採用試験も成績が全てですから勉強だけができる者達が多数採用されるにつれ、さらには採用=教壇ですから、さまざまな問題を起こしています。

こうした状況を鑑みても、いまだ不思議な事に”何故”を考えられないようで、相変わらず

勉強ができる=すばらしい人格という意識のまま停滞しつづけているわけですが、世の中を動かしている最終的なものは何なのか?を考えてみると、

すべて人と人が顔をつき合わせ、相手の人格を信頼することが最終判断となっている事に気がつくと思います。

人格は勉強で高める事がまったく不可能なもので、幼い頃から友達遊びを初めとして、親や先生から褒められたり叱られたりする経験、すなわち怒り・悲しみ・泣き・笑うということをどれだけ多く繰り返せたか?ということでしか得ることが出来ない物なのですね。

勉強ができる=すばらしい人格と親が考え、そのための貴重な時間を塾や勉強時間
で削り、当然にテストは出来るけれど、その年齢の時しか得られないはずのかけがえ無き経験はどんどんと失われていく・・・

私が尊敬するある方は、勉強だけ出来て人格が最低の人間を“偏差値エリート”という呼び方をしています。

根本は上記に書いた僕の考えと同じです。

さて、このところはゆとり教育の崩壊にからんでお受験熱が再燃しているらしいですが、なぜ子供達の学力が低下しているのか?の理由を勘違いしたマスコミが騒いでいますが、
最低限度の内容しか無いものをさらに削り、選択性を導入し、いやな事はしなくてもいいという認識を幼い頃より植え付けたあげく、教壇は支配だと言いだし果てには“教師と生徒は御友達”。

これでは、そうなっても当然(この理由を明確に説明できますが、膨大な量になるので止めておきます)ですが、もっとも深刻なのは自分の頭で考え判断する能力の欠落。

人間の能力はすべて自分に降りかかるいやな事、つらい事を何とかしようと工夫したりしてあえぐ事で最高の力を発揮するように創られており、

その基本は幼い頃に親から叱られることに始まって、やがて友達との間で様々な“べからず”をどうやって乗り越えるか等と発展し、怖い思いをしたり、喧嘩したり、いじめたりいじめられたりを繰り返してほかの人格形成要件と溶け合いつつ思考力となっていく。

しかし今現在、貴重な友達との遊びの時間を散々削り、外遊びは心配だからとテレビゲームを相手にさせていたのでは考える力など付くはずも無く、

特にテレビゲームのもつ最大の問題点はゲーム会社が造り出す非日常的な刺激的ストーリーを、まだ成長期にある子供達に提供する事で、
ゲームの流れに沿ってやってさえいれば“自分を楽しませてくれる”、それが遊びなのだとして育てば、自分から頭をつかって楽しさを創り出して行こうなんて思わなくなるわけです。

こうして積み重ねられた幼い頃からの経験はゲームという範囲だけに留まらず、後の人生全てに影響を与えていきます。

一番簡単で身近な例ですが、学ぶという事に対する態度もその一つで、学ぶ事が“楽しい”と思うのは、楽しくなるために誰かが施してくれるというものでは無いはずが、そこから前に自分を進める術を学んできていない子達が増えています。

簡単に言うなら勉強がいやなのは誰でも同じ、昔はそれぞれが工夫をこらして自分なりの楽しさを見つけ、方法を創造していく事でさらに楽しくなって行き、それがまた考える力を成長させていたのです。

すべてが、誰かがくれる物だという思考ではそれをなすすべなど無く、
勉強は出来るけれど、創造性と創意工夫、辛さを超えてこなす力や、他人と深く思考を混ぜ合わせながら全体を前進させる力など生まれてくるはずはないのだと、
親たちは分からねばならないわけですが・・・





千葉東金市の事件と知的障害

2008年12月09日 | 研究-教育・育児
の事件ですが、報道をみていると胸が苦しくなります。

亡くなった少女の家族、知的障害者であった彼の家族、誰が悪いと言えな
いというのは、本当に苦しいものです。

なんでもそうですが、明確というのは楽なもので、不明確になるほど辛くなり、
こうしたときに人の心の持つあやうさというものを感じるわけですが、この事件を
起こした男性の母親は今どんなにつらい思いでいるだろうか?

出来るならこれ以上マスコミがかき回す事はやめてもらいたいと思うのは自分だけでしょうか?

障害をもつ子にとって、何が一番大切なのかという点で考える事は多々あります。

自分が研究学習させてもらっている施設にも、発達障害の子が一人います。
なぜか僕の事を「おとうさん」と呼ぶ彼は、素直で純粋で、永遠の子供です。

僕は彼に対してつらい思いなどさせたくありませんし、もっとほかの環境でもよい
のではないか?と思うことも多々ありますが、一年という月日が彼におおきな成長
をもたらした事実だけはどう考えても否定できず、特に驚愕したのは圧倒的な忍耐
と自制が出来る様になっていたという事です。

簡単に例をあげてみましょう。
そうですね・・・人の物を勝手に開けたり出してしまう行動に関してですが、いわ
ゆる自分が行う行為の是非と、それにより生じるであろう結果を想定する事から生
まれる自制というものが人にはあるわけで、発達傷害ではこの両方が上手く出来な
い事もあります(障害の程度によります)。

これを備えさせることは容易ではなく、繰り返し反復して根強く覚えさせてい
かねばならないわけですが、現実問題として「駄目なんだよ」と人に言われたこと
があっても何故駄目なのか?という判断が弱く、ゆえに別の解釈をしたり、理由を
作り出して、それにより自己肯定してやってしまうという事があります。

親は我が子がかわいいのは当たり前(発達障害を持つ子達は本当に可愛いです)、
で、故に障害という名目を理由に普通の子達とすごして揉まれる事から遠ざけてし
まうのが普通なのですが、「これが間違いなのかと?」と問われればそうでもある
し、そうでないというのも答え。

しかしそうした親の苦悩と別の方法もあり、すなわち、障害を持たない普通の子達
(ただし引きこもりや非行の子達ですが)と24時間過ごしていく環境で生じる
“適度な(正しい)いじめ”というものが、そうした子に我慢と自制、そして人を
気遣うと事が出来るようにさせてしまうという不思議を見せつけられると、

それは理屈云々ではなく、人間の持つ不思議な能力の一面をみさせてくれるわけで
す。

特に本能というものに絡んだ衝動は、それを抑制するに必要な最低の経験(性的な
ものではないさまざまなもの)の集積(特に苦しい思いをするもの)があって初
めてなしうるもので、それをどう付けさせるかは親の選択にあるわけです。

しかし・・・・・私の知る施設は大特例で受け入れているその子を除いて知的障害
児は一切受けつけませんから、現状ではどうする事もできない・・・

最後に、この事件を期に、知的障害者への攻撃を初めとした、偏見などが蔓延しな
い事を僕は切に願うのですね。

ウインド

2008年12月08日 | ウインドサーフィン 
段々と過激にウインドをし始めた愛娘
命だけは大切にと心から願います。

http://jp.youtube.com/watch?v=vB-zxegvRmo
http://jp.youtube.com/watch?v=2PB2ySNhovg

反抗期の最中に共通の話題があること、それが以下に恵まれた
事であるかを今更のように思います・・・


とたんに

2008年12月07日 | Weblog
先週はまったりとしていたのですが、とたんに忙しくなりました。
なぜか一日中ばたばた走り回るような状態で疲れた・・・
そういえば今日は風が駄目との予報で海に行かなかったのですが、
予想に反して良風(ただし激寒)。
10時頃の気象庁HPを見て行けばよかったと後悔しまくりですが、3時間もかかる
道のりでは向こうに付いて準備したら日の暮れる時間になります。
さて、今日をもって僕のウインドは終了のため、機材を職場の倉庫に保管し、
トレーラーもカバーをかけて来年のシーズンまで冬眠にはいります。
娘だけはまだやると頑張っているので、その道具だけは家に置いてありますが。
話は変わりますが、年末は私が教育研究の為に学習をさせていただいている施設の
クリスマス会と持ちつき大会に参加(12月27日、28日)する予定です。
でかいオーブンもちこんで七面鳥を焼くか? それともチキンをまとめて焼こうか?
なんて迷っています。
なんせ、よく食べる連中(子供)ばかりですから。

大学合格おめでとう!

2008年12月05日 | Weblog
昨日息子の元非行仲間で親友の子が家に来て一緒に夕飯を食べました。
現在学生の家の息子に大きく影響を受けて受験勉強のすえ、見事合格しました。
まったく勉強などしていなかったその子は中学卒業で働くことの難しさを
その身で学び、息子の姿に影響を受けて再び学ぶことを決意したわけです。

昔も今も変らない笑顔の間には、反抗期だった時の顔の記憶も有り、
長い月日も数日の事のように感じられます。
人ってすぐ間近の環境に左右される事が多いのだと改めて思わされました。

なにわともあれ、頑張って勉学に励んでもらいたいものです。



まったり・・・

2008年12月05日 | Weblog
なぜか何も刺激的なことが無くてまったりしたまま過ぎたほぼ一週間ですが、
こんな事って久しぶりです。
当然に書くこともなくてまったり・・・

そういえばこのブログに使われている写真、特に花の写真などは季節を問わず掲載しています。
今日の写真も今年の春の物です。

誰も見ないサイトをシコシコと・・・

2008年12月02日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
って別にいやらしい意味ではありません。
自分の趣味の一つであるキャンピングカーのホームページ原文を作成しています。
記憶って駄目なようで正確、でも正確と信じていると足をすくわれますから、
自分の場合は何かしらに記録しておくことが多いのですが。
その一つとしてやっているという感じです。

日記やブログも何年か蓄積して見直すと、その時の記憶や思い出が鮮明によみがえって来ます。
結局それがよくてこうしたブログなどを書いているのかも知れません。