普通であること、これが自分にとってこれまで、そしてこの先も変わる事のないポリシーです。
なぜなら、この普通という事がどれだけ難しい事で有るかということが、年を追うごとに身にしみてくる。
健康な体、金欠ではあれども無事生活できる程度のお金、そして毎日家族が笑顔でいれる事、これこそが人にとって一番の宝なのだと思います。
来年もよい年にな~れ! (^^)へへ
今日はクリスマスで仕事は休み。 (^^)えへへ
って当然暇こいていたので、ふらっと行ったのがハードオフ。
店内をぷらぷら見て歩いてると、ジャンクコーナーにある一台のパソコンに目が止まった。
テレビチューナー(地デジではりません)付きの、NEC液晶モニター一体型で、形式はPC-VS5007D、値段は消費税含めて5250円。
CPUのスペックをみるとCeleronの2.4Ghzで、VISTAも大丈夫だし、ましてやXPなら動画編集処理等のハード作業させない限りは遅くて使い物にならないという訳ではないし。
今年の春から娘も高校生になるわけですが、授業でも使用するようで「必要かな~。」
パソコンで心配なのは、プロフやチャット等含め出会い系ですが、娘の携帯電話の使い方を見てきた経歴からすれば、おかしな方向で使う可能性は皆無なので、パソコンを何とかしてあげようとは思い初めてました。
ただ、パソコンといっても何万もするものですので、セイルだマストだと出費の多い我が家でポンと買ってあげられる余裕なんか有るはずも無く、 しばらくそれを見ていましたが、「なんでジャンクなの?」とタグを見てみるなら”電源が入らない”と書かれている。
モニター一体型で躯体が特別仕様ですから当然に電源も特別であることが容易に想像つき、普通のATX電源をポンと入れりゃ治るという話ではないし、仮に電源が大丈夫でもマザーボードがいかれている可能性もこうした場合は高く、ましてやBIOSがダメだと完全に廃棄物でしかない。
ゴミかってもな~・・・・・
しばらく店内をうろうろしてから一度家に帰り、ネットでこの機種を調べたりしましたが、ほとんど情報もなく、3時間ほど悶々状態。
最後にNECのホームページから機能やら何やらを調べて、VISTAのサポートは無いがXPには対応している(当然ですが)ので、これで数年もてば吉じゃんと判断、 その10分後にはハードオフに向かっていました。
さて、買ってきたジャンクをまずばらしますが、裏ぶたを開けると思いのほか埃が少なく、キーボードもテカリがないことから、こりゃほとんど使われずじまいで壊れたという察しが付く。
修理後の基盤背面、新しいグランド線がとり回されているのが見えると思います。
屋根裏部屋からごそごそと電源コードを持ってきて接続し、とりあえずパワースイッチをON!
当然? 無反応。 (--;)「やっぱり」
こうなれば早速始めるのが総分解作業、全部ばらして電源ユニットを取り出すと、まずやるのが鼻を近づけて臭いかぐこと。
電源がアウトの場合、ほぼ確実に匂いがするのですが、ところが全くそれがない。
中身を取り出してじっくり見ても全く問題ない 「?????」
「とくりゃ~マザーボードがお釈迦か?」と ばらしたマザーボードを見まくり、鼻を近づけますが、こちらもおかしくはない。
「となりゃ BIOS?」、もしこれがアウトなら完全廃棄物で、バラして使える部分だけオークション行きになります。
とりあえず再度電源を入れるために本体下部を組立あげ、次にマザーボードとディスプレイが一体になった上部を接続していきますが、マザーボードと電源ユニットを接続する電源コネクタの色がなんか変。
そこでコンセントを接続してこの電源コネクタを開放したまま端子電圧をテスターで測ると、きちんと12V来ている。
ちなみにこのコネクタ、左4本がグランド線、右4本が全て12Vですが、全部大元(電源ユニット内)は同じで、たんに接触不良によるコネクタの過熱を防ぐために多数に分けてあるだけのこと。
普通のATX電源では信じられないような単純さですが、反面、最悪の場合に、12Vをここに入れてあげさえすれば、おそらく自動遮断なんかは出来ませんがパソコンは動きます。
色を見てあれれ?と沸く疑問。
そこでマザーボード側の電源コネクタピンよく見ると、グランド側の金属ピンの色が4本ともおかしい。 そこでマイナスドライバをつかってこりこりと表面をこすり、焦げ?のようなものを全部取ってからこのコネクタを再接続。
多少ドキドキしながらパワースイッチをいれると、あっさりBIOS画面表示。
ちなみにXPのインストールCDをドライブに入れて再起動させるとキチンと起動してインストール開始画面まで到達。
「 なんだ、故障の原因はたんなる接触不良か~」 (^^;)と納得。
そんじゃハードディスクいれるべと、本体裏をみると、なんと電源取出しの端子はあれども、ケーブルはおろか、マウンタさえもない。
電圧をテスターで測ると 12V G G 5V の順でキチンと電圧が来ている。
端子の形状はフロッピーディスクの電源のと同じ。
そこまでわかりゃこっちのものとさっそく買いに行きますが、念のためにハードオフへ行って、「マウンタ他有りませんでしたか?」と聞くと、マウンタもケーブルも無い状態で店に持ち込まれたもとのことで した。
無いものはあきらめて、 PC DEPOで流用可能なフロッピードライブのパワー分岐用ケーブルを買ってさっそく家に帰りハードディスク(転がっていたぼろ、でも80GB)を接続。
ところがパワースイッチを入れた瞬間に電源が切れてしまう。
「あ~やっぱり駄目なのね!」再度落ち込む僕。
電源ユニットのブレーカー機能が働きしばらくすると再び電圧が入るので、今度はハードディスクをはずして起動すると問題なく立ち上がる。再度つなぐと落ちる。
ショートか? 基盤の電源制御の問題か? それともやはり電源ユニットか? とテスター片手に調べるために、何度かそれを繰り返していると、ふとハードディスクの裏にある基盤が触れないくらい熱くなっていることをに気がついた。
「もしかして・・・・」とケーブル側の電圧を測るとなんと赤に12V、黄色に5Vが来ている。
「 あちゃ~ 」僕としたことが・・・・ (--;)
念のためにハードディスクの接続前に電圧を測るべきだった、と後悔。
気を取り直してコネクタからソケットピンを抜いて入れ替え、今度は電圧が正常にきていることを確認。
さっそくハードディスクをつなぐと、「れれ?回らない・・・・・」原因は電圧を間違えたことから過電圧でお釈迦になってしまったということです。
ぼろだったからよかった (^^)
再びハードオフへ出向き(一日何回行くんだ~?笑)、ノーマルと同じ容量の160GBの中古2500円購入。
自宅に帰り、祈るような気持ちで接続して起動すると、全く問題なく動いた。
そのままフォーマットを試みると、あっさり完了。 「いけるじゃない!」と嬉しくなったとこで、ふと例の変色電源コネクタが気になり指で触ってみると
「どぅあっちー!!!!」。 (00;)
これだけ熱が出ているということは、そこでかなりのパワーロスをしているということ。
明らかに故障の原因がこれであったことが分かる。
そうなりゃ~あとは簡単で、 グランド線の4本をこのコネクタではなくて、直接基盤に分散してあげればよいだけでのこと。
線をコネクタから切り離し、圧着端子を付けて延長した各線をマザーボード全体に分散するように基盤の固定ネジ(ここは基盤のグランドに必ず接続されているため)にともに噛ませて配線すれば完了です。
写真のコネクタ4線がカットされ、延長配線がその左に4本見えます。4本の12V配線は何ら問題ないためにそのままになっています。
さて、修理完了になれば、とりあえずOS(仮に)インストール。
XP HOMEを入れてみましたが、あっさり完了。
ただ、テストで入れただけなので、テレビを見たり録画再生機能やDVD再生機能サウンドも等はドライバがないので当然駄目。
そこで最後の打ち止めとばかりにNECサポートセンターに連絡して、リカバリーディスクの手配先を紹介してもらい。さっそく注文しました。
ちなみに値段は5000円。
17インチのワイドディスプレイ、ステレオサラウンド機能、無線キーボードが付いて、AV機能満載のこのパソコン、 しめて約14000円で入手となりました。
そういえば娘の部屋には机もテレビもパソコンも暖房もなかったよな・・・・ (^^;)
「暖房要らないのか?」と思うけど、特に言って来ないし、勉強するときはジャンバー来てコタツだから問題無いらしく、それ以外の時はいつも下の部屋にいるのでいらないんだろうな (^^;)
日本車と違い、収納が少ないのはアメ車特徴。
特にうちのボロはキャンピングカーでありながら細かい配慮というか、日本のキャンパーにあるような工夫というものが無い。
特に運転席周りは致命的で、ほとんど収納ゼロ。
小間物の整理がどうしてもつかず、気になっていたのですが、以前モニター募集で
当たったカバンの中を整理するやつ、なんていうんだろこれ? (笑)
まあとにかくポケット付きまくりのがあったので、それを運転席横と助手席横に張り付けてみました。
僕のことですから、当然ネジ留めでして、「車体に傷かつくからいや~ん!」なんて発想は一切なし、というかそもそも頭の中に存在していません。
助手席の方は裏側にも入るようになってる為に半分紐でぶら下げるような感じにしてあります(格好悪い・・・・)。
とりあえずペンとハサミ、給油カードなんか入れて見ましたが、なかなか使いやすい。
と、自分で思っています。 (^^)V ピース